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2024年1月の読書メーターまとめ

やっちゃん
読んだ本
12
読んだページ
3722ページ
感想・レビュー
12
ナイス
339ナイス

2024年1月に読んだ本
12

2024年1月のお気に入られ登録
1

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2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やっちゃん
定時制高校の教師・藤竹が作った科学部で、4人の部員が火星のクレーターを再現する実験を始めた。各々に事情を抱えた年齢も経歴も違う生徒の一人一人に真摯に向き合う藤竹。頭脳明晰で冷静沈着、こちらの事は全て見透かしたような顔をしてるくせに何を考えているかはよくわからない…って書いてあるけど私は好き。こんな先生に出逢っていたら苦手な科学にも興味が持てただろうし、普通に友達なり恋人なりになって欲しいと思った笑。所々専門的すぎて理解が追い付かない事もあったけど凄く素敵な話。新年1冊目としては大満足。科学部万歳!
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

やっちゃん

2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4108ページ ナイス数:342ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/538431/summary/monthly/2023/12

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2024年1月の感想・レビュー一覧
12

やっちゃん
金の使い込みがばれそうになり会社に放火した夫。入院中の夫を心配していた妻は度々の刑事の訪問で夫を疑い始める。一方、妻と死別し睡眠障害を抱える刑事は義母宅を時々訪れ共に過ごす時間を大切にしていた。オヤジ狩りをする少年達、パートの権利獲得の為にスーパーの社長に交渉する団体など読み処満載で古い作品ながら夢中で読む。家庭を守ろうと必死でもがく妻に寄り添い読み進めるが、妻の強さが哀しい結果を引き起こしてしまい落胆。子供を犯罪者の子にしたくないという一念を自らの行動で台無しにしてしまった妻にかける言葉が見つからない。
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やっちゃん
連続殺人事件の犯人は、25年前の未解決事件を模倣していた!殺した後で被害者の物を次の殺害者の身に着けて遺棄するという事から「スタイリスト」と呼ばれた犯人。事件としては面白いのかもしれないが、全体的に腑に落ちない部分が何ヵ所かあって本格ミステリーって感じではなかった。初織守、期待していただけに残念。
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やっちゃん
アンと愛情から約3年。確かに読んで読メに登録したはずなんだけど検索しても出て来ない。でも、リストにはちゃんと記録されているから何か不思議です。ともあれ、アンちゃんは正社員になりあの椿店長と和歌山に出張旅行。和歌山ってパンダばかり頭に浮かぶけど和菓子祭りってあるんだね!行ってみたいな。前にアンちゃんが行った石川県の事を思い出したり、乙女の立花君と恋仲を疑ってみたり、気持ちは揺らいだけど、全体的にはほっこりと楽しく読ませて貰いました。これからもアンちゃんを追いかけたいわ。
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やっちゃん
死んだ筈の中学の同級生と再会!?したホラーチックな話から始まった短編集。6編何れも引き込まれた。特に、息子が近所の独居老人に1万円を貰った事を機に[特別縁故者]になろうとした失業中の調理師の男の話が印象的。あわよくばとあれこれ世話を焼く情けない男と、毎日70点の味を出せる弁当屋を贔屓にしてる老人の只者ではない感の対比、どんなオチになるのかとワクワクした。案の定、そう上手くはいかないけど、どうかこの男も頑張って欲しいと素直に思えた。一穂さんは「今もっとも新刊が待たれる著者の一人」って確かに!って思います。
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やっちゃん
報道からイベント事業に異動した守谷は同じ部所の吾妻の祖母の絵で「たった一枚の展覧会」を企画。著作権の都合でISAMU INOMATAの署名を頼りに画家の正体を探ると猪俣傑の焼死体が発見され弟の勇が行方不明との記事が。そこから遡る傑と勇の親や家政婦、兄弟と異母弟の輝、勇の愛した女性の弟・道生など各々に纏わる話や時代背景など決して片手間には書けない緻密で長い話。最終的には吾妻の祖母や守谷自身も道生と繋がっていた事も判明。善く練られていて夢中で読めた。山下清がちらついたのと拗らせ過ぎな感がしたのが少しだけ残念。
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やっちゃん
暁海と出逢う前の先生を綴った[春に翔ぶ]。自分の両親に対する葛藤、小さな命を身を挺して救う姿、守り切れなかった教え子菜々に対する後悔など、先生の事情や内面を深く知る事ができ、改めて前作を読み直してみたくなった。高校生の菜々を想うと息苦しさを感じ簡単には読み進められなかった程、丁寧な心理描写に魅せられた。憶測での噂話や世間の目を歯牙にも掛けぬような先生の強さ優しさが沁みた。櫂の作品に携わった編集者二人を描いた[星を編む]、先生と暁海のあれからの物語[波を渡る]で幸せを確信させての完結編。文句なく素晴らしい。
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やっちゃん
ネタバレ初読み。直木賞候補作でなければ読まずにいたと思う。幼馴染みっていいよね。国とか人種とか時代とかそうゆうのに翻弄されずに、学びたい事を学べたり、才能を遺憾なく発揮できる社会だといいのにね。途中でラウリを探している記者の正体に気がつくし話の展開も予想通りだけど何かいい話。イヴァンの目が悪い事は気付かなかったが。夢を実現したカーテャ。彼女の、障害を負ったのはラウリのせいではないと言い切る強さが好ましい。ラウリは46才にしてもう禿げちゃったのね。コンピューターの仕事について頑張ってる。3人揃った最後は喜ばしい。
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やっちゃん
介護士の話と思いきや、どちらかというと内閣情報調査室の協力者という面や、IT起業家の大河内に気に入られて彼の会社を手伝う方の話が主で、本来自分が読みたい内容の話ではなかった。途中から何だかよく分からなくなり飽きてしまったけど、監禁された三谷が命がけで逃げる場面は必死に読めた。昔、多分一冊くらいは読んだことがある著者だが、正直こんなにお歳を召されていらっしゃるとは知りませんでした。驚きです。それだけで尊いです。
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やっちゃん
そんなに上手く行くはずないでしょう。そもそもこんな風に出逢った4人がたった一人の赤の他人の赤ちゃんの為にこうまでやれる?変われる?う~ん あり得ないって思った。けどそんな気持ちがあるにはあるんだけど、何これ!どうなるの?という気持ちの方が勝って夢中で読まされた。追われる立場の4人にハラハラし、追い詰める側に回ればエールを送り、あ~何てエキサイティング!初読みの川瀨さんを堪能しました。
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やっちゃん
10分のしあわせに次いでの[ごほうび]。8人中3人が未読作家でしたが、その中のお一人でもある森浩美さんの[最後のお便り]が良かったので、機会があれば他の作品も読んでみたくなりました。あと赤川次郎さん、二十代の頃に凄く読んでいたので懐かしかった。また何か読みたいです。一番好きなのは中島京子さんの[妻が椎茸だったころ]。安定の面白さですね。このシリーズは、あと1冊控えてます。ちょこちょこと楽しみたい。
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やっちゃん
8つの短編集。表題作はドッペルゲンガーの話だが、わたしミィと従兄モトの仲の良さ…関係性が好ましかった。癌に「あなた」と語りかけられた女の話や陰毛脱毛の話などユニークでありながら深く考えさせられるモノが多かった。満員電車で痴漢に遭う女の子たちは大変だし、客にチェンジされたデリヘル嬢のショックも分かる。長編が読みたかったので物足りなさは感じたけど、これはこれでイイ作品集だと思う。VだのIだのOだのの脱毛をした女性とその施術者の話、乳癌で両乳房を切除したグラドルが自分の乳首をピアスにした話の経緯が印象的だった。
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やっちゃん
定時制高校の教師・藤竹が作った科学部で、4人の部員が火星のクレーターを再現する実験を始めた。各々に事情を抱えた年齢も経歴も違う生徒の一人一人に真摯に向き合う藤竹。頭脳明晰で冷静沈着、こちらの事は全て見透かしたような顔をしてるくせに何を考えているかはよくわからない…って書いてあるけど私は好き。こんな先生に出逢っていたら苦手な科学にも興味が持てただろうし、普通に友達なり恋人なりになって欲しいと思った笑。所々専門的すぎて理解が追い付かない事もあったけど凄く素敵な話。新年1冊目としては大満足。科学部万歳!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/07(3466日経過)
記録初日
2015/01/03(3470日経過)
読んだ本
1486冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
471092ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
1460件(投稿率98.3%)
本棚
8棚
性別
血液型
A型
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