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2025年1月の読書メーターまとめ

かたぴぃ
読んだ本
8
読んだページ
2442ページ
感想・レビュー
8
ナイス
189ナイス

2025年1月に読んだ本
8

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かたぴぃ
『逆境の中、彼らは負けることなく団結し、自分たちの走りで世の中に認めてもらおうとしているのだろうか。だとすればこれは、ただタスキをつなぐためだけの走りではない。ランナーとしてのプライド、そして自らの存在意義を証明するための走りなのだ、と。』徹夜はできなかったけど、夜なべして読んだ。面白かった!甲斐監督、かっこよすぎ。選手たちの魂の走り、選手を支える仲間、それを伝える報道、それぞれが矜持をもって挑む「箱根駅伝」。本当に熱い真剣勝負だった。来年の箱根駅伝を観戦する視点が少し変わって、もっと楽しめる予感。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

かたぴぃ

1月17日には遅れてしまったけど、震災関連の本読めてよかった。私は、あの日、入院先の病院の3階の病室のベットの上で絶対安静療養中だった。かなり揺れた。すぐに看護師さんがやってきて「大丈夫だからね」と声をかけてくれた。住んでる地方は震度3だったが、動けない、ということは、本当に不安だった。実際震災を体験した人の大変さはこんなものじゃないだろう。1.17は、そんなことを思い出す日。震災の事を思い出し、当たり前の日常が当たり前に繰り返されていることの幸せに感謝する日。震災で亡くなられた方に、合掌。

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2025年1月の感想・レビュー一覧
8

かたぴぃ
話題独占中の100年企業、文藝春秋。文春砲の根幹は、ここにあったのか―。『時局とは、言いかえれば流行である。群衆心理が生み出す巨大なまぼろし。雑誌をだすにあたっては、それを無視するわけにはいかない。だがそのいっぽうで、雑誌にはまた「不易」も必要だった。いつの世にも変わらないもの。戦時中だろうが、平時だろうが当然人間そうあるべき何か。両方をうまく塩梅するのが雑誌づくりの本分っていうより、人間の生きかたの本分なんだ。』菊池寛のバイタリティーに富んだ生き方の根底に文学に対する情熱、愛情が感じられ憎めない人だ。
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かたぴぃ
初読みの作家さん。阪神淡路大震災の記録。あれから30年。あの日、私は絶対安静を言い渡されて、病院のベットの上にいた。学生時代、西宮にいた私は見慣れた風景のあまりの変わりように衝撃を受けた。神戸を離れられず、暮らし続けていた人々の記録。街は復興を遂げたが、人々の心はどうなんだろうか。穏やかな日々を送れていますように。毎年毎年震災の起きた一月は、神戸の事を思い出したい。こういう小説もこれから震災の記録として残っていくんだろうな。
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かたぴぃ
『逆境の中、彼らは負けることなく団結し、自分たちの走りで世の中に認めてもらおうとしているのだろうか。だとすればこれは、ただタスキをつなぐためだけの走りではない。ランナーとしてのプライド、そして自らの存在意義を証明するための走りなのだ、と。』徹夜はできなかったけど、夜なべして読んだ。面白かった!甲斐監督、かっこよすぎ。選手たちの魂の走り、選手を支える仲間、それを伝える報道、それぞれが矜持をもって挑む「箱根駅伝」。本当に熱い真剣勝負だった。来年の箱根駅伝を観戦する視点が少し変わって、もっと楽しめる予感。
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かたぴぃ
移動図書館で見つけてラッキーだった。一気読み。私もお正月は箱根三昧。ただ走るだけなのに、中継、取材の苦労、出場チーム、寄せ集めといわれる学連選抜チーム、それぞれに想いやドラマがあって、そこに惹かれるんだなー。池井戸作品、上手いです。これは、泣きます。ただ、登場人物が多すぎて、しかも男ばっかり、池井戸作品の真骨頂ですね。下巻でついて行けるか不安ですが、この勢いで、下巻へ。期待してます!
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かたぴぃ
読書会課題図書。『吃音は、認知や理解が不足しているため、差別や偏見で傷つく人がたくさんいる。「そういう社会が吃音の者を生きづらくさせている、社会に障壁があるという意味で、障害だと思うのです。」『待つことの先にゆたかな喜びがあること、他者に寄り添うことはひとりひとりの違い慮ることであると教えてもらった。』不登校児を持つ親として、同じ気持ちがあって辛い部分があった。相互理解の難しさを改めて考えさせられた。当事者が声をあげ、それを聞くことで、理解が進み、日本の社会がもっと優しい社会になったらいいなあ。
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かたぴぃ
エンタメ小説として、一気読み。ハードボイルド感満載で、でも、そこはサラッと…読んだような読んでないような(苦笑)辺野古基地、成田国際空港、環境汚染等、社会問題もてんこ盛り。テロって怖いなー。けど、公安ってホントにここまでする?!『「我々の任務は国家体制の維持だ!テロを防ぎ国家の安寧を守る。お前は人生を賭してこの職務に就くと警備専門科教養講習で誓った。」』もう最後は、誰が敵で誰が味方なのかわからず…それでも最後は、いろんなことが繋がってなるほどー。続きが読みたいけどしんどいな。でもきっと読んじゃうんだなー。
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かたぴぃ
『「犯人が逮捕されても、世間が忘れても、被害者家族は同じ日が巡るたびに恐怖と苦痛を覚えます。それが薄れること、ましてや消えることはないんです。」』最初からいろんな容疑者が出てきて、結局先が知りたくて一気読み。最後は、3年越しで事件解決した奈良刑事の執念に拍手。いろんな技術が進歩して、犯人に迫りやすくなったとはいえ、犯罪を犯すのも、被害者も、犯人を捕まえるのも、加害者被害者をとりまく社会をつくっているのも、総て人間。犯罪被害者に寄り添う難しさを痛感。葵ちゃん、家族の未来が穏やかであるように祈ります。
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かたぴぃ
家族の形は夫々で、いろんな事情があるし、こんな家族もあるんだなあ。何かにおびえ、おどおど生きていたヒロが、自分を見つめて出した結論『私は一人の私でありたい。誰のものでも、誰のためのわたしでもない。ハワイでも日本でも、晴太や蒼がいてもいなくても、けして揺るがない私でありたい。それができなかったから苦しかった。』『私は私を受け入れて見つめるべきだった、もっと早くに。』自分の根っこってやっぱり大事だなー。物語の中で流れるコーヒーの香りや総菜の匂い、物音が暖かく、手作りマヨネーズのポテトサラダが食べたくなった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/02(5586日経過)
記録初日
2010/08/15(5300日経過)
読んだ本
493冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
143878ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
386件(投稿率78.3%)
本棚
3棚
血液型
A型
職業
主婦
自己紹介

紙の質感、読んだ量が目でわかるので、電子書籍より紙の本が好きです。最近は、終活のため本を購入しなくなりました。真新しい本の質感に触れることが極端に少なくなり、淋しいです。基本、図書館本を読んでいます。読んだ本を忘れないために、最近は頑張って感想を書くようにしています。
「お気に入り」登録していただいている方、本当にありがとうございます。やはり励みになります。基本「ナイス」は読んだ本にしかしません。「お気に入り登録」も「ナイス」も、自分の性格上、それをすることに一生懸命になりそうなのでしていません。この年になっても、知らないことや知らない世界が多々あることを知り、また、コロナ禍で出かけることが少なくなり、落ち着いて「本が読める」幸せを日々感じています。

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