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2024年11月の読書メーターまとめ

Hiroh
読んだ本
12
読んだページ
3976ページ
感想・レビュー
12
ナイス
594ナイス

2024年11月に読んだ本
12

2024年11月のお気に入り登録
3

  • co_taro
  • ま
  • Kazuki

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • Kazuki

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Hiroh
ネタバレ話題作だけあって大変面白かった。情緒が安定していて、能力があって、努力ができて発想が面白い成瀬がとてもいい。視点人物が代わって、おやと思ったけれど、成瀬を見つめ続ける視点を貫くのも『紫のスカートのおんな」とか「エドゥイン・マルハウス」になりそうだから良かった。こういう作品では珍しく成瀬の視点作品もある。気づくと1作目の視点人物島崎に振り回されていたりして、それも良かった。200歳まで生きて、恋愛は後半に回す成瀬の今後が楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

Hiroh

例によって、購入済みの積読、図書館本の積読、受け取り待ちの図書館本とある中で、「やっぱりあの本買おう!」と思った本屋前で知人に会って買わずに済んだ話。

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
12

Hiroh
ネタバレ長く続く友情、家族ぐるみ、夫婦ぐるみにもなって、でもその裏側には様々なものが蠢いている、ってモチーフって欧米物に割とある気がする。カップル文化とかエリート校文化とかと関係があるのだろうか。嫌な奴ばかりの中でいかにもいい人な2人が胡散臭く思えたのだけれど、そうではなかった。本当にいい人たちのカップル(になるよね)に幸あれ。作家ヘニング誕生でなんかメタ的展開になっている。オリヴァーの妻(恋人)の消費ぶりってなんなのだろう?と、これは作者に対しての疑問。そろそろ落ち着かせてあげないと気の毒。グレータも気の毒。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroh
ネタバレシスターフッドの物語。ほかに、毒親とか「夫の…が入りません」とか、今の問題意識が強く表れている。毒親、弟に対してもフィーダー虐待してた?とか色々裏読みしてしまう。夫がしょうもない。戦時中の隣組体制での女世帯の弱さも印象に残る。面白かったけれど、各要素がいまひとつバラバラな感じもあった。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroh
ネタバレケンブリッジ大学の保健師さんイモージェンが主人公。地方の公立校出身の男子学生が図書館で死んでいた…… お家柄のいい学生たちのいけすかない感じ。カレッジと街で分断されている世界。ミステリとしてよりもそちらが面白かった。解説で「甘酸っぱい読書体験の記憶を蘇らせる読者」とあったけれど、そんな者は私ぐらいなのか……「ジル・ペイトン・ウォルシュって、あの?!」と思った。子供時代に読んで、昔の作品と思ったのに、ほぼ新刊で不思議だったけれど93年の作品らしい。『夏の終わりに』もまた読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroh
ネタバレ南洋の孤島で行き合った人物たち。腕の良い医者でいい人のようなサンダース。何かから逃げているらしい青年というより少年フレッド。小悪党だが操船技術は高いニコルズ。ニコルズが好きだった、小狡い悪党なのに信心深く、葬儀でのスピーチが心がこもっていてうまい。自分は天国に行くと疑っていない。そして超恐妻家。でも、完全に逃げ切ろうと思ってもいないとおもう、妻から。終盤出てくるエリックとルイーズ。エリックがいい人なのは疑いもないけれど、やはりルイーズが言ったとおりだとと思う。勝手に夢を見ないで!
が「ナイス!」と言っています。
Hiroh
ネタバレタイトルは「メリー・ポピンズ」のナンバーから。日々の中で楽しかったり、喜びだったりした小さな出来事を集めたエッセイ。松田さんの好きなものへのまっすぐさ、どんどん見て、買って、愛でる。それが心地良い。パイロットのジュース、書きやすいよね。私は採点用にしか使ってないけど、書き心地が気持ちいい。生食用のクッキードゥがあるとは知らなかった。食べてみたい、けど、お腹にもたれそうな気もする。好きなら買っていいんだ!言い訳付きで、と思った。金銭的、スペース的に難しいけれど、この楽しい勢いは自分のものにしたい。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroh
ネタバレすごく面白いというわけではないけれど、やっぱり読んじゃう西澤保彦。超能力を持つ双子と元刑事が、事件を解決していく。人間関係が複雑で、欲より色なのが西澤保彦。釘宮氏が途中から目立たなくなってしまったのが残念。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroh
頑張れば支援するよ、は頑張らなければ支援しない。でも、頑張らなくてもいい、もだめ。『動機づけ面接法』によれば動機には、準備、意思、能力の3要素が含まれる。著者の3要素は、見通し、目的、使命感。やる気の原動力は結局「幸せになりたい」。相手に好感を持ってもらうには対人マナーを高めること。あいさつ、笑顔。支援する人を支援することが大切。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroh
ネタバレ話題作だけあって大変面白かった。情緒が安定していて、能力があって、努力ができて発想が面白い成瀬がとてもいい。視点人物が代わって、おやと思ったけれど、成瀬を見つめ続ける視点を貫くのも『紫のスカートのおんな」とか「エドゥイン・マルハウス」になりそうだから良かった。こういう作品では珍しく成瀬の視点作品もある。気づくと1作目の視点人物島崎に振り回されていたりして、それも良かった。200歳まで生きて、恋愛は後半に回す成瀬の今後が楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroh
ネタバレ面白かった。京都御所にも残る清涼殿の石灰壇、なんだろう?と思っていたが、天皇の重要な任務、祈るためのものだった。伊勢神宮を遥拝するために地面に降りなければならない、でも、雨の日は大変、だから建物の中に地面を作ったのだ。朝ごはん(朝餉御膳)の前に朝ごはん(朝御膳)を食べてしまって正式な朝餉は食べない。それは、メニューが平安期にはすでに古臭いものになっていたからかもしれない。源氏の従者惟光の母は「大弐の乳母」、夫が大弐だとすると三位、あるいは参議となる。実は惟光は上級貴族の御曹司だったかも。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroh
ネタバレ証人とはテリアのボブ。なかなかのいたずらっ子。『カーテン』以前でヘイスティングス最後の登場作。面白かったけれど、犯人はすぐに分かる。推理ではなく、クリスティならこの人って感じ。ポアロがペテン師っぽかったり、前作の犯人を名指ししてたり、後期作品と比べるとちょっと趣が変わっている。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroh
ネタバレ父為時は、村上天皇の皇子具平親王素養の家司で文人として親王や公任とも親しいつながりがあった。式部の音楽の素養や上級貴族の生活は、宮家で知り、身につけたことかもしれない。また、公任と早くからの知り合いであったとすると「このわたりに若紫やさぶらふ」の問いかけのニュアンスも変わってくる。式部の出仕も親王家との関わりかもしれない。また、若い頃に、宮仕えしていた友人がいたかもしれない。 献上本の製作の規模と綿密さ。墨も筆も揃えて、字詰めも揃えたかも。 菅原孝標女が源氏に憧れた頃は、まだ式部は宮仕えしていた?
が「ナイス!」と言っています。
Hiroh
ネタバレはじめのうちは、対話は伝えることではない、時間を決めて結論を出すものではないとか、語り言葉と書き言葉を図解してあったりとかなりわかりやすい。けれどだんだん抽象化していって最後の方はかなり難しい。対話によって親であるとか、職業とか、あるいは「〜が好き」という特性ですらない、裸の私が現れるという。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/03/08(3940日経過)
記録初日
2014/03/08(3940日経過)
読んだ本
1830冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
549441ページ(1日平均139ページ)
感想・レビュー
1821件(投稿率99.5%)
本棚
21棚
性別
年齢
55歳
血液型
A型
職業
教員
現住所
埼玉県
自己紹介

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