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2023年12月の読書メーターまとめ

やっちゃん
読んだ本
14
読んだページ
4108ページ
感想・レビュー
14
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342ナイス

2023年12月に読んだ本
14

2023年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やっちゃん
こんなに沢山の人が殺されてしまう話なのに、伊坂の手にかかると嫌な話でも物騒な話でも何でもなく、それどころか、なんか楽しいような豊かな気持ちになってしまう…そんな殺し屋シリーズ。今作は七尾こと天道虫の話。高級ホテル内での簡単な仕事だったはずが、ハプニングが発生、とんでもない展開になってしまう。実はグラスホッパーもマリアビートルも未読で、業界の人たちの過去を知らずにこの作品に手を出してしまったのだけど、それでも面白く読む事ができた。マクラとモウフがお気に入りなので次回作での活躍にも期待してます!
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2023年12月にナイスが最も多かったつぶやき

やっちゃん

2023年11月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3831ページ ナイス数:271ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/538431/summary/monthly/2023/11

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2023年12月の感想・レビュー一覧
14

やっちゃん
ちょっと無理があるよ。カレンダーの裏に書いた指示書みたいなヤツ、あんなの書ける人ってそうそう居ないと思うんだけど。作家みたいに書く仕事をしてる人なら別だけど、素人には難しいんじゃないだろうか。ボウガンにしたって初心者が簡単に扱えるモノなの?貝殻と石のコックリさんの発案にしろ、なんか至る処で首を傾げてしまった。まっ、大して期待してなかったけど、話題本は一応おさえておかないとだ。でも、この作品が今年最後なんだから、もう少し楽しませて貰いたかった。少し残念。
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やっちゃん
在日朝鮮人と在日韓国人間にあった問題が端を発した虐めがエスカレートして起きたレイプ。助けてくれた少女はその後、殺されてしまう。相変わらず酷い事件を作る誉田哲也。慰安婦問題にまで切り込んでいるけど、個人的には余りそれらを考えた事がなかったので少し勉強になった。けどそれより今作はなんと言っても姫川班に魚住が合流した事が大きい。どっちも好きだから待ってたよ!二人がつまらない諍いなく自然に女同士仲良くなれた事が嬉しい。姫川は永遠に竹内結子。まだ脳内で変換されない愛煙家の魚住。今後このシリーズの映像化はあるのかな?
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やっちゃん
猿の研究者の草間。論文を執筆するワープロが故障し修理を依頼する電話が繋がらない。元カノは助手と付き合い、準教授の話も助手に決まった。上手く行かない。そんな草間が列に並んでいる。長くいつまでも動かない列。何の為に並んでいるのか先に何があるのか?最悪列ではなく円かもしれないのに…という何だろ分かるようでやっぱりわからない哲学的話。2年半かけて描いた作品を最高傑作ではないと思うと云われたくないだろう。でもこの人大丈夫か?と心配する気持ち、あ~大丈夫そうねと思う気持ちが半分半分。理解出来ないところが魅力なのかも。
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やっちゃん
これも小説家が主人公。朝陽はゲーセンで働きながらペンネーム早見夕日で小説を書いていたが職場にバレる。それから同僚や友人との関係が変化し、自分も小説と現実の境界が曖昧になり朝陽としての自分と小説家の夕日との線引きが上手く出来なくなって…という話。著者と被る夕日だがあくまでもこれは小説なんだろう。こーゆーの流行りなのか?作家自身に余り興味がないと言っていた友人でさえ、朝陽が小説家になると態度が変わってしまう。私も性別や歳は多少気になるが余り作家自身には興味がない。でも友達が作家になったら自慢したくなるだろな。
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やっちゃん
こんなに沢山の人が殺されてしまう話なのに、伊坂の手にかかると嫌な話でも物騒な話でも何でもなく、それどころか、なんか楽しいような豊かな気持ちになってしまう…そんな殺し屋シリーズ。今作は七尾こと天道虫の話。高級ホテル内での簡単な仕事だったはずが、ハプニングが発生、とんでもない展開になってしまう。実はグラスホッパーもマリアビートルも未読で、業界の人たちの過去を知らずにこの作品に手を出してしまったのだけど、それでも面白く読む事ができた。マクラとモウフがお気に入りなので次回作での活躍にも期待してます!
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やっちゃん
好きでよく読んでいる作家さんや名前は知ってるけど読んだ事のない作家さんなど多彩な8人の女性作家による女友達を描いた短編集。サプライズ誕生会の主役の美也をばれないようにお店に誘導する役目の紗弓が結局は…っていう森絵都さんの<獣の夜>が印象に残った。あと、失礼ながら名前も知らなかった嶋津輝さんの、工場で日雇いのライン作業をする中年女性の話<ラインの二人>も面白かった。
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やっちゃん
子供時代をカリファルニアで過ごした三人が東京で再会。わたしは小説家(川上弘美ではない)。アンは離婚経験者だけどカリファルニアには孫がいて晩年には一回り若い彼と同棲。作詞家のカズは編集者の娘がいるが一人暮らし。時々、食事をしたり飲んだり電話したり…初老に至るまでの三人の思出話や日常の話で恋ははかないって感じの話ではない。わたしとカズは兄妹みたいな関係かな。老いてゆく寂しさみたいなのも少し滲んでたが65歳って案外今の延長みたいでそんなに老けちゃいないのかも。ただ病気は嫌。せめて65までは友達皆と元気でいたい。
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やっちゃん
いい隙間を見つけると胸が踊る広美。冷蔵庫にすっぽり収まって至福の時を過ごしていた彼女だったが、ある男の抱擁がもっともぴったりくる隙間である事に気づく…<表題作>他5つの短篇集。3億円事件をモチーフにした話では自分もおれたちの一員になって凄くドキドキしてその時を待っていたし、遊ぶ為に10万円よこせと云う中学生息子VS父親のあー言えばこー言う絶妙な掛け合いの話では、父親を応援しながら楽しく読む事ができた。面白いじゃないか呉さん!男臭いイメージで今まで親しみ易さを感じられずにいたが、今作で苦手意識が払拭された。
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やっちゃん
ネタバレどうせ自分に犯人探しなんて出来ないんだから傍観者として読み進める。登場人物が多くご婦人の区別がつかず軽く苦戦。プライベートの加賀を同行させた春那だけは間違いないと漠然と思っていたら最後の最後にやられた。流石の東野。不倫ならまだしも、死刑になりたいから誰でもいいから人を殺すとか、中学生の女の子が人を殺しても平然としてるとか、嫌な話ではあったけど、読み終えてもさほど不快感が残らないのは、加賀の恐ろしい推察力のおかげかもしれない。やっぱり面白かった。
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やっちゃん
作品中の小説家の僕イコール小川哲ではないとは思うけど、自身を彷彿とさせた連鎖短篇集。エッセイは読まないからか、初めは何だか馴染めなかったものの徐々にはまった。投資家の話である表題作と、<偽物>の腕時計をした漫画家の話が面白かった。僕がプチ同窓会でする昔話は実話かもしれないね笑。同級生とする笑い話は何処も似たり寄ったりなんだね。小川哲はかなり歳下だけど何だか身近に感じられた。そしてそんな笑い話をパクる漫画家に唖然とし、これは小説だから描いた著者が凄いのか…などとあれこれ考えた。次回作も楽しみだなぁと思った。
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やっちゃん
ネタバレ亜紀の息子(小6)のクラスの女児が失踪。担任が休職し後を引き継いだ祐介はある母親が怪しいとの噂を耳にする…。こーゆーのって疑わしい人はシロで、思いもよらない人が犯人だったりするのよ…と思いながら読んだらギョっとした!亜紀の家に嫌がらせがあったり元夫と揉めたりすると職場の歳下男が親切にしてくれるなど色々あって面白く読めたけど、結局は自惚れるなって事よ。亜紀には余り寄り添えなかったので先生との結末には腹がたった。日向がまた何処かに現れるかもって恐怖だけで終わればいいものを、わざわざあの幸せな感じ、要らないわ。
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やっちゃん
6の短編集。<保護>雨に濡れた制服の彼女を部屋に連れ帰った満雄。いつしか関係を持つが…。<ストーカー>祐介を殺した直後、彼が部屋を訪ねて来た。バレないように振る舞うがなかなか帰ろうとしない彼…。<死は朝、羽ばたく>犯罪者とバラされたくなかったら金を出せと少年らに強請られた男。だがこの男は…。など何れもこうだと思っていたが実はこうだったという話。ひっくり返される感じが堪らなく心地好く面白い!特に保護した彼女に童貞を捧げた満雄の結末と、殺された祐介の正体に驚かされた。いや~下村さんぽくないけど、めっちゃいい!
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やっちゃん
気になりつつスルーしていた初読みの五十嵐君。法学部卒だけあって法廷に因んだリーガルミステリーは、ちょっと硬くてなじみ辛く、サクサクとは読めずに時間がかかりました。けど、ストーリーは工夫されていたし映画化もされただけあって面白く読む事ができた。主人公の清義と美鈴の関係、ロースクールの模擬法廷で審判者だった馨が殺害された事件の真相、清義が弁護した裁判の行方など興味深く読ませて貰えました。他の作品も機会があれば読んでみようかと思います。
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やっちゃん
公園のカバの遊具を撫でると、治したいところが回復するという話。人呼んでリカバリーカバヒコ…カバだけに笑。あの遊具、アニマルライドって云うんだね。勉強になりました!クリーニング屋の老女と近くのアドヴァンス・ヒル(新築マンション)に住む息子夫婦の話が一番印象的。いい嫁だね。あと登場人物が緩く繋がっているのも好き。正直、ほっこり系の話は余り好きではないんだけど、青山さんのは癒されるんだよね。感謝。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/07(3469日経過)
記録初日
2015/01/03(3473日経過)
読んだ本
1487冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
471396ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
1461件(投稿率98.3%)
本棚
8棚
性別
血液型
A型
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