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シオドラ ゴス(1)シオドラ・ゴス(1)トーマス・D. シーリー(1)文部省(1)ウィリアム・バーンスタイン(1)内田 樹(1)三浦 しをん(1)14%シオドラ ゴス14%シオドラ・ゴス14%トーマス・D. シー…14%文部省14%ウィリアム・バーンス…14%内田 樹14%三浦 しをん著者グラフ上位10名
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KM
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ここまで好奇心を刺激される本と出会ったのはいつぶりだろうか。 学生時代にミツバチのダンスについては習った覚えはあるが、それはあくまで採餌の時に見られるものと教えられた。分蜂については現象としての認識しかなかった。だが、言われてみれば営巣場所をどのように決めるのかは採餌場所の情報伝達よりも重大であり、ミツバチ集団の存亡に直結する。 数千万年かけて自然淘汰により磨き上げられた集団の意思決定方法をどのように解き明かしたのか、さらにその方法をどのように人間集団に利用したのか。筆者のワクワク感と熱意が溢れる一冊。
0255文字
KM
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作中の9割は利根川氏が行った研究について書かれており、最後の部分でタイムキープが出来なかったラジオの生放送のように精神と物質について触れている。研究の話も面白かったけれど、最後の部分をもっと膨らましてほしかった。 精神と物質について、気になる点がある。もし精神現象に伴う思考、行動、認識、性格が物質によって説明できるようになったとすると、個人や集団果ては社会における判断の適否にも説明がつくのだろうか。 特定の脳内物質が◯%以上であれば善人であるとか、そういう話になるのだろうか。
0255文字
KM
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前二作において個人的に気に入っているのは、主人公達と地位も権力もあるラスボスとの対話シーンだ。主人公達の口を通じて発せられる、正義や良識による糾弾に対して、現実とのギャップや矛盾を突くことによって立ちはだかるという構図は考えさせられるものがあった。しかし今作では、主人公達は過去に正義や良識を持って地位や権力と戦おうとした人達の、後悔や慚愧と相対する事となる。あの時とは違って、現在の日本国では主権は我々国民にある。社会や国家のあり方を考える権利は我々にあり、その責任も我々にある。
0255文字
KM
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制度が腐っているから、人が腐るのか、人が腐っているから、制度が腐るのか。それは分からない。けれども、組織内で権力を持つ人間は多かれ少なかれ、薄暗い背景があるという共通認識が人々の間に広がっていることも影響しているのではないだろうか。今作でいう、冤罪の事実を1つや2つ握り潰すということが、警察組織の中で権力を持つためのモデルケースとされているのであれば、もう負のスパイラルは始まっている。そして、権力者とはそういうものだと人々が思うのであれば、責任の一端は我々にもある。
0255文字
KM
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上巻の途中、事の発端が描かれている辺りから読む手が止められなかった。読者として事件の概要をある程度把握しても、事が大きすぎて、どうしたらいいか分からない。それでも、登場人物たちは諦めずに事件を白日の下に晒そうと、思いもよらぬ方法で果敢に挑む。放たれた刺客との手に汗握る攻防。そして、何よりも恐ろしいのは、周囲の人間の無知と無関心。嫌ならやめればいいじゃんと言われた産廃業者の独白がやけに印象に残っている。自分のやりたくない事を他の誰かがやっていて、自分はその上に成り立っている社会に依存している。
0255文字
KM
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ネタバレ登場人物のバックグラウンドや言動が非常に細かく描写されていて、非常に読み応えがありました。ただ、だからこそローレンツ夫妻についてもっと掘り下げて欲しかったと思わずにはいられませんでした。 そして戦争という、今の時代から見ると異常が日常の世界は、簡単には終わらないことを改めて感じました。属していた国が無条件降伏したからといって、国民一人一人にとっての戦争は終わらない。異常の時の自分を受け入れるのか否か、一生悩むかもしれない。戦争をしてはいけない、それは殆どの人が知っている。(コメントに続く)
KM

ただ、平和な今だからこそ、平和というのは当たり前に存在するものではなく、先人たちの過ちや努力が堆積したものだと思い出す必要があると思う。他国に宣戦布告をして命の奪い合いをしなくてもいい代わりに、今ある平和をより良い形にして後世に託すことを一生懸命に考えなければならないのではないだろうか。 今ある平和を享受することがさも当然の権利であるかのように振る舞い、先人たちの努力に敬意を払うこともなく、自ら努力して未来を創ろうとせず、ただ漫然と暗い情熱を現在に見出す事しかできないのは、何か間違っている気がする。

09/10 20:26
0255文字
KM
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親が再婚と離婚を繰り返しているなら、家庭環境はメチャクチャでこの子は相当苦労しているに違いない、いやそうあってもらわなければ困る。そういった先入観や決めつけが私を含め多くの人にあるのではないだろうか。 確かに、幼少期から生活環境の変化が激しく、能動的に何かをしたいと言いにくい環境ではあった。しかし、虐待を受けたとかではなく、最後には掛け替えのない人と一緒に未来にバトンを渡す決心をしていく。この物語は、たとえ血が繋がっていなくても、また、どんな形態の家族であれ、豊かな関係を築けることを示唆してくれている。
0255文字
KM
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愛情を示してくれるはずの両親を失い、大学生という社会的地位を失い、自分を自分として受け入れてくれる場所を失っていた主人公が、なんとも美味しそうに描写されたメンチカツをきっかけに、生きる意志を取り戻していく。 ひとは1人では生きていけない、よく聞くフレーズだけれども、その本当の意味は、ひとが生きていく為には自分自身が代替不可能なひととして認識される場が、必要だからなのだと思う。そういったことに気づかせてくれる素敵な本でした。
0255文字

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読書データ

プロフィール

登録日
2013/09/15(4215日経過)
記録初日
2013/10/02(4198日経過)
読んだ本
313冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
99776ページ(1日平均23ページ)
感想・レビュー
30件(投稿率9.6%)
本棚
2棚
性別
自己紹介


基本的にはノンフィクションがすきですが、純文学から写真集まで幅広く読みます。
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