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2024年8月の読書メーターまとめ

へい
読んだ本
11
読んだページ
3232ページ
感想・レビュー
11
ナイス
152ナイス

2024年8月に読んだ本
11

2024年8月のお気に入り登録
1

  • くるり

2024年8月のお気に入られ登録
1

  • りつ

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

へい
毎晩少しずつ読んでいた。最後に一気に読んだこともあって、即身仏の話が面白かった。三浦さんは書くのに脳を使っていないと書かれているけれど、色々なことに直面した時の掘り下げ方がすごく、しかも安易にネットを使わないところがすごいと思う。讀賣新聞の書評で取り上げられた本に関してはどれも面白そうで、また読みたい本が増えてしまった。ペレルマンの人物評?の本はたぶん読んでも分からないだろうけれど、チャレンジしたい作品である。三浦さんは自分が知識がないからこそ、知りたいという知識欲が旺盛な方なんだろうなと思った。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

へい

2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3635ページ ナイス数:148ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/427866/summary/monthly/2024/7 直木賞受賞作をそこそこ読めました。

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2024年8月の感想・レビュー一覧
11

へい
文庫化・ドラマ化ということで再読。やはり浅田先生が描く自然は美しいなと思う。文庫化までの3年の間にツールの発達があり、送られてきて利用明細書を奥さんが見てのような表現があるけれど、もはや紙明細の発送はないんだよなと思い3年という時間はそういう時間だよなと思った。浅田先生の作品だと日本の原風景というと雪国になるんだなと思った。そして浅田先生の作品を読んできた者として日本の原風景というとやはり雪国、それも東北地方だと東京生まれ東京育ちの人間だと思うようになっている時点で浅田作品の与えた影響はかなり大きいと思う
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へい
ネタバレこれまで門井さんの作品は歴史小説しか読んでいなかったけれど、デビュー作がミステリー畑の人だとは思わなかった。解説で宇田川さんが書かれている通りだなと思った。ミステリーの内容も日常の謎なので、身近で読みやすいものが多かった。銀河鉄道の父を読んだ時も思ったのだけれど、最近はやっている作品に比べると地味な感じはする。ただ個人的には最近はやりの作風の方がくどく感じてしまうのでこういう作品は大事にしてほしい。正式には叙述トリックではないのかもしれないけれど、言葉遣いがトリックになっているのが面白いなと思った。
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へい
取り上げる作品の幅の広さから、これとあれを結びつけるテクニックが一流料理人の手さばきみたいで驚かされる。小田嶋隆さんのコラムのような卸し方をしていて読んでいて面白い。一見つながらなそうで繋いでしまうというのが、学の広さだなと思う。作品論にとどまらずその時代の時評まで行われているからこそ、このシリーズは数十年後の時事批評として残っているのではないか。作品の見る方法がだんだんとネトフリなどになっていて、今後もそこはどんどん変化していくのだろう。ご子息といつまで同じ作品を見に行けるのだろうと気になる。
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へい
経済のことはいつも金子先生のお話しを参考にしているけれど、ラジオなどで聞くと集中できないのと、難しくてなかなか理解できない部分もあり、こういう入門書のような形で書いてくださったのがありがたかった。色々な問題が起こりすぎて、ぶつ切りに放置しておくと、置き去りにしてしまうからこそ、最後の方につなぎ合わせて論じてくれたのがよかった。新聞を読んでいて、相変わらず大博打のような政策ばかり打ち上げてことごとく負けているのを見て本当に大丈夫かと思うし、ハゲタカに狙われる鳥葬状態になっているが、これどうするんだろう。
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へい
ネタバレハードカバー時にいい作品集だったまた読もうと思っていて文庫化ということで再読。いい作品集だったという印象だけが残っていて、肝心の内容を忘れているという恐ろしいことになっていたが、改めて感動できたので問題なし。「明るくて元気なさみしさって、世の中にはたくさんあるんだ」「さみしさがつくる明るさや元気だってある」こどもたちの夏休みが終わる直前だからこそ、辛いこどもたちにはこの作品集を読んでほしいと思う。辛かったら一旦物語の世界にかくれてしまうというのは全く問題ないし、物語の世界は出入り自由だから気楽にきてほしい
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へい
文章自体や物語の展開の仕方などの技巧のレベルはとても高く直木賞受賞作であることに特段異議はない。ただ直木賞の選考委員の方が選評でおっしゃられていた通り物語に意外性が少ない(意訳)という指摘はその通りだなと思う。物語の核となる部分はどの時代の人にもある本質的なことなのだろうと思うけれど、だとしたらなぜ時代小説という形で記したかというところに疑問符はついた。短編集の時代小説の性質なのかもしれないけれど一つのテーマにこだわりすぎていくつかパターン化してしまうのがもったいないなと思ってしまう。
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へい
毎晩少しずつ読んでいた。最後に一気に読んだこともあって、即身仏の話が面白かった。三浦さんは書くのに脳を使っていないと書かれているけれど、色々なことに直面した時の掘り下げ方がすごく、しかも安易にネットを使わないところがすごいと思う。讀賣新聞の書評で取り上げられた本に関してはどれも面白そうで、また読みたい本が増えてしまった。ペレルマンの人物評?の本はたぶん読んでも分からないだろうけれど、チャレンジしたい作品である。三浦さんは自分が知識がないからこそ、知りたいという知識欲が旺盛な方なんだろうなと思った。
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へい
久々の舞城作品。本屋さんで文庫の新刊を見ていたら、出ていて驚いた。そして何より驚いたのは久々に舞城作品を読んで全く色あせておらず、舞城作品を久しぶりに堪能できた。本を読むようになってかなり早い時期に読んでいたのが舞城さんだったので、この文体がスタンダードと捉えていたためこの文体のすごさに気づかなかったけれど、色々と読んだ後で読むと、すさまじい作風だったんだなと驚いた。帯文で取り上げられてたけれど、「代替」が一番舞城作品らしさ、言葉遣いがされていてよかったように思う。舞城作品改めて体感しました。
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へい
加速主義の話と図書館は無限を知る場所というのがすごく印象に残った。たぶんタイパやらコスパやらというものにこだわるというのと内田さんがおっしゃっていることは正反対なんだろうなと思った。個人的にはコスパはまだしもタイパという言葉は内田さんが言うところの貧乏くさい発想だろうなと思うし、私もそう思う。社会不適合者の私ではあるが、文化や文学というものこそが、最終的には人類の最後に残る叡智なのではないかと思っている、そんなことを言っているからこそ社会不適合者となっているという自覚はある。変わる気はない。
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へい
新見南吉作品は小学校の教科書で読んだごんぎつねしか読んだこともなく、当時は好きで読んでいた訳でもなく、朧気にしか覚えていなかったけれど、こうして自分の方から読むぞ!となり読んだ。ごんぎつね以外も教科書だったり、学芸会の演劇の題材として十分通じるように思う。むしろ、ごんぎつねは国語よりも道徳など別教科にして、おじいさんとランプあたりを教科書に載せられないだろうかと思った。本編も面白かったけれど、新見南吉の年譜を読むと、夭折ではあったけれど終戦前に亡くなったことは彼の繊細さからするとよかったのかなと思った。
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へい
ネタバレ毎年この時期は戦争小説を読むようにと心がけて積んでいたものを取り出す。戦争ものとはいえ東京大空襲の話だったので、読む時期を誤ったか?と思っていたけれど、その夜の火の海の熱さはとてもこの気温どころではないだろうけれど、暑い中で読めたからこそ共感できたところもあった。今までは戦争ものというと軍人や従軍させられた人の話を読んできたからこそ、14歳の市井の少年が主人公で両親の祖国が戦争しているという特殊な設定でもぐんぐん読ませてしまうのがさすが石田衣良さんと思えた。いつの時代も14歳は14歳なんだなと思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/23(3965日経過)
記録初日
2013/10/10(4070日経過)
読んだ本
1793冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
552437ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
1261件(投稿率70.3%)
本棚
10棚
性別
年齢
38歳
血液型
A型
職業
事務系
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

文芸、ミステリ、ラノベのようなジャンルや男性・女性など性別を問わず読んでいます。

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