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2024年3月の読書メーターまとめ

新父帰る
読んだ本
4
読んだページ
1177ページ
感想・レビュー
4
ナイス
36ナイス

2024年3月に読んだ本
4

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

新父帰る
2023年10月刊。著者の作品は以前、10種くらい読んだ。この書の前に三国志が出ていたが、待望の孔子の本が出たので早速手に入れた。孔子に関する記録は沢山あるが、この書の人物像はよく書けていたと思う。しかし、ストリーの転換をもう少し、丁寧にと思った。例えば、周都で老子に孔丘は弟子入りするが、6年間の留学の割合には老子と孔丘の対話の記述が少ない。実際、どのような記録が残っているのか調べてみたい。この点少し残念だった。全体的にボリュウーム感がなかった。これから下巻を読み進めるが、どのような展開になるか楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
4

新父帰る
2023年10月刊。著者の作品は以前、10種くらい読んだ。この書の前に三国志が出ていたが、待望の孔子の本が出たので早速手に入れた。孔子に関する記録は沢山あるが、この書の人物像はよく書けていたと思う。しかし、ストリーの転換をもう少し、丁寧にと思った。例えば、周都で老子に孔丘は弟子入りするが、6年間の留学の割合には老子と孔丘の対話の記述が少ない。実際、どのような記録が残っているのか調べてみたい。この点少し残念だった。全体的にボリュウーム感がなかった。これから下巻を読み進めるが、どのような展開になるか楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。
新父帰る
2012年10月刊。古本屋で165円で購入。こんなに面白い本は滅多にない。著者の言ではこの頃の歴史小説は面白くない、余りにも想像を膨らませていると批判している。本物の歴史像を探り出したいという探究心から、この書の様に興味を引き付ける作品ができていると感じた。各章をエッセイ風に描き下している。話題は多岐に亘っているが、どれも古文章を探し出し、また解読していく様が手に取る様に分る構成だ。初めて手にする人は、はじめに「まえがき」を読むと著者の意気込みが分かる。今まさに地震活動期に暮らしているという自覚を持った。
が「ナイス!」と言っています。
新父帰る
1996年5月刊。この本の特徴はインダス文明からゥ“ェーダ聖典誕生・発展・衰退までを描き、ブッダ誕生の思想的背景に二章を割いているところだ。確かに、ブッダはバラモン教から大いに影響を受けているが、同時に反バラモン教・反ゥ“ェーダ的自由思想家の一人としてブッダは誕生した。ブッタの言説及び弟子の言動については原典から多数引用されている。ブッダの入門書は多々あるが、文庫版で約370頁と手ごろで読み易い。ブッダの教化法である対機説法は極めて絶妙で、素晴らしい弟子に恵まれたことと相まって仏教が広まった理由の一つだ。
が「ナイス!」と言っています。
新父帰る
2015年9月刊。皇帝・始皇帝ではなく人間・始皇帝に焦点を当てた作品。20世紀から21世紀に掛けて、沢山の出土史料が中国で発見され、また司馬遷の「史記」と異なる記述も出てきたりして、始皇帝研究の新たな時代が到来したと著者は語る。私自身、ドラマで観るくらいで、本として読むのはこれが初めてである。切っ掛けは、始皇帝が生まれる100年以上前の秦の25代公である孝公の時代のドラマを観たことだ。秦の法治主義に基づく国政改革はこの孝公から始まる。書では天下一統を支配した六国に知らしめる皇帝巡行は戦後の天皇巡幸を思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/11/05(3461日経過)
記録初日
2014/11/09(3457日経過)
読んだ本
435冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
119319ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
435件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
職業
自営業
現住所
東京都
自己紹介

平成28年4月26日からガラ系での使用ができなくなり、私(父帰る)の携帯サイトをパソコンに移しました。お気に入りの登録の皆様にはご迷惑様ですが引き続きご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。また、お気に入りの追加の方も宜しくお願い申し上げます。
なお、新しいニックネームは「新父帰る」です。旧「父帰る」の読書記録は、そのまま旧「父帰る」のサイトに残しました。「父帰る」で読者検索すれば、閲覧できます。
さて、私の自己紹介をさせて頂きます。70に近い歳です。主に歴史物を中心に読書を楽しんでいます。歩くことも好きです。食べ物の好き嫌いはありません。そのお陰で至って健康です。十代の頃の読み物の中心は小説類でした。日本文学の代表作品は一通り読みました。その中でも、夏目漱石の作品を耽読しました。あえて一冊選べば、やはり「こころ」でしょうか。外国文学では、ドストエフスキーの作品に親しみました。その作品郡の中で、あえて選べば、「虐げられた人々」でしょうか。とても感動したのを昨日のように覚えています。大学時代は政治思想経済に関する書物を乱読していました。マルクス、エンゲルス、ニーチェ等、その中でも特に感銘を受けた書物がマックスウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』です。
社会人に成って、一時期政治の世界に足を踏み入れてからは、政治関係の読み物を中心に読書をしました。
現在は日本の近現代史に興味を持っています。特に幕末から戦後のGHQ占領時代迄の歴史に関心があります。また、宗教関係、特に仏教、神道、キリスト教、ユダヤ教にも関心があります。
私の父親は出征世代です。関東軍の将校として永らく中国大陸、主に満州にいました。その関係で日本の大陸進出の歴史にも大変関心があります。
この読書メーターで様々な読者の方々、いろいろな分野の本に出会えることを楽しみにしています。どうぞ宜しくお願いします。

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