最終巻。二人とも進む道筋が決まり、それでもお互いが必要だと分かる関係がとても素敵だった。

冬村との決着がつき、三田は父親と対面。かなり意外な見た目だったけど、似た部分もあるのかな。学園長と対等に話をしそう。

子ギルがいるけど、ギルガメッシュは知ってるのかな。同じ人物がいて大丈夫なんだろか。パン耳ラスク美味しそう。でも、サンドウィッチ作るときは、最初から耳が切ってあるパン使うから…。

没落令嬢の子は、芯が通ってるから好き。ケジメを付けるためのドレスは綺麗だった。他はやっぱり、見慣れたものが出てくるからかそんなに新鮮味がなかったかな。

乙女ゲーの世界に転生した主人公が、前世の知識を活かして服を作っていく話。この時代に無かった服を作るから、周りの面々は驚くけど読者はそんなに驚きは無いかな。化学繊維のものは、モンスターの素材で代用するし。

最終巻。怪奇現象と今までの謎が解き明かされる。うやむやのままに終わった話もここで収束するのかとびっくりしたし、あちこち飛んでいた話も妙な繋がりを見せて凄かった。杏、無事で良かったと胸を撫で下ろしたくなるくらい。杏とヴィクトールの甘々が無ければ、かなりキツかったかもしれない。

千尋の定食屋さんが新しい職場って、斬新。健太にも嬉しい場所だし、そのうちここで土日限定の料理屋さんとか始めたりして（笑)

鏡の世界に閉じ込められたパラケルススと、神様と対峙するノラ。どちらもピンチな状態なのと、敵は本当に能力持ちと神様なの？という疑問もちらつく。ノラはトトリとココのお陰で何とかなったけど、問題はパラケルスス。仮面を何とかしない限り、犠牲者が増える一方だわ…。

周りの望む「王子」の仮面が外れ、自然体な宵になって可愛さが全面に出てきたなぁ。可愛い。宵の親友の片思いも応援したい。どうなるかは全く分からないけど。

ホラー要素も人間怖怖要素も増し増しで、怖いもの尽くめだった。序盤の糖分高めの展開は、それでか！子供と大人、各々で違和感を感じたお陰でヴィクトールが真相を暴いて、これでやっと救われたんだろうか。

全ての恋愛が上手く行くわけじゃないけど、なんか切ない。

恋人同士になって、甘さが増し増しになってきた。牧さん、苦手なことあるんだね。何でも出来る人だと思ってた。そこがまたいい。

最終巻。二人とも進む道筋が決まり、それでもお互いが必要だと分かる関係がとても素敵だった。

杏が恋心を自覚したけれど、相手は椅子に恋してるような変人だからとどこか達観してるかな。案外当事者は気がつかないものかもね、なんて思いながら読み進めてました。怪異は相変わらず怖いし、なんなら生きてる人間も負けずに怖い。でも、色々気になって読んじゃう。

フェスは興味あるけど、行く機会はないので読んでみた。新規開拓も出来て、コーデやご飯も楽しめるの良さそう。知ってるバンドが出てるときに行ってみたかったなぁ…。

北海道に出掛けても、また怪異に見舞われる杏とヴィクトール。そもそも、どこから仕掛けられていたのか…。女王連盟の件は微笑ましかったものの、蓋を開ければ怖い話になってるし。杏が霊を追い払うというよりも、無意識に上手く結び付きを作って結果オーライな感じかな。最後の話は、どれが本当でどれが嘘なのか分からなくて別の意味で怖い。これはうやむやにしたらいかんやつ！

アルマンドの次兄、ライムンドが最低最悪な人間だった…。過去の話でも触れられていたけど、予想以上に酷い。奥さんは、長年信じた偏見が捨てられないんだなと理解出来るし子供を大切にしてるのは伝わってくるので、そんなに嫌悪感は無かった。ただ、夫にはずっと不満を抱いてそう。

初の海外遠征。タイのトイレはトイレットペーパー流したらダメなんだ。いるかちゃんを越えるのが、今の目標。それすらもレベル高すぎてどう乗り越えるのか予測出来ないけど。