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2023年11月の読書メーターまとめ

ともパパ
読んだ本
20
読んだページ
5967ページ
感想・レビュー
20
ナイス
792ナイス

2023年11月に読んだ本
20

2023年11月のお気に入り登録
3

  • ふかやま
  • 燃え尽きタコ
  • あお

2023年11月のお気に入られ登録
2

  • ふかやま
  • あお

2023年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ともパパ
ネタバレ別荘地で起きた連続死傷事件。直後に名門ホテルのレストランで豪華な食事をとった男が犯行を自供。「死刑になりたかった」というだけで詳細を語らない犯人。被害者家族が集まり真相を検証する会が開かれ、1人の参加者から声をかけられたのが休暇中の加賀。ホワイダニットの追及の中から、会の参加者に共犯者の存在が浮上し、フーダニットものへと変貌していく。加賀の冷徹な推理がさえまくる…って、そういうキャラでしたっけ? 人情物を求めるとはずしますので、これから読む方はご注意を。
が「ナイス!」と言っています。

2023年11月にナイスが最も多かったつぶやき

ともパパ

自分的にはいいペースの10月でしたが、最終週で「なれのはて」に時間をとられて平均的な冊数・ページ数でした。と言っても読みづらいわけでなく、仕事が忙しくでゆっくり読めなかっただけ。11月はどうなることやら。今月もよろしくお願いします2023年。  10月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:6411ページ ナイス数:763ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/488269/summary/monthly/2023/10

まる子
2023/11/01 13:16

ともパパさん、11月もよろしくお願いします✨

ともパパ
2023/11/01 15:36

こちらこそよろしくお願いします。

が「ナイス!」と言っています。

2023年11月の感想・レビュー一覧
20

ともパパ
ネタバレ霊が出てくる物語はあまり好きではないのだが、五十嵐さんの作品ということや、妙に気になる設定に誘われ読んだ次第。冤罪を起こした弁護士や検事が、その被害者(死者)が見えるようになるという設定から、その死者は殺した犯人が断罪されると成仏できるとか、昼間は死んだ場所に固定されるが丑三つ時から夜明けまでは動き回れるとか、死者は生者を触れないが生者は死者を触れるとか、それらしい設定がされているが、その設定を認めた先に成立する何とも不思議な密室殺人。そろそろ字数が尽きるので、あとは本書をお読みください。
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ともパパ
ネタバレ自分の一言が母を自殺に追い込んだと思い込んでいた女性。災害で両親ごと家族を失った男性。そんな二人の交流を軸に、偏見や差別についても考えさせられる。著者がこの作品を書くきっかけとなったであろう一人の国語教師のことがあとがきで書かれている。人生を変えるほどの教師に会えることはおそらく幸せなことなのだろうが、休憩もとれずに生徒にコメント書くことや、休日をつぶしてまで作文指導をすることは、肯定的に書くべきことではないと考える。ジェンダーやヤングケアラーなどに敏感な著者のようなので、教師の労働問題にも配慮が欲しい。
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ともパパ
ネタバレPHP文庫の「警察小説傑作選 相剋」で本書収録の「月の雫」を読んでおもしろかったので、本書を読んだ(訳あってこの「挨拶」より「再訪」を先に読んでしまったけど)。福家警部補初登場の第1話でも、福家警部補はじめ主要人物の紹介らしい記述がなく、初めからそういう人がいるように物語が進むのに妙に感心。科学捜査に精通し、復顔のエキスパートと言われた元警察官が犯人である「オッカムの剃刀」では、さすがの福家警部補も苦戦を強いられ、初出も2号にまたがる長さで息詰まる対決が描かれる。さて、次は「報告」かな。
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ともパパ
ネタバレ新聞で本書の文体を評価するような文章を読んで、気になって読んだ。明治~大正の文学や時代の雰囲気、旧字や旧仮名遣いがけっこう好きなので、本書もけっこう違和感なく読めた。なんか夏目漱石だなと感じていたら、現代を舞台に漱石に文体で、と著者自ら種明かしをしている。しかも、そういう文だと、つまらない恋がなんとももどかしくなるようなことも書いている。音楽物語としても幽霊譚としてもなんとももどかしい。内容より文体を味わう作品なのかもしれない。そうであるなら、初めから旧字、旧仮名遣いで書いてほしかった。
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ともパパ
ネタバレ新聞か何かで本書の評判を見て、気になって読んだ。薄い本で、かつ3分の1ほどが元アイドルである著者の写真集をどう評価するかだが、魅力的な写真が多いので、好きな人にとってはお得な1冊なのかもしれない。萬葉集の歌に触発されて書かれた5つの短編は、同性に焦がれる思いや、男女問わず恋心を抱けない苦悩などがわかりやすく表現されている。先天的心臓疾患で若くして亡くなった女性の日記が描かれた最終話では、限られた命を前向きに生きようとする姿がまぶしい。他の方も書いているが、もっと長い小説も読んでみたい。
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ともパパ
ネタバレ「デフ・ヴォイス」を読んで以来、好きな作家なので、本書も気になって読んだ。結婚をめぐる女性側からの言い分が書かれた話はけっこう読んだが、本書はまた一味違う気がした。ただ、どこがどうとはっきり書けないところがもどかしい。男に問題があるのは間違いないが、女の側にも「これはどうなの」という行動があり(一般論ではなく、この小説に登場する女性の話ですよ)、いずれにしても一面的な見方ではどうにもならないような。こういう小説を読んで、結婚する人がさらに減って、出生率も下がると日本も大変だけど、それは別問題だな。
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ともパパ
ネタバレ読みかけの本を置いて、買ってすぐに読んでしまった。帯にでかでかと「この巻のために本シリーズはあった」と書いてあるが、まさにその通り。裏表紙には「(結衣たち)3人の前に差し出された事実は、あまりにも衝撃的なものだった。シリーズ激震の大展開!」とあり、これまたまさにその通り。シリーズ第1巻が4年半ほど前に出てから、ここまでずっとだまされていた! これ以上は書かない方がいいな。買って読んでください。
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ともパパ
ネタバレ古生物や化石とか好きで、本書の古生代編、中生代編とかって読んだ流れで、当然のように新生代編も買った。ただ、哺乳類とかは、他の絶滅種ほど萌えないので、前2冊ほどのワクワク感はなかった。本シリーズは多くの化石写真を収録していることが長所のひとつ。写真を眺めているだけで満足できる。
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ともパパ
ネタバレ七不思議などという楽しいもの、でもありきたりなものを扱いながら、一見オカルトの裏に隠された人間の業とか怖さとかにいくのかと思ったら、そう来たかぁ… まあ、ゾンビとかをつかってクローズドサークルとか、オカルトとミステリーの融合も色々あるから、これはこれでありなんだろうな。実際、読んでいておもしろかったし。結末はトンデモっぽかったけど、CG駆使して実写映画化したら、けっこうおもしろいかもしれない。
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ともパパ
ネタバレシリーズ1作目、2作目と購入して読んだので、本書も書店で見かけて即購入。図書館本がたまっているのに、気になってこちらを先に読んでしまった。おだやかに時間が過ぎていくようでいて、決して静かにいくわけではない。先代のかくされた恋とか、QPちゃんの反抗期とか、「子供がうるさい」と隣家から執拗に責められるとか。QPちゃんの手紙にちょっと感動。
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ともパパ
ネタバレ結婚に向けたあれやこれやが描かれる1冊。職場での様子や仕事の様子はほとんど描かれず、どうしても物足りなさが先に立つ。太陽の友人たちの「サプライズ」の話とか、結婚後の姓をどうするかといった話とか、深く考えなければならない話題をこのように示してくれることは、大きな意義があると感じた。姓について互いが自分の姓を主張する中、論理的な根拠がない以上、くじ引きやじゃんけんで決めるのがフェアであると主張して一歩も引かない森若さん。さすがです。どこに落ち着くかは、本書をお読みください。
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ともパパ
ネタバレ書店で見かけて、妙な書名がどうにも気になって読んだ。色々な媒体に掲載された短編・掌編を集めた1冊で、著者の色々な顔が見えて楽しい。テルテル坊主のファンタジーも、ほのぼのしながら人生にちくっと皮肉をまじえてみたり、掌編でも思わず感動したり。「獣の夜」は題名からは想像もつかなかったが、二人の女性が様々な獣肉(ジビエ)を堪能しながら本音をさらけ出し始め、自らの獣性(?)を解放しそうな雰囲気になったところで終わる。なるほどな、と。
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ともパパ
ネタバレイエスの生家があったとされる場所付近で、固まった石灰岩の中から2000年前の乳歯が発見される。DNAを調べたところ、ホモサピエンスとは異なる部分があり、神の子イエスの歯であるとする勢力が盛り上がる。発見者とつながりのある人物が青ヶ島で死体となって発見される、その真相を探るうちに、八丈島の南の孤島と「イエスの乳歯」が意外な結びつきを見せる。壮大な物語で、けっこうおもしろかった。ただ気になったのは、乾燥した陸上で何かを取り込んで固結するように石灰岩が堆積することがあり得るのだろうかということ。まあ、いっか…
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ともパパ
ネタバレ初読みの作家さんということで、狂三(どうしても脳がバグっていしまい「くるみ」と読めず、何度「きょうぞう」と読んだことか)がどういう人物かも知らず、ただ読メで本書の存在を知って、おもしろそうだったから買って読んだ次第。ねらった標的に必ず当たる魔弾など、様々な魔術工芸品が出てくる時点で通常のミステリーではないが、それらの存在を認めると魔術の世界で成立するミステリーとして妙に納得するものがある。あんな密室犯罪は当然初めてだし、地球の丸さを再確認できたし(すみません、ネタバレです)、これはこれでおもしろかった。
が「ナイス!」と言っています。
ともパパ
ネタバレ別荘地で起きた連続死傷事件。直後に名門ホテルのレストランで豪華な食事をとった男が犯行を自供。「死刑になりたかった」というだけで詳細を語らない犯人。被害者家族が集まり真相を検証する会が開かれ、1人の参加者から声をかけられたのが休暇中の加賀。ホワイダニットの追及の中から、会の参加者に共犯者の存在が浮上し、フーダニットものへと変貌していく。加賀の冷徹な推理がさえまくる…って、そういうキャラでしたっけ? 人情物を求めるとはずしますので、これから読む方はご注意を。
が「ナイス!」と言っています。
ともパパ
ネタバレ完結編ということで期待して読んだが、熱涙はおろかほろっともせずに読み終えてしまった。完結ということで多くの登場人物の成長や将来を描きたかったのかもしれないが、結果として集中が欠けたようになってしまった。1年生ながら春季リーグデビューした灰島と黒羽、二人の活躍と挫折に焦点をあてた方が個人的にはよかった。このシリーズを好きな方はカヴァーをはずすと萌えるはず。ぜひ買ってご確認を。
が「ナイス!」と言っています。
ともパパ
ネタバレ警察小説を収録した短編集で福家警部補の存在を知り、とりあえず「挨拶」から読もうと思ったのだが、近所で見当たらなかったので(実物を見ないと買う気がしないので、ネット購入は端から考えていない私…)本書から読んだ次第。コロンボ、古畑に続いてすっとぼけたような福家。なんか似たような感じだなと思いながら読み終えたけど、解説を読んで納得。近いうちにシリーズの別作品も読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
ともパパ
ネタバレ小川哲さんの作品はけっこう好きなものが多いので、本書も書店で見かけて内容も確認せずに買ってしまった。「プロローグ」を読みはじめて(妙に長いプロローグだな)と不審に感じていたら、そういう題名の短編だった。書き下ろし1編を含む6編は、小川という小説家を主人公とする物語たちで、各話は独立しながらも主人公以外の登場人物も微妙につながって1つの世界をつくりあげている。どこまで著者自身に考えが反映しているのかはわからないが、こんな面倒なことを考えていると人生疲れそうだな。
が「ナイス!」と言っています。
ともパパ
ネタバレ風俗業を経営している女性が刺殺される。ある程度早い段階で犯人とトリックが示されるので、倒叙ミステリーの気配が漂いながらも、終盤一気に様相が一変する。並行して虐待される女児の様子が描かれる。やがて自分が虐待されていることを知らされたその子は、自分が自由になるために親殺しを計画するが…。虐待については他の本でも扱っているのを読んでいるので、それほど新味はないが、洗脳される過程がうまく取り込まれていて興味深かった。何より終盤があまりに印象的。
が「ナイス!」と言っています。
ともパパ
ネタバレファンの方とご本人には申し訳ないが、原田さんのアートもの「いい話」は食傷気味だったので、本書は実に良いタイミングで出版されて思わず食いついてしまった。帯にある通り「爛れたエロス、閃く殺意」が見られる作品たちだが、どうも上品な感じがしてくるのは気のせいだろうか。他の方は感想・レビューに性描写が露骨であるように書いてあるのが散見されるが、花房姐さんの作品を読んでしまうと…。まあ、それでもいろいろな路線で書いてもらった方が読む方は楽しいので、次作(同路線の作品集)を期待します。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/08/07(3806日経過)
記録初日
2011/09/27(4851日経過)
読んだ本
3157冊(1日平均0.65冊)
読んだページ
908906ページ(1日平均187ページ)
感想・レビュー
2746件(投稿率87.0%)
本棚
11棚
性別
血液型
AB型
現住所
埼玉県
自己紹介

2つの図書館をつかいながらも、時間があれば書店に行き、新刊を見れば図書館への入荷が待ちきれずについ買ってしまう。おかげで財政危機と同時に、収納場所にも悩む日々。それでも面白そうな本が出ると買ってしまう…

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