加賀恭一郎シリーズ。好きなシリーズだけど、今回はちょっとだった。いつもだと被害者が悪、犯人はやむを得ない理由があって　心にズンとくるのだが。 別荘での殺人事件。登場人物も多く、別荘の位置のイラストまで。加賀恭一郎作品らしからぬ。 まさかの犯人。 そして最後にどんでん返し。 ストーリーは面白い。 でも、加賀恭一郎シリーズでなくて、違う形の方がよかったと思った。

加賀恭一郎シリーズ。好きなシリーズだけど、今回はちょっとだった。いつもだと被害者が悪、犯人はやむを得ない理由があって　心にズンとくるのだが。 別荘での殺人事件。登場人物も多く、別荘の位置のイラストまで。加賀恭一郎作品らしからぬ。 まさかの犯人。 そして最後にどんでん返し。 ストーリーは面白い。 でも、加賀恭一郎シリーズでなくて、違う形の方がよかったと思った。

①臓器提供意思のある意識不明の患者が失踪。②パーキンソン病の父は詐病？③動物愛護団体から狙われている養豚場から豚がいなくなる。④助成金不正疑惑の教授が自殺 の4つの短編集と思いきや5話目で全て繋がる。専門的な深い話で短編と読んでもいいが全部が使った繋がってさらに良い 臓器移植は医療技術はもちろんだが、経済的、モラル的など，色々クリアしなければならない。近い将来、もっと多くの人に待つことなく移植が行われる時代がくるのか。（私には正解がわからない）

友人を心無い行動で自殺に追い込み、ヤクザに弱味を握られ運び屋となり中国へ。もう、普通の大学生活は送れない。中国で日本人留学生と出会い、急展開。ヤクザの悪の手が逃げる話と思いきや、中国の人種の事など話の規模が大きい。そして最後にタイトルに繋がる出来事。 今までに読んだ事のないストーリーでとても良かった。ただ、はじめの友人への行いは酷すぎる。。

11短編。私の読んだ柚月裕子さんの本とは違うタイプもあり。でも、やっぱり佐方貞人スピンオフ「ヒーロー」が1番良い。柚月さんは読んでる側の感情が入る長編の方がいいなぁー