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2024年3月の読書メーターまとめ

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読んだ本
12
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感想・レビュー
12
ナイス
30ナイス

2024年3月に読んだ本
12

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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【愛の物語】深く考えさせる作品集。星新一のショートショートのようにオチがあるわけでもなく、「スペクタクル」という物語でもない。しかし、ディテールまでリアルでその世界に没入し、その世界を通じてテッド・チャン氏が描きたかったのは何か?考えるのが面白い。本の題名にもなった「あなたの人生の物語」面白くて2度読み、映画「メッセージ」も見た。主人公と同じ境遇にいたとして、子どもを持つことを選ぶだろうか。未来が見えていても、多分同じ選択をするかなとも思う。未来が未来でなくなっても、愛は愛であり続ける、という物語。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
12

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【小さく死んでも前を向いて】お母さんが本当に良い。「いままでわはわたしが母やからって、ぜんぶ一人でこっそり抱え込んでて、なんも進まんかってん。でも病気になったから、わたしがいなくなったから、思いきっていい方向に進んだこともあった事実に救われたんよ」「こうやって、いつでも出かけられて、おいしいごはん食べれて、みんなと話せて。病気はもうしたくないけど、いまのわたしは幸せやと思う」お母さんの包容力と、奈美さんのドタバタと、良太くんの純粋さが混ざって、「毎日小さく死んでる」中でも、前を向いて生きていく最高の家族。
が「ナイス!」と言っています。
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【1分着手】〇1.1日の初めに今日やることを決める 2.1日の終わりにその中で先送りした数を数える 3.1分でも手をつけたら「先送り」とはしない。○さくさく手を付けて、すいすい受け流す。○「1分着手ルール」○プラン、ログ、ルーチン○開始時刻・終了時刻を記録する。○やることを「今日一日」という制約で考える。○先送りが増えてきたら削除していく。○一日終えたらログを見て翌日にも取り組むタスクをルーチンにし、やらなかったものを削除する。 ●久々の佐々木正悟さん、自分の「詰め込みすぎ」を痛感(Kindle)
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【優先順位・当事者意識】会社の課題作成のための参考図書にする。同じ著者の別の著作をメインの参考にしつつ、「2年目だとどのような調整をするのか?」を本書で確認。基本的な構成は変わらないことがよくわかる。(課題の中身として部下・チームダイナミクスを多少減らした程度)。インバスケットは管理職テストに適している印象だが、現実にはすべての社員がこういう局面で仕事しているなと感じる
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【優先順位・当事者意識】会社の課題作成のための参考図書にする。インバスケットの20の案件は、優先度・緊急度・分野の内容(クレームや社内対応)と、気にすべき点(課題そのもの・組織の人間関係)等が多様にあり、よい演習になる。回答については、四択だと恐らくほとんどの人は答えられてしまうが、フリーテキストで時間制限付きでやると課題解決に必要な視点・考え方を学べる。現実の管理職局面に一番近い課題集と感じた。
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【問題集】会社の課題作成の参考に。インバスケットの実際ケースがあり、各案件の解説に後段を割く構成。回答順ではなく、課題の注目ポイント順に並んでいたことで、課題準備には使いづらかった。
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【寝よう】寝不足がもたらすもの:・コルチゾルの過剰分泌(免疫低下・動脈硬化・骨粗鬆症)・成長ホルモン分泌不足・甲状腺ホルモン過剰・レプチン低下とグリレン増加(過食・肥満)・サイトカインの活性化→慢性炎症状態→免疫の低下(風邪だけでなくがん・うつの原因も炎症)・夜間に血圧低下せず→高血圧・脳脊髄液の代謝不良(認知症)・シナプス整理できず(記憶定着不足)。●体のありとあらゆる活動が「リズム」を持っており、睡眠不足によってリズムが崩れることで均衡が崩れる。睡眠不足には何一つ良いことはない。
が「ナイス!」と言っています。
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【正義の怖さと嘘っぽさ】積読チャンネルで本書を手に取ったら、偶然コテンラジオもやなせたかし回。やなせ氏の独特の考え方が正義感を生み、アンパンマンを生む。何よりも「飢え」がつらい。そして正義はある日逆転する。悪は完全なクロでなく、正義は完全なシロでない。世の中にはある程度の悪が必要。消えていく美しさ(花火がずっと夜空に張り付いていたら)。「正義」の怖さと嘘っぽさをこれほど的確に表している作家はいないかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
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【難しい】心理的安全性と、キャリア安全性。(ゆるい職場も離職する)。量的負荷を伴わない質的負荷の上げ方(量的負荷は働き方改革で封じられている)もはや、上司や先輩が若手を育てる、が成り立たない職場環境になっている。1.企業の持つ機会だけでは育てきれない。2上司に押し付けない、3若者にきっかけを(強制的にでも)与える、4若者だけに考えさせない(想像以上の環境を与える)。短距離走にするのも大事だが、最後には「つなぎとめは無理」を観念することも大事。一言で言うと「難しい」。地道にやれることを全員で、しかない。
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【人手不足4つの処方箋】当社が昨年行った記者会見をなぞる一冊。労働人口が圧倒的に不足していく中で「世の中の仕事」は減らない。どう対峙するか。結構絶望的な数字が並ぶ中でも本書は一貫してい前向きである。4つの処方箋とは、1徹底的な機械化・自動化、2ワーキッシュアウト、3シニアの小さな活動、4企業のムダ改革、いずれも目を見開く目新しいものではないが、「確かにそこから一つずつやっていくしかないわな」という納得感がある。特に2と3はもう少し追求し社会に選択肢が増やせるような活動を考えてみたい
が「ナイス!」と言っています。
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【正直さ・優しさ・包容力で人間に対峙】ポッドキャストでヘビーに聴いている青柳さんの著作。ポッドキャストで感じる、青柳さんの正直さと優しさ、包容力でホームレスを観察すると、アットホームチャンネルになり、本書になる。相手のところまで降りて行って、そこで同じ景色を見ている、という印象がある。誰が良いとか悪いとか、社会が間違っているとかこういう点を解決すべき、みたいな「べき論」を一旦置いておいて、生身の人間と全神経を研ぎ澄ませて対峙することの大切さを感じる(Kindle)
が「ナイス!」と言っています。
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【愛の物語】深く考えさせる作品集。星新一のショートショートのようにオチがあるわけでもなく、「スペクタクル」という物語でもない。しかし、ディテールまでリアルでその世界に没入し、その世界を通じてテッド・チャン氏が描きたかったのは何か?考えるのが面白い。本の題名にもなった「あなたの人生の物語」面白くて2度読み、映画「メッセージ」も見た。主人公と同じ境遇にいたとして、子どもを持つことを選ぶだろうか。未来が見えていても、多分同じ選択をするかなとも思う。未来が未来でなくなっても、愛は愛であり続ける、という物語。
が「ナイス!」と言っています。
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【作り手に寄り添う】M1を作る奮闘記。本当に一人の個人プロジェクトから始まったのね。M1は。谷氏が最初にやったこと、それは漫才の舞台を見て顧客の反応を見ること、漫才師の話を聞くこと。漫才師の想いに寄り添ったからこそ、彼らの忸怩たる思いを解放できたからこそ、このプロジェクトが翼を得て、飛び立てたのだと思う。作り手に寄り添うのは大事。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/02(5291日経過)
記録初日
2009/11/09(5284日経過)
読んだ本
1749冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
494407ページ(1日平均93ページ)
感想・レビュー
1472件(投稿率84.2%)
本棚
0棚
性別
URL/ブログ
http://www.facebook.com/KokonTakayuki
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