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2024年9月の読書メーターまとめ

よこたん
読んだ本
17
読んだページ
3668ページ
感想・レビュー
17
ナイス
1155ナイス

2024年9月に読んだ本
17

2024年9月のお気に入られ登録
1

  • ましゅまろ

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

よこたん
“どない遠い場所でも、空はひとつに繋がってる。同じ空のもと、色々な縁が結ばれて、商いは成り立つ。せやさかい、ひとさんに手ぇ貸せる時は貸して、借りる時は借りなはれ” ひとつまたひとつと季節は巡り、歳月は流れていく。あの幼かった幸が、五鈴屋をはじめとする面々が、歩いてきた道程を静かに想う。沢山の出会いと別れに育てられ、ここまで来たのだなと。気がかりだった人のその後を知って、少し安堵。心のこもった守り袋の巡り合せには、唸らされた。惣ぼんと菊栄の、なにわの夫婦漫才のような遣り取りに、ニヤニヤが止まらなかった。
nico🐬波待ち中
2024/09/15 22:47

こんばんは♪このシリーズもとうとう終わってしまいましたね。寂しい。ずっと気になっていた人の行く末に私も安心しました。惣ぼんと菊栄はあのままの関係でずっと続いてほしいです(^o^)

よこたん
2024/09/15 23:11

nicoさん、こんばんは♪ 終わってしまうのがさみしくて、なかなか手に取れませんでした(*´ェ`*) 名残惜しいけれど、色々とほっとしましたね。菊栄さんの嫁いだ相手が、四代目やのうて五代目やったら、また物語は違う景色やったのかなあと思ったり(笑) せやけど、みなそれぞれ痛い思いもしはったから、今があるんやとも言えるんやけどね。次の高田さん作品も、ご一緒しましょう✨

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

よこたん

桃から葡萄の季節へと美味しいリレー。町田さんの『わたしの知る花』と、辻村さんの『あなたの言葉を』は、染みる言葉がいっぱいでした。職場の人達につられてプロ野球チップスを。でも知らない人ばかり出てくるのです。今月もよろしくお願いします(*´∀`*) 2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:5739ページ ナイス数:1177ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/523828/summary/monthly/2024/8

桃から葡萄の季節へと美味しいリレー。町田さんの『わたしの知る花』と、辻村さんの『あなたの言葉を』は、染みる言葉がいっぱいでした。職場の人達につられてプロ野球チップスを。でも知らない人ばかり出てくるのです。今月もよろしくお願いします(*´∀`*) 2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:5739ページ ナイス数:1177ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/523828/summary/monthly/2024/8
よこたん
2024/09/05 12:39

yanさん、確かによく見たら市和商とカードに書いてますね。交流戦の時くらいしかテレビでやらないのですが、気を付けて見てみます。ソトの応援歌はついつい身構えて聴いてしまいますが(笑) うす味飽きますか? 私は逆にうす味ポテチで良かった派です〜大昔のみたいなスナック菓子じゃなくてよかった(;´∀`) 知ってる人ほんと出ないけど、誰が出るかな〜って楽しい←謎の楽しみ方 今月もよろしくお願いします♪

yan
2024/09/05 18:48

どちらかと言うと関西だししょうゆ味の方が好きなもので物足りなくなっちゃうんですよねwソトの応援歌は凄いですよね。聞いたらずっと残ってますwなんなら歌えるようになりました…。大昔のスナック菓子、確かに(爆)そういう楽しみ方も良いと思いますよ!こちらこそ宜しくお願いします😀

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2024年9月の感想・レビュー一覧
17

よこたん
“幸村は、思ったにちがいない。べつに不人情でもなく、又兵衛という軍略家をそれにふさわしい好みの戦場で死なせ、自分という軍略家もまた、その軍略が正当と思う場所で、死所を得たい。(司馬遼󠄁太郎「軍師二人」より)” 今村さんが大好きな真田家の豪華作家陣アンソロジー。私も大好きな「軍師二人」が入っていて嬉しい限り。なんだか『幸村を討て』の答え合わせを読んでいるような気分に。どんだけ好きやねん。ずっと読んでみたかった海音寺潮五郎は、予想以上に文体に苦戦。その反対に柴田錬三郎と山田風太郎はやわらかく読みやすかった。
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よこたん
ネタバレ“ヨウヨ、ヨウヨウ、ヨーヨー…ヨーヨウ。子どもの頃に唱えていた、涙を止めるおまじないだったよ。つぶやけばいつも、顔を上げることができた。ねえ、ヨウヨ” 撫子咲く里で巡り合ったヨウヨとリュウカは、長い時を経てようやく手を繋ぎ合うことができた。4巻にも渡った物語を見届けて、もう何があろうと手を離してはいけないよと祈る。幼い頃に恩師から贈られた言葉が、ずっと心の支えであり続けたことに何度も涙がこぼれてしまった。ひどい悪口や噂話、嫌がらせをする人々に得体のしれなさに恐怖を抱いた。由香里が登場した時の心強さよ。
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よこたん
“生地をつくるときに、ダマ(粒々)のないなめらかな状態になるまでしっかり混ぜていませんか?” ホットケーキ、混ぜすぎNG。ふっくら焼くには、ちょっと適当なくらいでいいらしい。でも、ダマつぶしたくなるよね。ホットケーキミックスでお好み焼きにちょっとびっくり。天ぷら粉で作ったことはあるけど、甘くないのかな? 豆腐を混ぜ込んでドーナツは、結構作ってる。肉まんすごく手軽に作れそう。フライパンで蒸し焼きなのもいいな。一番試したいのは、カレー風味のオニオンリング。新玉ねぎの登場する時期が待ち遠しくて仕方ない。
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よこたん
“くりごはん、きのこと おいもの にもの、あまーい かきや、どんぐりと やまぶどうの ケーキ、おおきな きのこの バターやき。ふうふう、ほくほく、むしゃむしゃ、もぐもぐ、あきっていいなあ。おいしいなー!” 子だくさんねずみファミリーの生活に密着。前作のお正月の風景がとてもよかったので、こちらも。人間の家の軒下にあるねずみの家の断面図にワクワク。そして人間と同じように、動物だって実りの秋は嬉しく楽しい。小さいねずみさんからしたら、栗かまとても巨大!食べ応えありそう。お腹いっぱい食べたら、残りは冬用保存食に。
ゆう*
2024/09/27 22:35

うちも今、手元にあるよ( *^艸^)

よこたん
2024/09/27 23:19

ゆうちゃん、ねずみさんに瓶詰め保存食のお裾分けしてもらいたいよ〜✨ やまぶどうのジャムだけでもなんとか(笑) 秋いっぱいの絵本楽しいね♪

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よこたん
人に歴史あり、街にも歴史あり。ずっと前からあったものが、時の流れで変わったり消えていったり。愛着のある駅名が変更になるタイミングで喫茶店を畳むことに。その前にこの愛すべき待兼山商店街での不思議な物語を聞く場を作ろう。数々の、昭和の懐かしい匂いに浸っていたら、最後には予想もしなかった展開が待ちうけていて、ちょっと狼狽。マチカネワニの化石、子どもの頃に見に行って、大きさに驚いたなあ。人と人とが関われば、願う気持ちが強ければ、きっと奇跡のようなことも起こるのだ。「風をあつめて」「ピアノマン」を聴きたくなった。
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よこたん
“熊楠は世界の一部であり、世界は熊楠の一部だった。己が息づくこの世界を知ることは、己が何者かを知ることと同義であった。それが万物を蒐集する目的であり、熊楠の本当の願いだった。” 和歌山を代表する偉人のひとりなのに、ふわっとしか認識していなかった熊楠さん。予想以上の変人というか、えっ?脳や精神系に持病があったのかもという描写に驚いてしまった。学者って儲からないのに、研究や採集に親兄弟の金をどんどん使い倒すって、牧野富太郎さんとほぼ一緒ですやん。夢か幻覚なのか、幾度も熊楠の前に現れるあの兄弟にはぞわり。
よこたん
2024/09/23 21:57

元同僚が勤めている図書館では、職員は、新着本は一般利用者のために借りるのをしばらく遠慮しなくちゃいけないらしくて💦 うちは借りられるよ。そして自分が推して購入して本が借りられる瞬間の嬉しさと言ったらもう〜返却時に語り合いたい気分〜知らん人やけど🤣

chiaki
2024/09/23 22:13

公共図書館はきっとそうだよね!市民ファーストじゃなきゃ!学校は常識の範囲内のやりくりならそこまで言われないかな😅推し本の貸返の瞬間、めちゃくちゃ嬉しいよね!!あと推し作家さんの本のリクエストを受ける瞬間も、利用者さんに話し掛けようか迷って勝手にドキドキしちゃうよ🤣

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よこたん
“世の中には、信じられないほどくさい食べ物があります。”“「くさい」という苦痛やきょうふを乗りこえて食のぼうけんにいどんでこられた先人たちの勇気に感謝したいものです。” くさい、にも色々ある。人によってにおいの感じ方も違う。発酵食品、獣の肉、個性的なにおいの植物、チーズ、漬け物…世の中にはなんと沢山のくさいがあるのだろう。美味しいけどくさいと言われたら、尻込みしてしまう。各食品に、くさい度メーター付き。和歌山南部でお馴染のイルカの肉ってくさいとは知らずだった。私は、ラム肉ですらギブアップの若輩者。ヤギ…。
あねさ~act3
2024/09/20 01:32

私は、個人的に牛肉すら濃い味付けでないと生臭く感じて(肉臭い?)好きじゃ無いです。レベル低すぎですよね(笑)

よこたん
2024/09/20 12:25

あねささん、ほんと感じ方は個人差ありますよね〜。どんなに味が美味しいとしても、まずにおいが入ってくるので💦 薬味の偉大さを再認識しました(*´∀`)

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よこたん
“家ごはんの形は人それぞれ、自分なりでいいはずです。なのに「私、全然ちゃんとできてなくて…」と悩んでしまう人、ものすごく多い。誰かに「もっとこうあるべき」と言われてるわけではないのに、自分を恥じて、責めてしまう。” 冷食だらけのお弁当を持たせた時(当人はご機嫌)に、罪悪感に包まれるってわかるなぁ。食べ物を粗末にしてるわけでもないのにね。自炊のスキルって、想像以上に高いと知る。ひとり無理して頑張らず、家族ができそうなことから取り組んでいくことが、先々の助けになる。私は作る食べるは好きで、片付けるがイヤだな。
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よこたん
“ゆうやけは どんなこの ところにも やってくる。” 分け隔てなく包みこんでくれる、夕焼けの色。燃えるようだったり、金色だったり、ほんのりだったり。よく見ると大きなおひさまが優しく微笑んでいる。今日は色んなことがあったね。楽しいことも、気持ちがささくれだったことも、ごちゃまぜになって、みんな夕焼けにゆっくりととけていく。じゃあ、また明日ね。表紙の夕焼けの鮮やかな色に、ぐいっと惹きつけられた。かなりクセの強いタッチで描かれた人物や生きものたちが躍動しつつ、見事なまでに夕焼けと共演していた。
ままこ
2024/09/16 22:44

色んな夕焼けがあったよね。今日の夕焼けは赤紫のグラデーションで神秘的だったけど不気味でもあったよ。

よこたん
2024/09/16 23:30

ままこちゃん、共読追いついた〜♪ 悪魔が降臨してきそうな怖〜い夕焼け空でも、あらあらという間に夜に飲み込まれていくからホッとするよね(*´∀`) そちらは不気味な夕焼け空だったのね。こちらの夕方の空は急に降り出した大雨で、どよーんと暗かった💦

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よこたん
“ええ。いつか誰かが必要とする本を揃えておくのが、図書館の役目の一つです” 学校図書館は、こうでありたい、こうであって欲しいという気持ちでいっぱいになる。以前読んだ『図書室のはこぶね』と同じ野亜高校が舞台と気づいて嬉しくなった。宮沢賢治の作品を読み、研究する同好会が「イーハトー部」って名付けが秀逸すぎる! 楽しくあって欲しい高校生活にも、それぞれが抱えるどうしようもない事情があり、悩んでもがいている姿がとても辛かった。引用された賢治の作品を、ゆっくり読みたくなるのは必至。でも、正直ちょっと苦手なのだけど。
ゆっきぃ
2024/09/16 12:24

これ今予約中です!「イーハトー部」ほんとにナイスネーミングで私も入りたい!賢治先生好きなので楽しみです。

よこたん
2024/09/16 13:33

珍しく、新刊ハンターゆっきぃさんより先に読めましたね(笑) 賢治好きには、たまらんと思いますよー😍 苦手であっても読みたいなと思うくらいでしたから✨ カシワイさんの装丁も良きです!

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よこたん
“ひとりだと自炊が面倒な理由ばかり浮かんでくるけど、自炊=パラダイスって考えたらどうかしら? 嫌いなものは絶対に出てこないし(笑)、誰かに見せるわけでもないから1品だけの日があってもいいじゃない。冒険するのも大歓迎!” 生放送の番組に出てらっしゃると、突拍子もないハプニングが起こらないかと、私はいつもヒヤヒヤしてしまう。大胆かつ簡単で、メニュー名が楽しいのは、レミさんならでは。粗くたたいたエビと、すりおろしレンコンと塩をよく練って、パン粉をつけて揚げれば「えびかつ」。作ったら、めっちゃ簡単で美味しかった。
が「ナイス!」と言っています。
よこたん
“どない遠い場所でも、空はひとつに繋がってる。同じ空のもと、色々な縁が結ばれて、商いは成り立つ。せやさかい、ひとさんに手ぇ貸せる時は貸して、借りる時は借りなはれ” ひとつまたひとつと季節は巡り、歳月は流れていく。あの幼かった幸が、五鈴屋をはじめとする面々が、歩いてきた道程を静かに想う。沢山の出会いと別れに育てられ、ここまで来たのだなと。気がかりだった人のその後を知って、少し安堵。心のこもった守り袋の巡り合せには、唸らされた。惣ぼんと菊栄の、なにわの夫婦漫才のような遣り取りに、ニヤニヤが止まらなかった。
nico🐬波待ち中
2024/09/15 22:47

こんばんは♪このシリーズもとうとう終わってしまいましたね。寂しい。ずっと気になっていた人の行く末に私も安心しました。惣ぼんと菊栄はあのままの関係でずっと続いてほしいです(^o^)

よこたん
2024/09/15 23:11

nicoさん、こんばんは♪ 終わってしまうのがさみしくて、なかなか手に取れませんでした(*´ェ`*) 名残惜しいけれど、色々とほっとしましたね。菊栄さんの嫁いだ相手が、四代目やのうて五代目やったら、また物語は違う景色やったのかなあと思ったり(笑) せやけど、みなそれぞれ痛い思いもしはったから、今があるんやとも言えるんやけどね。次の高田さん作品も、ご一緒しましょう✨

が「ナイス!」と言っています。
よこたん
“鼻の内側から嗅ぐ香りがオルソネーザル、口の中から喉を通り鼻に抜ける香りがレトロネーザル、この2つの香りを感じることができるんは人間だけなんや” うんうん、香りも味のうちだよね。下戸だけど、おつまみ大好き。味濃いめというか塩気しっかりなイメージで、背徳感あるけど。生カリフラワーのサラダ、冷やしトマトに塩わさびはやってみたい。鰹のたたきって途中で飽きてくるから、2切れごとに味変でという提案が素敵。そうめんの味変もね。3連パックを一度に使う、ザクザク8層ハムカツは食べ応えありそう。野菜スティックのコツは温度。
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よこたん
“京には、人の力のおよばぬ場所がある。人が問うことのできぬ鬼がいる。長くおそれられ、いつしかうごかせない神となる。それはこの地にあるべくしてある。人が手をつけてはならぬものだ。” 開けてはいけない、見てはいけないと言われるほどに、見たくなる。そして我が物にしたくなる。人の心は弱いものだ。けれど、消えることなく優しい人の想いを知るよすがともなる。きつねの妖かし葉月と、のちに頼光四天王と呼ばれる若武者貞道の物語、シリーズ第3弾。佐竹美保さんの絵が素晴らしく合っていて、うっとりする。貞道こんなに男前でいいのか。
nico🐬波待ち中
2024/09/08 13:03

こんにちは♪早いですね~。私も後に続かなきゃ。今回も儚く優しい物語なんですね(*^^*)

よこたん
2024/09/08 22:16

nicoさん、こんばんは♪ 今回もゆったりと物語に浸ってきましたよ(^○^) 葉月のひたむきさに心打たれました。共読楽しみに待ってま〜す✨

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よこたん
“コレステロールや中性脂肪などの値が基準を外れた状態が脂質異常症です。” 善玉?悪玉?超悪玉?読み進むたびおそろしくなってくる。引き起こされる動脈硬化のイラストに慄く。私も歳を重ねるにつれ、数値が上がってきていて、いつまでも知らんぷりでは済まなくなってきている。薬の服用はまだ勧められていないものの、食生活に気を配る、こまめに体を動かす、がなかなか続かない。まあ、これが続けば体重も血圧も尿酸値も全部下がるんだけどね。胆石も育たないだろうし。卵は1日1個程度までとは、さみしすぎるよ。たまごサンド大好きなのに。
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よこたん
“俺に野球をやらせてくれて、ずっと大変な思いをさせて。それを伝えようと思ってた。本当にありがとう” こんなこと言われたら、そら泣いてまうわ。甲子園を目指す球児たちは、己達の力だけで勝ち進むのではないことがひしひしと伝わってきた。応援席に居並ぶ父母達の熱意には、様々な思いが内包されていて、正直恐ろしいほどだ。関東から大阪の羽曳野市の高校へよくぞ来てくれはった。石川沿いは散歩するのにうってつけやし、かすうどんは美味しいし、碓井豌豆(ウスイエンドウ)の産地やで。おかん読者を気持ちよく泣かせてくれてありがとう。
よこたん
2024/09/05 21:51

読友さんのレビューに誘われたもののなかなか手元に来ず、ようやく手に取れました。引き込まれてほぼ一気読みでした。なんといっても大阪の羽曳野市が舞台なのが嬉しすぎます。石川の河川敷ではダルビッシュ少年が野球練習にいそしみ、今この時期は一大産地の甘い匂いただようイチヂク畑、鈴なりの実が美味しそうです。そして、古いところではヤマトタケルの陵もあります。

が「ナイス!」と言っています。
よこたん
“聞こえるだろ? 潮騒だけじゃないさ。踏切音がはじまった。聞こえてきた、ことこと揺れる電車の音が。酔いが回れば海のすべてがよみがえる。言っただろ、これが海酒の醍醐味さ。” 最終話の「海酒」は、たぷたぷと寄せては返す海のいい匂いが漂うようだ。きっと、読み手それぞれの懐かしい光景がふわりと浮かぶだろう。表紙がとても好みで、ずっと読みたかった。手元に来て、ちょっと苦手なショートショートと知る。それでも「ふぐの恩返し」「魚屋とぼく」「月工場」「壁画の人々」「夕暮れコレクター」の余韻にどっぷりと浸ることができた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/11/16(3693日経過)
記録初日
2014/10/16(3724日経過)
読んだ本
2786冊(1日平均0.75冊)
読んだページ
550607ページ(1日平均147ページ)
感想・レビュー
2770件(投稿率99.4%)
本棚
9棚
性別
血液型
A型
現住所
和歌山県
自己紹介

眠っている時にみる夢は、自分で選べないけど、起きていてみる夢(私にとっては本を読むこと)は、自分で選び放題ですよね。
できれば幸せな夢をみたいです。
気持ちがあたたかくなる本、なんだか元気をもらえる本、それとおいしそうな食べ物がでてくる本が好きです。

読んだ本を登録するのは楽しくもあり、家のごちゃごちゃした冷蔵庫の中をお見せするような気恥ずかしさもあります。
これからどんな本と出合えるか、わくわくしています。

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