高校生くらいまではノンフィクション(犯罪・未解決事件・冤罪事件etc…)を片っ端から読んでいたちょっと変わった学生でした。
一番お気に入りの、何度も読んだ本は村上龍さんの「コインロッカー・ベイビーズ」です。
若い頃は破壊的・破滅的な衝動、ありあまる内的なエネルギーを村上さんで発散していた気がします。
今でもこの本を読むと自分の若い頃の万能感とか、夏の夜の生温かい風とかにおいとか、自分の頭の中で鮮明に映像化しながら読んでいた日々のことがつい最近の様に思いだされます。
最近は重松清さんが描く夫婦・家族像に涙することが多いです。
子どもが生まれてからは家事育児仕事で読書する時間もありませんでしたが、やっと少し自分の時間が作れるようになり、会社の昼休みや家族が寝た後読書を楽しんでいます。
PCやスマホが普及し、いつでもどこでも映像が見られるようになった時代でも、元祖・いつでもどこでも自分の世界に入り込める、自分をほかの世界に連れて行ってくれる読書は一生続けていきたいです。
だってその辺の映画やドラマより私の頭の中の映像の方が、より魅力的で鮮明で情緒的ですから!
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