面白かった。読みながら感想書くとき用に思ったことメモしてるんですが今見返すと解説の完全下位互換なのでそれは捨てて書くと、、内容に対してこの長さにまとめてるのが最後までヒヤヒヤ楽しく読めた理由として大きいと思う。天性の濃度。知らんけど。

修飾節が多く、またやけに長くて、読点も非常に多く――当然のようにダッシュ記号も多く――今どこを読んでいるのか名状しがたい、こうといって説明のつきかねる、ちょっと進んでは息継ぎを必要とするような文章。読みやすい新訳も出ているようだが、この翻訳の読みにくさは捨ててはいけないものな気がしている。雰囲気大事。ただ一番面白かったのが「死体安置所にて」なので、メインのジャンル（コズミックホラーというらしい）にたぶんそこまでハマれてない。2までは読みたいんだけどガッツがたりない。

心霊的な超常現象＋本格ミステリの短編集。×ではなく＋。安易に特殊設定ものにしておらずオカルトはオカルトのまま、結構な目にあってもそれはそれとして笑っちゃうくらい淡々と進むのが怖くて面白い。次も読む。

後輩の若宮ちゃんを加えての新シリーズ。代わりに？風祭警部はかなりまともに。この両者の間の立場となったことでゆるいやりとりに幅ができてそうで次も楽しみ。好きなのは正規っぽくない到達ルートな「五つの目覚まし時計」。

面白かった。タイトルに加えて「取引価格がいつでもどこでも一定・品質も一定、金は魔物が落とす（これも一定）」等のド〇クエ世界のあるあるに関する謎を解く旅を通して、現実に通ずる経済の仕組みのお勉強。これが皮肉が効いておりとてもよい。戦争と経済の関係はよく言われてるが、権利団体の意味とか娯楽としての怒りとかは考えたことなかった。そういう目線だと前半の内容の方が興味深かったが、通して読んで、単純になじみある世界のパロディものとして楽しかった。

面白かった。読みながら感想書くとき用に思ったことメモしてるんですが今見返すと解説の完全下位互換なのでそれは捨てて書くと、、内容に対してこの長さにまとめてるのが最後までヒヤヒヤ楽しく読めた理由として大きいと思う。天性の濃度。知らんけど。

正義と正義の物語だし、畳み方はこうなるか。全巻通して、戦略的には自分には難しい部分や納得いかない部分も多かったが、戦術的（というか局地的）にはめっちゃ楽しめた。みんなお疲れ様でした。途中からほぼなくなった民衆に関する記述、その辺は外伝で見れるのだろうかね。

ほんとテロとか謀ってコスパが良い、こんなんなんぼやってもいいですね。有能でも自我が強けりゃ御しやすいんか？なんでそうなるかな～と思って読んでたが、最終的に絵になる展開全部やってってとても面白かった。