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2023年7月の読書メーターまとめ

神太郎
読んだ本
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読んだページ
6295ページ
感想・レビュー
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ナイス
835ナイス

2023年7月に読んだ本
20

2023年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

神太郎
何気にわかっているようで分かっていない、かつて日本が参戦した、近現代の戦争。その時、どうしてこのような決断をしたのか?何故、という問いをたてられると、わかっている「つもり」になっていたことがよく分かる。中高生たちの反応や発言に「よくもすぐポンと名前や考えが出るなぁ〜」と舌を巻く。歴史は暗記ではなく論述。そこに生きてきた人達の足跡がある。その時その時の論理が働いている。その人達の考えに寄り添い考察することが後の世を生きる我々の使命だ(勿論本書のように良き道案内人がいないと途端に迷子になってしまうが‥)。
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2023年7月にナイスが最も多かったつぶやき

神太郎

2023年6月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3041ページ ナイス数:700ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/357872/summary/monthly/2023/6

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2023年7月の感想・レビュー一覧
20

神太郎
未来予知者と言われるエスタブ。彼らはパンゲア・ゲームという世界経済すら動かす者たちだ。その中で伝説級のプレイヤーである零元東夷が10年ぶりに帰還する。最初はソウルドロップシリーズの最新刊かなと思いきや、スピンオフっぽいです。みなもと雫に関連する人物が出てきたりなかなかそっち追っていると楽しいですね。生瀬ちゃんは危うく、Zガンダムのカミーユ状態になるところだったんですねとかなんかそんなこと思いながら、零元がクールに去るのを見届ける他ないのでした。
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神太郎
何気にわかっているようで分かっていない、かつて日本が参戦した、近現代の戦争。その時、どうしてこのような決断をしたのか?何故、という問いをたてられると、わかっている「つもり」になっていたことがよく分かる。中高生たちの反応や発言に「よくもすぐポンと名前や考えが出るなぁ〜」と舌を巻く。歴史は暗記ではなく論述。そこに生きてきた人達の足跡がある。その時その時の論理が働いている。その人達の考えに寄り添い考察することが後の世を生きる我々の使命だ(勿論本書のように良き道案内人がいないと途端に迷子になってしまうが‥)。
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神太郎
Xシリーズ第3弾。高いポールの上に死体と聞くと、「あれ‥?」と既視感。小川さん達も新聞だかで似たような事件見たとか言ってたので、軽くあっちを匂わせてくるの良いね。西之園萌絵も今回はそっちの件に似てるというので少しだけ事件解決に協力してくれるという。真鍋君の最後あたりの人間の行動は一つの理由だけで決まっているわけではない。からのくだりがわりかし好きで、この時期の森さんのミステリィへの姿勢がなんとなくうかがえる気がしますね。
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神太郎
自分も大好きでよく見る心霊系YouTubeの一つゾゾゾの面々が漫画になった!特徴をしっかりと捉えた作画に感動した。単に怖い所でびっくりするというだけでなくどうして心霊スポットという曰くがついたのかを考察したり、メンバーのやり取りが怖さをいい意味で中和してくれるのが番組の良さなのですが、その良さが伝わる内容になっていると思います。
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神太郎
未来予知ができるインヒューマンを巡ってアイアンマンとキャプテン・マーベルが激突する。ベンディスはドラマで盛り上げるのがうまいと以前から思っていたのだが、今回もバトルと言うよりもトニーとキャロルの予測犯罪・予測逮捕への思想の違いを際立たせることで話を展開させていく。ユリシーズの今後の展開は示されていないと言うが、エターニティが出てきてるからいずれ何処かで回収される気もする。トニーは昏睡状態となり、リリがアイアンハートに、マイルズは苦しい展開が続くし、この時点でキャップは‥‥だし。今後の伏線バッチリですなぁ。
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神太郎
前作はたまたまマルチバースの穴みたいなのができてしまっていて、マイルズとピーターが出会う話だったけど、今回はおそらくシークレット・ウォーズ後の話になるのかな?世界が統合されたとあるから。前作でもアース616にいるマイルズは何をしてるのか?っていう疑問を残して終わったが、今回はそれに対する解答編という所か。ピーターがマイルズに先輩風を吹かす所は微笑ましくもあり、スパイダーマンの宿命を教えてもいて‥。ただ、わりかし解決がそこに落ち着くのかっていう意味ではちょっと肩透かし。この続きも読んでみたい所。
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神太郎
アース1610の侵攻。生き残りの可能性を模索しながら、両世界は崩壊し世界は消滅…。新しく創造された世界はドゥーム神を崇めるバトルワールドであった‥とアベンジャーズが活躍ではなく、ドゥームが神となった世界で消滅を生き延びたヒーローとヴィランが立ち回っていくというストーリー。そして、Mr.ファンタスティックとドゥームの一つの決着でもある。壮大な規模の展開を見せながらも、最後はこの二人の感情のぶつかり合いになる所が意外であり、面白い所。F4がマルチバース再建とかヒーローの枠組み超えてるよね。
神太郎
2023/07/20 11:20

何やかやドゥームが神になっても苦悩している所が人間臭くて良いなぁ~。何気に本作読んで一番好きになったキャラクターかもしれない。MCUではF4とドゥームは出てきてないが、シークレット・ウォーズにはこの両者が本作なみにガッツリ関わるのか、はたまた別展開になるのか気になるところだが、数十年前に出されたマーベルヒーローズ・シークレット・ウォーズにオマージュ捧げつつ、独自の設定を盛り込み一つの大河ドラマにしたヒックマンに拍手。壮大すぎるけど、よくまとめたなぁと思います。

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神太郎
ハードボイルドであり、80年代の北アイルランド国内の様相を知れる面白い一冊だった。こんなに入り組んだ事件に解決の糸口なんてあるのか?作中にもあるように迷路に迷い込んだようなそんな気分にさせられた。ラストにて、真相がバババっと公開されるのだが、いや~これは解決したと見ていいのか?と疑問符。ビターなラストである。ダフィの苦難はまだ続くそうで、これはこれですごく楽しみなシリーズだな。
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神太郎
温泉施設の休憩室にて。1巻だとまだまだどうなるか先が読めない。設定、世界観の説明ですからね。これからどうなるのやら。
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神太郎
占星術殺人事件を愛読している人が起こした奇々怪々な事件を綴った手記。これは創作か事実かを探る御手洗。なかなかの長編。眩暈がするような内容で…よくもまあここまでのものを書けるなぁ。これが島田節というものでしょうか。途中何回か休憩をはさみながらなんとか読み切れました。もう少しパンチがあっても良かったかな。手記のインパクトはなかなかだったが、全体としてのパンチは他に比べるとマイルドな気がしました。
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神太郎
みさきち、みさきちと呼んではいたものの、彼女と上条ってどんな関わりが?って読む前は思ってましたけど、めちゃくちゃヒロインじゃねえか!またしても一人正妻戦争に加わったよ…しかもこんな過去あるんじゃ美琴さんもおちおちしてらんないね笑 木原さんが魔術に関する対策もし始めてるしアレイスターも本格的に魔術側と戦争を起こそうとしてるし、メンタルアウト食蜂操祈の話だけでなく科学サイドが動き始める話でもあった。
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神太郎
読書メーターに登録してると思ったらしてなかったので。荒木さん二冊目の短編集。これ読むと荒木さんはシリーズだけでなく中・短編も得意だよなと思わせる、どれも粒ぞろいの名作だ。これに収録されている岸辺露伴は動かないが単体として短編シリーズとしてここまで大きくなるとは当時は思わなかった。出来ればデッドマンズQもとあるキャラの後日譚であるし、こちらはこちらで短編シリーズとしてできそうでもあるのでいつかは新たなエピソードを書いてほしいなと思う。
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神太郎
森博嗣作品の中でかなり読みやすく入りこみやすいと思う。展開があっさりしてるせいだろうか?それとも高校生が主人公だからか?タイトルも上手く回収してる。なんとなく久々に小説読みたいっていう人にはちょうどいい塩梅だと思う。
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神太郎
わりかしサクサク読めた。女怪が主人公だから推理する側が常に翻弄されるのかと思いきや、どちらかと言うと最前にグイグイ出るタイプの策士で、前にでなければわりかしいい線いってたのでは?という事件も。旗色が悪くなった瞬間に逃げたり、自身が関わったという証拠は残さないなどが彼女のしぶとさと強気な態度に出ていてそれがストーリーを盛り上げている。挿絵からも当時の雰囲気が伝わって良き!
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神太郎
ネタバレ今回も面白かったぁ〜。ただの依頼かと思ったらまさかまさかの財団Xが!表立って出てこないからこそ怪しさ満点で、母体もなく、そして複数のライダーの悪の組織とも関連があるとか掴みどころがない団体。ほんと、この団体考えついたのは凄いですよ。それがここでちらりと絡んでくるとは。裏風都とも関連はあると思ってたけど千葉秀夫かぁ~。こりゃあ、ブラキオと戦う時もう少し深掘りされるのかなぁ…。いや、もうここから先の展開も楽しみですわ。
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神太郎
1900年代初頭の時代ではまだまだアジア圏というのは本当に未開の土地であり、奇々怪々な人物、技術が集合している例として最たるものだったのだろう。描かれ方が実に奇怪な、フー・マンチュー博士。西洋の科学では作れない毒を使ったり、正攻法ではないからめ手で主人公たちとやり取りを繰り広げる。終わり方があまりにあっさりなのはびっくりするが、続編にひっぱるのなら、仕方ないか〜。今だとステレオタイプとか言われて映像化はされづらいかもね。こういう作品も映画リメイクしてほしいけど。
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神太郎
ネタバレ谷口正樹と織機綺が久々にメインとなる。ヴァルプルギスでも織機綺はリキ・ティキ・タビの依代になり、魔女の抑止力となるかもしれないみたいな立ち位置になっていたが、今回は彼女が機構の合成人間を無力化できるかもというまたしても厄介な立ち位置に。魔女戦争後の話だと思うので、齟齬もあるんだが、今回の合成人間無力化の件は魔女がいなくなったから別の可能性としてということなのかしら?不穏な終わりもメロー・イエローで浄化された。焼きそばに凝ってるのでホッコリした。
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神太郎
主人公が首につけられてた爆弾で頭がふっとばされたことで、サキュバスの能力が暴走しちゃって……という展開。主人公に宿ったサキュバスの力は王候補らしく、争奪戦になるのかな?公安も体裁としては主人公の保護だけど、やはりサキュバス死すべし、慈悲はなしという考えの派閥もあるので、どう渡り歩くのか?やはり、どことなく似た展開を見てるから…展開は読める。けど、オリジナリティもチラホラあるのでまぁ、もうちょい追う…かな?
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神太郎
森さんのこのシリーズは探偵ものの王道を行くような聞き込みと足でかせぐそんなストーリー展開だ。小川さんと真鍋、鷹知、椙田との掛け合いがとても面白い。突っ走りやすい小川さんとそれをカバーする男性陣。真鍋の一言余計ながらも小川さんを心配する若者っぷりがなんとも面白い。事件としてはそこに落ち着くかと言う感じ。Gよりかは事件に対する一定の解決をみせている。事件に深く関わるからこそ真相もそれなりに分かるという所か。西之園さんはこちらでは脇役に徹するのかな?
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神太郎
鎌池和馬の文庫刊行50冊目の新シリーズ。いや、凄いです。今回のテーマは召喚ということでしたが、キャラ造形は相変わらず上手い。しかし、いまいち召喚のルールがイマイチ分かりづらく最初の方はとっつきづらさが強かった。Factというページにて章ごとに起こったことをまとめてくれるおかげで何となく展開やら用語の再確認をできているかな…という感覚。初っ端から最強(凶)のラスボスを出し、主人公も訳ありで伝説級の所業を成し遂げた青年とお決まりのセオリーをぶっ壊す設定は好き。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/20(4065日経過)
記録初日
2010/06/03(5147日経過)
読んだ本
1546冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
452563ページ(1日平均87ページ)
感想・レビュー
1546件(投稿率100.0%)
本棚
19棚
性別
年齢
36歳
血液型
O型
職業
専門職
現住所
宮城県
外部サイト
自己紹介

2024.4 春ですがいかがお過ごしでしょうか。今年は寒暖の差が激しい春です。陽気が出てきましたが風が肌寒かったりとまだもうしばらくは薄着だけで‥というわけにはいかなそうです。


キリ本(本棚作成済)
1000冊目まで本棚へ移行。
以下1100冊目以降

1100冊目←賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編(2) (ヤンマガKCスペシャル)/福本伸行
1200冊目←美濃牛/殊能将之
1300冊目←風都探偵10
1400冊目←エターナル・フレイム/グレッグ・イーガン
1500冊目←ヘヴィーオブジェクト外なる神/鎌池和馬
1600冊目←NEXT

予定では先月で1500冊行くんじゃ?と思われてましたが少しずれ込みました。鎌池和馬作品は二度目になります。次も半年後までに1600冊目がいくことを願って。その日までごきげんよう。

2024/04/11

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