2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2632ページ ナイス数:126ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/466409/summary/monthly/2024/8
【追記】この小説で面白かったというか興味深かったのは、新聞紙面がどのように作られるのかがうかがい知れた点。もうひとつ、面白かったのは「ポケベル」が大活躍していた時代だったんだなあ、ということ。日航123便墜落事故の報道も、今のように携帯電話やスマホが普及していたら、ずいぶん違っていたことだろう。謎に包まれているあの事故(事件かもしれない)の真相(原因)も、もっと明確だっただろうに。
第三章で"いじめ"について考察している。「奴隷化、いじめの政治学へ」で、中井久夫の「いじめの政治学」(1997、『中井久夫選集6 いじめの政治学』)を参照しながら、子どもたちの"いじめ"のからくりを論じているのだが、ハッとする気づきが多かった。これも余談だが、赤坂さんが取りあげている書物、映像、コミックなど多岐にわたる原典の索引が、巻末にでも掲載されていると、もっとよかった。
この本に取りあげられている書籍は、どれも興味深いものばかり。書名を拾いあげて、私のブログに掲載しておいた。なかば、自分用のメモとして。 http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-bb102b.html
雑多な読書をしています。年間100冊読破を目指すも、なかなか。とくに好きな作家と作品は、池澤夏樹(静かな大地)、船戸与一(蝦夷地別件)、宮部みゆき(時代小説群)、五木寛之(初期の小説群、エッセイ)など。民俗学、社会学の本もよく読みます。南方熊楠、塩見鮮一郎、赤坂憲雄、内田樹など。エンタメノンフと呼ばれるジャンルも好き。なかでも高野秀行、角幡唯介。関野吉晴、長倉洋海なども好きな書き手です。最近は桐野夏生の小説に嵌っています。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
【追記】この小説で面白かったというか興味深かったのは、新聞紙面がどのように作られるのかがうかがい知れた点。もうひとつ、面白かったのは「ポケベル」が大活躍していた時代だったんだなあ、ということ。日航123便墜落事故の報道も、今のように携帯電話やスマホが普及していたら、ずいぶん違っていたことだろう。謎に包まれているあの事故(事件かもしれない)の真相(原因)も、もっと明確だっただろうに。