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2024年2月の読書メーターまとめ

Cinejazz
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感想・レビュー
66
ナイス
2829ナイス

2024年2月に読んだ本
66

2024年2月のお気に入り登録
6

  • 洋書好きな読書モンガー
  • ゴリ人
  • komorebi20
  • あらた
  • ☆よいこ
  • Shihomin

2024年2月のお気に入られ登録
6

  • 洋書好きな読書モンガー
  • ゴリ人
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  • ☆よいこ
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2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Cinejazz
日清戦争後の義和団事件、日露戦争、泥沼の大東亜戦争に至る、時代に翻弄される人間たちの生きざまを、満州・奉天の東の都市<李家鎮(仙桃城)>を舞台に展開する、日本人、満人、漢人、ロシア人らの謀略と殺戮の渦巻く中国大陸の混沌とした世界を描いて、山田風太郎賞、直木賞受賞の歴史エンタメ巨編。・・・〝国家とは、すなわち「地図」であり、狭すぎる世界から「拳(武力)」は、なくならないでしょう。 ...「戦争構造研究所」は、大日本帝国の戦況を多角的な視点から正確に判断するために設立された機密情報機関です。 ...日本は↓
Cinejazz
2024/02/09 15:23

→戦争に負けて満州を失います。満州に建てたものはすべて無駄になる。 研究所の調査と会議で、僕は何年も前からそのことを確信していました・・・〟〝建築とは時間です。建築は人間の過去を担保します...建築の価値は、誰が所有しているかによって決まりません。そこにただ存在することに意味があるんです。久しぶりに故郷に帰ったとき、気にもとめていなかった凡庸な建築が解体されて空き地になっていることを知れば、人々は悲しみます・・・〟膨大な参考文献と考察による著者・小川哲氏の世界観を圧倒的迫力で描かれた、戦争と人間の物語。

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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

Cinejazz

'24年1月のマイベスト:『白夜行』&『幻夜』(東野圭吾).『翔ぶ少女』(原田マハ).『少年少女のための文学全集があったころ』(松村由利子).『あったかい雪』(鎌田實) 2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:65冊 読んだページ数:5846ページ ナイス数:2244ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/52329/summary/monthly/2024/1

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2024年2月の感想・レビュー一覧
66

Cinejazz
〝山の中に、虫や鳥や動物が大好きなお爺さんが住んでいました。春まだ寒い頃、お爺さんは、家の周りの木に鳥の巣箱を取り付けます。暖かくなると、その巣箱にヤマガラが巣作りにやってくるのです...2011年、事故があった年。 お爺さんは、いつもと同じように巣箱を取り付けました。でも、心配は尽きませんでした。今年もヤマガラはやって来るだろうか? 雛は巣立つことができるだろうか? ・・・〟自然災害と人災がもたらす、目に見えない脅威に、生きとし生けるものへ警鐘を鳴らす絵本。🐦
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Cinejazz
〝あの日、地面が揺れ、大きな波が襲い、お爺ちゃんを奪っていった。お爺ちゃんと一緒に奪われたのは、二人の思い出、二人の微笑み。そして、きみの心から溢れる、うたと涙。・・・春がきて、タンポポが咲く。お爺ちゃんと歩いていた道に。・・・タンポポを摘む、きみの後ろ姿に微笑みかけている人がいる。その優しい眼差し、お爺ちゃんの微笑み・・・その時、きみの頬に 涙は溢れるままに 微笑みは零れるままに・・・〟東日本大震災に遭遇した少女の心象風景を<内田麟太郎>さん詩、<神田瑞季>さん絵による、悲しみからの再生の絵本。
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Cinejazz
〝その昔、剣を携えたクマの兵士がおりました。とても気高い兵士でもありました 「俺様の剣で、斬れないものはない!」 そう言って、手あたりしだい、何でもかんでも、ザクザクと切り刻んでばかりいました。そんなある日、上流のダムから水があふれ、自分の砦が壊れてしまいました 「俺様の砦を壊したのはだれだ? 犯人をトッ捕まえて、まっぷたつに斬ってやる!」...こうしてクマの報復が始まったのですが・・・〟思いがけない事実を知ったクマが、驕りと剣を捨て、真の勇気の在り方を示す訓話絵本。漫画家<ヤナザキマリ>の翻訳絵本。
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Cinejazz
〝アンナはときどき、自分のことを渡り鳥みたい、と思います。渡り鳥は、温かいお日様を追いかけて、春には北へ、秋には南へ向かいます。アンナの家族もおんなじです。仕事を求め、春には北へ、秋には南へ向かいます。...知らない町の知らないひとに、じろじろ見られることが、よくあります。アンナは何だか、恥ずかしくなります...大地に根をおろして暮らすのって、どんな感じかな?...夏がすぎ秋になると、渡り鳥は、また旅立ちます。そしてアンナも、旅立ちます・・・〟季節労働者の家族の絆と、多感な女の子の想いが静かに伝わる絵本。
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Cinejazz
〝一目惚れってあるんだよな...ぼくの直感は確かに優れていたね。宇宙の果てまで行っても、君ほど素敵な人には出会えなかったろう...1人が2人になり、2人が4人になり、子ども達は立派に育って独り立ち...でも、そうある日急に、君のバラのスープの味が違っちゃった。・・・よし、君が忘れたことのすべてを、僕が覚えていよう! 君の笑顔と優しさと温かさと。 君と共に生きることができた奇跡へ、僕の一生の感謝をこめて・・・〟認知症を患い、先だった妻に捧げた恋歌を<さだまさし>サンさん翻訳による、切なくも温かい大人の絵本。
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Cinejazz
〝ねえママ、もしも、もしもね、ぼくが、ちがうぼくになれるんだったら、何になったらいいかな?・・・キツネ? クマ? ネズミ? ナマケモノもいいかもな・・・。だけどねママ、ぼくは、ママといっしょが、いいの。 ここが、いちばん好きだから・・・〟『おおきくなりたいの』の<デイヴィッド・ウォ-カ->が、兎の親子の微笑ましい触れ合いを描いた、読み聞かせ絵本です。
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Cinejazz
〝ぼく、おおきく、なりたいの・・・どのくらいかっていうとね、森の木よりも、おおきくなるの。 手も足も、ぐんぐん伸びて・・・はやく、おおきくなりたいなあ・・・早くおおきくなりますように、毎日、毎日、おねがいしよう・・・。 そうしたら、おおきくなったよ。ほんの、ちょっぴりね・・・〟小さなウサギのぼくは、早く大きくなりたいと願ってます。大きくなって、自分の知らない世界に飛び出したいと思っています。 そんな幼な心を優しく描いた、読み聞かせ絵本です。
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Cinejazz
〝兎の<うさやまさん>が、自慢の畠を耕していると、大きくて怖そうなゴリラが突然現れました「ゴリラさん、 家の前にいてもいいけど、畠に入ったらダメですよ!」「・・・」 ゴリラは、畠の大切なニンジンをひっこ抜いてしまいます。 そのあとも、気立てのいい<うさやまさん>の言うことを全然聞かないゴリラは、家の台所の前で調理をはじめてしまうのでした! さて、どうする、どうなる<うさやまさん>・・・!〟ずっと黙ったまま喋らないゴリラに<うさやまさん>が「帰ってもいいけど、また来てくれないと、ダメですよ~」🐇🦍
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Cinejazz
〝「甚五郎さんが彫った鯉を池に入れたら、泳いだっていうじゃないか」 「木彫りの大黒さまは、げらげら笑ったとさ」 「彫った鷹が飛んでったてぇ話もあるぞ」「へ―、たいしたもんじゃ!」・・・その名人ぶりは、時の将軍家光公の耳に入り「上野寛永寺の鐘楼の柱に龍を彫らせてみよ」...夜な夜な柱を抜け出した龍は、不忍池の水を飲むと大騒ぎに! その腕を見込まれて、日光東照宮の門に飾る猫を彫ることとなり・・・〟江戸時代の稀代の彫り物師「左甚五郎利勝」伝説の講談絵本。 🐡🐉🐈
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Cinejazz
〝おいら、生まれた時からの野良猫で、猫にゃ珍しい下がり目で、おまけに眉毛も下がってる。 だから「さがりめ」って呼ばれてるんだ。「ニャハハハハ、その下がり目みると、笑っちまうぜ」と笑われて、喧嘩にもならねえんだけど・・・。 ネコダまちのボス・ジロチョーと隣り町のボス・シゲゾーとのあいだで、町で縄張り争いの渦に巻き込まれた「さがりめ」・・・大好きな「リリィ」ちゃんを前にして、満月の夜の戦いのゆくえはどうなる?・・・〟『ねこのおふろや』の作者くさか みなこサンの絵による、笑いが平和を招いてくれる、癒しの絵本。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
2024/02/23 10:21

このマユの猫がいたら思わず笑っちゃいますよね😆笑顔は平和をもたらす癒し本ですね(ΦωΦ)

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Cinejazz
満月の夜にだけ、ひっそりと開かれる一軒の銭湯「猫湯」がありました。「ようこそ いらっしゃい!」 番台に座るは、ネコモリさんとネコハラさんの姉妹ねこ。今夜も、たくさんのネコたちが、ぬる~いお湯に入って、スッキリ、ニャッパリ、にぎわっています...大人100ニャン、子どもは50ニャンで、爪研ぎ籠の使用は自由です。 “まっ白湯” “まっ黒湯” “もふもふ湯” “またたび湯”・・・お好み次第です。ネコ同士で町の情報交換もできて、みんな満足、極楽、天国だニャ-ン!・・・ 「また寄ってらっしゃいニャ-」♨️😹♨️
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Cinejazz
〝雨が降りだした 「ほら、聞こえる」 窓にピシャピシャ、屋根にバラバラ、街中すっぽり、雨、雨...野山に降る雨、丘にも降る...雨水は流れ、山を下って川から川へ、海にあつまって、うねり、泡立ち、果てしないわだつみへと...〟自然のいとなみの中で生きている地上の生きもの、街なかで雨と遊ぶ一人の少女を描いた、ユリ・シュルヴィッツの『ゆき』に先立つ絵本。☂🌊
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Cinejazz
〝どんよりとした灰色に覆われた空から、雪が舞い降りてきた。 ひとひら、またひとひら。「雪が降ってるよ」と、 男の子ははしゃいで外に飛び出していく。「どうってことは、ないな」街の通りをゆく山高帽のおじさん。「すぐに、融けるわよ」と、お洒落傘のおばさん。ラジオとテレビからは「雪は降らないでしょう」と。 けれども、雪はラジオを聞かないし、テレビも見ない。 雪はただ、灰色の空から買い降りるだけ。 どんどん雪は降り積もり、街中が真っ白に輝きだす 「わーい、雪だよ!」・・・〟シュルヴィッツの雪を愉しむ子どもの絵本。
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Cinejazz
「ニー・ヨン・ロク」の通称で呼ばれる「国道246号線」(千代田区・三宅坂交差点~沼津市・上石田交差点までの125.3㎞)をタイトルに据えた、作家・沢木耕太郎サン1986年(当時39才)の日記エッセイ集。 後年、代表作となる『深夜特急』や『血の味』原稿の出版社との打合せ、三軒茶屋(サンチャ)で観た映画、あらゆるジャンルの読書、幼い娘とのおやすみ前の「オハナシ」など、謎多い作家が抱えた、生みの苦しみと喜びの、多感な日々の記録。
洋書好きな読書モンガー
2024/02/28 16:53

当時横浜に住んでたんで良く休日とか走っていたな。沿線に24時間営業のマックがあって、ガンガン仕事してたんで時々深夜に行ったな。本探してみるか。

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Cinejazz
“音楽界の異端児・変り者”と云われたフランスの作曲家エリック・サティ(1866-1925)の生涯をおった伝記絵本。 静かな河の流れにたゆたうようなピアノ曲「ジムノペティ」からは、短気な怒り屋さんらしからぬ人物像が描かれている。 天才ピアニストの孤独な生涯に思いを馳せて、彼が遺した名曲に耳を傾けよう。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝ぼくは、誰もいない世界の果てで、独りきりで暮らしていた...一日一日が、ゆっくり過ぎ、楽しかった。昔この辺りにあった王国の跡から見つけた古い地図を頼りに、宝を探したり、化石や恐竜の骨を見つけできた。何でも自分の力でやれるぼくは幸せだった。ある日までは・・・〟森の中で自由気ままに生きていた少年の生活が、“夢を叶える事業家”の出現によって、変革を迫られていく。 自分にとって大切なものとは? 自然の恩恵について考えさせられる物語。 🌳
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Cinejazz
世界でいちばんなが—い題(と、勝手に解釈😁)をつけた『赤ずきんちゃん』のお話しを漫談風にアレンジ(しすぎだわ😆)、ワン子とニャン子のかけ合いで、はらわた捻られる怪作絵本。〝「・・・ほな、なにかいな。オオカミは赤ずきんちゃんを食べようとしてるんのん?」「やっとわかった? 」...゙あれ―? お婆ちゃんの目、そんなに大きかった?゙ するとオオカミは ゙可愛いお前が、よーく見えるようにね゙って、よく言うよね。「赤ずきんちゃんて、ちょっとアホちゃう? ふつう気いつくやろ、オオカミやてな!」・・・〟🐺👵
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Cinejazz
〝ルーシ-はイヌが大好きです。イヌの本は全部読んでます。で、ある日、自分だけのイヌが欲しくなって、探しに出かけました...「もしもし、わたくしイヌでございますが、家がなくて困っております。食べ物がいっぱいあって、遊べる庭があって、世話してくれる人がいて、散歩にも毎日連れて行ってもらえる処を探しております」 「え―、ぴったしじゃん! でも、あんた、ほんとにイヌ? わたしの本には載ってないけど」 「その本は古いんです。最近は、新しいイヌがどんどん発明されているんですよ。 ワタシのなまえは、クマです・・・」↓
Cinejazz
2024/02/18 11:45

→「イヌにしては、変な名前ね・・・。でも、遅くなってきたし、あんたでいいかな」...ルーシ-に飼われたクマはご機嫌です。食べ物はおいしいし、庭はとっても大きいし、イヌのおもちゃは楽しいし、なによりルーシ-がすごく大事にしてくれます...ところがある日、クマは眠ってしまったのです。ぐっすりと。11月、12月、1月、2月、3月と・・・〟奇想天外、とびきり愉快、冬眠中のクマたちが目覚めそうな?!・・・英国人夫妻による傑作絵本の登場!

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Cinejazz
〝フィンランドの冬の森...朝日が森の上にのぼるころ「ホオウッ、ホウッ、みんな朝ですよ、もう寝る時間ですよ!」と、母さんフクロウが子どもたちを呼びました。でも、ちびフクロウは眠たくありません...こっそりと木の幹を下りていき「かくれんぼして遊ぼうよ」と、雪の上で飛び跳ねる兎を誘いますが、ピョンピョンと跳ねれません...毛むくじゃらの壁にのぼって遊ぼうとすると「わしは壁ではないぞ。大熊だ!」ちびフクロウは、遠くへ飛ばされてしまいました・・・〟美しい自然を背景に、子供の成長を温かく見つめた北欧の絵本。
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Cinejazz
〝元気な小型車<トロット>は、強大な大型車から蔑まれ、露骨な差別に耐えながら、アメリカの荒野をひた走る!・・・「おまえ、ちっこいけど、凄いなあ!」大型トラックたちは、口をそろえて言った「車のなかの 車だぜ!」...「ありがと!」ちびのトロットはそう言うと、夕日に向かってひた走る。でっかい影を後ろにつれて・・・〟ナチス・ドイツやソヴィエト連邦からの迫害、差別の苦難を幼児期に体験した<ユル・シュルヴィッツ>の創作絵本。
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Cinejazz
子どものための絵本を創作し続けてきた、ユル・シュルヴィッツのデビュー作絵本。〝男の子の部屋には、なんでもあります。山や谷、自分だけのお星さま、それに月だって! でも、いちばん大切なのは…「おーい、クマさ―ん、出てきてよ!」「ぼく、ここにいますよ」ベッドの下から声が聞こえました。 「みつかってよかった!」 男の子は、クマさんをぎゅっと、抱きしめました・・・〟
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Cinejazz
ロシアの昔話を<アーサ-・ランサム>が起文、<ユリ・シュルヴィッツ>の絵、<神宮輝夫>の訳という豪華な三役揃い踏みによる、大人のための訓話絵本。〝昔ある村に、年寄りの夫婦がいて、息子が三人あった。上のふたりは、利口だったが、三番目は“世界一ばか” だと言われていた...おとっつあんも、おっかさんも、上の二人のことは、色々考えてやったが、ばか息子には、めったに腹いっぱい食べさせもやらなかった。目の前にいても気がつかないくらいだった...しかし神様は、無邪気な人間がお好きだ。この話を聞けば、よくわかる〟
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Cinejazz
ネタバレ居住施設(ハブ)と探査車は無事であったものの、地球との通信機能断絶状態のなか、限られた食糧、水、酸素など生存に必要な物資の確保は、植物学者でエンジニアである自身の技術と知識を駆使しながら、次の火星探査隊が到着する4年後まで生き延びること可能か・・・?! 本作は、絶対的窮地におかれた火星のロビンソン・クルーソの苦難克服が最大のテーマだが、NASAと火星をいったん離脱した探査船クル-らの、マーク・ワトニ-救出に賭ける情念と焦燥感が、読者の胸を絞めつけてやまぬSF大作。・・・〝ぼくを生かすためにかかった↓
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
人類三度目の有人火星探査船が、猛烈な砂嵐に遭遇、6人のクル-が火星離脱の寸前、重大事故発生! ・・・地球から2億2530万キロ離れた火星に一人取り残された<マーク・ワトニ->・・・生存不可能、致死率100%こえの不毛の惑星で、絶対絶命の危機から生き延びる手段はあるのか?・・・知的興奮を掻きたて、度肝を抜くサバイバル・ハードSFの傑作。〝・・・医療エリアには緊急時用のモルヒネがある。致死量を超える量だ。正直いって、飢えてゆっくり死んでいく気はない。その時がきたら、楽な方法を選ぶつもりだ・・・〟
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝冬です。昼は短くなり、夜が長くなりました。 犬を連れた男の子と、黒ひげのお爺さんが、散歩に出かけます...大きな河までくると、沈んでいく夕日がみえました「暗くなってきたよ。お日様が沈むと、寂しくなるね」と、犬を連れた男の子。「夕暮れがちかづいているな」と、黒ひげのお爺さん...街へもどってくると、みんな忙しそう。家に帰る人もいるし、買物に行くひともいます・・・〟クリスマスがちかづくある日の夕暮れの風景を、おちついた色調の美しい絵と、静かな語りで綴られた<ユリ・シュルヴィッツ>の心やすらぐひと時の絵本。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝ある月曜日の朝、王様と、女王様と、王子様が、ぼくを訪ねてきた。でも、ぼくは留守だった...王子様は言った「そんなら、火曜日にまた来よう」・・・〟ニュ-ヨ-クの下町に住む男の子が、トランプの札から抜け出てきたようなキングやクイ-ンやプリンスたちを空想の世界で操り、自由を謳歌する風景を描いた<ユル・シュルヴィッツ>の絵本。詩人<谷川俊太郎>サンの訳が、リズミカルなユーモアと哀愁を奏でる。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝巨人(おおおとこ)とお母さんは、遠くの森の洞窟に棲んでおりました。巨人のお母さんは怖ろしい魔女でした...ある月夜のこと、道に迷ったお城の王女様と二人の侍女が、訪ねてきました。「どうぞ、むさい処ですが、ゆっくり休んで下さい」と魔女が優しい声で洞窟の中へ誘い入れました。...翌朝、巨人が目を覚ますと、魔女の魔法で、二人の侍女は黒い鳥に、王女様は白鳥に変えられて、放り出されていました。巨人は不憫さのあまり白鳥をこっそり飼ってやることに・・・〟新美南吉さん創作の、あまりにも哀しく切ない童話絵本です。
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Cinejazz
〝昔ある処に、かかさんと息子がいた。ある日、かかさんが「ナスの苗を買ってけれ」と息子に頼むと、値段が百文もする苗を一本だけ買ってきた 「もっと安いのを いっぺ買ってこば よかったなあ」 息子いわく「これは一本でも百も千も実がなるから、うーんと得だって、苗売りの爺様がが言ってたんだ」...息子は苗を植えると、毎日せっせと水をやったり、肥しをやったりして、大事に育てた...苗は、ずんこずんこ大きくなり、山より高くなったと思うと、とうとう天を突き通した・・・〟「ジャックと豆の木」ふうの日本版むかし話絵本。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝あたりに暗闇が覆いかぶさるころ、ベッドの下に潜んでいた<暗闇ヤミ->が、すたこらサッサとお散歩に出かけていきます。街の皆さん方にご挨拶して、いっしょに踊ります...遊び疲れたヤミ-を乗せたトラックが、ブィーンと走りだしちゃった! 何処へ行くんだろう? もうすぐ夜が明けるゾ—〟・・・ “明日を楽しむために、夜はゆっくり休もう”というメッセージが込められた、韓国で人気のおやすみ前の絵本だそうな。
MI
2024/02/13 08:24

Cinejazzさん、おはようございます😊面白そうですね

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Cinejazz
〝ねむい、ねむい夜がくると、お月さまも おうちも ねむい ねむい...ねむい、ねむい部屋には、ねむい、ねむいテーブル、カーテンや絵、椅子、ねこ、戸棚、お皿、カッコウ時計も ねむい、ねむい・・・〟ねむい夜のねむいおうちで起きた、ねむい、ねむいお話し絵本は、ポーランド生まれのユダヤ人絵本作家<ユリ・シュルヴィッツ>の、心おだやかに人生をふり返る休息の絵本。
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Cinejazz
〝ある晩、夢をみた。 夢の中で、何処からか声がした「都へ行き、宮殿の下で“宝もの”を探しなさい」 朝、目を覚ましたアイザックは「あれは、ただの夢だ」と思って、気にもとめなかった...おなじ夢を、また見た。今度も、気にはとめなかった...もう一度、おなじ夢をみた「もしかしたら、本当かもしれない」 今度はそう思って、旅に出た・・・〟四歳のとき戦火を逃れ、家族でポーランドを脱出、各地を転々とし1949年イスラエル、1959年単身渡米した絵本作家<ユリ・シュルヴィッツ>の “人生の夢”の物語絵本。
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Cinejazz
本書は、ポ-ランド生まれの絵本作家<ユリ・シュルヴィッツ>が、中央アジアのトルキスタン(カザフスタン)で、避難民家族として苦難の生活を余儀なくされていた頃の記憶をもとに再現された“父の思い出”に捧げられた絵本。・・・ユリのお父さんが一片のパンの代わりに買ってきた世界地図が、見知らぬ国々を夢想することで、飢えと寒さを紛らわせることになった・・・このエピソ-ドは、作者の自叙伝『チャンス—はてしない戦争をのがれて』のなかで紹介されており、少年ユリのいじらしいおさな心が窺われる。
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Cinejazz
ナチス・ドイツのポーランド侵攻。 家族とともにワルシャワから避難し、東欧から中央アジアにかけて、各地を転々とした幼い頃の苦難の日々(ソヴィエト連邦のユーラ居留地での抑留、迫害、飢えと寒さ、病気など、想像を超える様々な障害の記憶)を、自身の豊富なスケッチで綴った、絵本作家<ユリ・シュルヴィッツ>の衝撃の体験記録。 ・・・〝ぼくらは疑われていた。ソヴィエト連邦の敵として、囚人扱いされていた ...「お前たちは、いちから人生をやり直すためにここへ送られてきた。ファシストの国ポーランドにいた↓
Cinejazz
2024/02/11 19:10

→ときの記憶は、全部消してしまえ。 お前たちは、ここで残りの人生を送り、ここで死んでいくのだ。 あの丘の向こうは墓地だ。お前たちは、あそこで最後の安らかな眠りにつくことになる。ポーランドの土を二度と踏むことはない。よく働けば食べられる。働かなければ食えないぞ」...これが、イワノフ居留地所長の歓迎の挨拶だった〟

が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝なにか、いい商売をしたいと考える<狐のコンコン>。 「もうすぐ雨が降るよー 大雨だよ—」と叫ぶ<雨蛙のケロケロ>...「そうだ、傘屋さんをやろう!」...次から次にお客さんが来て、傘はたちまち売り切れ...だけど...「雨が降るって言ってたのに、全然降らないじゃないの!」「たくさん傘買ったのに・・・嘘つき!」 「ニャン、ニャン、ブ-、ブ-、ニャン、ブ-、ブ-」...さて、ところで、ケロケロ何処いった? コンコンどうする? 〟放送作家<中村美佐子>作、画家<いもとようこ>絵によるホノボノ絵本。☔
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Cinejazz
〝ウサギが、ピョンピョン散歩をしていると、道にへんな「もの」が落ちていました「おや、何だろう?」今まで見たことも、聞いたこともない「もの」でした。「これは何でしょうか?」と尋ね歩きます...森のフクロウ博士は「それは帽子じゃよ」。 キツネは言いました「それは帽子じゃない。花瓶だよ」。 遊びに来たクマは「そ、そ、それは花瓶じゃないよ。買物袋だよ。...コマドリが歌いながら「それは、長靴っていう靴ですよ~」〟・・・児童文学者<柴野民三>作、画家<いもとようこ>絵による、ほのぼの童話絵本です。🐇🎩👢
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Cinejazz
〝子猫のお母さんは、とっても なが—い なが―い 猫です。 自分のお尻も見えないくらい...ある風が強い日、お母さんのそばにいた仔猫が、遠くまで吹き飛ばされてしまいました。どんどん どんどん 飛んで、お母さんのしっぽの処まで...お母さんの顔を見たくて、ひたすら走る仔猫でしたが・・・〟漫画家で絵本作家の<キュ-ライス>さん作、画家の<ヒグチユウコ>絵による、母子の愛情がほのぼと描かれた、お話し絵本です。
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Cinejazz
〝ある日ぼくが、本を読んでいる時でした。 ネコが窓を開けてガララ-! 本を閉じてバタ-ン! 机の上を走り回ってトタトタトタトター! カ-テンにぶら下がって バサバサバサ-! ぼくのベッドに飛びこんで ボフ-ン! 枕にネコパンチを バフバフバフバフー!・・・「ニャ-!」・・・〟さあ!大人も子どもも、ネコも、ごいっしょに! シャカタン シャカタン シャカタン ターン! 「静かにしなさ-い」ママに怒りにくるまで、シャカタンタン!・・・いたずら好きネコの愉快な絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝ある朝めざめたら、誰もが言葉を忘れていました。 話そうとしても、口から出てくるのは「ニャ-」という泣き声だけ。挨拶しようとしても、電話をしようとしても、喧嘩をしようとしても、やっぱり「ニャ-」だけ。 北極の人も、アメリカの人も、フランスの人も、とにかく世界中の人が「ニャ-」。困ってしまった人たちは、こんな日は「猫をお手本に過ごそう」と決めました・・・だから、こんな日は「世界ねこの日」〟・・・ねこの泣き声や仕草に、ぬくもりを感じながら、一日を平和に過ごす絵本です。🐈😸😹😻
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
日清戦争後の義和団事件、日露戦争、泥沼の大東亜戦争に至る、時代に翻弄される人間たちの生きざまを、満州・奉天の東の都市<李家鎮(仙桃城)>を舞台に展開する、日本人、満人、漢人、ロシア人らの謀略と殺戮の渦巻く中国大陸の混沌とした世界を描いて、山田風太郎賞、直木賞受賞の歴史エンタメ巨編。・・・〝国家とは、すなわち「地図」であり、狭すぎる世界から「拳(武力)」は、なくならないでしょう。 ...「戦争構造研究所」は、大日本帝国の戦況を多角的な視点から正確に判断するために設立された機密情報機関です。 ...日本は↓
Cinejazz
2024/02/09 15:23

→戦争に負けて満州を失います。満州に建てたものはすべて無駄になる。 研究所の調査と会議で、僕は何年も前からそのことを確信していました・・・〟〝建築とは時間です。建築は人間の過去を担保します...建築の価値は、誰が所有しているかによって決まりません。そこにただ存在することに意味があるんです。久しぶりに故郷に帰ったとき、気にもとめていなかった凡庸な建築が解体されて空き地になっていることを知れば、人々は悲しみます・・・〟膨大な参考文献と考察による著者・小川哲氏の世界観を圧倒的迫力で描かれた、戦争と人間の物語。

が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝とある国の王さまは、先祖代々より伝わる立派な大砲をもっていました。この大砲を撃ちたくて仕方なかったのですが、戦争がなかったので打てませんでした...ある日のこと「大変です、王様! 川で勝手に魚を獲っている狐がいます!」「何だって!」王様は怒り狂いました。この川で獲れるピンクの魚は王様の大好物だったのからです。「大砲で追っ払ってやる!」・・・〟狐との争いが始まり、大砲の大きさ比べがエスカレ-ト・・・「もっと大きな大砲を!」の繰り返される無体ぶりは、某国の独裁者の自慢気な顔を彷彿させられる、大人の絵本。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
この絵本に登場する「髭オジサン」のヒゲは、ただ生やしてるだけの「無精ひげ」とは次元が違います。 社長サンのヒゲは、鼻の下の短いヒゲがぴよ―んと伸びて、林檎を捕まえるのに役立ってます。トルストイ風の長いヒゲは、どんどん伸びて、セーターに変身します!。 プロペラみたいなヒゲは、ぐるぐる回って、どこかに飛んでいけるって?!・・・どのヒゲもお手入れが大変そうな、ユーモアたっぷりのナンセンス絵本です。 👴👨‍👧‍👦
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
生きていると、いろんなことがあります。自分の力では、どうしようもないことがあった時、昔の人たちは「おまじない」を唱えました。これは、私たちの心に寄り添って、私たちを励まし、勇か気をづけてくれる「おまじない」の絵本です・・・「くわばら くわばら」~雷よけ。「まじゃらく まじゃらく」~地震おさめ。「と-し- と-し-」~強風おさめ。「そみんしょうらいのしそんなり」~病気よけ。「つるかめ つるかめ」~縁起なおし。「ちちんぷいぷい 痛いの痛いのとんでけ-」~痛み止め。「だいじょうぶ だいじょうぶ」・・・。
が「ナイス!」と言っています。
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堅さが取り柄の「ぐぎがさん」と柔らかな「ふへほさん」は、やることが反対の、とても仲良しです。 ある日、ふたりは釣りをしに、海に出かけました。「ぐぎがさん」が釣り上げたのは、ごちごちのブルドーザー。 「ふへほさん」が釣り上げたのは、ふにゃふにゃのゴムボート。ふたりは、それぞれ「ぐぎが語」と「ふへは語」で“海のうた”を歌います。「グ-ギ-ガ-ギコギガ…」「フーヒ-ハ-ヒ ホヒハ…」...ネコも歌います「う-み-は-ひろいな― おいしいにゃ- さかな-が— はねて-る あそん-で-る—」凸凹🎣😻
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〝ジオジオは、ライオンの中でも一番強かった。ジオジオの冠が「チカッ」と光ると、誰でも、こそこそ隠れてしまうのでした。 でも、ジオジオは、独りぼっちでした。...そこへ、卵をすべて失った灰色の小鳥がやってきて、悩みを打ち明けました...「卵を産みたいなら、いい場所があるぞ!」それは、なんとジオジオの冠りの中でした・・・〟年老いたライオンと小鳥の労わりを通して、慰めと安らぎの心境が描かれた、ほんわか絵本。 🦁👑~🐦🥚
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〝「わあ、すっごい家!」 田舎の親戚に遊びにきた<ともき>君は、いとこの<げん>君とお姉ちゃんの<つぐみ>ちゃんに、古くて大きな家の中を案内してもらいました。神棚の“神さん”に「パンパン!」と手を合わせます。台所にはお札が貼ってあります「神様って、一人じゃないの?」「“八百万の神”って言って、神様は何処にでもいるんだよ!」・・・ともき君が、屋根裏の大きな箱の中を覗き込むと「オ-、ニンゲンか。ワシハ、この家の神様じヤ。自分で“さま”を付けるのもなんじゃナ?」・・・〟信じる者は救われるカミ絵本。
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〝首からうえが “いなり寿司”あたまの「おいなりさん」の登場です。 朝です 「あー よく寝た」 洗面台の鏡の前に立って 「今日は、口に紅ショウガをつけてみようかな・・・フフ、やめた」...おいなりさんは、書道教室の先生やってます。おいなりさんの一日は、茶殻を使って掃除したり、雑巾がけしたり、せんたく板で手もみ洗いしたり、手作りのおやつをつくったりして、過ごしています。 生徒たちには、あんバタ-サンドが人気です〟ひと口かじりたくなる、ユーモアあふれる「おいなりさん」の暮らしの風景です。
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12歳で聴力を失ってから打楽器と出会い、困難を克服し、自分らしく生きて、自由に演奏する信条から発する音源が、人々の心をとらえて、大英帝国勲章、グラミー賞の受賞に輝いた、エヴェリン・グレニーの半生を色鮮やかに描く伝記絵本。〝わたしは耳が不自由ですが、耳を使わなくても音を聞くことはできます。音の震えを体全体で感じるやり方を知っているからです・・・すべては聞くことから始まります。自分の心の声を聞き、想像をめぐらせて自分を信じるなら、なんだってできます。わたしは聴力を失っても、自分の心の声に従い、音楽の道を↓
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2024/02/05 18:56

→ひらいてきました。あなたが私の生き方から力を得て、自分の道をひらく勇気をもてますように。 どこで何をしているときも、あなたの心の声を聞くことを、どうか忘れないでください〟~エヴェリン・グレニ-~

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〝いつだって、イヌの泣き声は「ワン」。ネコの泣き声は「ニャ-」。そして、ご近所のトリたちは「カア」「ポ-」「チュン」「ツピ」...ところがある日、茶色い小鳥は、毎日おなじ歌をうたうのに、飽きてしまいました。とにかく「チュン」では、ありません。例えば「アチャピッピ ポケプ-!」...カラスが睨みました「いま、なんて言った?」 〟・・・いつもと違う鳴き方をすると、こんなにも愉しくなる!先入観にとらわれず、新しい世界の扉が開かれていく、泣き声も愉快な、読み聞かせにもってこいの絵本です。🐦
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〝バ-ティ-は「青」が大好き。セータ-も青だし犬の首輪も青。それに靴だって・・・でも、肝心の青い犬はもってないんだ。バーティ-が世界中で、他の何よりも欲しいのは「犬」」。それも断然「青い犬!」・・・だから “青い犬がいるごっこ” を続けてる・・・突然「ワアン!」 本物の犬の泣き声! ちっちゃな犬が、独りぼっちでいる! 「ぼくの犬だ! だけど、この犬、ぜんぜん青くない!」・・・バーティは考えに考えた・・・黒と白のブチのいううことなしの犬の名まえを「あお」と名付けた!・・・〟犬好きさん、バンザイ!
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〝今日は月曜日です。みんなは、学校や幼稚園へ行きます。 でも、みんなが家にいない間、お母さんは何をしているのでしょうか?・・・ジョセフが幼稚園で絵を描いているとき、お母さんは、台所の戸棚にペンキを塗ってます。 リンダとライルの双子の姉妹が、学校で算数を習っているとき、お母さんは、会社で計算をしています… 〟左のページに子ども、右のページにその子のお母さん、と母子の様子を楽しく並べてみせてくれる、子どもたちが知らない、働くお母さんの姿を愛情たっぷりに描かれた絵本です。
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〝お母さんはね ときどき 風にお願いするの あなたが泣いたりせずに 今日も笑っていられますように... 「もっとちょうだい」よりも 「どうぞ」って言える 優しい子に なりますように... お母さんはね 時々 空にも お願いするの あなたが一人ぼっちじゃなく みんなで力を合わせられますように...だいじょうぶ だいじょうぶ 失敗したらもう一度 頑張ればいい... お母さんはね 何処にいても あなたを見守っているよ... いつまでも いつまでも・・・〟子どもの幸せを願う、母親のひたむきな心情に癒されます。
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<マッカ-サ->号から離れた着陸艇が、「神の目」と名付けられた赤色巨星近辺の惑星の住むモ-ート母星に降下した。 人類が初めて出会ったエイリアンたちは、高度な文明を保持しているが、繁殖力に富み、爆発的な人口増加を戦争で抑圧する歴史を繰り返してきていた。 一見温和そうなモート人の表情の下には、したたかな外交政策を練る危険性を孕んでいた。 果たして、モート人は敵か味方か?。〝 ・・・モート人が宇宙に散らばるのを許すわけにはいかない。 銀河系に疫病が猖獗を極めることになるのだから。 そして、この種の疫病には、↓
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2024/02/03 10:40

→たった二つの対策があるだけである。 「隔離と根絶」だ!・・・ 〟かつて人類が歩んできた、忌まわしき歴史を皮肉った、L.ニーヴン&J.パーネルの共作による、壮大な宇宙叙事詩。

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西暦3017年、銀河系の隅々まで統治する人類帝国に対し、海賊や叛乱軍と宇宙空間で交戦する宇宙帝国海軍の巡洋艦<マッカ-サ->号の若き艦長・ロデリック・ブレイン卿は、ある日、正体不明の宇宙船と遭遇した。 人類が異星人(モート人)とのファ-スト・コンタクトを描かれた、ロバ-ト・A・ハインラインが絶賛したという、奇々怪々のSF巨編の開幕編。〝異星人は、じっと動かずに、彼の方を見ていた・・・頸のない、左右不等の奇怪な頭をもつ、滑らかな褐色の毛に覆われていた・・・茶と白の縞目のモート人は、すべて女性。褐色の↓
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2024/02/03 10:33

→女性は妊娠して、縞目の子供を出産。その後、親は男性に転換した・・・〟

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〝ある夜のこと。蝙蝠のルーファスは、原っぱでやっている「野外映画会」のカラ-映画を観た。こんなに明るくて、綺麗な色を見たのは、初めてのこと。何しろ、いつだって灰色と黒の“夜の色”の世界でしか暮らしていなかったもので。ルーファスは、自分のうっとうしい色の衣装にうんざり・・・。うまい具合に、誰かが「絵具箱」を忘れてくれていたので、ルーファスは自分を綺麗な色に塗り替えることにした!・・・〟暗い世界で暮らす蝙蝠の心情を察して、明るい社会に翔びこませてみせた<トミ・エンゲラ->の皮肉り絵本。
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〝ラフィは大工仕事が大好きです。 小さい頃からパパが道具の使い方を教えてくれたからです...9才になったラフィは、お誕生会を開きましたが、お祝いをしてくれたのはママとパパだけでした。この町では「よそもの」なので、遊びに来てくれるような友だちがいません。 ずっと独りぼっちで寂しいラフィは、いいことを思いつきました「友だちを、自分でつくちゃおう!」 最初に犬と猫を造りました。 ...お隣のキー・シンが垣根から顔をだして「なに、つくってんの?」「友だちだよ」「一緒につくっていい? あたし、縫物が得意なの。 ↓
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2024/02/03 08:20

→お友だちに素敵な服をつくってあげる!」ラフィとキ-は仲良しになり、作品の新しいアイデアが、どんどん湧いてくるのでした・・・〟有色人種への偏見や差別、アウトサイダ-を認めない社会を痛烈に批判し、モノづくりの喜びを表現した<トミ-・ウンゲラ->の大人の絵本。

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〝5才のレッツは、父さんの膝の上で、絵本を読んでもらっている。レッツは、絵本をながめて、父さんを見上げて、また絵本をながめる...父さんが読んでいる絵本は字は、レッツも読める。どうして、父さんが読んでいるのかな? 父さんの声がうるさく聞こえる?...母さんの声もうるさい...読んでほしくない!・・・〟どうやったら気持ちよく本を読めるんだろうか? 読み聞かされるのがイヤなら、自分で口に出して読んでみると、 うーん、なんか違う。今度は、声に出さずに、黙って読んでみよう・・・音読、黙読って、何だって考える絵本。
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〝レッツは 五才。母さんが言った「お腹にいるとき、レッツは、おへそで、わたしと繋がっていたんだよ」...レッツは、自分と母さんのおへそが繋がっている絵を思い浮かべた。「すごい」「すごいでしょ」でも、それだと、お腹の外じゃないかな?と、レッツは不思議だった。母さんにはお腹の中にも、おへそがあるんだろうか・・・? 〟子どもの目線から描かれる<ひこ・田中>さんの物語に、人気の絵本作家<ヨシタケ・シンスケ>さんのイラストで展開する、底抜けに明るい「レッツ」シリ-ズの一冊。
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〝5才のレッツは、「はじめてのお使い」に出かけることにした。... エレベ-タのなかの鏡で、レッツは、5才の顔をしてみようと、耳をひっぱたり、鼻をつまんだり、歯をニィ-と見せたりしたが、5才の顔を知らなかったので、やめた。... レッツは、ショッピングモ-ルの中を歩いてまわっていると 「お母さんは、どこ?」と聞かれた。誰も「お父さんは、どこ?」とは聞いてくれなかった。 父さんは、いらないのね。... レッツは、迷子に変身して言った「レッツの母さんと父さんは、どこ?」・・・〟家に帰ったレッツは、↓
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2024/02/02 11:12

→ 「はじめてのお使い」の報告をした。「もう、一人で出かけるのは、なしよ!」と母さんが言ったので、レッツは椅子のうえに乗って、母さんの頭をなでてあげた・・・。

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〝コリンは、自分の部屋をもらいました。「小学生だもんな」父さんが抱っこしました。 「抱っこは、もういいよ」 「大きくなるのは、はやいわね」母さんがキュッとしました。 「キュッは、もういいよ」...父さんたちが、フリ-マ-ケットに参加します。いらなくなった物を捨てないで、欲しい人に安く売るのです。 「ぼくも、いっしょに、いい?」「いいよ」 父さんたちは、コリンが手伝ってくれるのだと思いました。 でも、コリンは 「もう小学生だから、いらない物を売ろう! お客さん、来てくれるかな? 〟・・・大切にしていた物を↓
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2024/02/02 09:37

→、誰かの大切な物になる嬉しさを知り、物に込められたいろんな思いを感じる、コリン。小学生になった子を見まもる親の気持ちを、爽やかな愛情のこもった<ひこ・田中>さんと<山西ゲンイチ>さんコンビによる大人の絵本。

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〝生まれて初めて北海道を出た。本州にある調律師養成のための専門学校に二年間... 朝から晩まで調律の技術を学んだ。工房の倉庫のような処で授業が行われていたので、夏は暑く、冬は寒かった... 課題は厳しく、到底自分にはこなせないと暗澹たる気持ちになりながら毎晩遅くまで取り組んだ。 迷い込んだら帰れなくなると聞かされた森に、もしかしたら足を踏み入れてしまったんじゃないか...目の前は鬱蒼と茂って、暗い 〟・・・地元北海道の楽器店に就職した外村青年が、一人前のピアノ調律師を目指して、個性豊かな先輩たちや双子の↓
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2024/02/02 09:22

→姉妹に感化されながら“調律の深い森”へと分け入っていく・・・ 瑞々しさと、凛々しさが零れでる文体に酔い痴れ、静かな感動に浸される静謐な文芸作品。

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〝いっとうの「クジラ」が死んだ。その大きなからだは、静かにゆっくり沈んでいった。 ...真っ暗な闇をとおり抜け、柔らかい泥が積もる、海の底に横たわった。 ...70年生きてきたクジラの命は、これで終わり。 ...でも、深海でひっそり暮らす生き物たちにとって、新しいはじまり。 ...海の底に沈んだクジラは、これから504年にもわたって、さまざまな命を支えてくれる、素晴らしい贈り物なのだから・・・ 〟地球上で最も大きな動物クジラの死骸は、真っ暗な海の底で、何十年もかかって朽ち果ててゆく。 その間、実に様々な↓
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2024/02/01 12:48

→深海生物が死骸に集まってくる。 肉を喰らうもの、骨を喰らうもの、それらの生物を狙うもの・・・。 終わりを迎えた命が50年間、豊かな生態系を支える深海のドラマを観察研究されたドキュメンタリ-絵本。

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〝「ぼくのママ、死んだんだよ」>そうだね 知ってるよ 「死んだって、どうやってわかるの?」>からだが動かなくなるんだよ 「心臓がとまる、とか」>そうだよ 「みんな死ぬの?」>そう だれだって いつかは死ぬんだ 「ママはどこへいったの?」>確かなことは 誰にも判らない 「ママは、もう帰ってこないんだよね?」>そうだね でも いつかは きみも判るよ ママはずっと いっしょにいるんだって・・・〟ママを亡くした男の子のもとに現れた<ゴリラ>が、そっと寄り添って、男の子の問いかけに、一つひとつ答えていく・・・↓
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2024/02/01 12:34

→大切なひとを失った悲しみを、大きな腕でぐっと抱きしめられて、癒されていく、感涙の絵本です。

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〝ある処に母さん猫と4匹の仔猫が暮らしていた。母さん猫は、仔猫たちをりっぱな猫にしようと、栄養たっぷりの牛のミルクを毎日たくさん飲ませていた。ところがある日、猫たちの農家の雌牛の乳が出なくなって・・・困り果てた母さん猫は、農家の飼犬から「月のなかに何が見える? ミルクを運んでいるお爺さんとお婆さんが見えるだろ。 ミルクが欲しいなら、月へ行けばいいんだよ」と教えてくれた...母さん猫は、月を目指す途中に出会った、豚と雄鶏と子牛と一緒に、月を追いかけて行った・・・〟
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2024/02/01 09:53

何事も失敗を恐れず、挑戦することの大切さ・・・ハッピ-エンドで終わる、ホットなお話し絵本。

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〝アボットさんは、兎の一家です。父さんと母さんは、春のイースタ-に使う卵に、絵を描く仕事をしています。息子のオーソンも、工夫しながら、ひとつひとつの卵に、ちがった絵を描いて、すっかり一人前になった、つもりでいます。...クリスマスの3日まえのこと、オーソンの木の上の棲みかに、近所の幼い子兎たちがやって来て、クリスマスイブにパーティ-を開いて、大人たちを呼びたいから、手を貸して欲しいと言われました。どうせぼくが全部準備させられるんだから、と気の進まないオーソンでしたが、いつのまにか子兎たちの計画に↓
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2024/02/01 09:44

→巻きこまれていき、大奮闘することに・・・〟『まよなかの魔女たち』の<エイドリアン・アダムス>作による、美しいイラストで描かれた愉しいクリスマスの絵本。

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〝暗い森の奥深くに魔女たちが棲んでいた。魔女たちは昼間、高い木の枝にハンモックを吊るして寝ている...ある晩、月が空高く昇ると、誰かが言った「みんな、目を覚まして! 今日は、お祭りだよ!」...魔女たちは、森の空き地で、コウモリのシチュ-を食べ、箒に乗って出発!...月の周りをぐるぐる飛んだり、夜空を飛びまわって大はしゃぎ。疲れたら、お月さまに坐ってひと休み...最後は、一気にトウモロコシ畑へ。ところが、畑には怖ろしい怪物たちが…!〟ハロウィ-ンの夜を、ユーモアたっぷりに描かれた、ちょっと怖いか?の絵本。
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西暦2075年、「月世界行政府」が統治する月世界は、地球の植民地であり流刑地として存在しており、人口の5%が囚人、残り95%は刑期を終えた元囚人やその子孫、月社会での労働志願者で構成されている。 月の住民300万人のうち、3分の2を男性が占め、一夫一婦制は崩壊、一婦多夫や部族結婚が形態化している。・・・人類が夢を託した月世界の未来から遠くかけ離れた、行政策への不満と不平等が渦巻く社会・・・地球からの独立を目指した革命への機運が高揚し、月世界の人々の哀歓が交差する、SF界の巨匠ロバ-ト.A.ハインライン↓
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2024/02/01 08:45

→によるヒュ-ゴ-賞受賞(1967年)の長編SF小説。・・・「われわれ月社会の市民は前科者であり前科者の子孫です。だが月世界は厳格な女教師(女王)なのです。その厳格な授業を生き抜いてきた人々には、恥ずかしく思う問題などありません・・・わたしは母なる月世界が教えてくれたことで満足しているからです。われわれは下層階級かも知れませんが、われえわれは今や武装した下層階級なのです・・・」~月世界の革命運動家の演説。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/02/13(5236日経過)
記録初日
1966/03/01(21291日経過)
読んだ本
8100冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
1685461ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
3689件(投稿率45.5%)
本棚
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性別
血液型
O型
自己紹介

風の吹くまま 気の向くまま CinemaとJazzバラ-ドに 酔い痴れながら 思いの丈を綴った読書遍歴・・・

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