特に｢続・リノベの女｣がよかった。切なくそして胸が熱くなった。私もこのバーに行ってみたい(実際バーなんて行った事ないけど)な。いや、どうだろう…武史になんでも見透かされるからなぁ。

特に｢続・リノベの女｣がよかった。切なくそして胸が熱くなった。私もこのバーに行ってみたい(実際バーなんて行った事ないけど)な。いや、どうだろう…武史になんでも見透かされるからなぁ。

おづまりこさんのひとり旅にこっそり同行しているような気持ちになった。私はひとり旅した事ないなぁ。そもそも旅に出ていない。ひとりは寂しさもあるだろうけど自分の好きなように動けるもんね。自由だ。

人って変われるんだなぁ。私も変われるのかな、と思えた。それに登場人物みんな優しくてあたたかかった。それはなかなか難しい事だと思う。私にはとても出来そうにない。

歳を重ね、より生と死について思う事が増えた。いつもはどこか漠然ともしているけれど。時折身近な人の死に触れ思い出す。生きているという事、死ぬという事。一言ではとても言い表せない。

ふふふと笑いが、そして所々で涙がじんわり出てきた。丁寧な暮らし、私は出来てないけど…今からちょっとだけでも意識出来たらいいな。既刊も読んでみたくなった。そしてこれからのイモトさんのエッセイも読んでみたいな。

墓、家問題、わかる。若かった頃には考えた事もなかった。自分には関係ない遠い未来の事だった。この歳になりそれらが身近に迫ってきた。近い将来(なんだよね…もう)、心を決め前に進めたらいいな。

｢ゆったりできるカフェとベーカリー｣が特に好きだった。私も図書館の司書さん達にいろいろ思われている、言われているかも苦笑。図書館利用し過ぎて顔と名前覚えられているような気がするんだよね。自意識過剰かな笑。