誉田哲也さんの著書12冊目読了。19歳の夏美は、ロックバンドの天才ギタリスト。いよいよメジャーデビューもと言う矢先に、敬愛するボーカルが自殺してしまった。自殺の真相をと思わずミステリーかなっと思ったがちょっと路線が違っていた。全体的にメッチャスピーディーな展開で読みやすかった作品だった。また出てくるキャラもそれぞれ個性的であり、魅力一杯で楽しむ事ができた。誉田さんの作風って言うと、『ジウ』の様なイメージが強いが、こんな作風もあるんだな。⭐⭐⭐★★

イギリスの食文化のエッセイ的な読み物だった。もう少し美味しそうな物が出てくるかと期待していたが、今一つイギリス料理と言うものが伝わってこなかったし、やはり美味しそうとも思えなかった。そんな中で強いてイギリス料理として知ってる、"フィッシュ&チップス"は一度食べてみたいかな。食物は国それぞれの食文化があるから、まあこんな国もあって不思議はないかな。⭐⭐★★★

美谷時計店には「時計修理承ります」と共に「アリバイ崩し承ります」と言う貼り紙がある。難事件に頭を悩ませる新米刑事はアリバイ崩しを依頼する、七編からなる短編集。全体的に読みやすく、ミステリー小説として楽しむ事ができた。ただ新米刑事が一般人に、そんなに簡単に事件の事をペラペラ喋ってしまうのは、どうなの？ってそこが気になった。それともう少し事件の動機とか背景もあれば楽しめたかな。⭐⭐⭐★★

誉田哲也さんの著書12冊目読了。19歳の夏美は、ロックバンドの天才ギタリスト。いよいよメジャーデビューもと言う矢先に、敬愛するボーカルが自殺してしまった。自殺の真相をと思わずミステリーかなっと思ったがちょっと路線が違っていた。全体的にメッチャスピーディーな展開で読みやすかった作品だった。また出てくるキャラもそれぞれ個性的であり、魅力一杯で楽しむ事ができた。誉田さんの作風って言うと、『ジウ』の様なイメージが強いが、こんな作風もあるんだな。⭐⭐⭐★★

大石圭さんの著書25冊目読了。今回の作品はいつもの大石ワールドとは、一味違っていて多重人格の話だった。京子にナオミ、ユカリなど、そして京子の知らないキョウコなどと、たくさんの人格が入れ替わっていくが、今回は何故か誰が誰なのか、はっきり認識して読了する事ができた。終盤になり、「殺人鬼を飼う女」の意味が良くわかった。またハッピーエンドっぽく終わったのも、良かったかな。⭐⭐⭐⭐★

20XX年、相馬凛子は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。それは史上初の女性&最年少総理の誕生でもあった。凛子の夫の日和は「ファースト・ジェントルマン」として総理である妻を支える事を決意。日和の日記形式で、凛子の奮闘の日々が綴られていく。表題通りに総理の夫が主人公であり、エンタメとしてもなかなかと楽しむ事ができた。原田マハさんの作品は、どれもメッチャ読みやすいな。 ⭐⭐⭐⭐★

小林由香さんの著書二冊目読了。一冊目の「ジャッジメント」を読了した時もそうだったが、今回もめっちゃ重圧感のある作品だった。このいじめ問題と言うのはホントに奥深く、読んでいてもいたたまれない気持ちになってくる。一体誰が悪くて、何が正義なのか、いじめた人間に復讐をするのは悪なのか？いつもこの手の作品を手にすると、もし自分の家族や知人が、加害者若しくは被害者だったらと考えるとゾッとしてしまう。⭐⭐⭐★★

遠足で女子高生30名と教員を乗せたバスが、忽然と姿を消した。この怪事件で姪を失った刑事の奈良橋は独自に調査を続けていた。そして10年後に深く掘り起こされた土の中からバスが発見された。今回の作品も登場人物が多く、毎度の誰が誰なのか良く分からず、また話が今一つ頭の中で繋がらず読了した感じ。登場人物が多い作品は一気に読まないと、チマチマ読んでいるとやっぱダメだな。⭐★★★★