明智くんの暴走ぶりが心地よい。リアルな探偵ではなくミステリー小説の主人公のように考える、というのが新鮮。いろんな的はずれなことを考えながら最終的に真実に近づいていくのは、やはりミステリーに愛された男なんだな。

熊に殺された不倫カップルの事件から、別荘地に暮らす人日の様々な闇が描かれる 色々な夫婦が出てきて、何となく感情移入させられて、人間というのは恐ろしい猛獣だ

固定概念に囚われて家族を続けてきた一家が新しい一歩を踏み出すために解散を選択する。 昔の常識や個人のアイデンティティも変わってきているのだけど、それに縛られて生き続けている人は結構いそうな気がする

戦争がテーマの作品を集めた短編集。読んだことある作品ばかりだけどテーマに沿ってまとめて読むとまた味わい深い。 変数人間は過去から来た一人の人間によって歴史が大きく変わってしまう恐ろしい話ではあるが、戦争が終わるには決定的な出来事、変数が必要なのかも。

明智くんの暴走ぶりが心地よい。リアルな探偵ではなくミステリー小説の主人公のように考える、というのが新鮮。いろんな的はずれなことを考えながら最終的に真実に近づいていくのは、やはりミステリーに愛された男なんだな。

固定観念に違和感を持って書かれた小説と何かで読んだ気がする。 確かにそうかもしれないが、色々と我慢して爆発してしまった人の話にも思える。自分の頭の中など人には分からないのだから伝えないと行けないのだけど、生きるのは難しいよね

自分中心で他人を傷付けてきた人達が、反省したくなるような話 パティオ8は何故パティオ6じゃないんだろう？

それぞれ銀行家とホテル王として成功したケインとアベル。アベルの執念深いケインへの憎しみが悲劇的な結末に繋がる。 意地を張ることで子供との幸せな生活も失って、富も地位も名誉も得たとしても虚しい人生を過ごすことになり、もう少し素直に心を開いていれば幸せになれたろうに。