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2025年11月の読書メーターまとめ

katokicchan
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2025年11月に読んだ本
13

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

katokicchan
ネタバレ事件の全貌が明らかになるにしたがい、凄惨さも増すなかで、この解決手法と展開は凄かった。特に、ネタバレ厳禁の仕掛けは、素晴らしいとしかいいようがなく、感嘆した。文庫帯とか全部が読者を騙しにかかっているのも良い。シリーズ中でも陰鬱展開はトップクラスで、短い章でつなげてくれるからすいすい読めるけど、読む気分はなかなか上がらず読後感もスカっとはならないのは、組織が解体されバラバラになるからだが、シリーズは継続するので、過渡的な状況と信じ、まずはティリーの動向に期待したいところ。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

katokicchan

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2025年11月の感想・レビュー一覧
13

katokicchan
ネタバレ待ってた新シリーズ。あっという間に読んでしまった。相変わらずの面白さ。 今回は序章という位置づけで、ダブル主人公の群像劇のプロローグという感じ。これは貯めこんでから読むべきかも。でもきっと出るたんびに読んじゃうんだろうな。
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katokicchan
ネタバレAudibleにて。元総理の襲撃と〇教会の事件は、未だに記憶に残っているが、その事件をベースにした「設定」を犯人の手記(ノンフィクション)と小説家(フィクション)の2つの視点で描いた作品。親がはまった宗教団体との確執の描き方がすごく迫力と現実味があって、読み応えがある。結局、手記と小説は2つで1つの作品となり、その集約の仕方に感動する。湊さんはこれまで多くの作品が直木賞候補までだったが、今回は狙えるのではないかと思った。実録のようなこの事件がどう影響するかはわからないけど。おすすめ。
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4巻目。有名な長篠の戦いをクライマックスにするけど、前半の興味は茂兵衛の妻帯話に尽きる。なかなか有望な女性を妻にした感じで、後顧に憂いなしで頑張れそう。相変わらず手に取るとあっという間に読めてしまう。
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ネタバレ芦沢さんの本は初めて。スケールは大きくないがよくまとまっていた。最近犯人当てのものばかり読んでいたが、こういった動機を探るストーリーに、過去の優生保護法の暗闇を重ねた展開が重みを与え、こんな小説もいいなと思えた。当たり屋ケンちゃんのような小学生のパートは、構成としての脆さもあるし、警察側の深堀りは今一つだけど、全体として読み心地は悪くはなかった。タイトルは、あ、こういうことだったのかと思わせることで秀逸。
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ネタバレAudibleにて。下巻に続く
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ネタバレAudibleにて。IQが超絶高く無戸籍だった少年が謎の組織の犯罪に関与し少年院を出た人生のパートに、大企業の御曹司が起業をする物語とが絡みあい、謎の組織の陰におびえる話。ストーリーは面白く最後まで読ませるのだが、謎の組織とか敵対する組織の掘りが浅く、少年を追い詰める理由も自滅型でなんだか哀れだった。その裏で、かえでという少女の成長過程が地道に描かれ、最終エピソードが意外にほっこりしてしまう。メインストーリーはしっかりあっても、サイドストーリーはキレがなかった感じ。まあおもしろかったけど。
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katokicchan
ネタバレ鼓動に続いて読んでみた。最後に実は、という形である意味心に残らない一本調子で流し読みもできる小説だけど、懸命に暮らすも墜ちていく主人公の人生とそれを負う女性刑事の図式は鼓動にも似て、しっかり最後まで読ませる筆力がある作品だった。生保の枕は知ってたけど自爆という言葉は知らず勉強になった。共済との関係とかも。この時代の金融商品営業の闇は深い。この2冊で葉真中さんのは卒業でもいいかな。
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早速の2巻目。歴史の進むテンポが速い、というか一人の人生を駆け足で描くので、合戦イベントを追っていくとそれなりの速さを維持しないといけないか。今回は掛川城と姉川の戦いがメインで、その間の時間は因縁の相手から受けた鉄砲傷の養生に費やされ、その時間を描くことで唐突さを避けてるはなかなか狡い。不器用ながら処世を淡々と進めていくところは、痛快でもあるが物足りなさもすこしあるか。シリーズものも少し貯まってるので、一気に読まないようにしたい。
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ネタバレ今回は二俣城と三方ヶ原の戦い。いつでも大変な渦中に飛び込んでいく感じなので、これからの王道街道の中でも苦労が絶えない話ばかりなのだろう。誰でも知っている勝者の歴史の中で、茂平のボトムアップ型の成り上がりは読みごたえがあって面白い。ハマるほどではないけど、結構気に入ってる。
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katokicchan
ネタバレ事件の全貌が明らかになるにしたがい、凄惨さも増すなかで、この解決手法と展開は凄かった。特に、ネタバレ厳禁の仕掛けは、素晴らしいとしかいいようがなく、感嘆した。文庫帯とか全部が読者を騙しにかかっているのも良い。シリーズ中でも陰鬱展開はトップクラスで、短い章でつなげてくれるからすいすい読めるけど、読む気分はなかなか上がらず読後感もスカっとはならないのは、組織が解体されバラバラになるからだが、シリーズは継続するので、過渡的な状況と信じ、まずはティリーの動向に期待したいところ。
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katokicchan
ネタバレ登場人物の人間関係が以前より十分にこなれているので、とても読みやすく安心して読めるが、今回は異分子のスヌーピーがいて、ポーの嫌いさ加減がすごく出てて、やりすぎ感を感じてる。ポーの毒吐きが以前より強く感じるのは勘違い? 短い章立てで普段より読書ペースが上がっている。これに慣れるとちょっと怖いなという感じ。下巻へ。
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ネタバレ下巻に入っても良い意味での馬鹿SFさは緩まずで、とても面白かった。3回の感染症状の内容(赤扼病を入れると4回?)はなかなか奇妙奇天烈で、ゾンビ化したAIとともに、スケールの大きな馬鹿話を存分に味わえた。ただ探索の中心だった母親との邂逅はいまいちだったかな。しかし、最終章までいったところで久しぶりに愕然。知らなかったのが悪いのだけど、3部作の第1作ということで、一応話は完結しているからいいんだけど、本国では昨年末に2作目が発売になったみたいで、翻訳が読めるのはいつになることやら。。。楽しみにして待ちます。
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katokicchan
ネタバレ予備知識なく読み始めたのが良かった。海外SFでこの馬鹿SFさ加減や矢継ぎ早のホラー展開と激しいスプラッターはあまり読んだことがなく、読みやすくて面白く感じたけど、おいおい感も相当で、知っていたら躊躇して読まなかったかも。主人公たちは短い章立てでガシガシと追い詰められてパニックSFでもあるが、狂ったAIという言い方が良いのか、宇宙を駆け巡るゾンビ化したAIには、とても勝てる気がしない。読み手は、この絶望的な船に乗ってしまったので、とりあえずそのまま下巻へ行くことにします。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/08(4357日経過)
記録初日
1970/01/01(20435日経過)
読んだ本
777冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
293384ページ(1日平均14ページ)
感想・レビュー
667件(投稿率85.8%)
本棚
2棚
性別
血液型
A型
職業
役員・管理職
現住所
岐阜県
自己紹介

読書メーターは6年ぶりの復活。
この間、仕事が忙しくなったり、海外赴任してたり、帰国後に家を建て替えて蔵書を大量に処分したり色々ありました。読書スタイルも大きく変わってます。電子書籍中心にもなってます。

小学校4年頃から本が好きになり、出会いは「だれも知らない小さな国」「次郎物語第1部」。ほどなく9つ上の従兄の本棚から星新一「マイ国家」をもらい、いわゆるSF者の道をまっしぐら。

社会人になってからミステリや普通小説など違う分野もよく読むようになりました。そういう遍歴なので、この齢になって世界文学やマジックリアリズムの世界に浸かりつつ。
そんなこんななので、読書傾向は雑食系で節操がありません。

好きな本
この歳になって身に沁みて感じたというか真剣に考えなきゃいけないことは、読了後10年、20年経つと本の内容、酷いときにはメインの流れさえも忘れてしまっているということです。これは、自分の読み方が再読をあまりしないことに因るものなんだろうけど、今後ともこのスタイルでいいのか。もう本を買うのを止めて、溜まった積読本はもとより、大好きだとした本を再読する時間に充ててもいいのかと考えてしまう。読み直すことによって評価が大きく変わるかもだし、個人的に大きな問題だと思っています。

(作家の五十音順的に並んでます。)

浅田次郎 蒼穹の昴~兵諫 プリズンホテル 壬生義士伝
マシャード・ジ・アシス ブラス・クーバスの死後の回想
チヌア・アチェベ 崩れゆく絆
阿部智里 八咫烏シリーズ
アンナ・カヴァン 氷
池上永一 風車祭(カジマヤー)
伊坂幸太郎 ゴールデンスランバー グラスホッパーからの殺し屋シリーズ
乾石智子 オーリエラントの魔道士シリーズ
岩本隆男 星虫
アンディ・ウィアー 火星の人 プロジェクト・ヘイル・メアリー
ジョン・ウィリアムズ ストーナー
コニー・ウィリス ドゥームズデイ・ブック、ブラックアウト、オールクリア、航路
K.ヴォネガット 猫のゆりかご タイタンの妖
R.D.ウィングフィールド フロスト警部シリーズ
宇佐見りん かか 推し燃ゆ
P.G.ウッドハウス ジーヴスシリーズ
ジョージ・エリオット ミドル・マーチ
大山淳子 猫弁シリーズ
小野不由美 屍鬼 十二国記シリーズ
恩田 陸 光の帝国 蜜蜂と遠雷
梶尾真治 地球はプレインヨーグルト クロノス・ジョウンターの伝説
加納朋子 ささらさや てるてるあした、はるひのの、はる
川上弘美 センセイの鞄
茅田砂胡 デルフィニア戦記
ダニエル・キイス アルジャーノンに花束を
北村 薫 スキップ
スティーブン・キング 11/22/63
M.W.クレイブン ワシントン・ポーシリーズ
エドワード・ケアリー アイアマンガー三部作
佐藤亜紀 スイングしなけりゃ意味がない 喜べ、幸いなる魂よ
佐藤さとる 誰も知らない小さな国
篠田節子 ゴサインタン 弥勒
下村湖人 次郎物語第1部
ダン・シモンズ ハイペリオン4部作
小路幸也 東京バンドワゴンシリーズ
ネヴィル・シュート 渚にて
菅浩江 永遠の森-博物館惑星
エリザベス・ストラウト オリーブ・キタリッジの生活
高田 郁 みをつくし料理砧、商い正傳 金と銀
筒井康隆 虚航船団  脱走と追跡のサンバ
津村記久子 水車小屋のネネ 
ジェフリー・ディーヴァー リンカーン・ライムシリーズ
J.ティプトリーJr. たった一つの冴えたやりかた
シャナ・デリオン ワニの町に来たスパイシリーズ
アンソニー・ドーア すべての見えない光
ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟
ホセ・ドノソ 別荘
西澤保彦 七回死んだ男
バルザック ラブイユーズ、ゴリオ爺さん
R.A.ハインライン 夏への扉
ハン・ガン 別れを告げない
ローラン・ビネ 文明交錯
広瀬正 マイナス・ゼロ
R.ブラッドベリ 火星年代記
F.ブラウン 発狂した宇宙
レオ・ペルッツ スウェーデンの騎士 ボリバル侯爵 夜毎に石の橋の下で
蒲松齢 聊斎志異
アンソニー・ホロヴィッツ 探偵ホーソーンシリーズ
J.P.ホーガン 星を継ぐもの
ジョージ・R・マーティン 氷と炎の歌
馬 伯庸 両京十五日
三浦しをん 風が強く吹いている
道尾秀介 カラスの親指
光瀬龍 百億の昼と千億の夜
皆川博子 開かせていただき光栄です 死の泉
宮部みゆき 蒲生邸事件 三島屋変調百物語シリーズ
向山邦彦 童話物語
ケイト・モートン 秘密 湖畔荘
ジュンパ・ラヒリ 低地
S.ラーソン ミレニアム3部作
ミン・ジン・リー パチンコ
劉慈欣 三体
S.レム ソラリス、インヴィンシブル
ロダーリ 空にうかんだ大きなケーキ

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