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2024年8月の読書メーターまとめ

むぎじる
読んだ本
8
読んだページ
2517ページ
感想・レビュー
8
ナイス
535ナイス

2024年8月に読んだ本
8

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

むぎじる
ネタバレ人は都合のよいものを見たがる。自分の視野に収まるものだけで判断しようとしてしまう。同じものを見ても感じることは千差万別なのに、自分が感じたものを押し付けがちだ。それは自分を知って欲しいという想いからくるのかもしれない。茉子の母親の「みんなを好きにならなくてもいいけれど、敬意を持ちなさい」という言葉が心に刺さった。さらさらと素敵な言葉が詰まった小説。これはしみじみと良かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

むぎじる

首都圏から離れるとだいぶ涼しいことがわかりました。プチ避暑を楽しみました😋

首都圏から離れるとだいぶ涼しいことがわかりました。プチ避暑を楽しみました😋
むぎじる
2024/08/12 11:51

窓さん⭐︎そうか!このパクパク顔はご飯前だったのかもしれないですね😃

むぎじる
2024/08/12 11:52

九州男児さん⭐︎立派で元気な金魚がたくさんいて楽しめました😄

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
8

むぎじる
ネタバレ21歳で結婚し、その半年後に旦那である力道山を亡くした田中敬子さんは、夫の連れ子3人と自分のお腹にいる子どに加え、力道山が経営していた数々の会社と共に残されてしまう。私の中では、力道山は弟子にも金にも厳しくヒール(悪役)の印象だったが、敬子さんから見た夫は愛情深く優しい。わからない経営のことにも「力道山ならこうするだろう」と奮闘する日々に涙が出る。プロレスファンが大好きな「因縁」を使って敬子さんを利用した、マスコミやプロレスラーに強く憤った。力道山の遺志を継ぐことに専念した敬子さんの強さに心打たれる。
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むぎじる
ネタバレ軽妙洒脱な文章の数々に酔いしれる。銀座4丁目交差点を、ゲラゲラ笑いながらハイヒールの靴音高らかに歩いたり(ほろ酔いがポイント)、到来物の生きた伊勢海老におびえたり、中央線から象を見たり・・・なんて楽しく生きているんだろう。今でこそ少なくなった昭和の父の面影は、理不尽だとか時流に合っていないとか色々意見はあるだろうが、私は大好物だ。特別お気に入りなのは「手袋をさがす」。自分の好みの小物に当たるまで探し続けるところにとても共感した。「ひげを立てる」など、ユーモラスな文章表現にいちいち感動し打ちふるえた。
が「ナイス!」と言っています。
むぎじる
ネタバレ前作にも感じたけれど、メチャクチャにかき回されて放り出されたと思ったら、美しく着地したような気分。クセになる読み心地だった。
が「ナイス!」と言っています。
むぎじる
ネタバレ娘の真奈が結婚することを決めた半年間の物語。結婚生活に対して、真奈と相手の優吾との思い違いの数々と、気持ちが少しずつ離れていく様子が痛ましい。そして、父親の健一と母親の智子にも心にも変化がきざしていく。それにしても健一ってどうなんでしょう?勝手すぎません?とプリプリ怒ってしまった。当たり前だけれど、結婚生活は1人ではできない。他人同士が一緒に暮らすのだから綻びもでるだろう。そこを修復するには言葉を尽くすことが大事だと痛感。
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むぎじる
ネタバレ薫子の12歳下の弟である春彦は、突然亡くなってしまった。春彦が残した遺言書には、父母と薫子と元恋人のせつなを相続人とする旨が書かれていた。春彦はなぜ亡くなったのか?ミステリ的な展開を予想していたが、まんまとだまされる。並々ならぬ努力で生き抜いてきた薫子は、人に弱みを見せることを良しとしない。それは周囲からの期待でもある。対してせつなは、人の力を借りないように一人で生き抜こうとする。孤高に生きる2人は、時に激しくぶつかりあったりするけれど、取りこぼしたお互いの悲しみを拾いあっていく。とても優しい再生の物語。
が「ナイス!」と言っています。
むぎじる
ネタバレ下巻は、とうとう本線の様子が語られていく。まるで箱根駅伝を実際に目にしているかのような臨場感に、どんどん引き込まれていく。本線を走る選手や、選手を支える人々をはじめ、箱根駅伝を放映するために時間を惜しまずに取り組む人々、箱根駅伝はたくさんの人々が関わっている。誰1人でも欠けたら成立しないのだろうと思うと、貴重な場面に立ち会っているんだなと感じ入ってしまった。箱根駅伝のシーズンに読むのもいいだろうし、今読んだ私は正月が待ち遠しくなってしまった。胸が熱くなる小説。
が「ナイス!」と言っています。
むぎじる
ネタバレ人は都合のよいものを見たがる。自分の視野に収まるものだけで判断しようとしてしまう。同じものを見ても感じることは千差万別なのに、自分が感じたものを押し付けがちだ。それは自分を知って欲しいという想いからくるのかもしれない。茉子の母親の「みんなを好きにならなくてもいいけれど、敬意を持ちなさい」という言葉が心に刺さった。さらさらと素敵な言葉が詰まった小説。これはしみじみと良かった。
が「ナイス!」と言っています。
むぎじる
ネタバレ夫が沙也加に内緒で足繁く通っていた定食屋「雑」とは何なのだ?夫が自分との離婚を選んで手に入れたかったものを探しに、沙也加は雑でバイトを始める。ぞうさんと呼ばれる女主人と働くうちに、お互いの独りよがりの想いがうまく混ざり合っていく。一人では気づかないことを気づかせてくれて、相手の言葉を素直に受け止めることができる関係っていいな。コロナ禍を受けて、雑や常連の高瀬も試練の時を迎えるが、明らかに一人では考えつかない方法で切り抜けて行く。ぞうさんもさやかも魅力的なキャラクターで、とても面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/02/07(5409日経過)
記録初日
2010/08/07(5228日経過)
読んだ本
1698冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
482979ページ(1日平均92ページ)
感想・レビュー
1666件(投稿率98.1%)
本棚
35棚
性別
年齢
54歳
血液型
O型
職業
主婦
現住所
神奈川県
自己紹介

☆2018/12/22~つぶやき&感想を再スタートします!よろしくお願いします٩( ᐛ )و



読書メーターは、私にとって「本のテーマパーク」。
たくさんの読友さんたちの読みたい本や感想を見て、読書の世界の奥深さに感動し、無限に広がる本の世界に興奮しまくっています(ノ^∇^)ノ

主に小説を読んでいます。
読後感の爽やかなものも、ドロドロしたものも、いろいろ好き。
さまざまな舞台で繰り広げられるドラマの中に入り込み、一喜一憂するのが楽しいです。

オススメ本のご紹介をしていただけるとうれしいです。
よろしくお願いします(人´∀`)



☆読書以外で好きなもの・コト☆

 ・ネコ
 ・ビール
 ・うなぎ
 ・あま~い食べ物
 ・香りやにおいをかぐコト
   花やハーブの香り
   お風呂屋さんの湯気とシャボンの香り
   飲み物や食べ物のにおい
   四季のにおい(特に雪が降る前のにおい)
   新しいアスファルトのにおい
                       などなど



☆2011年12末に会社を辞め、2014年9月に新しい環境に身を置くことになりました。ありがたき幸せをかみしめつつ、失敗しながらマゴマゴしつつ・・・楽しくうれしい毎日を過ごしております(✿ฺ◡ฺ‿ฺ◡ฺ)
☆2017年8月:横浜市に引っ越し。
☆2018/4/15~当分の間、感想とつぶやきをお休み。
☆2018/12/22再スタート!

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