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アガサ・クリスティー ショートセレクション 二重の罪 (世界ショートセレクション 21)

感想・レビュー
37

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ルトピエ
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こんなシリーズがあるとは知らなかった。既読の作品もあったけど、強烈だったのは「最後の降霊会」。「母親」という言葉を恐れ、「わが子に対する母親の愛は、法律も同情も関係なく、邪魔するものはすべて無慈悲に押しつぶす」と言うシモーヌ。かたや、「母性」というものを神のごとく崇め、恋人の恐怖を理解しないラウール。クリスティーの人間観察の目というか、洞察力はやっぱり凄いと思った。好きなのは「収穫の多い日曜日」。なお、「ナイチンゲール荘」に出てくる宿屋「旅人の腕亭」のアームズ(arms)は、腕ではなく紋章でしょう。
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Akiko  Nakano
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ヨシタケさんがイラストを担当したショートセレクション。イラストによって、こんなに物語が変わるのかと思わせます。このシリーズ良いですわー。ヤング向きに刊行されたのかもしれませんが、大人向きじゃーないかな?(頭休め)
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みみみ
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5編からなる短編集.児童書のせいなのかオカルト風の『最後の降霊会』が巻頭になっている.すべて再読であるがクリスティの作品は何度読んでも楽しい.
Sally

この表紙、ヨシタケシンスケさんですよね?中身はおそらく全て空で言えるので笑、表紙だけ順繰りに巡るのも楽しそうです。

05/01 08:54
みみみ

そうです.ヨシタケさん.評判がいいですよー.

05/01 08:58
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斉藤フィオナ
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このシリーズ、内容がシリアスでもヨシタケシンスケの挿絵がほっこりする。「最後の降霊会」クリスティがオカルトホラーを書いていたとは。「収穫の多い日曜日」若い二人はお互いの善良さを感じてきっとこの後ゴールイン!「二重の罪」ホロヴィッツのホーソンシリーズはホームズ&ワトソンになぞらえられるけれどポワロ&ヘイスティングスもあるな。「完璧なメイドの事件」ミス・マープルの抜かりなさ相変わらず。「ナイチンゲール荘」終盤のドキドキハラハラのサスペンスはさすが。
斉藤フィオナ

訳者が頭を捻って選んだ作品すべてに共通するのは人間誰もが持つ弱さだったり狡さだったり邪悪さだったりが鋭い観察眼によって描かれていること。それがアガサ・クリスティだよね。

04/11 20:38
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びぃごろ
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ヨシタケシンスケ目当てでこのシリーズを読んでいる。クリスティーは何作か読んでいるが、ここに紹介されたものは未読。「最後の降霊会」ほとんどホラー 「収穫の多い日曜日」貧しいカップルが買ったサクランボのバスケットの底には赤いネックレスが 「二重の罪」ポワロ登場。バスと電車のトリック 「完璧なメイドの事件」マープル登場。姉妹が辞めさせたメイドの代わりに文句のつけようのない素晴らしいメイドがやってくる 「ナイチンゲール荘」結婚した妻を殺す連続殺人犯が私の夫!?彼女の起死回生の防御が炸裂。
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かなき
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初読のアガサ・クリスティ。有名なポアロ、ミス・マープルを含めた短編が詰まっている。現代のように便利な時代ではないけど、どんな時でも知恵あれば悪賢く働くんだなと感心。心理描写が丁寧で「ナイチンゲール荘」は特にハラハラした。「収穫の多い日曜日」は閑話休題的なものなのかな(笑)
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aoko
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はじめてクリスティを読んだのは中学生のころだから、もう五十年以上前になる。ポワロもミス・マープルも、ホラーもサスペンスも入っていて、どれも読んだことがあるものだったが、楽しめた。いま読んでも全然古びた感じはしなくておもしろかった。「ナイチンゲール荘」は、いま読んでもどきどきして、クリスティはすごいなと思った。第二弾も期待したい。今度はミスタ・クィンとか、パーカー・パイン氏をいれてほしいなぁ。
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❧nao❧
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可愛いヨシタケさんの表紙に惹かれて借りてしまいました。アガサ・クリスティのショートなんて初めて読んだかも。ポワロもミス・マープルもしっかり出てきて楽しめました。ミステリーちゃうやん!というのも含めて。
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R
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ポワロ、マープルも含んだ短編集。ミステリの名手と思っていたけど、オカルトの短編もあって、トリック探しながら読んだのに、そうじゃなくて驚いてしまった。軽快な会話劇で、誰をと問わず馬鹿にしているようなセリフが、いかにもイギリス仕草といった感じで微笑ましい。強気の女性が、弱いと思っていた男性に逆転されるというパターンが、アガサのツボだったんだろうかと思ったりしつつ、恋愛劇も楽しめる短編集だった。
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六花
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ネタバレ久しぶりのショートセレクション。アガサ・クリスティー自体数冊しか読んでないのですが、どれもどきどきしながら読んだ。そして翻訳物を読んでる気がしない読みやすさも良かったです。いやそれにしても魂ってば21グラムじゃなかったの…怖いんですけど(最後の交霊会)。
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イーストゲート@デイリー
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アガサクリスティでは、ミス・マープル物が好き。なんといっても、おばさんパワーがあふれているという感じが大好きです。おばさんなのに、おばさんだからこそ、あぶりだされる真実が楽しい。この世界シリーズは古典を扱っていると思っていたので、アガサが収録されてちょっと意外だったけど、そうね、アガサも古典の部類なのね。
イーストゲート@デイリー

(目次)最後の交霊会(子供)収穫の多い日曜日(果物かごの中のネックレス)二重の罪(骨董商の叔母)完璧なメイドの事件(マープル)ナイチンゲール荘(幸せな結婚生活)

12/19 21:32
イーストゲート@デイリー

(ネタバレ)収録された「ナイチンゲール荘」。これのラストでご主人は死んだの?生きてるの?私はちょっと悩んでしまいました。アガサクリスティは実は苦手。読者をミスリードさせようとしているのと、ラストのどんでん返しを効果的にするため、まわりくどい表現ではっきり言わない。翻訳でもあるので意味わからん、ような状態になることがたまにあるのです。疲れていて頭回らないと、ちょっと読んでてつらい時があるのよね。

12/19 21:48
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シナモン
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「ナイチンゲール荘」にハラハラドキドキ。児童書のコーナーにあったけど、大人も十分楽しめるかと思います。ヨシタケシンスケさんのかわいい絵にほっこり。
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ao
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ネタバレヨシタケシンスケさんの絵に惹かれて読むことにしたアガサ・クリスティの短編集。収録作品は全て読んだことのない話だったので新鮮な気持ちで読めた。それに、各短編の表紙にヨシタケさんのイラストが載っているのだが、このイラストを見てから読み始めるとストーリーが頭の中でヨシタケさんの絵で再生されて楽しかった。
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ジョージ
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ネタバレ全て初読。ブツクサ言いながらもバス旅行を楽しむポワロの表題作は、最後のセリフが効いている。「ナイチンゲール荘」はどうなるのか、最後の行まで目が離せなかった。
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鹿ノ子
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ショートセレクションシリーズなんですねー。他の作家のも読んでみよう。ヨシタケシンスケさんの可愛い表紙絵と大好きなクリスティの短編小説で大満足の一冊でした。
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うたこ
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子供向けらしいですが、かわいいイラストもあって楽しめました。アガサクリスティ、あまり読んだことないのですが、ストーリーテラーですねぇ。続きが気になってすぐ読んでしまいました。特に最後のナイチンゲール荘の、窮地に追い込まれた主人公の立ち回りが楽しめました。
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timeturner
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ネタバレ怖い、怖い、「最後の降霊会」が怖い。結末がわかってしまうからこそ怖い。読者の苦しみを想像してニヤニヤしながら書いたに違いないクリスティー、ドSだな(妄想です)。他に軽いラブコメ、ポワロ物、ミス・マープル物、クリスティー自身を投影したような主人公を使ったサスペンスなど計5編。
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はな
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どれも再読でしたが、何度読んでも面白く楽しめました。アガサ・クリスティはすごいな。
アリス

これ読みやすくて面白かったよね😆

11/06 09:34
はな

アリスさん 読みやすく、あっとゆうまでした👍

11/06 20:04
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yszk
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ネタバレヨシタケシンスケ氏のイラストシリーズ、今回はアガサ・クリスティー。 1本目『最後の降霊会』。なぜにこの胸悪怖怖オカルト物が冒頭なんだ。怖いです。イラストも怖い。 2本目の『収穫の多い日曜日』5本目『ナイチンゲール荘』はどちらも「リスタデール卿の謎」からのノンシリーズ短編。既読だけど内容忘れていたので楽しんだ。 3本目『二重の罪』はポアロ。「とび色の髪―きみは本当にとび色の髪に弱いな!」
ともこ

表紙の絵が実にいいですね。

11/04 17:05
yszk

ちなみに、この表紙の彼女の髪の色はとび色ではないっぽいのよね。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%B6%E8%89%B2

01/05 23:56
3件のコメントを全て見る
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mick
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このシリーズ、好きなのだが、時にとらえどころがなかったり、わかりにくい短篇が含まれていることがある。本作はどれも短くても楽しめる作品が集められている。ポワロも文章で読むと映像とはまた違う魅力がある。面白かった。
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ネコベス
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ネタバレ軽快で小気味の良い五篇を収録した短編集。クリスティ―の巧みなストーリーテラーっぷりがじっくり楽しめる一冊。高価な細密画を巡る犯罪をポワロが鋭く見破る「二重の罪」、働き者のメイドの謎をミス・マープルが解き明かす「完璧なメイドの事件」、夫と妻のサスペンスフルなやり取りが面白い「ナイチンゲール荘」が良かった。
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沖川あこ
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このシリーズ、いい! 最高の5話が載っています。 「最後の降霊会」は最後のオチがこわいホラー話。残り四編はミステリー。面白かった。
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ekoeko
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「最後の降霊会」「 収穫の多い日曜日 」「二重の罪」「 完璧なメイドの事件 」「ナイチンゲール荘」5編。「ナイチンゲール荘」が懐かしかった。
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Y
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どんな時代だって、女は強かに生きなきゃね。自動車や人の噂で世界が回っていた時代。だけど人が思いつく、「まさか⁉︎」は変わらなかった。「最後の降霊会」「 収穫の多い日曜日」「 二重の罪」「 完璧なメイドの事件」「 ナイチンゲール荘」の5作を収載。ハズレなし、どれも味があって好き。
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カンカン
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読んだことのない話ばかりで楽しくサクッと読めた。このシリーズ集めたいな。
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かみふうせん
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短編集。ミス・マープルの完璧なメイド事件、うますぎる話は裏が有るどんでん返し。ナイチンゲール荘の密室的殺人計画、短編だから結論が早い。ドキドキハラハラさせられて、さすが。久しぶりにクリスティのミステリー落ち着いて読みたくなった。
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spatz
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ヨシタケシンスケさんらしい、とぼけたイラストの表紙に心惹かれる。 子供の頃からたくさん読んできたクリスティ。 あまり世に知られていないであろう短編五編を収録。 読み始めて驚いた。巧みなトリックを駆使し、個性が際立つ探偵を配して謎解きを楽しむクリスティはこんな短編も書いていたのか、と。心がゾクリとするような後味の、はっきりした謎解きや解決が無いように感じられるもの。お馴染みの探偵が出てきて懐かしく感じられるもの。短い中で、なるほど、と最後に膝をうつ謎解きが待っているもの。様々なことなる味わいを楽しめる。
spatz

最後の降霊会・収穫の多い日曜日・二重の罪・完璧なメイドの事件・ナイチンゲール荘

10/08 17:53
spatz

#NetGalleyJP

10/08 18:08
0255文字
ふわりん
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ネタバレこんなシリーズがもう何年も前から出てたなんて全く知らず、図書館の新刊案内でヨシタケシンスケさんの絵だし内容も面白そうと思って借りてみた。「二重の罪」は既読だったけど短編なのでギュッと中身の濃い再読になった。お馴染みのミス・マープル「完璧なメイドの事件」は超能力並みの推理力で最後にパパッと解決してしまったのは、短いために仕方ないか〜。有名な主人公が出てこない短編も面白かったものとホラーがかって私には合わなかったものなどバラエティに富んでいた。章ごとに挟まってるヨシタケシンスケさんの絵、表情が楽しかったな〜。
花ママ

中学校の図書室では、クリスティーを読んだことない生徒も、ヨシタケさんの表紙に惹かれて、借りていくことがよくあります。ヨシタケ様々ですw

10/04 11:58
ふわりん

花ママさん、こんにちは 最近の子供たちは絵本から入門してクリスティーまで、ヨシタケさんに導かれてきたんですね〜(๑˃̵ᴗ˂̵) あの絵を見てると大人でも親しみやすくほっこりしますよね(*´∀`)♪

10/04 16:20
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ごへいもち
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ヨシタケシンスケの絵数枚だけでなんだか楽し気になる
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武藤吐夢
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アガサクリスティーというと長編が有名なので、短編ははじめて読んだ。ポワロやマープルが探偵として出てくる作品があったり、最後の作品のオチとかは、かなりシュールで楽しかった。降霊術の話しいがいはすべて秀作と言えるでしょう。さすが、アガサ・クリスティーという短編集でした。とくに、好きなのはポワロが出てくる表題作でした。まさかの展開に驚きました。アガサ・クリスティーの入門書みたいな感覚で読むのも良いと思います。ヨシタケシンスケさんの挿し絵も素晴らしい。
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サラサラココ
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世界ショートセレクションが21まで出ていたので、早速、子どもと各自読んだ。短編5話収録。表紙と各話のはじめに絵あり。
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アリス
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ネタバレ表題作「二重の罪」はポアロ、「完璧なメイドの事件」はマープル、ホラーもあり楽しめました。ヨシタケシンスケさんのイラストも素敵でした。
0255文字
海さん
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短編が5つだけなのに、ポアロもマープルも入っているし、ホラーっぽい作品もあるし、どれも面白かった。このシリーズずっとクリスティでもいい(笑)。
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カケル@ぼくらはみんな積読中
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ネタバレミステリーの女王によるホラー短編「最後の降霊会」、若い男女に起きた大事件(笑)の顛末「収穫の多い日曜日」、ポアロの灰色の脳細胞が冴える「二重の罪」、ミス・マープルの慧眼が光る「完璧なメイドの事件」、女王のサスペンスの妙を味わう「ナイチンゲール荘」の5編収録。こうして読むと、やはりクリスティーは幅広く書けるんだな、という感じ。たぶん、どうすればハラハラさせられるか、怖がらせられるか、あっと驚かせるか、をよく理解してあるからだろう。また読みたくなっちゃう。
0255文字
ムーミン2号
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理論社の世界ショートセレクション・シリーズも第5期に突入したか?(それは嬉しい限り)クリスティーの作品が5編。「最後の降霊会」「収穫の多い日曜日」「二重の罪」「完璧なメイドの事件」「ナイチンゲール荘」。ポアロやミス・マープルの活躍する作品もあれば、ホラー系、ユーモア系といったものもあり、クリスティーはミステリーばかりじゃないことが伺える、味わえる一冊となっている。クリスティー作品が聖書、シェイクスピアに次ぐ出版数を誇るのも納得の作品集で、やっぱりクリスティー作品が好き、を思い出させてもらえた。
ムーミン2号

余計なお話も含めた、ちょっと長い文はこちら・・・https://www.honzuki.jp/book/319233/review/295541/

09/16 15:59
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さっちゃん
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ヨシタニシンスケさんの可愛らしいイラストがステキな児童向け短編集。馴染みのない単語はきちんと注釈付き。「最後の降霊会」「収穫の多い日曜日」「二重の罪」「完璧なメイドの事件」「ナイチンゲール荘」の5話。/ポアロやミス・マープルなどお馴染みのシリーズからのものはもちろん、ホラーテイストやドキハラものまで実にバラエティ豊かで読んでいて飽きない。 ラストの「ナイチンゲール荘」は予想外のラストにビックリ! どの話も短いけれどちゃんと驚きがあるのはさすが!学校の図書室にもオススメ。
さっちゃん

#NetGalleyJP

09/08 18:27
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夢追人009
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ミステリーの女王。アガサ・クリスティー女史の秀作5編をセレクトした児童向けの作品集です。ヨシタケシンスケさんの表紙絵と扉絵イラスト全7枚はユーモラスで親しみ易くミステリー特有の緊張感を和らげて年少の読者をリラックスさせてくれる効果があると思います。私は数十年前に全部を読んだのを思い出しましたが、こうして読むと女史の作品は時代に左右されない普遍的な魅力があるなと改めて感じました。幻想ホラー、ユーモア、本格ミステリー2編(ポアロ&ミス・マープル)、心理サスペンスの全5編にはラストに必ずやサプライズが訪れます。
夢追人009

中村ですさん、まあ子供達が読み難くて困らないように訳者の方はわかりやすい作品を選んで訳文にも気を遣って十分に配慮されているのでしょうね。

08/17 08:55
中村です

ほんとにその通りだと思います!おかげで大人たちも手軽に世界の名作短編を読めてありがたいですね😊

08/17 13:03
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アガサ・クリスティー ショートセレクション 二重の罪 (世界ショートセレクション 21)評価100感想・レビュー37