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2024年1月の読書メーターまとめ

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読んだ本
12
読んだページ
3355ページ
感想・レビュー
12
ナイス
2313ナイス

2024年1月に読んだ本
12

2024年1月のお気に入り登録
8

  • オレオ
  • 山のトンネル
  • ゆたか
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  • コウスケ
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  • ざっく

2024年1月のお気に入られ登録
6

  • オレオ
  • 山のトンネル
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2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

R
世の中に、こんなにいっぱい殺し屋がいるのか…。という世界観でありながら、変なところで真面目だったり、妙なルールが徹底されているというのがいちいち面白い。一般人が巻き込まれないからOKというのは、正直どうなんだと思うのだが、正義のない復讐劇でもありながら、どっちも悪いがこっちの方が感じいいから応援みたいな気分で読まされてしまって、自分の倫理観を疑わされる作りなのが憎いと思った。久しぶりにすっきりする感じだったと思うので、満足だが、どこか後ろめたくもある。
とみかず
2024/03/11 07:40

Rさん。ナイスありがとうございます。いっぱいの殺し屋がそれぞれの流儀で、殺し合っているところが、プロフェッショナル感じてしまいます。倫理観は欠如してますが。

が「ナイス!」と言っています。

2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

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月平均で12冊は、完全にやりすぎだと反省。今年は厳選して読むようにしよう。2023年の読書メーター 読んだ本の数:145冊 読んだページ数:42289ページ ナイス数:21146ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/401971/summary/yearly

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2024年1月の感想・レビュー一覧
12

R
ビジネスにおける雑談にどういう意味や要素があるかをわかりやすく解説した本だけども、これは雑談という単語と、chatという説明しているものとで中身がそもそも違うのではないかとも思ったのだが、より信頼を培うための情報交換の必要を説いた本でありました。日本では、自身の話をあまりしないことや、上司に本音を言わないことの非効率がまかり通っているとおっしゃる通りなわけだけども、そこに作法があってどうにかしてるのが日本だから、やかましいとか思ってしまったんだが、文化の違いなんじゃと思うばかりであった。
が「ナイス!」と言っています。
R
色々な年代の夫婦を扱った短編集、と思ったら、世間は狭いものでどの夫妻もある出版社に勤めていたり、関係したりとつながっている連作集だった。それぞれの夫妻、家族の最小単位であるそれの問題を少なからず抱えているのだけど、基本的には解消するお話で、全部前向きなのがとてもよい。家庭の話であり、二人の話であるという基本に気づくといったシーンが印象的で、気持ちよく読み終わる小説だった。
ユヅキ
2024/07/10 08:43

そうですね!!

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R
文春の企画自体を知らなかったので、のっけから話がわからなかったんだが、常に圧がある文章と、誰と彼が似ている論争への熱い想いがあふれていて、圧倒されながら読まされた。結局のところ、結構古い映画の話のようでもあり、古い俳優の話のようでもありといった感じなんだが、顔が似ているという話をかわぎりに、演技や雰囲気、鼻のつくりといったことに詰めた話が載っていて、わからないまま面白く読み終えた。著者と同世代か、映画好きであればもっと楽しめただろうなと思うところ。
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R
大正の京都を舞台にした安楽椅子探偵ものといっていいのか、クラシカルな雰囲気と設定だけど、内容は現代調のミステリ小説でした。いくつかの事件が安楽椅子探偵によって、解かれていく感じではあるのだが、解き明かしたところであまり意味がない終わってしまった事件であったりするのだが、心中であったり動機や行動論理、倫理が文学めいててちょっと理解しがたいなどと思っていたら驚かされる真相が待っていた。ミステリではあるが、それ以上に主役二人の絆や情緒を描いた小説だった。
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R
実際にあった運動を下地にした小説だそうだが、本当の活動、運動というものが描かれているように感じた。生きるために抗うということ、声をあげることと生活、人のつながりというものがとても自然であり、何よりも日常であるという中で、どうにかしてと闘う姿が印象的で、政治的な闘争というものは、この根元があってこその二次創作めいたものだなと思ったりした。誰かがではなく、自分がということを明確に意識してそのために戦う権利について考えるきっかけになる一冊だった。
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R
コントみたいな会話劇だなと思ったら、コント師が書いた小説だった。男女の会話の裏に潜むあるあるを描きつつ、SFっぽい要素もあるんだが、基本的に面白い会話が重視されているようで、正直話の筋はさしたることもなく、ただただ面白そうな会話がずっと続くだけであっという間に読み終わった。面白かったとは思うのだが、どうせなら、モテない芸人の青春記みたいな物語だったらもっと楽しくなったように感じた。
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R
ポワロ、マープルも含んだ短編集。ミステリの名手と思っていたけど、オカルトの短編もあって、トリック探しながら読んだのに、そうじゃなくて驚いてしまった。軽快な会話劇で、誰をと問わず馬鹿にしているようなセリフが、いかにもイギリス仕草といった感じで微笑ましい。強気の女性が、弱いと思っていた男性に逆転されるというパターンが、アガサのツボだったんだろうかと思ったりしつつ、恋愛劇も楽しめる短編集だった。
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R
この本そのものが怪文書っぽくて、よくできたホラーコンテンツだと感心した。オカルトをほどよく楽しめる内容で、いかにもありそうな怪談の成立なんかをもっともらしく語っているところが非常に面白い。実際そういうことかもしれないと思わせつつ、それと別にある場所なる謎をチラつかせて、似たような話をいくつも重ねるという構成そのものが、よく練られていると感じられて楽しかった。絶妙な不気味さで、何も解決も完結もしないというのが後を引く。
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R
いくつかの連載をまとめたもののようで、それぞれテーマに沿って語っているように見せかけて、結局いつも通り自分の好きなこと、しょーもないことをまとめているだけで、大変面白いという難儀な人生を見せてもらえる一冊だった。流石に年齢を重ねてきたからか、両親とのしょーもない確執にも年季が入ったところが見えて、共感が強いのだけども、自分が親にならない限り、いつまでも子供のままよなと思いつつも、それはそれとしてちゃんと自立しつつあるというのも伺えてほっこりする。テーマなのに美とは、という答えが一つもないのが素晴らしい。
紀梨香
2024/01/08 15:35

確かに一つもなかった!素晴らしいです。

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R
着実に成長していくアンの姿をじっと見つめる物語。見ているだけで、親になったかのような錯覚をしてしまいそうなんだが、その場所での戸惑いと、出会いに別れ、何よりアン自身の成長が見て取れるのがとても微笑ましい。アドベンチャーワールドに詳しすぎる内容になっているのも面白かったんだが、和菓子をきっかけにした、ちょっとした日常謎解きもあり、ほのぼの楽しめるよい一冊だった。
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R
嫌な汗をかいてしまいそうな短編集だった。後味が最高に悪いお話もあれば、なんとなし救われたようなものもあり、いずれも人間の闇寄りの隙間、魔が差したに近い、うしろめたさをぐいぐいついてくる感じで、読まされるんだが息苦しいという読書体験になった。小説的な小道具が最新令和のそれなんだが、扱っているテーマのようなものは普遍的で親近感というか、身に覚えがあるものだから、今もって生きている以上、こういう罪としたくないものがすり寄ってくる可能性があると思うと恐ろしい。SF的だが、ホラーだった。
りゅうのすけ
2024/07/23 21:33

Rさん 素晴らしいレビューてすね。本当に書かれているとおりの中味だと思います。ちょっと読んでいてキツかったりです。

が「ナイス!」と言っています。
R
世の中に、こんなにいっぱい殺し屋がいるのか…。という世界観でありながら、変なところで真面目だったり、妙なルールが徹底されているというのがいちいち面白い。一般人が巻き込まれないからOKというのは、正直どうなんだと思うのだが、正義のない復讐劇でもありながら、どっちも悪いがこっちの方が感じいいから応援みたいな気分で読まされてしまって、自分の倫理観を疑わされる作りなのが憎いと思った。久しぶりにすっきりする感じだったと思うので、満足だが、どこか後ろめたくもある。
とみかず
2024/03/11 07:40

Rさん。ナイスありがとうございます。いっぱいの殺し屋がそれぞれの流儀で、殺し合っているところが、プロフェッショナル感じてしまいます。倫理観は欠如してますが。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/22(3932日経過)
記録初日
2004/12/04(7176日経過)
読んだ本
1998冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
594241ページ(1日平均82ページ)
感想・レビュー
1737件(投稿率86.9%)
本棚
13棚
性別
年齢
46歳
血液型
A型
職業
事務系
現住所
滋賀県
外部サイト
自己紹介

なんでも読もうと思います。
歴史、経済、理系の本が好きです。
趣味でサボテンを育てています。

好きな作家さん
夏目漱石、司馬遼太郎、円城塔、吉田修一、篠田節子

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