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2025年1月の読書メーターまとめ

八岐
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2025年1月に読んだ本
31

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
ネタバレ★★★★☆ やっぱ前回恋兎先輩ぶっ殺してたら世界終わってたじゃないか! 凄いね、圧倒された。気圧されたと言っていいかもしれない。この物語に登場する人達、終末と徹底抗戦しながら終末を否定せず、いつか終末が訪れる事を受け入れているこの世界の人達にとっての幸福って、自分達のそれとは違うのだとまざまざと見せつけられた。ほぼ全員が自明の事として終わりが意識に根ざしている。それでいて価値観が違うとか文化が違うとかじゃないんですよね。それは終わりを知るからこその幸福。終わるからこそ諦めない、終わるとしても希望を託す
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2024年の読書メーター 読んだ本の数:310冊 読んだページ数:93501ページ ナイス数:3359ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/yearly

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2025年1月の感想・レビュー一覧
24

八岐
ネタバレ★★★★ 初の野戦の相手が騎馬民族の騎兵団、しかも撤退中という状況でこの被害で相手を撃滅せしめたのは、自分の身体も張った事だし参謀として最高の仕事をしたと思うのだけれど、それでも女性ばかりの部隊から犠牲者を出したというのは思う所あるだろうなあ。それが一人の女の野心による政争の駒にされたせい、というのなら尚更に。その相手であるリトレイユ公、この段階で影武者に寝返られてるというのは、謀略家に必要な誠実さが著しく欠けてるんだよなあ。リトレイユ公と会った時どっちが影武者だったか、その言動で露骨に分かっちゃうよね。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 人生二周目という事で順風満帆自信満々でキミの未来のお嫁さんだ!と大胆に告白してきたのかと思ったら、わりと繊細で1周目とは全然違う人生辿って愛する友樹ともう一度添い遂げられるか大いに不安を抱いていて、意外にも振り回されがちになってる友樹の方が支えに入ってるんですよね。グイグイくる先輩に戸惑い二周目とか信じてないのに、ビビって逃げずに二人きりとなる文芸部入部をOKしたり、お誘いは断らなかったりと、この主人公ふわふわしてるようで何気にどっしり構えてるタイプだよね。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 黒乃さん、超能力者の一般人じゃなくて凄腕のエージェントなのか。その分、一般常識には疎い所があり学生生活ちゃんと出来てないポンコツだよこの子!? しかも、時間停止能力かなり欲望のままに使ってますよね? 相手男の子だからってベタベタ触りすぎッ! 好きと普段は言えない事を停止した空間で叫ぶのはイイとしても、止めた時間の中で食べさせあいっこ(甲斐君は手動操作)とか相当アレですよ? 黒乃さんの認識ではずっと一方通行なんだけど、時間停止を認識してる甲斐君の方でも話動いてるのが相互に作用していて面白かった。
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八岐
ネタバレ★★★☆ アザラシの皮を被ってアザラシになってしまう、てセルキーじゃん。これって皮を盗まれると言いなりになってしまうそうなんだが、千種もわりと言いなりになりそうな感じがするなあ。にしても色物過ぎて、これを嫁にするのはハードル高そうなんだが。神を騙る不届き者を調査に来たら本物だったので、平身低頭の天使が来たよというお話。天使よりも、侯爵令嬢の方が気になるんだがこっちは領主の息子のヒロインになりそうだけど、まだあんまりイベント起こってないなあ。
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八岐
ネタバレ★★★ 時代的に仕方ないんだろうけれど、上から居丈高に怒鳴る事でしかコミュできない旦那と、おどおどと萎縮し怯えるばかりの奥さんとでは見ていてしんどかった。旦那が本来優しく気遣いも出来る男だというのもわかるし、泉にそのへんちゃんと伝わってるだけれど、そうあるべしと教育受けたんでしょうね。泉の方がちゃんと意見述べて人との接し方も希望を述べれば案外ちゃんと話聞いてくれそうな人だと思うんだけれど、泉の方も全く自己主張出来ない人生送ってきたのもあって、距離感縮まらずきつかったなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★ これは面白かったなあ。スペオペの中でもこんな風にワクワクする宇宙を冒険するアドベンチャーな話って中々読んだ事がなかっただけに楽しかった。これで地球が本当に滅びちゃってたら胸が苦しくなる所だったのだけれど、あれだけ人類に対して関心を失っていたのに、生き残りをきっちり助けて責任を果たしたあと、自分の自由に従って星の彼方へ旅立っていく、というのが素直に格好良いなあ、と。あと、心の宿った機械知性が相棒、というのは定番ですよね。
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八岐
ネタバレ★★★★ 戦列歩兵は浪漫で地獄だなあ。初戦を野戦ではなく、砦にこもってのしかも別の守備隊との合同防衛戦にしたのは慧眼。普通に野戦やったら死者続出ですもんね。死神と呼ばれた男が理想の上司に巡り合って、頑張っちゃうぞーと張り切ってしまうお話だ。人権など皆無の時代に女性に対してこれだけ配慮と気遣いを見せつつ甘やかすでないきちんとした態度を見せてたらそりゃ人気も出るよね。アルツァー閣下からしても、一問えば20も30も聞きたい以上の答えが出てきて、理想以上にあれこれやってくれるんだから、最高の当たり籤だったでしょう
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八岐
ネタバレ★★★☆ 50を超えるともうオジさんというより初老って感じなんだが、ゼンは凄え格好良い齢のとり方してるよなあ。長命化は必須とはいえ見た目若返るのは勿体なくすら思う。宇宙人に誘拐されて奴隷として売られてしまったゼン。似た境遇のワンコと共に戦闘のドサクサで落ち延び、二人で宇宙モンハンをやりながら稼ぎつつ、宇宙での生活を確立していく、というスペオペもの。猫の人がヒロインぽくジャケ絵に映ってるけど、そんなメインヒロインって感じじゃなかったなあ。ワンコが相棒兼マスコットじゃね? 妹ワンコも増えたし。
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八岐
ネタバレ★★★☆ この親父、借金返す為に貰った支度金を速攻ギャンブルで溶かした時には救いようがねえ、と思ったけれど師匠としてつけられた少女が自分の娘だと気づいた後は、娘を護るために卑屈さを捨てて必死になり、仕事にも真面目に取り組むようになり、母そっくりの心映えを見せる娘の成長に影から感動し、娘のピンチには体張って頑張って、と名乗りはしないもののちゃんと親心を見せてくれて、中々良かった。変に親ヅラして偉そうな事言わず弟子に徹してるし。年上のダメ弟子に不満そうだった娘も、段々と打ち解けて中々良い父娘モノでした。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 本物のペイシェンスの方、これだけ思考や体に干渉してくる以上、ただ死んで薫と入れ替わったて訳じゃなさそう。条件反射じゃなくて、弟達の為と説得したら聞いてくれる辺りも含めて。薫としては超極貧から解放され、普通に働いて弟達を食べさせられたら良かったのに、コネや優秀さも相まってやりたくない王族の側仕えをやらされる羽目になった訳だけれど、一貫してやらされてる感が抜けないのはしぶといですねえ。王女にもまだ余り情移ってないし忠誠心無くまだ仕事で仕方なく付き合ってる感が。王女の方ガチで友達だと思ってるんだが
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八岐
ネタバレこ、これは同性から嫌われるのもわからんでもない。言動が清楚系の丁寧語だから目立たないけど、やってること慰めてと媚びてやたらとベタベタしてくる、といういわゆる色目使ってくるって奴じゃないのこれ?主人公はこれは慰めてるだけ、別に向こうには好意は無いんだと頑なに相手の気持ちをスルーしつつ、スキンシップやデートのお誘いなどは下心一杯でヘラヘラと受け入れて、と印象よろしくない。彼を振った年上の幼馴染は弟分が傷ついているのを完全に無視して今まで通りの距離感で接してくる無神経さ。登場人物全員自分には受け入れがたかった
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八岐
ネタバレ★★★★☆ やっぱ前回恋兎先輩ぶっ殺してたら世界終わってたじゃないか! 凄いね、圧倒された。気圧されたと言っていいかもしれない。この物語に登場する人達、終末と徹底抗戦しながら終末を否定せず、いつか終末が訪れる事を受け入れているこの世界の人達にとっての幸福って、自分達のそれとは違うのだとまざまざと見せつけられた。ほぼ全員が自明の事として終わりが意識に根ざしている。それでいて価値観が違うとか文化が違うとかじゃないんですよね。それは終わりを知るからこその幸福。終わるからこそ諦めない、終わるとしても希望を託す
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八岐
ネタバレ★★★ どうも主観が強すぎて、必要な描写が足りていないのか何が起こってるかわからなかったり、突然ページ飛ばされたような場面転換があって読む方としてはしんどかった。主人公、自分の召喚獣が周囲に悪影響を与えるとわかってるのに、それをカワイイと思う自分がおかしいと思っておらず、さりとて周りの方がオカシイとも思っていないあたり、相当正気を失っているのだろうか。取り敢えず自己完結してないと狂気に呑まれる状況ではあるんだろうけれど、単に本人が能天気で難しい事を考えられないだけにも思えてくる、難儀な主人公だ。
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八岐
ネタバレ★★★★ 凄い、正ヒロインの道から自ら外れ暗部に潜ったアリアが、巡り巡ってちゃんと卒業パーティーにて婚約破棄イベントが発生し、アリアが正ヒロインとして復帰して断罪イベントを起こすとは。この流れ、初手で崩壊したと思ってたのに。そこから、王都が焼け野原になる勢いの怪獣決戦へと移行するのは、毎度ながら乙女ゲームとは、となります。都市部でやる戦いじゃないだろ。どこも安全ではなく王城から皆が戦いを見守る様子は、ゴジラ映画だったかなこれ?と思うほどの構図でした。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 旅上戸ってのは流石に初めて聞いたなあ。そういう概念て実在するんだろうか。イマリさんの場合、人格変化、或いは解放って感じで酔っ払い特有の話が通じない感とは別のベクトルにも見えたけれど。旅は道連れ、その道連れに選ばれた橋広、彼もまた鬱屈に身を焦がす青年だ。そんな彼に閉塞からの解放を感じさてくれた今里な訳だけれど、それに気づかないまま彼女は彼女で、自分が解放された旅に突き合わせる事で彼の閉塞を打破してあげたいと、この辺で向き合ってるのにすれ違ってたんですねえ。自分達のバグは見つけにくいもんだ。
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八岐
ネタバレ★★★★ すげえ、ガチの酒クズヤニカスどもじゃねえか。ここまで大学特有の自由さと無法さをアナーキー方面に解放してしまってるお話をラノベでは初めてみたかもしれない。というか、ここまで常時朝から晩まで酔っ払ってる連中が主人公の作品は初めて読んだよ。どうやってここまでデロデロの関係ができあがったのか、馴れ初めを知りたい所である。普通はここまでベッタリだと噂通り爛れた関係になりそうなのに、他に関してはぶっ壊れてるのに恋愛方面だけは初心な三人娘と、PTSD持ちの主人公で見事に均衡が保たれてるのは舞台設定として見事
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八岐
ネタバレ★★★★★ ヤバいヤバい、何これもう素晴らしすぎて傑作間違いなしじゃないですか。本当に夢中になってかぶり付きで読んでた。リットとクララの決闘シーンなんかもうずっと心臓がドキドキしっぱなしで、脳裏でガンガン動きまくる映像と、戦う二人の興奮が乗り移ったみたいに頭の中でバチバチ火花が飛び散ってた。読んでてこんなんなるの、滅多ないですよ。まさに少女三匹が斬る。冒険活劇にして、剣戟奇譚。ガール・ミーツ・ガールズの決定版。最高だ、三枝先生ちょっとトンデモナイもの繰り出してきやがりましたよ!! ひゃーー何かもう叫びたい
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八岐
ネタバレ★★★☆ エルドリッジ、こういう人が典型的な小物にならずに仲間を思ってどん底から這い上がる男になるのはイイですよね。それにしても落ちぶれても付いてきてくれる女の子が二人も居て、しかも両方から慕われてるってこ、こいつ……。ティアン殺害も厭わぬ強盗団、という事で悪役なんだけれど、当人はあくまでゲームのロールなのだろう、その人品は歪んだ所のないスマートさを感じさせる。彼に限らず、デンドロでの振る舞いとリアルとでは随分違っている人が多く出た回だったように思う。でも、根本の所は変わらないのよね。
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八岐
ネタバレ★★★☆ てっきりS級冒険者達が次々師匠になるのかと思ったら、それに限らない師匠枠が出てきたぞ。ただやはり優先は最初の三人の師匠が恩義あるし上なのね。ただ師匠たちはあくまで師匠なので、ヒロインはエリシアとジゼルのツートップに見えるなあ。漸くここで二人初対面で、バチバチ火花散ってたし。ギムレットさん、割って入ろうとしないでくださいw 一応リオーネ単独でのお話で、師匠はまだまだはるか遠い頂きであるというのを実感させてくれる、師匠強強回を最後にやってくれてたけれど、ぶっちゃけ強すぎて実感出来てなくないですかね?
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八岐
ネタバレ★★★★★ 切嗣を継ぐ者としての士郎、イスカンダルを継ぐ者としてのエルゴ。彼らだけでなく、遺産を引き継ぐ者達の、理想の最果てに辿り着こうという彼らの歩みがテーマとして収斂していく、この構成がもう尋常じゃなく、これこそが「美しい」ものでした。そして、それらを送り出しながら自分は決して手が届かない、先生の苦悩と決断がまた……。そしてクライマックスが今回盛り過ぎだろ、という展開の連続で、もうやばいです、ヤバかった。凄すぎ、なんぞこれ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ なんという相互ストーカー。それはそれとして朝雲さん、それはほぼ犯罪ですw 朝雲さん余程負けヒロインっぽいキャラしてるんだが、良く勝てたなあ。チョコ、温水くんてばなんか全然貰えなかったとか言ってるけど、お前わりと皆から貰ってるじゃないか。ほんとそういう所だぞ温水くん。それにしても小鞠ちゃん割とガチ目なのかこれ。
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八岐
ネタバレ★★★★ マルクがひたすら締まらないんで、ラスボスなのに大丈夫かと心配になってしまったんだが、いざ戦い出すと一度出した技はどんな必殺でもニ度は絶対に通じないという強キャラらしい手に負えない最長老らしい所を見せてくれてホッとした。魔王が揃って名乗りをあげる際に小学校の新しいクラスでの自己紹介かというノリのが始まった時には可哀想で見ていられなかったんだがw とりあえず弟分のフルカスがほんと好きな女の子を守る為に強大な敵に限界を越えて立ち向かう、という心震わされる戦いを見せてくれて、感動した。頑張る男の子は良き
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八岐
ネタバレ★★★☆ 近年は落ち着いた現代ものを書いていた竹岡さんの久々の異世界絡みという事で読んでみたら、最近の作品の雰囲気をベースに異世界要素を盛り込んでいて、相変わらず上手いこと自分の物語に昇華しているなあ、と。会社の同僚を家に連れてくるって、最初は昭和のノリかと思ったのだけれど、作中でも言われてる通りこれは欧米のホームパーティーのノリに近いよなあ。そういうの苦にしないどころかバッチコイのおおらかな奥さんで良かったねえ、というかそういう所に癒やされ惚れ込んだんだよね、勇者さま。
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八岐
ネタバレ★★★ どうも薄っぺらいというか上っ面を装ってるような主人公だなあ、と思ってたら中身が虚なのにそれらしく装う事で辛うじて人間性を保ってきたというべきなのか。ナギを救おうとする事で虚に実が充填されだして、やっとマイナスがプラスに転じた、と。薄っぺらさは早々今更変われないけれど、中身が戻った事で終盤のシズキは割と主人公やれてたと思われ。取り合えず黒幕は殺しておかなかったのは兎も角として、復活前提ならちゃんと拘束くらいはしておきなさいよ、と思うんだが。微妙に、どうしてそうなるんだ? という所が目立った気もする。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(6369日経過)
記録初日
2000/01/07(9483日経過)
読んだ本
14192冊(1日平均1.50冊)
読んだページ
3654361ページ(1日平均385ページ)
感想・レビュー
3325件(投稿率23.4%)
本棚
9棚
性別
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B型
外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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