読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

わたー
読んだ本
62
読んだページ
15930ページ
感想・レビュー
62
ナイス
1715ナイス

2024年3月に読んだ本
62

2024年3月のお気に入り登録
2

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2024年3月のお気に入られ登録
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

わたー
★★★★★タイトルで敬遠していたのだが思っていた以上に面白かった。百合に挟まる男を蛇蝎の如く忌み嫌う主人公が、何の因果か百合ゲー世界の、百合に挟まろうとするお邪魔男性キャラに転生したことから始まる物語。正直に言うと、文章との相性があまり良くなく、ところどころ咀嚼できていない場面もあったのだが、百合への愛とハイテンションなコメディで最後まで押し切られてしまった感じ。それはそれで全然アリだったなと。付き合うことが秒読みの百合ップルの間に挟まるのは確かに禁忌で、わたしも苦手ではあるが、
わたー
2024/03/15 20:10

転生後の主人公はそのあたりをわきまえて(結果はさておき)行動している点は非常に好感が持てた。また、番外編ではヒロインの護衛を務める12人のエルフたちをフォーカスしていて、本編でもおかしくないぐらい面白いのはズルい。これは続きも楽しみ。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

わたー

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:76冊 読んだページ数:17970ページ ナイス数:1952ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/471107/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
62

わたー
★★★★★今すぐ買って。そして読んで。感動しすぎて涙枯れるかと思った。人を乗せて飛ぶこともできる大鳥ランフォルと人間が共存している世界。天涯孤独の身ながらランフォルの飼育員として働くセシルは、勤めていた牧場を突然クビになってしまうも、縁あって僻地にある牧場に再就職することから始まる物語。明るく元気のいい真面目で誠実な女の子が大好きなランフォルに囲まれて働く。その時点で思わず涙がこぼれそうになるほど多幸感に満ちていてるのに、非常な現実を突きつけられて、それでも懸命に危機を乗り越えようとする黄金に輝く精神、
わたー
2024/04/07 13:47

魂の煌めきを見せつけられちゃあ、泣かずにはいられなかった。紺染幸先生…マジでいい加減にしてくれ…毎回毎回、出す作品出す作品、こうも情緒をめっためたにされたとなったらもう推すしかないだろうと。世界は時に残酷な面を見せるけれども、それでもどうしようもなく美しい。そんな当たり前のことをちゃんと描いてくれているのが何より素晴らしい。更に、恋愛模様も描いてくれていていうことない。特に中盤のヒーローが、自分の恋心をようやく自覚するシーンが最高。決して劇的ではなくても、その前後で世界の見え方が全く違うという、

わたー
2024/04/07 13:48

あの感覚を余すことなく描いてくれているの良すぎんか。また、ランフォルを育てる牧場の生活を、こうも緻密にリアリティたっぷりに描いている点も良かった。勿論ランフォルたちも魅力的で、若いオスのリーダー、コールサックのイケメン具合だったり、乗り手を気遣う優しいアルコルなどそれぞれに個性がでていて良かった。これは続きも読みたい。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆HJ文庫公式レビュワープログラム。面白かった。腐敗した国を糺すため異母兄を誅して王座につき、暴虐武尽の魔王として畏れられる王のもとに、妾腹ゆえに庶民として生活していた隣国の王女が輿入れすることから始まる物語。あてがわれた王妃候補の悉くに逃げられる要因となった彼の威圧感の前に怯えるヒロインだったが、覚悟を決めて対峙したことで、彼の言動の奥底にある優しさや誠実さに気が付く。そんな、マイナススタートから、徐々に互いに惹かれあっていく姿が軽い筆致で描かれていて良かった。
わたー
2024/04/03 23:01

その出自と置かれた状況から、「王」という装置であることを自らに強いてきた彼の懐に、いつの間にかするりと入り込んでいた天真爛漫な彼女の姿も印象的。ただ、惜しむらくはページ数が足りなさ過ぎていること。続刊前提なのかもしれないが、二人の関係が決定的な一線を超えるところまでは書いてほしかった。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★クールそうに見えていた伏見さんだったが、実は彼女は先輩の漫画の大ファンで、ネットストーカーも辞さない覚悟の厄介オタクだったのだ。そして、先輩は先輩で自分がヒロインの一人であると察してしまい、しかもそれを満更でもないと思っていることを自覚してしまい…というぐちゃぐちゃの三角関係に突入。いやあ、面白くなってきた。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆ノアとひなたとの絡みでしか得られない栄養がある。ノアはだんだん思考がみゃーさん寄りになってきていて、将来が有望すぎるのがとても良い。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★3巻では黒猫父が登場していたが、こちらでは黒猫母も登場。黒猫のTRUEルートへ入るための条件だったと言われたとしても納得できるような、満を持しての登場だったと思う。そして、運命の遊園地デート。こうして見てみると、本編との差はごく僅かしかなくて、展開次第では本編でもこの結末に至ったのだと思わせてくれたのは良かった。何年か越しに報われた気分。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★原作16巻。黒猫ifの下巻の内容をコミカライズ。時間軸は2人が付き合いだしたすぐ後にまで遡り、デスティニーレコードの記述を一緒に叶えていくという展開に。面白かった。聖天使神猫は何度見ても良いものだ。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★会長の盛大な空回りっぷりが最高に面白かった。そのやらかしがバレて、羞恥心に打ち震えるくせに、チャンスは決して逃さないとばかりにえっちぃ出来事への食いつきが良すぎるのも、いやあ、青春していて実に良いですねと。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★壬氏の蛙事件が牛黄のせいで有耶無耶に…そりゃあ、貴重な薬の原料を渡せばそうなるだろうなと思うものの、壬氏…不憫な奴よ……
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★めっちゃ良かった。すっごい泣いた。2巻でもおでん屋台ごと異世界に迷いこんだ春子ばあさんが、人生の岐路に立っている異世界人たちにおでんを振る舞うという大枠のストーリーはそのまま。その出会いをきっかけに変わっていったそれぞれの登場人物たちの物語がやがて1本に繋がっていき、国を襲った未曽有の危機に対処していくまでの一代記を実に見事に描いていて非常に良かった。2巻から登場した人物も多くいるが、やはり私としてはアントンたちを推したい。2巻では中級学校の入学から上級学校の卒業間近まで描かれているのだが、
わたー
2024/04/07 13:44

アントンの稀有な才能が大きく花開き、学生たちがその才能を認めるという、1巻時点では想像もできなかった結末を迎えていて涙が止まらなかった。ただ、今更言っても詮無いことだが、これ、1、2巻構成じゃなく、大判でまとめて読めるようにしてくれた方が良かった。私は比較的すぐに読んだので弊害はなかったが、この収束していく様が本作の一番美味しいところだと思うので、ともすればそれを減衰してしまうような構成だったのは惜しい。続き、出てほしいなあ。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★ラスティアラと共に迷宮探索を始めるカナミ。正道が引かれていない開拓が進んでいない階層に入ったことで、見ないようにしていたマリアの素質の低さという現実に直面する。その問題への対応が、対処療法にもなっていないような甘いもので、来たるべき崩壊に向けての不安要素がどんどん積みあがっていく…ついに始まったかという感じなので、このままコミカライズしていってほしい。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆面白かった。パーティーに「食」と「住」を提供してくれていた超有能な回復士を突然追放した愚かな勇者(補欠)と、クール系ポンコツ魔法使いちゃんによる死にまくり残念ファンタジー。基本的に悲惨な目に遭い続けるのだけれども、それでもめげずに前に進み続ける姿は好ましかった。また、勇者の実家の太さと、ペットと非常食の活躍によって、死に続けているのになんとか冒険のテイを成しているところは良かった。いや是非、彼女らには、「がんがんいこうぜ」から「いのちだいじに」に作戦を変更して貰いたいところではあるが。
わたー
2024/04/03 18:22

流石に、朝起きたら食中毒で死んでいました、は笑うのよ。魔法使いちゃんの過去周りの伏線がまだ回収されていないので続きも楽しみ。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★複数の方からおススメされたので気になって読了。父の死によって「竜胆」という名と共にお役目を継いだ菖子。そのお役目とは、風雅と残虐を愛し財をもたらす不定形のバケモノ「おかととき」たちを、見目麗しい青年たちを使った「遊び」でもてなすことだった、という和風伝奇ホラー風味で始まる物語。確かにこれはネタバレを踏まずに読んでもらいたい作品だったし、核心に触れずに良さを伝えることがかなり難しい類の作品だったなと。中盤までの、悪意で悪意を煮込んだかのような悪趣味な「遊び」の数々と、
わたー
2024/03/30 16:36

竜胆が理不尽な失敗に曝されることという容赦のない展開に、正直、胸糞悪くなったのだが、その先にもたらされた結末は確かに「物語」の持つ力を感じさせるもので良かった。終わってみると、もっと悍ましくても良かったかなと思えてしまうのだら不思議だ。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★マガツ少佐の令呪を奪い暴走するバーサーカー。敵わぬとわかっていながら少佐を救おうと犬死にしていく配下の兵たち。狂気に彩られた一方的な蹂躙をねっとりと描いていてとても良かった。ランサーとそのマスターも本格的に聖杯戦争に参戦してきたし、続きも楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★2年ぶりの新刊でまたこんな続きが気になる展開をしおってからに……続きはすぐに出してくれるんですよね?と著者を詰めたい気持ちしか湧かないほどには面白い。終焉神テスカトリポカの中にあったポータルから現れたドライブリンカーたち。彼らはBBを含むトライアル版を下敷きにした「ドレッド・ドライブ2047」から送り込まれた尖兵たちだったのだ。BB世界とDD世界の命運をかけた世界間戦争の幕が上がる……という内容。BB世界内の勢力争いで風呂敷を広げていた物語に、更に一回り大きな風呂敷を広げられた感じで、
わたー
2024/03/28 08:19

話をすり替えられたかのような印象を受けるものの、BB世界の危機というのっぴきならない状況にハルユキたちがどう対処していくかという話になっているので面白くないわけないんだよなと。ただ、DD世界のレベル9erのうちの一人の顔見せ程度にとどまっていて、やっぱり今回も話が全然進んでいないのだけは勘弁してくれ。巻末には2016年公開の劇場作品であるインフィニットバーストの来場者特典を再録。今では手に入れることが困難なものになっているので読んだことあるとはいえ助かる。

わたー
2024/03/28 08:19

しかし、いくらパラレルとはいえ、今の状況のままでインフィニットバーストで描かれていた内容にスムーズに合流できるとは思えないんだが…ほんとに次巻から描かれるの???

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆HJ文庫公式レビュワープログラム。正直、序盤は、所々挿入される主人公の妄想によってテンポが悪くなってることや共感性羞恥が刺激されたことで微妙だったのだが、相棒ポジである元聖女のヒロインがぐう有能でいい性格しているせいで、だんだんと面白く感じさせてくれた。ガタイの良さを見込まれ騎士団に入団するも、武器も騎乗もてんでダメだったことから、閑職の門番として15年間勤めていた主人公。経費削減のリストラによって門番をクビになった彼が、心機一転、冒険者となるべく別の街へ旅立つことから始まる物語。
わたー
2024/04/03 22:56

そんな彼が妄想上の魔法の数々を何故か使えてしまうことから無双していく話……かと思いきや、確かに敵なしではあるのだが、15年間の門番生活によって、日常会話もままならないレベルのコミュ障に成熟していたことで、寧ろ、元聖女ちゃんとともに彼を温かく見守る方向に気持ちがシフトしていったのは稀有な体験だった。実際に、元聖女ちゃんの献身的な介護のお陰で、徐々に主人公の対人能力が成長をしているところを描いてくれていたのも良かった。無双系はよほど上手くやってくれないと背中が痒くなってしょうがないのだが、

わたー
2024/04/03 22:57

こういった方向性ならば大歓迎。楽しませてもらった。それはそうと、暗殺稼業に身をやつしたことで満たされない自己顕示欲のために、獲物に対し情報をペラるという理由付け…思わず納得してしまいそうになるほど妙な説得力があって良かったなと。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★☆☆ヒロインと付き合うことで様々な人との交流の輪が広がったからあまり意識していなかったが、そういえば主人公ってぼっちだったっけ……委員長がギャルファッションをしだしたことをキッカケに、にわかに簾舞ハーレムの噂が流れだす。ヒロイン一筋な主人公にとっては甚だ遺憾な噂を解消しようとするも、確かに女の子としか交流していなかったと今更ながら気が付くという導入で始まる物語。とはいえ、話の本筋としては、文化祭という非日常にかこつけたいちゃいちゃがメイン。これまで通り甘々で砂糖を吐くかと思った。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★脳髄から変な快楽物質が垂れ流されているのを幻視するくらいには堪能させてもらった。マルスハイム全てを巻き込んだ陰謀と、猫頭人の情報屋を狙った謎の達人級の暗殺者一党との因縁に一応の決着がつけられる下巻。上巻ではやたらと規模と被害がでかいわりにその全容が見えていなかった陰謀に対し、断片的な情報から誰がこの絵図を描いていたのか真相に迫っていく様は、著者の筆が乗りに乗っていることがわかるほど複雑かつ精緻に描かれていて非常に良かった。またミドル1回とクライマックスで語られた暗殺者一党「一椀党」との戦闘は、
わたー
2024/03/26 09:45

一歩間違えば四肢の1本ぐらいは失っていてもおかしくないレベルだったのも読み応えがあって良かった。このボリューム感でまだ少年期なんだぜ…嘘だろ……それはさておき、今回のヘンダーソンスケールは、一椀党を剣友会の盟友として引き入れた世界線。命のやり取りをした相手と懇ろな関係になっているのは、この作品におけるヘンダーソンスケールの常ではあるので羨ましい限りだが、ここまで都合11編の別世界線の話を読んできて、エーリクの精神がガンギマっていることが多いこと多いこと。

わたー
2024/03/26 09:45

いやだからこそ正史ではなくヘンダーソンスケールになっているんだろうと思うが、一見幸せそうに見えていてその実、緩やかな破滅を見ている気分になるんだよなあと。それも味があっていいんだが。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆部活の引退、クリスマス、受験、バレンタインと、いよいよ卒業が近づいてきた感じ。娘の成長を見守っているようで、なんだかこっちまで感慨深い。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★おススメを見かけて読了。メンタルクソザコな女の子も好きだが、この主人公のような、貞淑な淑女のように装ってその実、大胆不敵で強かで愛情が深いメンタルつよつよな女の子もまた良いものだなと。下町の孤児院出身ながらお人好しの男爵に養子に迎えられたアリアだったが、男爵の管理する宝物が破損したことで封じれらた呪いが国中にばら撒かれてしまう。その呪いの宿った宝石を回収するため盗みを繰り返す彼女の前に、泥棒の捕縛を命じられた聖騎士が現れて…という物語。人の認識の隙間をついて巧みに盗みを成功させるアリアと、
わたー
2024/03/28 08:16

そんな彼女の正体に迫らんとするヒーローを描く怪盗モノの定番から始まり、女性不信気味だったヒーローが真に欲していた言葉をアリアが意図せずかけてしまったことから、彼女らの関係が恋愛の駆け引きのようになっていく様を面白く読ませてもらった。しかし、中盤以降、何故アリアが頑ななまでに秘密裏に問題を解決しようとしていたのか、彼女のルーツと共に語られるところで私の涙腺が限界を迎えた。アリアを一人の人間として扱ってくれた養母の愛情と彼女の巻き込まれた悲劇、間接的にもその悲劇の引き金を引いてしまったというアリアの絶望。

わたー
2024/03/28 08:16

それらが一気に押し寄せて堪えることなんて無理だった。そこから3年越しに明かされた真実とともにアリアへ救いがもたらされたシーンも、ぐしゃぐしゃになりながら読んだ。最後は彼女らの明るい未来を感じさせる展開だったのもまた良き。続きはあるのだろうか。もっと読んでみたい。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。目覚めると寝巻にしていたジャージ姿のまま見目麗しいダークエルフの美女になっていたアラフォーのオッサンが、新人冒険者として生活していく姿を描いた物語。前世(?)では天涯孤独で親しい友人も作れず、ただただ生きているだけの枯れたオッサンだった主人公が、降って湧いた新天地でのやり直しの機会を得て、たまたま同じ日に冒険者となった仲間たちとかけがえのない時間を過ごす。いつの間にか失ってしまった青春を取り戻すかのような輝きがそこにはあって、いい歳こいたオッサンにとっては目が眩むほど煌めいていた。
わたー
2024/03/27 22:39

2巻の刊行も決まっているし、彼らの冒険をこれからも読んでいきたい。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★1巻でも相当の暴れっぷりで、流石にこれ以上はないだろうと思っていた私の横っ面をぶん殴ってくれた実にお上品でお優雅なストーリーテリング…おハーブが生えましたわ。下に潜るほど敵が強くなるダンジョンにおいて、低層で被弾ゼロのお優雅配信でまたバズったカリンお嬢様。しかし、彼女は戦闘に秀でているだけでなく、生産系のスキルまで所持しており、お嬢様風の調度品や装備品まで自作していることが明かされて…と始まる2巻。常識という言葉をフルスイングしてぶん投げているような規格外さを見せる主人公だが、
わたー
2024/03/27 10:58

ああ、素でこれをやっているんだなと思わせてくれることに加え、お嬢様キャラのせいか、まったく嫌味に感じないところが非常に良かった。そのことが、バズるという一過性のブームで人気者になっただけでなく、彼女自身に魅力があるから、一度認知されてしまえば彼女を好きになる人がどんどん増えていくという展開に無理なく繋がっていたように思う。また、今回は何と言っても、直面した未曽有の危機に対して彼女が出した奥の手のインパクトよ。両手ガトリングに両手パイルバンカーは浪漫でしかないのに、

わたー
2024/03/27 10:58

それを実践レベルで使いこなしちゃっているのが最高に熱かった。2巻でも出オチ感もなくこのクオリティを保ってくれたので、これからの展開も楽しみだ。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★今回も予想だにしない方向にずんずん突き進んでいく感じが非常に面白かった。ヤクザと半グレとカルト教団を手にしたことで岐阜の裏社会の帝王とまでのし上がったリヴィアと、芸能事務所にスカウトされて事務所見学に向かうサラ。どうしてこうなったという疑問符しか湧かないが、ずっと読んでいる読者でさえ考えるな感じるんだとしか言えない不思議。でも面白いから読んじゃう。それにしても全く予期しないタイミングで2年後にジャンプするのは流石に変な声出た。その空白期間に、近しい女性を手当たり次第に食い散らかしているリヴィアが
わたー
2024/03/26 19:55

ヤバすぎるんだが、なんでその場面を軒並みスキップしてしまったんだ…リヴィアハーレム、カントク神のイラスト付きで読みたかった……

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。うっかり粉々になってしまった虹の王冠。しかしそれを逆手に取ったウェインの起死回生の一手と、それを実現してみせたフェリテが非常に良かった。また、海の状態を読む天才に対し、凡人の長年の蓄積によって打ち破る展開も良かった。次の舞台は何度目かになる帝国のお家騒動の続き。早々にロアの策に嵌まって泥船に載ってしまったウェインの明日はどっちだ。そして、原作の新刊はいつ出るんだ!?
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★シングレに比べてかなり泥臭い展開だが、それもまた味があっていい。ローレルの史実を知らなかったので、デビュー戦で負けた後もすぐには勝利できなかったことを今回初めて知ったのだが、それでもあきらめずに挑戦していくローレルの不屈の精神が描かれていて良かった。それにしても、豆まきのシーンでの例のコスプレは事前に知っていたものの、改めて見ても性癖が歪んじゃうぐらいヤバいシロモノだったと思う。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★89年ジャパンカップ。史実だからそうではないのはわかっているのに、前回までのマイルチャンピオンシップが全て伏線だったのかと思うばかりの、超ハイペースなレース展開。そして最後に一騎打ちとなるのは怪物オグリと、誰も期待していなかったあのウマ娘だった…このくっそ熱い展開をほぼ1冊で描き切ってしまうの凄いとしか言えない。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★お客さんを入れての初舞台。泣いても笑ってもこの審査が終わればだれか一人が脱落してしまう。そんな過酷な競争の只中であっても、これまでのレッスンで培ってきたことを出し切るように輝きを見せる彼女たち。今回もめっちゃ良かった。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★三次審査まで突破したのは16人。その中からデビューできるのは5人のみという過酷な審査の幕が上がる…という導入から、自分たちでの候補者の順位付け、4人組の4チームによる最初の試練と、息つく暇もないような怒涛の展開。非常に良かった。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆ついに宇宙船までライドンしてしまう大統領閣下。ついにいくところまで行きついた感じ。倒すべき敵や地球への帰り方が示されたので終わりが近いのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★NEW GAMEの得能正太郎の新作はアイドルもの。新シリーズが始まっていたことを知らずに遅ればせながら読了。元インディーズアイドルのミミと、ミミに憧れてアイドルになるもメンバーとの熱量の差を感じていたイブキ。二人が出会って、アイドルオーディション企画に応募することから始まる物語。アイドル志望の女の子たちが、自分の持てる全てを出し切ってアイドルになろうとする、そんな眩いばかりの魂の煌めきが良かった。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★これはいい両片想い。やたらと男前な姉と二人暮らしの主人公。そこに、大学に通いやすいからと、半同棲レベルで居座っている姉の友達のギャルにどぎまぎさせられるというラブコメ。最初は主人公の片想いかと思いきや、姉の友達の方も満更ではなさそうで、たまたま手に取った作品で図らずもそんな初々しいやり取りを摂取できてニッコリ。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★サンデー作品ということもあり、流行りの作品には全力で乗っかっていくスタイル、嫌いじゃないというか寧ろ好き。睡眠のスヤーリス、語感も良いし、実際可愛いし。また、トニカクカワイイとのコラボも収録されていて、両作品のファンである私にとっては嬉しい限り。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。相手のカップルの今後がかかっているのに一切手を抜こうとしないナサ君の大人げなさよ…また、歴史上の偉人のエピソードを上手く話に取り込んでいたのも良かった。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。これは良い両片想い。マッチョな主人公とインフルエンサーのギャル。かつては彼女の勉強を付きっきりで教えるぐらい親しかったのに没交渉となっていた二人だったが、彼女がダイエットを始めようとしたことをキッカケに、彼がコーチを買って出ることで再び交流が始まっていくというラブコメ。主人公がガチのトレーニーという設定はラブコメ作品でなかなか見かけないモノだったが、恋愛に奥手な彼がなけなしの勇気を奮い立たせるために筋肉に頼るという展開は、いい具合に作品にマッチしていて良かった。
わたー
2024/03/21 14:50

特に、デート前に筋肉をパンプアップさせて臨んでいたところで、この主人公のことが大好きになった。やはり筋肉…筋肉は全てを解決する。ヒロインの方も実に可愛らしく描かれていて、この二人、推せる…となった。続きも楽しみ。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆義姉妹の結婚式と、1巻で姉妹から選ばれなかった結果、罰を受けたアーバインのその後の話が良かったので、最終的な評価としては面白かったが、そこに至るまでがボリューミー過ぎたなと。社交界を掌握したウェルミィが次に挑むことになるのは、侯爵夫人となる自分付きの侍女の選抜。しかし、その選抜の裏でとある陰謀が進行していて…という3巻。ウェルミィが愛しのお義姉さまとともに、身分を偽ってウッキウキで侯爵家の下働きとして働くのはとても良かった。これまでの時間を取り戻すかのように仲良くしている姿はいいものだなと。
わたー
2024/03/19 08:30

ただ、侍女選抜の表と裏は各人の策謀と思惑が絡まり合っているせいで、とっちらかっているような印象を受けた。情報が氾濫していて処理しきれなかったので、正直、読者には優しくないなと。また、悪役令嬢が救えなかった人たちというテーマも、自分たちの手の届く範囲外で起きていた全く別の悲劇を連れてこられても、思い入れないしなあ、としか。また、主犯に対する扱いも、犯した罪に対して罰が重すぎるというか、精神崩壊させて別人レベルで再構築はドン引きだった。それよりも、更生の機会を与えられたアーバインの話の方が個人的には好み。

わたー
2024/03/19 08:30

間違いや失敗を犯してしまったことに対し、何度も執拗に責める展開は苦手なので、前向きな描かれ方で良かったなと。きれいに終わっていたと思うが、シリーズとしてはまだ続くのだろうか。楽しみにしたい。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★公式にはPKなしのゲームで、システムの都合で他のプレイヤーに攻撃を加えてキル可能なことを、あくまでフレンドリーファイアと申すか……これはなかなかに香ばしい運営ですね……そんな運営の元で嬉々としてFFするプレイヤーたち……とても民度が良い()。1巻から薄々感じていたこのゲームのヤバさが更に露呈してきて、いやあ、面白くなってきましたね。主人公がのほほんと服をクラフトしている裏で廃人たちが血で血を洗う抗争してて、それに主人公を巻き込まんとするムーブになってくの、裏事情が見えてる読者目線ならではの
わたー
2024/03/21 20:54

面白さがあって良かった。また、1巻で好感度上げていた双子ちゃんを両方とも攻略していく流れになっていって、ブティックハーレム爆誕してたのも笑った。廃人たちとはこのぐらいの距離感を保ったままこれからもゲームしていってほしい。それはさておき、なんか知らないハングルの名前の人からフレ依頼きた、で放置されてるキムチさん…いや主人公の対応は共感できるんだが可哀想で笑った。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★正直、序盤は頻繁に挿入される廃プレイヤーたちのチャットに辟易していたが、終盤はなんか1周回って面白くなってきたぞ、と。人気のVRMMOを後発でプレイし始めた主人公。仕立て屋としてオリジナルデザインの服を作ったり、プレイヤーのために丁寧にコスチュームを製作していたりと気ままにプレイしていたはずなのに、ゲームの隠し要素をどんどん見つけてしまって…という物語。タイトルにある「実況」というよりは、ゲームをプレイした「日誌」を読んでいるような感じで予想に反していたが、主人公が攻略情報や時には
わたー
2024/03/20 22:46

他のプレイヤーさえも気にしないで行動していく姿は、このゲームを楽しんでいるんだなと伝わってきてよかった。また、題材となっているこのゲーム、なかなかにアクとクセが強そうだぞと、だんだんとわかってきた結果、これまでの彼女視点の景色がまた違って見えてきて、面白さが跳ね上がったように思う。1巻でその感覚を覚えるまで描いてくれてよかった。序盤の感じだと2巻目以降は読まない選択肢を取るところだった。次巻も続けて読みたい。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆面白かった。妹のダンジョン配信をカメラマン兼護衛として手伝っていた主人公だったが、配信中のトラブルを解決した結果、何故か妹よりもバズってしまうことから始まる現代ダンジョン配信モノ。最近流行りの題材のため目新しさこそなかったものの、妹を溺愛する主人公の妹大好きっぷりは読んでいてとても楽しかった。彼に救われたことで彼を慕うようになる配信者の少女たちが登場するので、一見するとハーレム系作品のように思えるのだが、妹しか眼中にない主人公のせいで全くそんな感じになっていない点も個人的には良かった。
わたー
2024/03/22 09:02

彼を知る人は増えたとしても、彼のスタンスは終始一貫してブレていないので、安心して読んでいられた。これは続きも楽しみ。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆今回も安定してえっちい。てっきり褐色ギャルともっと仲良くなるのかと思いきや、学校では王子様キャラを演じている生徒会長という新たな女友達がメイン。仲良くするのが4人目ともなると手慣れたもので、彼女が本当に望んでいることを無意識に満たしてあげる様はある種の才能なんじゃないかなと思うほどだった。最後の方ではしれっと5人目とも仲良くなっていて、とどまるところを知らないなと。次巻も期待している。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★しまりん髪を切る…ついにこの日が来てしまったか…意外と早かったな。今回はGWキャンプ。意図せずなでしこチームとしまりんチームに分かれてのグルキャンになったが、これまでとはまた違ったメンバーでのキャンプはそれだけで面白そうで、今後の展開も楽しみすぎる。そして、絵真ちゃん…できる後輩やで……
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。まだ在野にはこんな才能が眠っているのか…ラノベの未来は明るいな。その容姿と立ち居振る舞いから人形姫と呼ばれる主人公だが、実は彼女は鋼の胆力と類稀なる魔術の才を持つ、漢気溢れるスパダリ令嬢だったのだ。そんな彼女と婚約を結ばされた、国を滅ぼすとされる赤目を持つ第二皇子。最初は彼女を拒絶するも、自分の全てを受け入れてくれる度量に即落ちしてしまうことから始まる物語。1章と2章でヒーローの性格が変わりすぎていて思わず笑っちゃった。ツンツン系の粗野なイケメンは何処へやら。
わたー
2024/03/15 19:24

主人公に対する湿度高めな執着心をまるで隠そうとせず、主人公と平穏に過ごすためには己が才を惜しみなく使うのとかヤバすぎんだろ。主人公にデロデロに甘やかされてメス顔…いや、挿絵こそなかったが、絶対にメス顔してたと思う。更に、主人公が死んだときは自分も一緒に殺してもらう約束を結んだら超喜ぶという、共依存の素養がありすぎる始末…全部が面白いのよ。で、主人公は主人公で魔導具で俺様系イケメンにTSするし…男女カップルの作品を読んでいるはずなのに、いつの間にかBLチックになってるの脳がバグる。

わたー
2024/03/15 19:24

かと思えば、ヒーローは傾国の美女に女装するし…著者の大好きなヘキでぶん殴ってくる感じ、とてもいいと思いました。続きも大いに期待している。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★面白かった。推し作家さんである六つ花えいこ先生が原作を担当されているので、読まない選択肢はなかった。6歳年上の幼馴染で、未だに叶わぬ恋心を抱いていた相手が交通事故に遭ったと知らされた主人公。後遺症でで直近の数年の記憶を失った彼を自宅へ送り届けたところ、その事故が自殺未遂だったのではと思しき証拠を見つけてしまう。彼を死なせないために、主人公が彼の恋人であると嘘をつくことから始まるラブコメ。嘘の関係を刷り込んだとはいえ、主人公のことは昔、近所に住んでた妹分としてしか思っておらず、
わたー
2024/03/13 15:00

主人公との恋人関係に忌避感すら感じている彼。その言動から、脈など一切ない片恋状態であることがつぶさにわかるので、最高の立ち上がりだと言えよう。私、知ってるんだ。ここから両片思いになっていくんでしょう?いやあ、なにをキッカケにして彼が堕ちるのか、楽しみが過ぎるんだよなあ。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆ノンストレスのデレ甘ラブコメとしてお手本と呼べるぐらいクオリティの高い作品だった。異世界で迫害されてきた吸血鬼が種族ごと現代日本へ移住してきて数年。吸血鬼の少女と出会った主人公が、自らの血を彼女へ提供することから交流が始まるラブコメ。小動物を連想させる銀髪吸血鬼ヒロイン、好きだろ?お?と、著者の「好き」で殴りかかってくるような感じがとても良かった。何も考えずにただただ主人公とヒロインのいちゃいちゃを摂取する。そんな作品があったっていいじゃないか。
わたー
2024/03/14 05:51

ところで、不健全系の作品でもないのに1冊のなかで2回もラブホ行く作品、他にあるぅ?無自覚シチュと自覚シチュの両方とも楽しめてオトクですね!!

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わたー
★★★★☆面白いことは間違いないのだが、個人的には1巻を超えるものではなかったのが残念かなと。社交界の表舞台から姿を消したはずの悪役令嬢ウェルミィが、王太子殿下を侍らせて社交界へ返り咲く。全ては、王太子妃となる義姉の障害となる人物を炙り出さんがため。という、またも最愛の義姉のために奮闘するウェルミィの姿が描かれる2巻。前回までのような孤独な闘いではなく、サポートする体制が整っていたため悲壮感は控えめ。その代わり登場人物と陰謀マシマシな構成になっていて、お腹いっぱいになった。
わたー
2024/03/13 23:09

確かに、一国の上層部を巻き込む大事なのだから規模感としては間違っていないのだろうが、1巻のあの鮮やかな逆転劇を見せられた手前、もっとコンパクトかつインパクト強くすることもできたんじゃないかな、と。だが、1巻では愛し合っているのに交流できていなかった義姉妹が、仲良くしているのを見るだけでも読む価値は十分あった。

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わたー
★★★★☆完結。まるまる1冊アフターストーリーのような内容になっていて、落ち着くところに落ち着いたなあと。強いて言えば主人公の発した、冗談交じりのお見合い相手の条件が子供の代にまで受け継がれてしまったのだけは予想外。因果は巡るというかなんというか…業が深いな……ただ、海外の大学院へ留学して、ヒロインは博士号もとっているのに、何の研究しているのかイマイチわからなかったのが気になったかな。試し読みも面白かったので、次回作にも期待している。
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わたー
★★★★★原作既読。とある理由により自ら破滅を迎えようとしている伯爵令嬢のウェルミィ。しかし、彼女の計画には大きな誤算があって…という、悪役令嬢の破滅から始まる作品。何故、彼女は破滅するに至ったか。彼女のこれまで歩んできた孤独な戦いが描かれるのだが、その原動力となった大きな想いが非常に良かった。
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わたー
★★★★★撫子の彼女が相変わらず誰なのか全くわからん…エピソード毎、ちょっとだけリードしたかと思ったら、次のエピソードでは別の娘がリードする…全く、読者をやきもきさせるのが上手いなあ。その他にも、櫻子にお使いを頼んで何を買ってくるのか予想するゲームが、なんだかんだとみんな仲良しなことがよく表れていて良かった。
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わたー
★★★★★著者の作品を読むのは3つ目になるが、こちらも面白かった。恋人から一方的に別れを告げられた主人公。趣味のお菓子作りでそのストレスを発散し、お隣にお裾分けしたところ、出てきたのはぶっきらぼうだが甘いものに目がない男性だった、と始まるお隣さんラブコメ。最初はお菓子を対価に愚痴をきいてもらうという関係だったのに、次第にその関係が心地よくなっていって恋愛感情に変わっていく。ベタな展開ではあったものの、やっぱり不愛想な男には天真爛漫な女の子だよねと、好みのカップリングであったので美味しくいただけた。
わたー
2024/03/20 19:07

連作短編形式で、嫉妬イベント等々一通りのイベントをこなしながら、最終的に相手を絶対惚れさせてやるんだから、と両片思いな感じに落ち着いたのもグッド。欲を言えば、散々いちゃいちゃしていたのでこの巻でくっつくところまでやってほしかったが…続きは勿論、出ますよね?

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わたー
★★★★☆大きな障害はあらかた片付いてしまったので、シリーズ完結のための道筋を整えているような感じ。クリスマス、年末年始、バレンタインデーと季節のイベントをこなしながら、そりゃあ最後はそこまで致すよねと。納得感しかなかった。
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わたー
★★★★☆まあまあ。新シリーズということで手を出してみたが、前作と同様、頭空っぽにして楽しむ系の作品だったなと。家族、特に父親と不仲なことが祟って家出をした主人公だったが衝動的なものであったことで行く当てを失くしてしまう。そんな彼を拾ったのがクラスメイトのヒロインで、彼女の「家族」たちと「家族契約」を交わすことになるラブコメ。ズボラな双子の姉(という設定の年上女性)、甘えたがりな妹(という設定の同級生)、ポンコツな姉(という設定の年下の女の子)というタイプの異なる女の子たちとの一つ屋根の下の生活が、
わたー
2024/03/20 20:35

短いエピソードを重ねて語られていて楽しかった。「家族契約」まわりは確かに荒唐無稽もいいとこだが、それでも一応の、現実的な筋を通そうとしているところは良かった。ただ、継続して読んでいきたいかと言われると……

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わたー
★★★★★完結。当初の目的通り、ファリンと混ざったモンスター部分を食べる話とダンジョン崩壊後の後始末の話がメインとなっており、最後の最後まで「食」に向き合った良いシリーズだったなと。翼獅子の予言通り、一番大切なものは手に入らなかったライオスだが、その一番大切なものが倫理観と道徳観の欠如したものだったのが実に彼らしくて好き。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★絶対に好奇心を優先してはいけない場面で好奇心を優先しちゃうような倫理観の奴に世界の命運なんて握らせちゃダメでしょ、と。しかも、あれだけ生物としての機能がどうとか、キメラになったファリンにダメ出しをしていたやつが、自分の考えた最強の魔物になるの、ライオスのダメなところが凝縮されていてヤバい。でも、そんな彼だからこそ辿り着いた解決策は納得感が強めで良かった。
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わたー
★★★★★マルシルがダンジョンの主に。マルシルが抱えていた、長命種のなかでも更に長命なハーフエルフだからこその切実な願いを逆手にとって暴走させるとか、やはり人語を介す存在は厄介が過ぎるなと。ただ、そんなドシリアスな状況なのに、妙にファンシーな装いになった魔物たちのせいで緊張感が薄くなっていたのには思わず苦笑い。
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わたー
★★★★★シスルの召喚したドラゴンたちによってライオス以外が全員殺されてしまうという絶体絶命のピンチに。でも、ドラゴンの生物としての特性を活かしてそれを乗り越えてしまうのは、モンスター好きのマニアの面目躍如といったところか。だが、ここに来て翼獅子のヤバさが表出してきて更に状況が混沌になってくの、あと3冊で綺麗に終わるとは思えないんだが…
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わたー
★★★★★すわ、このまま終わってしまうのかと思ったランとの決戦。しかしそこから、予言を回収しつつ、第二部へスムーズに繋げているのは凄いのよ。恋愛感情を自覚しているというある種、これ以上動きようがない心持ちから、父性芽生えるとか想定外過ぎて笑っちゃった。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★☆ダミアン視点のアーニャの、少女漫画的に美化された姿が良かった。オマケの、アーニャが自分の名前のスペルを間違える描写、後々効いてきそうでなんだか不穏だな。
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わたー
★★★★★思わずゴロゴロと床を転げまわりたくなるほど甘ずっぺええええ。ようやく付き合いだした山田とニッシも勿論良かったが、平と東も、ちょっとずつ気持ちが変わってきているようなそうでもないような感じが非常に良いい。
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わたー
★★★★★今回も面白かった。前回の事件によって新たな妹が増えた主人公。彼女を本家へ顔見せした際に、新たな事件発生の報をうける。それは25年前に発生した神隠し事件の被害者と瓜二つの少女が保護されたというもので…と始まる物語。霧に包まれて脱出不可能な洋館、凄惨な殺人事件、不可解なループ、という面白そうな要素を詰め込んだ欲張りセットみたいな内容で非常に良かった。まあ、事件自体は人の業を感じるなかなかにエグいモノだったんだが、そんな状況でも今回のヒロインである琉依珠のために掴み取った結末は読後感も含めて良かった。
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わたー
★★★★★タイトルで敬遠していたのだが思っていた以上に面白かった。百合に挟まる男を蛇蝎の如く忌み嫌う主人公が、何の因果か百合ゲー世界の、百合に挟まろうとするお邪魔男性キャラに転生したことから始まる物語。正直に言うと、文章との相性があまり良くなく、ところどころ咀嚼できていない場面もあったのだが、百合への愛とハイテンションなコメディで最後まで押し切られてしまった感じ。それはそれで全然アリだったなと。付き合うことが秒読みの百合ップルの間に挟まるのは確かに禁忌で、わたしも苦手ではあるが、
わたー
2024/03/15 20:10

転生後の主人公はそのあたりをわきまえて(結果はさておき)行動している点は非常に好感が持てた。また、番外編ではヒロインの護衛を務める12人のエルフたちをフォーカスしていて、本編でもおかしくないぐらい面白いのはズルい。これは続きも楽しみ。

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わたー
★★★★★これだけは言わせてほしい。表紙でハートマークを作っていたら、この二人のボーイミーツガールだと思うじゃん。でも、予期せぬ方向に広がっていって、それが面白かったのだから問題なし。自身をマイノリティだと感じ、普通を強いる環境に閉塞感を覚えている2人の主人公が、とあるアーティストのライブをキッカケに出会い、バンド活動をしいく青春小説。原曲を知らずに読んでみたが、コラボ小説だと言われなければわからないほど物語単体で完結していた作品だったと思う。人間は社会的動物であることから、
わたー
2024/03/06 08:58

普通ではないものを排さずにはいられない。それは大なり小なり仕方のないことではあるけど、そんなままならない世の中でも、他者との相互理解が大事だよね、と言っているような気がした。生き難い世の中で、ほんの少し息継ぎができたかのような作品だった。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★いやあ、1巻以上に面白くなってきた。悪人に私的制裁をしたうえで自らに市民法に則った罰を与えるやばーヤツが登場したり、主人公に能力を与えたジジイの真意だったり、情報が開示されるたびに面白くなっているような気がする。ノラさんも主人公に対して執着心強めで守ろうとするところがかなり良かった。思念体になっているとはいえ、実の父親に対して、必要ならば自分の身体を使ってまぐわえとか言ってしまえるのも中々に決まっていて良かった。
が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★この主人公…おもしれー女が過ぎるッ。聖女に憧れて魔法学校へ入学した主人公。聖女になるための資質である、女性しか使えない回復魔法の腕はからきし、かつ、陰キャぼっちを拗らせたせいによる奇行の数々で入学早々、孤立してしまう彼女であったが、実は男性しか使えないはずの攻撃魔法を習得し、史上初めて全属性の魔法を操ることができる規格外の才能を持っていたことから始まる魔法学園ファンタジー。ゴボウ片手に卑屈そうな引き笑いをしている表紙の時点で買うしかないと思ったが、口絵もそれに負けず劣らずのインパクトで良かった。
わたー
2024/03/06 08:16

内容も言うに及ばず。どこぞのギターヒーローもかくやというべき奇行の連続が実に良かった。特に、当然の如く存在するイマジナリーフレンドの名前がシンユーで、同級生との関りができたとしても、彼女とのおしゃべりが誰よりも多いところが最高。そんなダメダメな姿を見せながらも、攻撃魔法を行使するときは非情で容赦のない姿も見せるのだから、そのギャップにやられてしまった。また、普通、女性主人公で、バラエティに富んだ男性キャラが4人もいたら、乙女ゲーのような展開になってもいいのに、なまじ登場人物たちの人間が出来ているだけに、

わたー
2024/03/06 08:16

全力で主人公のことを介護しちゃう方向にいくのは笑うしかない。彼ら以外にも、ゴボウ沼に速攻で堕ちたドリルお嬢様とか、アクの強い人物ばかりだったので続きも楽しみでしかない。

が「ナイス!」と言っています。
わたー
★★★★★素晴らしい終わり方だったと思う。彼女の誕生会にお呼ばれされた帰り際に、隙の気持ちが溢れて告白をしようとした主人公。しかし、彼女の様子が急変し、心神喪失状態に陥ってしまう。そんな彼女の零したとある単語から、原因は1周目世界の彼女にあると踏んだ主人公が彼女を救いたい一心で再びタイムリープするという6巻。やり直しによる新たな青春を過ごし、彼女の価値観を根本から変えたことで、1周目世界と2周目世界が大きく分岐してしまう。その歴史改変の蔭で本質的には救われていなかった、命を絶つまで思いつめていた大人の
わたー
2024/03/05 23:26

彼女を改めて救いに行く展開は、物語を完全無欠のハッピーエンドに導くためになくてはならない最期の1ピースだったと思うので、納得感しかなかった。主人公のタイムリープ周りの考察はなくても良かったかなと思うものの、彼女を幸せにするんだという主人公の強い想いが実った結末はかなり良かった。また、1周目の彼女も、1周目の主人公と仲良くやっていけそうなシーンがあったのが個人的に1番好き。まだもう1冊番外編が読めるというのも嬉しいサプライズ。楽しみに待ちたい。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/12(3608日経過)
記録初日
2013/10/01(3862日経過)
読んだ本
7400冊(1日平均1.92冊)
読んだページ
1692284ページ(1日平均438ページ)
感想・レビュー
7395件(投稿率99.9%)
本棚
8棚
性別
職業
技術系
現住所
静岡県
外部サイト
自己紹介

ライトノベルが好きです。最近はライトノベルばかり読んでいます。読メ登録は2014年6月からです。
常に面白いラノベに飢えており、積ん読が沢山あるのに新作に手を出したりしています。気軽にお気に入りしていただけると嬉しいです。
ちょこちょこと感想をあげていきますが、基本的に採点は甘めです。自分が後で見やすいためだけに、星5段階で評価しています。

好きなシリーズ
キノの旅
その他時雨沢作品全て
俺ガイル
SAO
AW
HO
禁書
ロウきゅーぶ
天使の3P
青春ブタ野郎
ウチの娘~
エロマンガ先生



好きなシリーズは多いので隙を見て更新していきます。
(2017年1月更新)

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