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2023年8月の読書メーターまとめ

神太郎
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感想・レビュー
14
ナイス
627ナイス

2023年8月に読んだ本
14

2023年8月のお気に入り登録
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2023年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

神太郎
表題作が最初はアンソロジーに収録されていたとは…。そこからこの一冊の本になっていく。すごくドラマティック。子供向けが苦手だったというのも意外でしたね。寓話的な雰囲気が強いと思っていたので‥。また、いつもの伊坂さんなら後々キャラが成長してでてきて〜とかありそうだなぁと予想していたんですが基本全部独立した話。こちらの予想からズラした展開にしたことで、普段の伊坂作品とはまた違う新鮮な読後感が得られた。どれも甲乙つけがたいのですが『スロウではない』が個人的にぐっと来ちゃいました。
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2023年8月にナイスが最も多かったつぶやき

神太郎

2023年7月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:6295ページ ナイス数:835ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/357872/summary/monthly/2023/7

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2023年8月の感想・レビュー一覧
14

神太郎
世の中がどうも雰囲気が変だと思う時がある。そんな折にこの人はどんな視点で激動の六十〜七十年代の日本を見ていたのか。なかなかに今の感性で読むと少々マッチョな書き方に見えるかもしれないが、日本の政治や文化など現在の日本形成には少なからずこの時期辺りの影響が強く残っている気がするなぁとか。三島由紀夫はどうしても切腹や楯の会で国粋主義の強い人のような印象があるがどうも違うなと。しかし、まだまだ理解が追いつかぬことも多々あり。インタビュー読んでもそうだが、目茶苦茶日本のことを真剣に考えてる人が多いと思った。
神太郎
2023/08/30 13:53

日本についての考えが必ずしもそれが正しいか否かは別にして、論じれることが素晴らしいと思う。理性的な議論ほど素晴らしいものはない。あと、言葉遣いがやっぱり知的だ。話し言葉でもこんなふうな話し方できません。

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神太郎
『緋色の蘭』から連なるハワイを舞台としたシリーズ。 前作から1年ほど時間が経ったようだ。前作では付き合い始めたレイとスティーブンスは序盤で別れたらしい。ありゃまぁ!と思った矢先に5年前から決まった時期に連続して失踪事件が起きていることが判明する。解決に乗り出すレイ。しかし、事件は予想以上に大規模で…。レイがモテまくるので、こんなにヒロインが恋愛感情に振り回されて大丈夫か?と思うほどに恋愛力が高い。プライベートも大事にしつつ捜査もしっかり行う。日本だとこの感じは珍しい、海外ならでは。サクサクと読めた!
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神太郎
スカイ・クロラシリーズの短編集。今までメインとしてスポットが当たらなかったササクラやカイが視点で世界観が語られたり、スカイ・クロラシリーズのエピローグが描かれたりとシリーズの総決算であります。装丁はハードカバー版のほうが好きですし、読後感も正にこの装丁のように晴れやかで美しく終わります。なかなか難解な設定ではありましたが、読者に想像の余地を多少残しつつ、答を置いていってくれた森さんに感謝です。
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神太郎
戦後の日本を舞台に引退した画家・小野の次女のお見合いを話の中心にしながら画家のこれまでの人生が思い出として合間合間に挿入される。何故、画家の『過去』がここまで重要なのか。それが徐々に明かされていく手法だ。小野は非常に頑なで年齢のためか視野が狭まっている印象。栄光と挫折、呵責とその克服は次の『日の名残り』でも描かれてはいるが、果たして小野は本当に克服できたのか?それもまた信用ならざる語りによって曖昧だ。でも、それが良い。読後のノスタルジーはいつものことながら流石。舞台が日本で親しみやすかった。
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神太郎
星新一というとショートショートというイメージだったので、長編を書いていたのが驚きだったし珍しいなと思い読むことに。連作短編のような形で展開される童話のような構成。夢から夢へ渡り歩く少年の冒険譚。星新一さんのちょっと皮肉めいたセリフ回しとか好きだなぁ。夢の世界があるから現実の世界を支えているという言葉がすごく良いなと思いつつ、最後に少年が言う「さまざまな夢の世界も、この現実の世界があればこそなんだ。ここが、ずっとぼくの生きてゆく世界なんだ‥‥‥」という言葉にもはっとさせられた。
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神太郎
映画がわりと面白く原作を読むことにと思ったらこれ短編だったのか!と驚く。短篇小説集ながらなかなかのボリューム。素直に引き込まれるものもあれば、なんだろ、これ?というボヤ〜ンとしたものまで。ホラーだけでなくSFや幻想小説という結構幅広いジャンルを横断した一冊。表題作は削除部分が最後に収録されているが確かにこれは蛇足のような気がした。『ポップ・アート』『ボビー・コンロイ〜』が印象深いが、思い返すとどれも奇想天外なアイディアに溢れた作品たちだったと思う。
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神太郎
エンペロイド、エンペロイダー一体それは何か?一応は解明されたということか。枢機王も当初のイメージだと支配者のイメージが強かったが、虚空牙に脅威を覚えていたのが意外。上遠野さんのスピンオフ作品は世界観の穴埋めをしているから今回も何やかや重要だった。最強さんも前々から示されてたけどやはりなんとかしてあの世界へいくことになるのだろうか、いずれ‥。最後出てきたのは飴屋さん?ですよね??一つの物語が終わったけど更に風呂敷が広げられたなぁ〜。
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神太郎
一番森先生の中で脱力して書いてるような気がする。この作品前後でホームページで引退とか書いちゃうから当時本当に焦った人間の一人でありました。なので、この作品の中でも水柿君が小説家の引退に触れたのを見て更に「いやぁぁ!!」となった記憶があります。まぁ、小説なのでね、気楽に読めよという話なのですけど…。犬のパスカルが本作では中心になって物語が回っている印象です。ほんと親馬鹿になってる水柿君たちが微笑ましい。本作でこのM&Sシリーズも完結?です。
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神太郎
宇宙人の大艦隊が地球にやってこようとしている!先兵だけでも苦戦をした中、ここに来て特訓!いいねぇ、特訓。バモラちゃんは敵なのか、味方なのか?カシマレイコの呪い(ストーキング)も完全に解けてない中、色々な要素が絡んできてどう物語が展開されるのか楽しみなところだ。
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神太郎
マーベルにもこんなに怪獣が?!っていうなかなかの大味でいて怪獣と意思疎通をはかれる少年の成長譚。まさに王道なのである。パシリムとかこの時期はあちらでも巨大ロボと怪獣が戦う映画が流行ったりゴジラがハリウッド実写化したりと怪獣ものの流行があった気がします。必殺技という概念のないアメコミヒーローの中に「〜パァンチ!!」と叫びながら攻撃するシーンが出た事を嬉しく思う。双方がリスペクトし漫画とコミック文化が高め合っていければ良いよね。
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神太郎
肉の派閥との抗争が3巻からのメインストーリーになるのかな?新しいキャラも増えてきたが戦闘描写とかいかんせん分かりづらい所あるかなぁ~。隊長格がどのくらい強いのか?次巻でそれが明かされる感じか?
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神太郎
表題作が最初はアンソロジーに収録されていたとは…。そこからこの一冊の本になっていく。すごくドラマティック。子供向けが苦手だったというのも意外でしたね。寓話的な雰囲気が強いと思っていたので‥。また、いつもの伊坂さんなら後々キャラが成長してでてきて〜とかありそうだなぁと予想していたんですが基本全部独立した話。こちらの予想からズラした展開にしたことで、普段の伊坂作品とはまた違う新鮮な読後感が得られた。どれも甲乙つけがたいのですが『スロウではない』が個人的にぐっと来ちゃいました。
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神太郎
ネタバレ本郷パートはわりかし重めで真面目な印象だったが、一文字は非常に飄々としていて、歯を見せて笑う、変身してからもコマの角からひょこっと顔を出すなど、本郷パートに比べコミカルだ。ライダーに変身してからテンション上がったり、敵を茶化す感じもアメコミで言うスパイダーマンのようなムーヴをかますので、日米問わずこういうのが好きなんだなと実感。飄々としているからこそ、改造人間になった一文字の苦悩が明確になるところでもある。しかし、本郷は、どうやってあの身体手に入れたんだろ‥?
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神太郎
原作では、本郷から一文字への交代劇が中盤で行われる。しかも、本郷は意識だけの存在になるというから肉体としては死んだことになっているのだ。子供向け+大人の事情だったドラマの方よりも結構重めなものである。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/20(4063日経過)
記録初日
2010/06/03(5145日経過)
読んだ本
1544冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
452019ページ(1日平均87ページ)
感想・レビュー
1544件(投稿率100.0%)
本棚
19棚
性別
年齢
36歳
血液型
O型
職業
専門職
現住所
宮城県
外部サイト
自己紹介

2024.4 春ですがいかがお過ごしでしょうか。今年は寒暖の差が激しい春です。陽気が出てきましたが風が肌寒かったりとまだもうしばらくは薄着だけで‥というわけにはいかなそうです。


キリ本(本棚作成済)
1000冊目まで本棚へ移行。
以下1100冊目以降

1100冊目←賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編(2) (ヤンマガKCスペシャル)/福本伸行
1200冊目←美濃牛/殊能将之
1300冊目←風都探偵10
1400冊目←エターナル・フレイム/グレッグ・イーガン
1500冊目←ヘヴィーオブジェクト外なる神/鎌池和馬
1600冊目←NEXT

予定では先月で1500冊行くんじゃ?と思われてましたが少しずれ込みました。鎌池和馬作品は二度目になります。次も半年後までに1600冊目がいくことを願って。その日までごきげんよう。

2024/04/11

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