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ヒツジ
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こんなに涙って出るもんかねぇ…ていうくらいに泣けました。二度読み必至と言われるイニシエーションラブは、時間軸の再確認作業としての再読となりますが、本作はヒロインと主人公の心境の奥行きを読み取りたくて再読となります。なんども読み返したくなりますが、彼女の秘密がわかったら、どのページも切ない。実は数ヶ月前に読了していましたが、切なすぎてなかなか感想が書けませんでした。でも、決して嫌な感覚ではなく、幸福感を伴う切なさです。京都でなくても良かった内容なのに、見知った京都を舞台に選んでもらえてうれしいです。
0255文字
ヒツジ
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登場人物の増加、本筋とは直接関わらない逸話、天狗つぶてや狸将棋の独特の単語など、一巻よりも世界が広がり、奥行きも増していました。玉瀾、お婆ちゃん、呉一郎等の新キャラクターが活き活きとしていましたが、中でも二代目と菖蒲池画伯と天満屋はスゴい魅力です。天満屋の出所を菖蒲池画伯が語る所は感嘆しました。ミステリーの様な謎は無いのですが、物語やエピソード自体が魅力的でどんどん読み進めることが出来ました。一巻も面白かったですが、更に面白くなっていました。伏線なんかもあり、矢三郎が大活躍する予感があります。
0255文字
ヒツジ
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忙しく読書から遠ざかっていましたが、昨日300ページ程を一気に読み切った。狸(阿保の血)という事で片付いてしまうのかも知れないけど、家族間の絆や愛情が深く描かれるほど、父の仇への感情はもっと怨恨に満ちたものになってしまうんじゃないだろうかという事が気になってしまいました。その一点以外は賑やかでほのぼのして良い。特に矢三郎と赤玉先生の先刻御承知関係がとても好き。森見さんが京都にサイン会に来られた時には行けずに無念でしたが、近所の本屋にサイン本が置いてあったので続刊の二代目の帰朝を購入済み。続けて読もうかな?
0255文字
ヒツジ
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様々な要素を取り入れながらも、破綻することなくまとまっていて、エンタメとしてとても楽しめた。ただそれだけの作品も多い中、読了後にも余韻があり、いろんなことを考えさせられる。アリやハチは集団性が自我を超えている。その為、巣やコロニー内で完全な社会が確立している。一方人間は集団性より自我が大切なのに社会を作ろうとする。だから、当然確執も生じ、戦争さえ起こす。しかし、そんな人間の不完全さや矛盾を指摘しながらも、それでもヒトだって素晴らしいと伝わってきた。
0255文字
ヒツジ
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書簡体小説というものは初めて読みましたが、ならではの面白さがありました。基本的に主人公・守田が送る手紙のみが書かれているだけなのに、相手とのやり取りが分かる点に感心しました。あと、この作品では、各章1名ずつ、ある期間やり取りした手紙が掲載されているので、パズルのピースをはめていくように全体が明らかになっていきます。そのピースが関係しあっていることが後の章で文面や時系列から見えてくる所に独特の面白さを感じました。それに加え、森見さんの描く偏屈阿呆学生や森見さんご本人も登場して、大いに笑わせてもらいました。
0255文字
ヒツジ
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大半が妄想に占められた竹林エッセイということになるらしい。文中に出てくる明石氏は、在学中は法学部で男子にモテモテ。人となりやエピソードをみると太陽の塔の飾磨のモデルだろうと分かる。四畳半神話大系ではヒロインの名前となり、美女と竹林ではいよいよ本人として出演。2014年、明石氏は現実世界で嫁を大事にしているのか?ちょっと興味が湧きました。所々に他の作品の表現が用いられたり、作品の裏側が垣間見える。賛否両論あるのは分かる作品でしたが、私は彼の文で書かれていたらなんでもオモチロク感じてしまう重症患者のようです。
名古屋ケムンパス

心配しないでください。重症患者はヒツジさんだけではありません。治そうとしなければ、何の問題もないのですから。

05/03 23:05
ヒツジ

名古屋ケムンパスさんコメントと病との付き合い方までアドバイスいただいてありがとうございます。 病は気からと申しますように、気にしないようにしようと思います。幸い治そうという気はありませんので(笑) それに他の方のコメントを見ると患者さんだらけでしたので心強いです!

05/04 04:52
0255文字
ヒツジ
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型破りな人が型破りな行動をして周りの人に良い影響を与える。というありきたりなパターンだなぁ…とあまり楽しめませんでしたが、調べると伊良部医師の最初の話は2001年に発表されたとの事。13年前の作品を、現在「ありきたり」と評するのはどうなんでしょう?判断を悩むところです。 13年前に読んでみたかったと思いましたが、その頃の私はどう頑張っても小説が読めない活字チェリーボーイ…ご縁がなかったということか?作品に触れるには時期や時代背景も大事ですね。
0255文字
ヒツジ
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1Q84では、謎と問題提起されていること全てに回答がされているわけではなく、どうしても色々と考えてしまう。そう気付いた時、村上作品は物語との付き合い方まで考えられていると分かる。伏線と回収を完璧にして、提起・考察・回答まで作家が行うこともある中、考察と回答の多くを読者の役割として残されている。作家が行う方が読みやすく、後味も良い。しかし、本と付き合うのではなく、作家の考え方を傍観することにも繋がって、引いては現実世界にも同じ態度でのぞんでしまうのではないか?そんな事を考えさせられる。大好きな作品になった!
0255文字

読んだ本
52

読んでる本
2

積読本
39

読みたい本
29

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/04(4124日経過)
記録初日
2013/07/04(4308日経過)
読んだ本
52冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
18267ページ(1日平均4ページ)
感想・レビュー
30件(投稿率57.7%)
本棚
0棚
性別
職業
専門職
現住所
京都府
自己紹介

2013年9月
急に活字本に目覚めました。
なので今は、自分はどんなジャンルや作家さんが好きなのかを探るために広く浅く、探索しているところです。以前はマンガばかりで活字は何度か挑戦していながら、途中で集中力が切れて挫折していました。半沢直樹放送時期、前半の大阪編を丸々見逃していたので、後半をしっかり観るには、原作を早急に読むしかないと半ば必要に迫られて読み切りました。これをきっかけにして活字を読める人間になろうと、今までにない固い決意で読み始めました。初めは挫折するのでは…と不安もありましたが、最近ようやく「もう、大丈夫!」と思えるようになってきました。活字といっても今はまだ小説のみです。

2014年3月
読んだ本が40冊を超えて、最近ようやくこの人の作品が好きと言える作家さんを見つけ始めています。
現在は村上春樹さん、和田竜さん、森見登美彦さんです。
これからもっと増えていくことを期待しています。

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