2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:46冊 読んだページ数:11053ページ ナイス数:1824ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/471107/summary/monthly/2024/5
主人公のツッコミも、君ボッチですよね?とは思うものの、ポンポンと繰り出されるのが楽しさを底上げしていてグッド。こういうのでいいんだよ、こういうのが読みたかったんだよ。次巻にも期待。
ばかりに主人公に対して当たりが強かったことで、彼ら本来の残忍さ狡猾さを遺憾なく発揮し、主人公が家族として認められてからはその態度が一変するのも良かった。特に兄のディディエ。最初は実験動物か玩具ぐらいにしか思っていなかったのに、自分より先に死ぬのは許さないだの、もしそうなったら自分が殺して自らも死ぬだの、愛が深め重め湿度高めな、どこに出しても見劣りしない立派な妹偏愛ヤンデレになっていたのは笑うしかないのよ。この兄に断罪されている姿を嘲笑されるって、未来視で見た主人公はどんだけヘタを打ったんだと思うレベル。
他にも、くっそ有能なくせに考えなしに行動するせいで迷惑を撒き散らすタイプのパッパとか、美容のためにメイドの生き血で風呂に浸かるマッマとか、誰よりも倫理観が終わっているのにそれを全く感じさせないマッドな爺さんとか、第三者として危害が加わらない位置から見る分には面白過ぎる面々で非常に良かった。彼女が迎えるであろう時間軸からはまだ遠く、気になる伏線も散らされていたので、続きも追っていこうと思う。
準備をする。彼が冒険者稼業で得た矜持を感じさせてくれて実に良い。彼が最後にグラシエの姉に放った啖呵も、思わず笑みがこぼれるほど良かった。また、再会を果たしたグラシエがいっそう可愛くなっている点も良かった。里から公認も貰ったようで、口では認めてないと言いつつ満更ではなさそうで、好意が駄々洩れている感じ、最高かよと。次巻も楽しみ。
実に魅力的なヒロインとして描かれていたと思う。やはり恋は人間関係における最高のスパイス。この巻では全体的にアオハル感が強く、ラブが薄かったのにも関わらず、彼女だけで恋愛要素を担っていると言っても過言ではない描写の数々が非常に良かった。ただ、モチーフとしている事象が多すぎて渋滞しているように感じたのは残念かな。月とかブラックジャックとか和歌とか。あとは終盤の決め台詞。オリジナルの創作単語を使うのは良いのだが、その場面が初出なせいで誤植にしか見えずポカンとしてしまったのは悔しい。
一番美味しいところを味わい尽くせなかった。続きがあるなら是非、セレーネちゃんを主軸に置いた話が読みたいな。それはそうと、カラー口絵の月子ちゃん良すぎないか。とくに鼠径部がさいk………
その差を埋めるまでに至ったのか。それは是非、本編を読んでいただきたい。それはさておき、櫃辻ちゃん可愛すぎんか。今回のことにめげずに積極的に主人公の周りをウロチョロしてほしいなあ。
奇妙な縁から交流が始まったまるで正反対の二人が、ただ同じゲームをする。言ってしまえばそれだけなのだが、それぞれに屈託を抱えていたり知らず知らずのうちに互いに影響を与えていたりと、それは確かに青春と呼べるもので良かった。そして、ほんの一つまみのラブ。絶妙な塩梅でとても良かった。
まっさんが読んでいる……だと……1巻が読み放題入っていたので序盤をチラ見したのですが、文体がちょっと合わなそうです。なんかギャグもくどくて……コミックで絵がつくと気にならないんですが…
持ってきたからか、綿密な取材に裏打ちされたこの作品本来の良さが薄れているように感じた。それにしても本編はあと2冊か…どうせだったら(21)巻までやってくれた方が据わりはいいのにとは思った。
危なっかしくてみていられなかった。そりゃあ、フォローの一つや二つ入れたくもなるのも無理はない。とはいえ、恋愛方面では、明らかに主人公に対して好意を抱いている幼馴染ちゃんがいい味をだしていたので、個人的には幼馴染ちゃんを推したくなっちゃったんだよな……恋愛としても会長を推したいと思わせてくれる展開になることを期待している。
ので進行はゆっくりだわ、主人公不在になるわで、正直あまり上手いやり方ではないなあと思う。それでも物語自体は面白いから許せてしまうんだよな。また今回は、別媒体から逆輸入したキャラも登場していて、後者には特に思い入れがあったので良かった。スポット参戦ではなく今後も話に絡んできて欲しいなあ。
しかも、勝手に自分にとっての理想の姿を抱き続けるせいで、何を言っても糠に釘なタイプの話聞かないヤツを。そんな彼への対処法は薄々想像できていたのだが、期待通り過ぎてもう笑うしかないのよ。これでちゃんとラブコメとしても面白いの最早バグだろ。特に主人公の、ヒーローに対して無自覚に特攻をとってくる場面の数々は、読者である自分が近衛隊の一人として現場を見せられているような感じがしてとても良かった。いやあ、最後まで大いに楽しませてもらった。
展開に納得感があったのは、良かったのだと思いたい。また、描かれている高校生たちの解像度が高いのも良かった。常識的な行動を心がけていて、実際、凡その場面でちゃんとできているも、経験の乏しさのせいで細かい部分にボロがでている感じ、実際にいそう感が強くて微笑ましかった。著者の作品は社会人メインで描かれるものしか知らなかったので、高校生の話もいけるなと。まあ、隙あればちゅっちゅしているのは流石にどうかとは思わなくもないが。次回作にも期待している。
一人の声優としての意地と矜持を物語の軸に据えているのバチボコに良いんじゃあ。かつてはやすみと共に乗りこえた壁を、あの時とは違う方法で、それなのにしっかりと彼女らしさを前面に押し出したやり方で乗りこえてみせるの、熱すぎる。いやあ、良いモノ読ませてもらった。また、今回のめくるちゃんも、登場シーンこそ少なめなのが残念ではあるものの、アニメ化によって限界オタク全開の藤井杏奈ちゃん語りの解像度が上がって、cv東山奈央で脳内再生余裕なの最高すぎんか。こっちこそありがとうございますなんだが。
ただ、あの人物のあの行動だけ、伏線を撒くにしたってもう少し彼女の心情がわかる描写を入れてくれても良かったんじゃないかなと。あのシーンだけ浮いているように感じるんよね…
ライトノベルが好きです。最近はライトノベルばかり読んでいます。読メ登録は2014年6月からです。
常に面白いラノベに飢えており、積ん読が沢山あるのに新作に手を出したりしています。気軽にお気に入りしていただけると嬉しいです。
ちょこちょこと感想をあげていきますが、基本的に採点は甘めです。自分が後で見やすいためだけに、星5段階で評価しています。
好きなシリーズ
キノの旅
その他時雨沢作品全て
俺ガイル
SAO
AW
HO
禁書
ロウきゅーぶ
天使の3P
青春ブタ野郎
ウチの娘~
エロマンガ先生
等
好きなシリーズは多いので隙を見て更新していきます。
(2017年1月更新)
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