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2024年3月の読書メーターまとめ

柊
読んだ本
17
読んだページ
4340ページ
感想・レビュー
17
ナイス
1169ナイス

2024年3月に読んだ本
17

2024年3月のお気に入り登録
1

  • jun☆ai

2024年3月のお気に入られ登録
3

  • まぁみ
  • jun☆ai
  • Yasushi Muto

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

柊
文庫本にて購入再読。何度読んでも良いものは良い。奪われるばかりで、求めるものは何ひとつ与えられなかったキナコの置かれた状況や、52の諦めることに慣れた無感情は、読むたびに心がヤスリがけされたみたいにヒリヒリ傷みます。どうして気付けなかったのか?悔やんでも変えられない現状から逃げ出し、沈んでいきそうな想い。声なき声が引き合わせた出会いから始まる、救うことで救われる物語。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

柊

今日は苺をたっぷりいただいて来ました(^^)

今日は苺をたっぷりいただいて来ました(^^)
アルク
2024/03/03 19:05

こんなに苺が沢山だと得した気分になりますね😊もうたまらない❣️美味しそう😆

柊
2024/03/03 19:41

旬のものはやっぱり美味しいですよね!瑞々しい苺をお口いっぱい頬張る、贅沢なひとときでした(^^)

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2024年3月の感想・レビュー一覧
17

柊
図書館本/主に近場でよく見る鳥たちのお食事事情が、写真に解説付で楽しく学べる写真絵本。嘴の形も食べるものによって千差万別。椿の花弁に付いたキズはメジロの足跡?見てみたい!この間見たモズのおねだりシーンは、求愛給餌だったのか!てっきり雛かと思ってた。そして食べるだけでなく出す方も…ヤドリギの種のネバネバで糞がぶら~んや、なかなか見ることもない鳥フン発射シーンなど、見所満載でした。
びわこっこ
2024/03/31 11:25

お花見シーズンにピッタリですね!ヒヨドリとメジロと桜の組み合わせが、レビュー読んでいて浮かんできました。

柊
2024/04/01 19:52

ヒヨドリとメジロはどちらも花の蜜を舐めるため、身体の大きさは倍以上違うけれど、嘴の形はそっくりなんだそうです。確かにね〜と、新たな気付きをいただきました(^^)

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柊
図書館本/器用に嘴を使って餌を食べたり、条件が合えばどこでも巣作り&子育てするシジュウカラの写真がいっぱいの絵本。ずっと前から庭にバードバスを作りたいと思っているのですが、餌台もいいなぁ!畑のヒマワリの種はほとんどカワラヒワたちに食べられてしまうので、次の冬が来たら、ヒマワリの種でも買ってこようかな?来てくれるかな。
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柊
津原さんの初期の著作。都市伝説のような存在『トレチア』。かつてトレチアを創造した者たちの現在と、創造主から独り歩きした概念は継承され、取り込まれた子どもたち。自覚的でありながら曖昧で、現実のようでありながら意識は半覚醒の夢想の中。取り留めもなく散漫で、それでいて全ては緋沼サテライトの中に集約された群像劇でもある。ずぶずぶと底のない沼にハマって、何処に軸足を置いて読んだら良いのかわからなくなった。マカラの死とかろうじて保たれていた均衡の崩壊と、抗えない力による喪失の跡に何が残ったんだろう…?
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柊
野鳥の羽根を拾い始めて3年余。拾ってみたものの、落とし主がさっぱり不明な羽根も多く、年単位で迷いに迷ってついに購入に踏み切りました。昨夜注文してお届予定は水曜だったが、プライム会員でもないのに今日の昼届いた。早速羽根を片手に何度もめくってしまいました。先月拾って以来ずっと謎だった羽根の持ち主がわかってスッキリしました。風切羽根はハクセキレイに似てるのに、茶褐色の羽毛が一致せず、まさかのカイツブリとわかって納得です。今まで買った書籍の中で2番目にお高い買物でしたが、活用するから良しと言うことで。
柊
2024/03/26 20:44

羽根を全て原寸大フルカラー掲載するという、なんともマニアックな一冊。でも羽根の色の再現性に一部難有り。青味が強いというか、Y版とM版が弱い。同じページ内の鳥本体の画像は概ね色が出せているということは、羽根の写真のみ経年で退色した反射原稿からスキャンでもしたんだろうか?色校正の甘さが惜しまれる。資料として他に類を見ない良書であるだけに、いつか改版する際は、どうか羽根の持つ美しさも再現いただきたい。

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柊
文庫本にて購入再読。何度読んでも良いものは良い。奪われるばかりで、求めるものは何ひとつ与えられなかったキナコの置かれた状況や、52の諦めることに慣れた無感情は、読むたびに心がヤスリがけされたみたいにヒリヒリ傷みます。どうして気付けなかったのか?悔やんでも変えられない現状から逃げ出し、沈んでいきそうな想い。声なき声が引き合わせた出会いから始まる、救うことで救われる物語。
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柊
家庭も仕事も黄昏危機一髪!の前巻から、諸々とどめを刺された感はありますが、イヤーな流れが見事にぶった斬られて解決(^_^;)ヨルさんの同僚さんもいろいろあるんですね…メリンダさん、本当はどういう人なんだろう?アーニャの謎もチラリと触れられたけれど、スペルミスではなかったとしたら、どうなるんだろう?新キャラのご近所さんも出てきたし、答えが出るのはもう少し先かな。
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柊
時代は変わり、遠藤本家は時代の荒波に沈みかけた大船…そんな中、自分だけが何も知らされず、守られている状態を変えようと、手探りで動き出した耀子。ないのなら作ればいいと、ようやくスタートラインについた。峰生の存在を重荷と感じ疎んじる龍治と、峰生に根を張って生きることを選んだ耀子の関係は変わってしまうんでしょうか?娘の瀬里は?立海は?まだまだ書ききれていない気がするのですが、このシリーズはここで終わってしまうんでしょうか?もうちょっと先まで知りたいです。
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柊
『なでしこ物語』続編。耀子も立海も少し成長したけれど、「子ども同士の未来の約束は、ほとんどかなわぬ」と一足先に知る耀子と、無邪気さを残す立海の心の明暗が際立つ。大人になる間もなく摘み取られてしまいかねない瀬戸際で、自分を捨てた母以外、頼る先もない彼女を救い出すには、大人の機動力と駆け引きを心得ていなければ、見つけることすら出来なかっただろう。間に合って良かったと思う反面で、傷を舐め合うようなこの関係に痛ましさも覚えます。穏やかな暮らしの中に時折思い出される寂しさが、この先で癒やされると良いなと思います。
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柊
赤かったり青かったり疫病の絡む話が、現代のコロナ禍を連想させます。陰陽師だけど陰陽師じゃない『赤き死の〜』をベースにした『秘帖〜』が、読みながら舞台で観ているいるかのようでした。最後は音も人の気配も絶たれた闇の中、一筋の光の下に一人立つ道長が想像され印象的でした。
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柊
図書館本/家族葬専門の葬儀社、芥子実庵を基点に、生きていればいつかは向き合わざるをえない『死』を前に、自分にとっての幸を見つめ直すような連作短編。価値観の違いや感情のすれ違い、発せられる言葉のニュアンスに、傷付き、傷付け、今を切り捨てて選び取った先にあるものが、自分が本当に求めるものかどうかなんてわからない。後悔するかもしれない。それでも手に残るたった一欠片の希望だけが、一歩踏み出す原動力になる。どうしても譲れない想いに迷いを振り切ったなつめ、新しい今を選んだ楓子の決意が清々しく眩しい。
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柊
図書館本/人が作った道路によって生息域が分断された動物たちの交通事故を防ごうと、作られた道について書かれた絵本。日本では高速道路だけで、年間4万件程の動物たちの事故が起こっているという(ロードキルと言われているそうです)。事故だけでなく、同種の仲間とも分断されれば繁殖もままならず、種の存続の問題もあり、この取り組みが一部地域だけのものでなく、道路を設計する段階で生息する動植物の調査は勿論ですが、その行動範囲やパターンについて、共存を目指すのならばもっと考えられなければならないと強く感じました。
柊
2024/03/11 08:39

でも本当は作らないのが一番だと思いもします。

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柊
図書館本/哺乳類の中で雌雄ペアで子育てするのは、人間の他にはキツネとタヌキだけと初めて知りました。この頃暖かくなってきたからか、夜の犬散歩に出ると、かなりの確率で狐に出会います。しかも3〜4mぐらいまで近付いて来ては、「捕まえてごらんなさい」とでも言いたげに飛び退って逃げる行動を何度も繰り返し、数十mほどついて来る。何故!?と思い、キツネの本を借りて来ました。意外に好奇心旺盛で、野生でも人の存在に慣れるんですね。狐の子育て写真がいっぱいの写真絵本。
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柊
図書館本/モズの不思議な行動「はやにえ」にフォーカスした写真絵本。普通に見るとグロいページも(^_^;)でもモズにとっては日常的な捕食行動。何故はやにえをするのか?その理由ははっきりとしていないようですが、獲ってきた獲物を嘴で千切って食べるのに、ぶっ刺して固定すると食べやすいらしく、枝や鉄条網の釘などを串みたいに使っているらしい。条件反射で獲ってしまったものの、お腹が空いてないと刺して放置するそうです。我が家の裏庭の木で蛙が干からびてた事がありますが、ネズミはちょっと嫌だなぁ…
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柊
ホームズ四世(曾孫)がNo.1ホストとか、その他諸々強引な設定の、パロディと言うかコメディな断じてミステリではない内容でした。太客失踪の捜査に乗り出す主人公は直感頼みで短絡的、成り行きでコンビ状態になった、探偵しない口だけ探偵檸檬が、結果誰であろうと、いちいち小うるさい。登場人物全員喋りすぎでウンザリ。最後のDVDは、アイリーン・アドラーからの手紙とブロマイドに対するオマージュ的なものでしょうか?北原氏の協力のもと書かれたようですが、残念ながらお口に合わなかったです。
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柊
子どもは生まれる環境も親も選べない。対局に有りながら孤独な境遇にあった耀子と立海。奥深い峰生の山に抱かれた常夏荘で過ごす日々の中で、心も身体も次第に健やかに伸びやかに、生き生きと成長していく様子に、見守る大人たちも変わっていく。どうかこのままに…そう思わずにはいられませんでした。半ば将来を決められている立海と、まだ何者でもない少女耀子が、再び手と手を取り合う事が出来る日を願って読み終えました。やさしさの中にしなやかな力強さを感じる物語でした。
柊
2024/03/07 18:20

常夏荘の和洋折衷の館の描写に、なんとなく桑名の六華苑を重ね合わせて読んでました。桑名の山林王の御屋敷なので、場所は全然違うけれど。

が「ナイス!」と言っています。
柊
図書館本/家の数だけ家族がある、とは言えなくなった昨今の空き家事情に、親の介護から解放されロス状態の妻や、売れない俳優業の息子へ言いたいことも言えずに飲み込み働く、定年間際の父親の悲哀を滲ませたお話でした。家に対する想い入れは人それぞれ、お家事情も絡んでくるとスッパリ割り切れない感情が残るのも当然ですよね…コメディっぽく楽しいノリで書かれているけれど、諸々考えさせられます。つい先頃お会いした、セブンの3人みたいに残りの人生をめいっぱい楽しむ気満々だった方の事が思い出されました。
柊
2024/03/06 15:54

我が家のご近所には、幸いなことなのか?今のところ空家と言える物件はない。けれど近年、親との同居は避け、実家近くの農地を潰して新家を建てるケースが増えたため、いずれ親世帯の家は空家になるだろうと思うと、近い将来のことを考えずにはいられないお話でした。

が「ナイス!」と言っています。
柊
何とも掴みどころのない、奇妙さと、妙な世界に連れ込まれて何処へ行くんだろう?と戸惑うこともしばしば。読み始めた以上は、アレコレ考えずに流れに身を任せるより他にないような短編&掌編たちでした。まったくジャンルは違うんですけど、明智抄さんの漫画を読んだ時みたいな感覚を覚えました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/06/05(3976日経過)
記録初日
2013/01/02(4130日経過)
読んだ本
6053冊(1日平均1.47冊)
読んだページ
1273251ページ(1日平均308ページ)
感想・レビュー
5957件(投稿率98.4%)
本棚
12棚
性別
現住所
愛知県
自己紹介

本屋と図書館通いがやめられないとまらない!積読+借本読書の自転車操業状態^^;悩みは本の収納スペース確保。食費をはるかに上回る書籍購入費に、エンゲル係数の低さを指摘された事も。本は小説も漫画も分け隔てなく読みます♪小説は推理・ミステリー多め。ファンタジーや時代もの少々。エッセイやショートショートは苦手。漫画は気が向けば何でも。絵本・児童書も好物で、ビジュアルメインの本はスウィーツ的に別腹対応。紙の本しか読まないアナログ好きです。読メ登録誕生日/2013年6月5日

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