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2024年11月の読書メーターまとめ

ゆみねこ
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読んだページ
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感想・レビュー
23
ナイス
2486ナイス

2024年11月に読んだ本
23

2024年11月のお気に入り登録
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2024年11月のお気に入られ登録
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2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ゆみねこ
5つのお話、すべてが良かった。地球の成り立ち、日本狼への畏怖、原爆の資料を収集した人物の思い、隕石と父への思い、ウミガメの誕生と遥かな旅。中でも一番好きなのは「狼犬ダイアリー」。作者の科学知識の豊かさが素晴らしい作品を生むのだと思う。短編で読むのはもったいない。第172回直木賞候補作。
あすなろ
2024/11/09 06:38

短編ではどれも勿体無いに一票です^ ^

ゆみねこ
2024/11/09 11:06

あすなろさん、ね!ホントに短編では勿体ない😉

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2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

ゆみねこ

10月印象に残った2冊、藤岡陽子「森にあかりが灯るとき」、菰野江名「さいわい住むと人のいう」。11月もよろしくお願いします。2024年10月の読書メーター 読んだ本の数:21冊 読んだページ数:6717ページ ナイス数:2251ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/3670/summary/monthly/2024/10

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
23

ゆみねこ
補聴器のセールスマンだった父が亡くなり、かかりつけの耳鼻科医が取り出してくれた4つの耳の骨(カルテット)。父が集めていたコレクションが収まっていたクッキー缶。小川洋子ワールド全開の5つの物語。
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ゆみねこ
久しぶりの本多さん。県警捜査1課の和泉は駆け出しの平凡な顔立ちの刑事。とあるマンションでの殺人事件現場で出会った女性刑事・瀬良は目を見張るような美貌だが、コミュニケーションに難がある。しかしその観察力は優れていて、和泉と瀬良がコンビを組んで捜査や取り調べに当たる。3つの事件の結末は何とも言えないものばかりだったが、この2人のこれからをもっと読んでみたくなる。
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ゆみねこ
老舗ホテルのラウンジ勤務から、元シェフの達也とともにパティスリーを開業することを決めた遠山涼音。いざ婚姻届を出そうという時に感じた違和感の正体?甘いケーキのお話かと思いきや、今の世の中の話題をしっかりととらえた力作。婚活に励む瑠璃の章が面白かった。達也と涼音のお店に行って美味しいケーキを食べてみたくなる。
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ゆみねこ
面白かった!第34回鮎川哲也賞受賞作、満場一致というのも納得。救急医・武田の元に搬送されてきた身元不明の遺体は、武田と瓜二つ。なぜ彼は死んだのか?自身との関係は?読み終えてタイトルの意味に納得!凄い作家が現れた。これからも追いかけたい。
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ゆみねこ
公家の娘として生まれた榮子(ながこ)は、岩倉具視の長男に嫁ぐも若くして死別。その後岩倉の勧めで侯爵で外交官の鍋島直大に嫁ぐ。外交官夫人としてイタリアに赴任、帰国してからは鹿鳴館で中心メンバーとして活躍するが、鹿鳴館外交は失敗に終わる。その後の磐梯山噴火から赤十字の活動、榮子の素晴らしい人格と行動力は読み応えがあった。男たちの無理解との戦いでもあり、まさに本物の貴婦人の生涯を描いた良書。
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ゆみねこ
シリーズ第3弾。日本橋牡丹堂の人々の優しさあふれるお話。女房に先立たれ塞ぎ込んだ袋物屋の隠居を元気づけるためのお菓子。先輩職人・留助の恋、金沢から江戸の札差に嫁いだ若妻のための五色生菓子など温かい物語。小萩のお菓子修行はまだまだ。
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ゆみねこ
長年警備会社で勤務し、定年を迎えたときに妻から離婚された銀治。シルバー人材センターの仕事をしながら孤独で怠惰な日々を送っていたが、ひょんなことから保育園の嘱託職員に。強面で体の大きな銀治は女性や子どもが大の苦手だが、子どもたちや保育士たちと少しずつ打ち解けてゆく。障害児との関わりや今どきの保育園事情、中身はかなり重いのだが、疎遠になっていた一人娘・陽子の病のことも含め、銀治が変わってゆく姿が清々しかった。卒園式のシーンには泣かされた。
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ゆみねこ
ワケアリのマスターが営む「珈琲屋」シリーズ第6弾。ある日店の前に置き去りにされた5歳の女の子・今日子。「珈琲屋のみなさんへ」という手紙に込められた意味。今日子の存在に思い当たる節のあるプレイボーイの島木と今日子の面倒を愛情たっぷりにする冬子。いきなり店を訪れてカウンターに座る行介の過去に興味がある人々。ちょっとマンネリ気味だと思ったが、今作は転換点になるのかな?次も読む予定のシリーズ。
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ゆみねこ
「颶風の王」で河﨑さんを知り、ずっと追いかけている私。なぜ、河﨑さんの作品に惹かれるのか?その答えが詰まっている本書。職業『羊飼い』とあったが、その羊飼いに憧れ、文系の大学を出てすぐにニュージーランドへ羊飼い修行に飛び出す行動力。生き物への畏敬と生命への思い。そして『羊飼い』をやめ専業作家になるまで。読みやすい文章で大好きなエッセイ。河﨑さんを知らない方にも、もちろん河﨑さんのファンの方にもお薦めの1冊。
迷人
2024/11/22 06:38

川崎さん→河崎さん、かな。

ゆみねこ
2024/11/22 08:50

迷人さん、あわわ、やらかしました😅訂正しておきます。

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ゆみねこ
愛媛県で30年前に起きた女子学生の事故死と、現代の東京で起きた資産家殺人事件。どこでこの二つがつながるのか?と一気に読む。純粋に音楽で結ばれた学生たちと、一途に殺人事件を追う女性刑事・黒光とワケアリはぐれ刑事の榎並。鍵は香り、面白かった!
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ゆみねこ
戦国時代からの旧家・福森家で起きた陰惨な惨殺事件。4人が殺害され、犯人と目される人物は山中で自殺していた。福森家の親戚の中村亮太は祖母の依頼で霊能者の賀茂禮子とともに事件を調査する。次々に明かされる名品名宝にかけられた呪い。その因を作ったものの非道さ。福森家にかけられた呪いの凄まじさと最後の戦い。一気に読めたから面白かったことは確か。しかし、色々詰め込み過ぎてちょっとお腹いっぱい。
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ゆみねこ
平安時代初期・延暦19年の富士山噴火。駿河国司の家人・鷹取の目を通して描かれる当時の人々の混乱、焼灰・土石流・溶岩流と相次ぐ災害。当時は坂上田村麻呂の蝦夷討伐の時代。軍馬を養う官牧で働く牧子・安久利や冷静で知恵のある宿奈麻呂が魅力的に思えた。全体の感想としては大作であるけれど、読みにくさが勝ってしまっていた。
ゆみねこ
2024/11/17 06:16

京の都からみたら、駿河も陸奥も遠国である。遠い場所での出来事は「ふうん、そんなことがあったのか」で終わる。陸奥は野蛮な蝦夷の国という考え方も当時は当たり前だったのだろうが、東北に縁のある私からすると釈然としない。本作品の中では阿弖流為の高潔さが印象的だ。

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ゆみねこ
前作があったらしいが問題なく楽しめた。咲沢くれはさんは初読み。大崎梢「アンジェがくれたもの」岸本葉子「友だち追加」坂井希久子「リフォーム」咲沢くれは「この扉のむこう」新津きよみ「リセット」松村比呂美「セッション」。定年間近の女性教諭が保護猫と暮らし始める咲沢さんの作品と、坂井希久子さんの離婚式からの指輪をリフォームする物語が良かった。「セッション」面白いけど、やや上手く行き過ぎかな。
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ゆみねこ
朝倉さんのホラー作品は初めて。やむを得ない理由で殺し屋の遺体運搬を手伝うことになった日置学。遺体の捨て場がいっぱいになり、新たな捨て場として学の祖母の故郷の山へ。そこは明治のはじめに廃仏毀釈で寺が壊され、山をご神体とする村。。うーん、怖いけど先が気になり一気に読了。でも、モヤモヤが残る。朝倉さんはいつものヒューマニズムあふれる作品の方が良い。
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ゆみねこ
音大附属高校の卒業演奏会で出演者6人のうち、恵利原柊が首席のクラスメイト・雪川織彦を殺害。加賀美希子は右腕を傷つけられた。4年の時を経て、大学の卒業演奏会に、恵利原・雪川以外の4人が出演することになり、再び悲劇が起こる。第一の事件からずっと取材を続ける週刊誌の記者・石神。仲が良かったクラスメイトたちになぜ殺人事件が?最後まで一気に読んだけど、何だか切ない幕切れでモヤモヤした。
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ゆみねこ
重く苦しい読書になった。ひとり娘のあかりに異常な期待をかけ、幼い頃から過剰に干渉し勉強を強いる母。医者になりたいというあかりの憧れに縛られ、地元の医大への合格にこだわり続けて9年…。ようやく看護の道を目指し進学したら、次は助産師になれと。殺さなければ母から逃れられないとまで追いつめられる娘。もっと周りに助けを求めていたらと。あかりさんが刑期を終え、父親の待つ場所で穏やかに暮らしてくれたらと思う。
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ゆみねこ
九州を中心にデパートで財を成した梅田家。創業者・梅田壮吾の米寿の祝いに長崎の九十九島のひとつ、野良島に招かれた探偵の遠刈田蘭平。豪華なディナーのあと、梅田翁が失踪してしまう。梅田家に隠された秘密と、悲しい愛の物語。とても良かった!
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ゆみねこ
生まれ故郷に戻った小萩は、懸命に家族を説得し牡丹堂に戻ってくる。その牡丹堂に現れたのは、かつて見世にいた職人・鷹一。牡丹堂のほど近くに「天下無双」という菓子屋を開き、思わぬ騒動が…。シリーズ第2弾も美味しそうなお菓子が満載。面白かった!
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ゆみねこ
読み友さんの感想から手にした1冊。日本橋の菓子屋で働く小萩は、不器用ながらも一生懸命。中島久枝さんはアンソロジーで読んだ記憶はあるが、初めての作家さん。素敵なシリーズ、追いかけ決定!
おしゃべりメガネ
2024/11/07 19:46

読了お疲れさまでした(^-^)♪なかなかステキなメンバーが登場する作品ですよね(^.^)♪

ゆみねこ
2024/11/07 21:03

おしゃべりメガネさん、ステキな作品を読ませてもらいました😊メガネさんの感想で巡り合うことが出来て良かったです😉

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ゆみねこ
誰とも関わらずひとりでいることに心地よさを感じている高校生の相内蒼。起業家の母・めぐみは理解ある母親と世間には見られているらしい。しかし、この母親には全く共感出来ず、雪かきの大変さが理解出来るから特に母親には怒りを覚えた。母からの自立を目指し、歩き出す蒼。人に興味のない蒼に冬子と米田という存在がいて良かった!
が「ナイス!」と言っています。
ゆみねこ
江戸時代、島原の乱も終わり戦とは遠ざかる時代に「青姫の郷」とよばれる誰の支配も受けず自由経済で成りたつ村があった。武士と悶着を起こし、青姫の郷に迷い込んだ若者・杜宇は、米作りを命じられ、田を拓くことになった。籤で選ばれたという頭領・満姫、村を武士として守る朔。秘密の井戸と薬師の分麻呂。杜宇を追って郷に現れた久四郎。郷を失い、その後の杜宇も良い。米作りファンタジーとしても楽しめた。
が「ナイス!」と言っています。
ゆみねこ
5つのお話、すべてが良かった。地球の成り立ち、日本狼への畏怖、原爆の資料を収集した人物の思い、隕石と父への思い、ウミガメの誕生と遥かな旅。中でも一番好きなのは「狼犬ダイアリー」。作者の科学知識の豊かさが素晴らしい作品を生むのだと思う。短編で読むのはもったいない。第172回直木賞候補作。
あすなろ
2024/11/09 06:38

短編ではどれも勿体無いに一票です^ ^

ゆみねこ
2024/11/09 11:06

あすなろさん、ね!ホントに短編では勿体ない😉

が「ナイス!」と言っています。
ゆみねこ
作家刑事・毒島、シリーズ第4弾。うーん、何だろう。つまらなかったなあ…。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/06/16(6051日経過)
記録初日
2008/01/02(6217日経過)
読んだ本
6742冊(1日平均1.08冊)
読んだページ
2190861ページ(1日平均352ページ)
感想・レビュー
5961件(投稿率88.4%)
本棚
2棚
性別
血液型
O型
職業
主婦
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/sukimu926
自己紹介

つたない感想にナイスをありがとうございます。
たくさんの方々にお気に入り登録をしていただき感謝です。


読むジャンルは小説。
物語が大好きです。
それも、長編が。

好きな作家(敬称略)

宮本輝・宮部みゆき・乃南アサ・堂場瞹一
有川ひろ・高田郁・上橋菜穂子・伊吹有喜
小野寺史宜・今村翔吾


最近お気に入りの作家(敬称略)

古内一絵・藤岡陽子・額賀 澪・辻堂ゆめ
青山美智子・遠田潤子・穂高明・寺地はるな
町田そのこ



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