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2022年7月の読書メーターまとめ

八岐
読んだ本
20
読んだページ
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感想・レビュー
19
ナイス
237ナイス

2022年7月に読んだ本
20

2022年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
ネタバレ★★★★☆ 予想通りと言えば予想通りのお話だった。それでもボロボロと泣いてしまったのは、それだけこの子達に思い入れてしまっていたのだろう。さても私もまたスッキリして次の日には忘れてしまい涙々の物語として消費しきってしまうのだろうか。わからない。作中でもそうした消費への忌避感が感じられる。ただ揺月は自分の人生の最後を物語化していく事により愛する人を救った。同じように、この物語が届き消える事無く救われる人が居るのだろう。そう信じられる傷つく心に寄り添う物語でありました。
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2022年7月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2022年6月の読書メーター 読んだ本の数:23冊 読んだページ数:6873ページ ナイス数:254ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/monthly/2022/6

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2022年7月の感想・レビュー一覧
19

八岐
ネタバレ★★★★☆ 情報が、情報が多い! ここに来て王国の成り立ちとか過去というか国の基盤に立ち返る展開になってきたぞ。王国のある種の異質さというのはこれまでも折に触れてさり気なく描かれてきた気もするんだけれど、今になって渦を巻いて目に見える形で突きつけられようとしているのか。それに直面するのがDX達になるのか。矢面に立つのは彼らだけど、今多くの人達が彼らを救出する為に奮闘しているだけに、現在の王国全体がダンジョンと向き合っているとも言えるのかもしれない。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 一巻が偽装ヒロイン(失礼)だったので、この巻で真ヒロインが表紙を飾りました。可愛いですね! お一人様の楽しみ方が行き渡った上での学校の遠足でのそれぞれの様子。いいですよね、一人とみんなでとどちらも否定せず、その時々でどちらも楽しむ日々の謳歌の仕方。それを尊重しあえる相手が居てこそ、だけど全員の様子を順繰りに見せていく構成は、うまいし面白かった。ヌエも無理せず無理させず八城君以外の人とも一緒に遊べて、こういう関係って素敵ですよね。生涯の自由なる友って感じで。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 敵は殺す。簡単なようで様々な観点から貫くのは難しいそれを、極々シンプルに突き詰めていくアリア。妥協はしない、でも安易に誰でも敵認定する訳じゃないと意外とバランス取れてる気がするんですよね。自分を守る以上に、自分にとって大切になった人を守る為、敵は殺すという情とストイックさの絡まった生き様。それだけイケメンに生きてるのに、どこか魔性の妖艶さを醸し出しているのはゾクゾクさせられますねえ。まだ8歳くらいなのに。そして正ヒロインの癖に傾国寄りすぎないですかね?本人全く無自覚っぽいけれど。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ まさか帰郷まで1巻かかると思わんかったよ! どんだけトラブル巻き込まれ易いんだよ。ウェブ版で色々クソイベ満載だったなでサラッと流してたけど、一個正規騎士団壊滅させといて、色々あったなあで流すなよww 別れと旅立ちのシーンは、みんな一緒に別れの時間を共有した為に凄くしんみりと染み入り、帝都の生活の終わりを実感させてくれるものでより良い仕上げになってたと思います。旅の道連れとなった馬娘、未熟で自分が定まっていないという意味では初めてのタイプで新鮮でした。エーリヒが完全先達モードだったもんなあ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 予想外だったのが主人公ビクトリアの年齢。てっきりまた学生かと思ったら27歳の立派な大人の女性だったんですよね。なので組織を抜けて彼女は一人の働く女性として生きていく事になる。そんな折に彼女が出会ったのは親に捨てられたノンナという小さな女の子。ただ組織を抜けて自由に生きていくだけなら幼児なんて重荷にしかならないのに、彼女はノンナを引き取りこの子と生きていく事を選ぶ。他にも逃亡生活には危険ともなる人助けに手を出してしまうのは、彼女がそれだけ自分の思う通りに生きようとしたからなのだろう。
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八岐
ネタバレ★★★☆ いや、面白かった。魔石を熱したサウナでととのう事でバフがかかる事を発見したサウナー達によるダンジョン攻略。でも主目的はあくまでサウナなんですよね……いや、攻略目的のはずだったんだが、だいたい途中忘れてるよね。主人公も妹の病気を治せる賢者の石を手に入れる為にダンジョン攻略に挑んだはずだったのに、わりと忘れてサウナしてる事が多いよね? 尽くしマゾのエルフ騎士とロジハラサウナーによるサウナSMプレイは書いてる人も脳内トリップしてるとしか思えないヤバさで、ヤバかった、うんヤバかった。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 本来のゲームの正ヒロインが転生者の介入によって半端にゲーム知識を得た上に覚悟完了してしまって、正規ルートからドロップアウト。運命に叛逆するアウトロー人生を歩みだすという、なんというハードボイルド貴種流離譚w 敵には容赦なく慈悲無く抹殺する一方で、恩を受ければきちんと返すという信義に殉じる孤独ながらもダークヒーローな生き様なんだよなあ。大人を信じていないのだけど、大人は全部敵、ではなく自分に利なくても助けてくれる大人にも巡り合ってて、人として大事なモノを見失ってないのも良いところ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ シャルルが頭の天辺から爪先まで一戦士からのし上がった乱世の英雄というカリスマの塊で、やはり非常に魅力的だったと言わざるをえない。ガヌロンはほんとに死ぬ時期を間違えてしまったんだなあ。でも狂った末でもシャルルともう一度馬鹿やりたいという一念だったのが…その想いに応えてそして約束も守ったシャルルとの友情が、どうしたってこの巻のメインであり、この二人が主役だったよなあ。ミラとティグルがようやく結ばれる重要な回でもあったのだけど。あとザイアンとティナルディエ公は完全に一皮剥けたねえ。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ 予想通りと言えば予想通りのお話だった。それでもボロボロと泣いてしまったのは、それだけこの子達に思い入れてしまっていたのだろう。さても私もまたスッキリして次の日には忘れてしまい涙々の物語として消費しきってしまうのだろうか。わからない。作中でもそうした消費への忌避感が感じられる。ただ揺月は自分の人生の最後を物語化していく事により愛する人を救った。同じように、この物語が届き消える事無く救われる人が居るのだろう。そう信じられる傷つく心に寄り添う物語でありました。
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八岐
★★★☆ ポリコレの騎士推参! 発言力があるから色々と影響出たんだろうけど、まだ個人だから良かったよね。これが一定の勢力となってしまうと議論が成り立たない分悲惨な事になってしまう。そして主役は圃人剣士の少女。この娘と魔術師少年が素晴らしく清々しいアオハルしていて、相好崩れっぱなしだった。そしてゴブスレさんは……いやそれ、TRPGでGMが頭抱えて悲鳴あげるやつー!!
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八岐
ネタバレ★★★★ これ、普通に【はたらく魔王さまのメシ!】の続編と言っていいんじゃないだろうか。全部食べ物の話だったぞ!? でもこういう身近な食事に関するネタは本当に面白くて、一話一話ひと味違っていて読むのが楽しい本でした。カレーの食べ方とかみんな一家言あるよねえ。個人的に芦屋さんがカップ麺にハマってしまったのは普段の彼の志向と正反対の沼にハマってしまったの、人間味があって好きですわー。そういう隙といえる部分に一緒に寄り添ってくれる梨香とはまだまだチャンスありそうなんですよねえ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 良質のアクション映画一本を見たような面白さでした。そういう意味では完成度が非常に高く新人賞を受賞するに相応しい作品だったと思います。大統領の息女を護衛するために急遽集められた少女部隊が、中身全員オッサンというのは思い描くだけで面白いんですけれど、絵面的に映像作品の方が面白いんだろうなあ、これ。声だけ渋いオッサン声だったら更にウケるんですが。ガワを簡単に変えられるからこそのアイデンティティの確立というテーマが触りだけだったのは残念ですけれど、作品の方向性が完全にアクション映画に向いてたので。
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八岐
ネタバレ★★★★ 学園の特級生徒は自分で生活費稼げという方針は面白いなあ。学生の身分で仕送り無しで生活するだけならまだしも、使用人の給料も払わなければならないというのはただの魔術バカにはハードルが高い。本来俗世から切り離されていただろう聖女がこの制度のお陰で食うも困ってえらい目に遭うのは面白かった。クノンと打ち解けたとは言わないまでも、生きる為には妥協が必要と理解するのは偉い。アレに慣れるのも早いのを見ると、実は適応力高いんじゃないだろうか。学園はまだ全体的にクノンの性格に振り回されてる最中なのにw
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八岐
ネタバレ★★★☆ 父親陛下、かなり過保護に見守っている割には雨妹の立場とかには口出しして来ないのどういうつもりなのかと思ってたら、出世欲なく宮女で居るのを良しとしてるのか。父も兄も理解ある肉親で良かったねえ。しかし陛下の過去を知ると母子ながら皇太后とは完全に和解不可能だなあ、これ。麻薬中毒というヤバいネタも出てきて、派閥争いに緊迫感が出てきた感あり。雨妹はいつもの調子だけど。
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八岐
ネタバレ★★★☆ こうしてみるとロロ一人が主人公の物語じゃないんだな。魔女一人一人が主人公と言えるくらい個人個人で動いているよなあ。今回は人魚姫の物語。プルハは話が進むに連れて目まぐるしく印象が変わっていく強烈なキャラクターでしたね。海賊の親分であり姐御的人物でありながら実は妹属性とか盛り沢山すぎるしそれでもまだ一部だ。もう一人の魔女ネルも、ある意味彼女自身の物語の時よりも解放された今巻の方がその魅力を発揮していたんじゃないだろうか。プルハとの相性が良すぎたとも言える。まあ最後に帽子屋に粗方持っていかれたのだが。
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八岐
ネタバレ★★★★★ 水斗が直面する問題は本来なら高校生程度で向き合わなければならないような事ではないのだろう。だが、普通の恋人ではなく義兄妹という関係が二人の恋を子供の恋で居させてくれない。一度別れているからこそ絶対の関係が無い事を知っている。今度壊れれば家族そのものが破綻してしまうのだ。この恋は終わらせてはならない恋だった。だからこそ自身の将来を本気で考え、本質的に色恋よりも或いは家族よりも別のモノに人生を優先させてしまうだろう自分の在り方に気づいてしまう。人生の決断をこの若さで強いられるてのはキツいよなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★ 主人公の伊織君が情け容赦なさすぎぃ! 思った事をオブラートに包む事なくストレートにぶった切ってくる伊織くんに八つ裂きにされながらも、めげないつかささんがバイタリティの塊みたいな女性で非常に魅力的でした。この二人の掛け合いが本当に面白くてねえ。伊織くんもズケズケとツレナイ態度に終始してるんだけれど、本当にヒドい事は言わないしつかささんの方も猛アタックしながらも相手の意思を無視したり不快に思うような事はしないので、気持ちの良い掛け合いでしたし。大変に面白い、結構直球剛速球なラブコメでした。
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八岐
ネタバレ★★★★ 朱音さんだけだったのが四天王寺一族あげての祐人婿入り態勢で大盛りあがりじゃないですかw 祐人君人気者すぎる。これもうどうするの? 彼以外お断りになっちゃってるんですが。記憶リセットという最終手段あるけどそれは鬼畜の所業。大祭は往年の少年漫画みたいなノリで本当にワクワクしてしまったんだが、誰が本当の敵かについては全然予想してなかったなあ。思いの外四天王寺がガチで迎撃態勢整えてたのも驚き。お陰で奇襲ではなく迎え撃つ形になった訳だが乱入者闖入者も混じっての総力戦で、実に盛り上がりました。
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八岐
ネタバレ★★★ ウデムシコワイ。3巻では怖くて画像検索出来なかったのだけど、ついにやってしまった。あんなん巨大化したら泣くわ。いやでも意外と見慣れると異形すぎてあんまり虫感がなくてマシかもしれない。動画や生だとアカンかもだが。しかし、まさかウデムシがオワタ攻略の鍵になるとは思わんかった。でも、そんな力押しで国一つ潰しかけるほど繁殖してるオワタを殲滅するってウデムシどれだけ頑張ったんだ。しかし、皇国の言葉が他の国の人に通じないというのはどういう原理なんだろう。OSが違って読み込めないみたいな感じなんだが。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(6005日経過)
記録初日
2000/01/07(9119日経過)
読んだ本
13939冊(1日平均1.53冊)
読んだページ
3578375ページ(1日平均392ページ)
感想・レビュー
3109件(投稿率22.3%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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