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2025年2月の読書メーターまとめ

森オサム
読んだ本
17
読んだページ
6805ページ
感想・レビュー
17
ナイス
1251ナイス

2/12/42/72/102/132/162/192/222/252/28350120351237352354353471354588355705356822ページ数904907910913916919922冊数読書ページ数読書冊数
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2025年2月に読んだ本
17

2025年2月のお気に入り登録
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  • ちーたん

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  • K
  • 備忘録

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

森オサム
恋愛小説と言うか、婚活小説でした。本作の感想は読んだ人の年齢、性別、既婚、未婚によって全く変わるんじゃないかと思う。自分の現状に当てはめると、上手く重なる人物は居ないが、それにしても登場人物ほぼ全員に嫌悪感しか無く、ただただ気持ち悪かった。もちろん現実世界では小説みたいに他人の思考は見えないので、実際には家族も含めて周りの人達が何考えてるかは分からない。そう言う意味では、確かに鈍感の方が生き易いかもね。人生は一回きり、何度も試せないのだから選ぶしかない。失敗か成功かは死ぬ時まで分からん、今も途中経過です。
背番号10@せばてん。
2025/02/17 22:15

今も途中経過です ─── この本、未読ですが、同感です。

森オサム
2025/02/17 22:18

せばてんさん、ねー。本作は余りおススメしません、若い方向けかなぁ。50代後半で読むと、共感ゼロでした(笑)。

が「ナイス!」と言っています。

2025年2月にナイスが最も多かったつぶやき

森オサム

紙の本6冊、Audible5冊。年始は仕事のお休みも多いのでAudibleの冊数が若干少なめ。ルピナス探偵団シリーズは続けて読めて良かったです、沁みました。今月もよろしくお願いします。2025年1月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:4526ページ ナイス数:733ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/346816/summary/monthly/2025/1

が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
17

森オサム
警視庁科学特捜班STシリーズ六作目かつ色シリーズ三作目。今回の主役は山吹。僧侶であり薬学の専門家と言うキャラだが、本作では宗教家としての立場から事件解決へと導く事に。事件は4人の集団自殺、と思われた物が実は殺人事件だったのでは?、と言う物。その被害者が新興宗教の信者で有った事から山吹の出番となるのですが、流石に4人殺せば間違いなく死刑の案件でしょうから、誰が犯人としてもかなりヘビーな話にはなった。ミステリ的にはやや物足りない感じもしたが、宗教的な話やキャップの坐禅体験がメインだったのかな(笑)。次は翠へ。
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森オサム
警視庁科学特捜班STシリーズ五作目かつ色シリーズ二作目。前作では青山の背景に切り込む事は無かったが、本作はで赤城の過去が深く描かれています。事件は医療ミスと言う事で、大学病院と言う閉じられた世界をどうやって暴くのか、非常に厳しい戦いとなりました。結末は少々唖然とする様な感じで、余りにも身勝手。そこは気分の良い物では無かったですね。インフルエンザに罹患しながら仕事に出るとか、抗生物質を投薬する等古い時代を感じる描写も有りましたが、SJSやTENの恐怖は今も変わらない、医療ミステリとしても上質。さあ次は山吹。
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森オサム
30年前の作品で、大昔双葉文庫版で読んでるはず。今読むと、ワープロとフロッピーディスクとか、個人情報の取り扱いの緩さ、携帯電話やインターネットが無く調べ物は図書館、等々に古さは感じる。初読の記憶は全く無いので、当時はどう思ったのかな?、読書記録はここ10年(つまり読メ)しか無いからなー。で内容ですが、まあ仕掛けは早々に分かる、と言うか分かる様に書いている。ならば終盤に更にひっくり返す大仕掛けが炸裂するのか?、どうかは是非読んで見て下さい。色んな意味で本当に著者らしい、これぞ井上印な作品。楽しく読めました。
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森オサム
前半は、美人に生まれた為に苦労して生きてきた女性の手記、が書かれてます。随分酷い目に遭ってきたんですねぇ、同情致しますが読んでて全然楽しく無い。何がそんなに評判になったんだ?、と思っていたら、その後追記が始まり本作の本領発揮となるんですね。なるほどコレは力作では有る。本自体に仕掛けられたトリック(なのか…?)を書ききる苦労も大変だったでしょうが、一応その必然性について理由がつく様にしていたのも良かった。手記部分では気が滅入ったりイライラしたりしましたが、最後まで読むと結構面白かった。
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森オサム
警視庁科学特捜班STシリーズ四作目かつ色シリーズ一作目。前三作を読んだのは10年以上前、本作もその頃からずっと積んでいましたので、今の書影見て装丁が全然違うのにビックリ。格好いいなぁ、欲しいなぁ(笑)。内容には特に触れる所も有りませんが、軽い謎解きとして読み易く、伏線回収もきちんとしていて十分楽しめました。リアリティやロジックでは無く突飛なキャラを楽しむシリーズです、今回は青山、引き続き次の赤城へ進みます。
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森オサム
著者初読み。これで倒叙推理小説の三大名作制覇となった訳です。物語は主人公の日記を覗いている様な形で進みます。どこまで本当か疑いながら読んでいましたが、いずれにしてもとにかく主人公が超絶的にバカ。全く同情の余地は無いし、殺人なんか成功するとはとても思えない。失笑タイプのユーモアミステリーとも言える程です。対する伯母さんはどうかと言うと、こちらもまともな事は言っていますが、厳し過ぎるし考えが余りにも古くて頑固。と言う訳でどちらにも共感出来ず、しかし倒叙と言う事は最後に勝つのは…。まあオチは結構強烈だったかと。
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森オサム
著者がデビュー前に書いた作品が原型で、正に最初期の作品。その勢いと言うか気負いは感じますが、少々バランスが悪いかな。正統派警察小説の様に始まるが、徐々に逸脱して行く。そして後半はサイエンスパニックホラーサスペンス(ねえ、盛りだくさんでしょ)へと変貌する。そしてそこからがとにかく長い。ヒロインの美里は狂気じみて魅力を感じず、別に助けなくても良くない?、と思わんでも無かったし。ミステリーと考えれば、意外な犯人で有る事は異論ないが、サスペンスとしてはラストがちょっとねぇ…。まあ好みの問題ですが、私にはいまいち。
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森オサム
恋愛小説と言うか、婚活小説でした。本作の感想は読んだ人の年齢、性別、既婚、未婚によって全く変わるんじゃないかと思う。自分の現状に当てはめると、上手く重なる人物は居ないが、それにしても登場人物ほぼ全員に嫌悪感しか無く、ただただ気持ち悪かった。もちろん現実世界では小説みたいに他人の思考は見えないので、実際には家族も含めて周りの人達が何考えてるかは分からない。そう言う意味では、確かに鈍感の方が生き易いかもね。人生は一回きり、何度も試せないのだから選ぶしかない。失敗か成功かは死ぬ時まで分からん、今も途中経過です。
背番号10@せばてん。
2025/02/17 22:15

今も途中経過です ─── この本、未読ですが、同感です。

森オサム
2025/02/17 22:18

せばてんさん、ねー。本作は余りおススメしません、若い方向けかなぁ。50代後半で読むと、共感ゼロでした(笑)。

が「ナイス!」と言っています。
森オサム
昭和39年を舞台にして昭和63年に書かれた作品。高校球児殺人事件とメーカー爆破事件、社長誘拐事件、この複数の事件に隠された繋がりは有るのか?、犯人の動機と正体は?、と言うお話でした。純粋な高校生の青春ミステリとも少し違うが(探偵役は刑事ですし)、タイトル通りのスポーツミステリだけでも無い。ヒューマンミステリと言うのが私の感想ですが、著者は30歳位で本作を発表しているのを考えると、やはり昔からただ物では無いです。詰め込まれた伏線は見事に回収され本格推理のレベルも高いですが、このやるせない読後感は…辛いなぁ。
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森オサム
今月で発売から30年経った作品。科学の話なので現代では随分違っているのかもかも知れませんが、知識が無いのでそこは逆に大丈夫でした。パラレルワールドとタイトルには有りますが、読んでいて何か違う様に感じていたら、まあやっぱりちょっと別物でしたね。ラブストーリーの方は確かにそうなんですが、主人公にもヒロインにも共感出来ず結構ストレスになりました。ただ、ストーリーは面白い。隠された秘密は、分かるような、でも完全には分からない、と言う良い塩梅で最後まで気になって一気に読み進めました。ラストは微妙な終わり方でしたが。
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森オサム
ミス・マープルシリーズ長編第十一作目。「カリブ海の秘密」の続編と言う事では有るが、実際にはラフィール氏が繋がっているだけですので、単独作と言って良い。本作はスタートから何だか良く分からない状況で、マープルがラフィール氏の残した手紙に寄る依頼を受ける事で始まるのですが、何をどう調べ、推理し、明らかにするのか、まるで情報が無い。とりあえず予約されたバス旅行に参加し、探り探り自分の役割を考える事となります。なので妙なサスペンス感は有りますが、本筋が見えるまで結構時間が掛かります。最後は緊張感が有り良かったけど。
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森オサム
著者初読み。結構ベテランで、推協賞受賞歴も有る方ながら未読作家さんでしたが、本作は昨年の文春ミステリー4位、このミス3位と言う事で手に取りました。物語の重心としては一族物、家族物で、ミステリじゃ無いとは言わないですが個人的感覚では比重は10%くらい。しかし、これが読ませる。とにかく先が気になり一気に読了。横溝バリに次々一族の死体が増える話だと思っていたので、途中で少女の成長大河小説と気付き呆然。ならこの厚さはもう無理、と思ったら、いやホントに面白くて、新しい扉を開いた気分(笑)。ここで終わり?、続編希望。
セロリ
2025/02/12 07:53

少女の成長大河物語ですか!それは読んでみたいです。続編出たときに備えて読んでおきたいです!

森オサム
2025/02/12 15:12

せろりさん、続編は出るかどうか分かりませんが、本作単独でかなり読み応え有りです。是非おススメしたいです!。

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森オサム
タイトルのインパクト(廃墟好きの感覚が分からんので)と、単行本からの全面リライトとの点に惹かれ文庫化を待って購入。感想としては、やはり廃墟の魅力は分からんかった所、謎めいた言動の主人公の設定が生かされてない所は気になった。リライトに関しては単行本との比較が出来ないので保留だが、読み辛くは感じなかったので良かったのでは。ミステリの形としては、クローズドサークルでの連続殺人、プラス過去の因縁との繋がりとは?、と言う王道本格で、端正な美しさは感じ無かったが、若い作家の熱量が伝わる力作。まずまず楽しく読めました。
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森オサム
ミス・マープルシリーズ長編第九作目。転地療養に来ていたホテルで連続殺人事件に遭遇したマープル。70代も後半と言う年齢ですが随分アクティブに行動しています。途中から同じ宿泊客の大富豪ラフィールとコンビとなり解決を目指しますが、この老人の毒舌、言いたい放題が痛快で面白かった。犯人の正体など全く推理出来ませんでしたので、真相が分かった時には完全にビックリ、非常に驚けて満足でした。不満な点は、他の宿泊客のキャラがしっかりと把握出来ず、誰が誰やら最後まで良く区別出来なかった所。これはaudibleだったからかな?。
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森オサム
かなり以前に読んだ事は有るが、今回「透明な螺旋」を読んだ後、関連する作品だと読友さんに教えて頂き再読。いやー、凄かったです。長年ガリレオシリーズを読んで来たが、こうなっていたとは知らなかったなぁ。まずその驚きが先に立ち、本作単体での評価が難しいほど(笑)。著者がどんなつもりだったのかは分からないが、主人公を物理学者にしたのはたまたまな気もするし、しかし名前が最後まで出てこないのは元々こう言う構想だったのか?、と色々と興味深かった。本格推理、またサスペンスとしてとても面白く、単独作と考えてもおススメの佳作。
マッちゃま
2025/02/07 15:24

コチラは未読です。透明な螺旋は積んでますんで、コチラも探して購入します!情報ありがとうございます。

森オサム
2025/02/08 00:21

マッちゃまさん、「透明な螺旋」を先に読んで忘れないうちに(笑)続けて読むのが良いですよ。時間が出来たら是非!。

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森オサム
下巻読了。作中作「愚行の代償」が非常に面白く、意外な犯人に驚き満足して読み終える。その後現在編に戻るので、仕方なくイラつくスーザンの行動を追う事に。まあ最後の謎解きに至り、細かく張り巡らされた伏線と事件の真相には感心した。よくもまあこれだけ複雑な構成を考え付くもんですね、ホントに凄いと思いました。しかし返す返すもスーザンが嫌い。と言うか好きになる人居るのか?、作者はあえてやってるんでしょうか(笑)。素晴らしい作品なのは間違いないです、登場人物が2倍なので誰が誰だかな部分も有りますが、頑張って読むしか無い。
が「ナイス!」と言っています。
森オサム
ガリレオシリーズ10作目。今作がどうしてこの様な感じの話になったのか、色々考えた。まずガリレオシリーズなのに物理学がほぼ出て来ない。湯川の両親が登場し、初めてプライベートが明かされる。湯川は大学教授に、草薙は警部になった50代の話で、今までとは明らかに職場での立ち位置が変わった事が強調されている。と言う訳で、過去の長編作もみな人情話でしたが、本作は科学が出ない事も有り、正に湯川の人間的な背景を描く為にのみ書かれたかの様な話でした。何が言いたいかと言うと、今後が心配って事。これで最後見たいな気がしたねぇ…。
みゆ
2025/02/02 21:19

オサムさんは東野さんの『むかし僕が死んだ家』を読まれたことありますか?未読でしたら是非♪ 私も本作との合わせ読みを勧めてもらって読んだのですが大興奮でした(o^^o)

森オサム
2025/02/02 22:46

みゆさん、多分大昔読んだかもですが、全く覚えてません。皆さん結構レビューで匂わせてまして(笑)、気になってます。ネタバレ前にすぐ読まないとですね(o^^o)。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/04/21(4363日経過)
記録初日
2012/07/13(4645日経過)
読んだ本
934冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
362090ページ(1日平均77ページ)
感想・レビュー
934件(投稿率100.0%)
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