待望の小市民シリーズ。小鳩が眠り、小山内さんは牙を向く。長編で過去と今が交差する構造で、小鳩と小山内さんの初対面エピソードが明かされるの素晴らしすぎる。まったりした雰囲気とピリッとする展開は流石でした。犯人、真相は思いもよらないところからやってきて、これぞミステリでした。また、2人の関係も答え合わせみたいに言葉を交わすシーンは胸が熱くなりました、青春の眩しさを感じられました。

まさかここまで発展してくるなんて思わないじゃないか…

待望の小市民シリーズ。小鳩が眠り、小山内さんは牙を向く。長編で過去と今が交差する構造で、小鳩と小山内さんの初対面エピソードが明かされるの素晴らしすぎる。まったりした雰囲気とピリッとする展開は流石でした。犯人、真相は思いもよらないところからやってきて、これぞミステリでした。また、2人の関係も答え合わせみたいに言葉を交わすシーンは胸が熱くなりました、青春の眩しさを感じられました。

罪を憎み、人は憎まず。今のSNSの誹謗中傷、私刑について考えさせられる内容だった。加害者、被害者、関係家族、それぞれの立場を想像する見方が必要だと思わされます。事件の真相には悲しい事実がありました。

今日子さんが逮捕されている状況から始まり、一体何があったのが、少しずつ整理していく展開。非常に面白かった。今日子さんの機転の良さには驚かされるし、物語の構造が興味深かった。

死が迫っている患者のために奮闘する姿や難病に罹った少女と認められて母に寄り添ったりと医者の卵として懸命に生きる姿は応援したくなります。

犯罪心理学、社会学を交えられた物語で興味深かった、探偵と犯人の対峙はグッときました。通じ合える関係性が羨ましい。