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2024年5月の読書メーターまとめ

tecchan
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感想・レビュー
19
ナイス
97ナイス

2024年5月に読んだ本
23

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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村上春樹氏の最新作、と言っても1年前発刊だけれど。40年前に文芸誌に発表したものの納得がいかず寝かせていたものを650頁の長編に書きなおした作品。夢と現実、影と本体、幻影、もう一つの世界等々、村上氏ならではの世界が描かれる。この作家の頭の中はどうなっているのだろうと思わせる作品。
嵐 千里
2024/05/02 19:52

どうもなっていません・・・

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
19

tecchan
幕末、鎖国中の日本に憧れて捕鯨船から単身利尻島に上陸したラナルド・マクドナルド、1年弱、罪人として入牢したが、その間、彼から英語を学び、その後の外交で主要な役割を果たした森山栄之助。歴史上、あまり知られていない2人の人物を描いたノンフィクションノベル。
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不安な時代にあって変わらない資産、それは人間の記憶、一人ひとりのあたまのなかにある思い出。そして、高齢者ほど多くの無尽蔵な資産を有している。回想することほどの贅沢はないと説く。
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著者が亡くなられてからもう6年が経つ。この作品は、17年前、遅い作家デビューから、まもなくの初期の作品。松本清張賞受賞の時代小説。藤沢周平などの作家に連なる作風の名作。
が「ナイス!」と言っています。
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日銀、東京駅など今も残る名建築と言われる建築物を残した辰野金吾の生涯を描く。今につながる東京の基礎、近代国家の形をつくり続けた男と彼を取り巻く人物たちの姿を見事に描いている。
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家族を失った少女がたどり着いたのは道後温泉の遍路宿「さぎのや」。昔から帰る場所がない人、様々な事情で飛び込んできた人を受け入れてきた宿で、自らの新たな人生を切り開いていく。最後の祭典のシーンは感動的。そういえば、帰る場所を失った放浪の俳人「山頭火」も道後温泉近くの庵で最後を迎えたことを思い出した。
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南極で行われていたナチス基地の極秘実験、日本軍、アメリカ軍。過去と現在が交差するスケールの大きなSF的推理小説。江戸川乱歩賞受賞。
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太平洋戦争を描いたノンフィクションノベル。真珠湾奇襲攻撃は多くの書物に書かれよく知られているが、同時に行われた南方攻撃についてはあまり知られていない。本作品は、どのように事前準備がなされ、また、多くの危機に晒されながらも攻撃が成功したかを克明に描く。もっとも成功と言えるかどうかは疑問。最終的に多大な犠牲を払うことになったことを考えると。
が「ナイス!」と言っています。
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初めて読む作家。新卒採用されたばかりで失業した主人公に知らない人から父が死んだとの電話。何年も会わず、どこでどんな生活をしていたかも知らない父。そこには自分が知らなかった父の生活が。感動的小説。森沢明夫氏の小説に通じるものがあると感じた。
が「ナイス!」と言っています。
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昭和30年代は、巷間、奇跡の時代と言われる。池田勇人、下村治、小泉信三、十河信二、本田宗一郎等々。 それぞれは分野で時代を切り開いていった人物を視点をあてて時代を描く。
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 著者の最初の作品「友がみな我よりえらく見える日は」を読んだのは何年前になるのだろう。ノンフィクション・コラムという市井の人々の悩み・生活を綴ったコラム。困難、挫折、自尊心、支え等々のキーワードで彩られたコラム。生きずらい世の中で懸命に生きる人々を描いているちょっと感動的な話。著者は私の大学の先輩にあたることを初めて知った。
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幕臣で、日本人として初めて西洋医学を学んだ松本良順の生涯を描く。会津戦争でも戦傷者を治療。新撰組とも交流。維新の荒波に揉まれながらも信念を貫く人生。明治の医療制度の礎を築いた感動の人生。
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我が国の戦後とはなんだったのだろうか。保守も革新も、アメリカの価値観を受け入れ、従属してきた欺瞞の歴史だったのではないかと問う。戦後70年以上経つのに我が国を縛るジレンマを描く。
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関ヶ原の戦いを収支決算から描いた好著。これまでと少し違った角度で戦いを知ることができた。どれだけのお金が動いて誰が得したのか、損したのか。家康の巧みな策謀に驚かされる。
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戦場で兵士は大きな精神的ストレスを受ける。この作品はイラク戦争から帰還した兵士が重い精神的ストレスを受け苦しんでいる姿を描いたノンフィクション。自殺する元兵士も多く、アメリカ社会に暗い影を落としている現実がある。
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みなみらんぼう氏の山のエッセイ第2巻。2002年発刊。
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昔から好きなシンガーソングライターのみなみらんぼう氏が山登りの専門家とは知らなかった。低山ハイクを中心とした山の楽しみ方を綴ったエッセイ。
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日本の歴史に残されたいろいろな人の様々な言葉を紹介してコラム。立派な言葉だけでなく、愚かしい言葉までを解説する。
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1989.6天安門事件から、もう35年近くが経った。当時、運動に携わっていた者、傍観していた者は、今、どうしているのか、当時をどう振り返っているのか。60人以上を取材した貴重なルポ。天安門事件とはなんだったのか。1960年代の我が国の学生運動を経験した者がその後の高度成長の担い手となったように中国もそうだったのかと思わせられた。
が「ナイス!」と言っています。
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村上春樹氏の最新作、と言っても1年前発刊だけれど。40年前に文芸誌に発表したものの納得がいかず寝かせていたものを650頁の長編に書きなおした作品。夢と現実、影と本体、幻影、もう一つの世界等々、村上氏ならではの世界が描かれる。この作家の頭の中はどうなっているのだろうと思わせる作品。
嵐 千里
2024/05/02 19:52

どうもなっていません・・・

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/03/23(3744日経過)
記録初日
2014/01/08(3818日経過)
読んだ本
2522冊(1日平均0.66冊)
読んだページ
720494ページ(1日平均188ページ)
感想・レビュー
1609件(投稿率63.8%)
本棚
13棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
現住所
静岡県
自己紹介

読書分野は、ノンフィクション、ルポルタージュを中心として、歴史・現代史、紀行、宗教・思想、推理小説など何でも。20歳以降、これまでの読書冊数は、約6000冊。生涯読書数10000冊が目標だけれど、これまでのペースでは到底無理か。

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