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2024年2月の読書メーターまとめ

assam2005
読んだ本
10
読んだページ
3154ページ
感想・レビュー
10
ナイス
592ナイス

2024年2月に読んだ本
10

2024年2月のお気に入られ登録
1

  • じんこう

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

assam2005
コロナ禍で次々と行事や大会、活動が自粛を求められた2020年度。高校生達、中学生達が目標を見失いながらも、「今の自分達にできることは何だろう」と問い続け、見つけた答え。それはコロナが発生する前とは違う試みで、とても素敵な繋がり 。また、コロナが生み出す恐怖は、田舎の方が歪だったのかもしれない。コロナの恐怖というよりも、人間関係の恐怖が。人は痛みを感じて初めて分かることがある。そうして優しさから生まれた忖度が自分の首を絞めるというのは、なんとも辛い。苦しさと喜び、背中合わせの日常を優しく爽やかに描いた一冊。
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

assam2005

先月は読友さんに教えていただいた武田綾乃さんの「可哀想な蝿」にズギュンと胸を撃ち抜かれました。しかし、タイトルに蝿って…分かるけど、蠅って…。この蝿で読むのを躊躇した方、もったいないですよ!←私もそうでした。今月もよろしくお願いします。2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:3744ページ ナイス数:673ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/547055/summary/monthly/2024/1

先月は読友さんに教えていただいた武田綾乃さんの「可哀想な蝿」にズギュンと胸を撃ち抜かれました。しかし、タイトルに蝿って…分かるけど、蠅って…。この蝿で読むのを躊躇した方、もったいないですよ!←私もそうでした。今月もよろしくお願いします。2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:3744ページ ナイス数:673ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/547055/summary/monthly/2024/1
assam2005
2024/02/02 18:01

えんちゃん、いろいろ疲れてるんですけど、ストレス発散したくって。(笑)インフル、コロナに怯えながら、日々過ごしています。今月はやりましょうねっ、定例会!

assam2005
2024/02/02 18:05

konohaさん、多分、ユーフォニアムよりも、えんちゃんからオススメしていただいたこちらの方がお好みかと思います。皆で一緒に共読しましょ!小川さん、「君のクイズ」は大丈夫でしたが、「黄金」は私には難しかったです。皆難しいのを読むんですねー。

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
10

assam2005
「好きな人の好意に気づき、その上で素直に褒められるのは、こんなにも刺激が強いものなのか。」それを横で眺められるのもまた、テンション爆上がりするのもなのか。(笑)「好き」と気づき、お互いの距離を一歩詰め、両片想いを両想いへと。そして、その傍らにはフンフン、キャロル、プー子の影がチラチラと見える。学生から大人へと変わろうとする藍ちゃん目線の恋愛は、綺麗な透き通ったアオハル一色でとてもマブシイ。誰もが幸せになる、かわいいかわいい恋のお話。最終巻もとっても幸せでした。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
オンラインゲームの中のキャラクター達が、町を訪れる冒険者(プレイヤー)達の減少に危機感を感じ、何とか冒険者達を増やそうと四苦八苦する物語。冒険者達の存在と、町の存亡、どうすれば冒険者達の参加を増やせるかに頭を悩ます。イコール、どうすればゲームが面白くなるか、サーバーがダウンしないか、その戦略に思わず唸る。こうやってゲームは作られるのか?人気がなくなればサービスは打ち切られる。ネットの脅威も入り混じり、ネットの内側から見た世界が新鮮。「なれるSE」の作者さんの描くSFはSF苦手な私にも受け入れられた。
ぱるむ
2024/02/27 20:57

アッサムさん、SF苦手とは意外でした。タイムリープはSFではない??

assam2005
2024/02/28 00:09

あっ!タイムリープは好き。これもSFかぁ。…なんだけど、ハヤカワの本格的なSFは苦手です。

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assam2005
合作推理作家「楠谷佑」、ミステリ作家として活躍する大学生コンビ・理久と真舟。二人は友人の実家である案山子だらけの宵待村へと訪れ、殺人事件に巻き込まれる。この本の作家名とリンクし、エラリー・クイーンを筆頭にミステリ談義が行われるあたり、ミステリファンの心をくすぐる。私達は自分の辿ってきた黒い部分を嫌いながら、嫌っている間は決してその呪縛からは抜け出せない。そして、自分の中の悪はどんな環境下でも機会・動機・正当化が揃えば発生してしまうのか。ん?どこかで聞いたな。「不正のトライアングル」と重なる。
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assam2005
いい事ばかりは続かない、そして、悪いことばかりも続かない。つらい時こそ「お気張りやす」。その踏ん張りが良い空気を呼び込むのでしょうか。ふとしたことで足元をすくわれ、ガタガタと崩れていく。人は上手くいかないと余裕を失い、気張ることさえ忘れてしまうのよと、もも吉はゆったりと余裕かまして、もも吉ペースへと引きずり込む。もも吉は常に余裕。こういうふうになれたのなら、悪いことは続かない、のかもしれない。心の余裕を失わないようにと、何度ももも吉が伝えようとしているように思えた。でもそろそろ違うパターンも欲しいかな。
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assam2005
皆知ってる「おおきなかぶ」。だけど、何が違う。何かがおかしい。絵本→笑本、むかしばなし→おかしばなし、おおきなかぶ→おおきなかぶ〜、そして、かぶをひっぱるメンバーの面々、キャラクター達の顔!喜怒哀楽のとっても激しいこの物語。子どもたちのお気に入りのネタが溢れる現代版「おおきなかぶ」。この「おおきなかぶ〜」で笑わない人はいるのだろうか…?そして、読了後はこのタイトルの意味をじっくりじっくり噛み締めてほしい。(笑)
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assam2005
人には別れがあれば出会いもある。椿店長が東京デパートを旅立ち、新しい店長・藤代店長かやってきた。椿店長と藤代店長とのギャップにアタフタ。人との出会いはドキドキでもあり、ワクワクでもあり、おっかなびっくりでもあり、今までとは違う世界への第一歩でもある。藤代店長が教えてくれた一つの価値観に杏ちゃんの未来への分岐点がカチッと切り替わった気がした。そして、気になったテーマが「無自覚な迷惑」。年齢と共に周りへの配慮と適した気遣いが求められる。大人の無自覚や独りよがりの思い込みが人を余計に孤立させるように思えました。
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assam2005
ナニコレ面白い!「人は誰しも、個々の生き方や環境に最適化した戦略を持っていて、みんな無意識のうちに戦略をぶつけ合っている。」例えば、地雷を埋めたグリコ、百人一首で坊主衰弱、運の要素を排除したポーカー等、5つのゲーム。このアレンジしたトリッキーなルールを相手の戦略を先読みし、自らが必ず勝者になる戦略とは。緊張感の欠片もない「重いの苦手」と公言する緩ーい女子高生・射守矢真兎が敵の大将をジワリジワリと引きずり出す。どうやって勝つの?勝てるの?ヤバいんじゃない?そのドキドキ綱渡り感が、もう快感!!
konoha
2024/02/14 15:47

発想がすごいですよね😊真兎はじめ皆かわいかったです。青崎さんは青春、学園生活を書くのが上手いなぁと思います。

assam2005
2024/02/14 19:28

青崎有吾さんって「早朝始発の殺風景」の方なのか。共通して、青春、学園生活の描き方が素敵。そして、一癖も二癖もあるキャラクターが噛めば噛むほど美味しくて。後半、夢中になって読みました。飄々としているのに「人生はゲームじゃない」と言い切る真兎の最後の勝負がたまりませんでした!またこういう本、教えてくださいね!

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assam2005
長い間、つぐみの実家のビジネスホテル「ホテルのはな」に滞在していた謎の老婦人・メアリさんが亡くなった。町のあちこちで見つかったメアリさんが残した児童文学の「小公女」「不思議の国のアリス」「秘密の花園」等の本とお菓子のレシピ。その行方と、メアリさんのメッセージを解き明かそうとつぐみは町を駆け巡る。一人現実的な人物・つぐみ兄。「おれはたぶん、一度レールから外れた強い人が苦手なんだ。自分はそこには行けないと自覚しているから。」多分私もそちら側。幸せはレールの上でも、外でも、存在するのでしょうか。
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assam2005
「汝、星のごとく」続編。北原先生の過去「春に翔ぶ」。櫂の元担当者二人が櫂の作品を再生させる「星を編む」。前作のその後を描いた「波を渡る」。前作で理解できなかった北原先生の思いがようやく理解できた。優しくて、不器用で、言葉少なく、流されそうで流されない。自分を抑え込む環境下で生きてきた人は、それが納得いかないと思いつつも、そこから外れることを躊躇する。周りから何と言われようが、何と思われようが、自分の思うところを行くことの方が、人生、結果的には幸せじゃないだろうか。世の中の「善」は正しいことばかりじゃない。
assam2005
2024/02/07 20:38

北原先生の思いは理解できたけど、私はあんなふうには行動できない。それは北原先生のように「周りの誰かが何と言おうとも振り回されない」に振り切れないから、かなぁ。周りがあれこれ言ってくる環境って田舎になればなるほど多いように思いました。

が「ナイス!」と言っています。
assam2005
コロナ禍で次々と行事や大会、活動が自粛を求められた2020年度。高校生達、中学生達が目標を見失いながらも、「今の自分達にできることは何だろう」と問い続け、見つけた答え。それはコロナが発生する前とは違う試みで、とても素敵な繋がり 。また、コロナが生み出す恐怖は、田舎の方が歪だったのかもしれない。コロナの恐怖というよりも、人間関係の恐怖が。人は痛みを感じて初めて分かることがある。そうして優しさから生まれた忖度が自分の首を絞めるというのは、なんとも辛い。苦しさと喜び、背中合わせの日常を優しく爽やかに描いた一冊。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/02/02(3387日経過)
記録初日
2014/04/14(3681日経過)
読んだ本
3914冊(1日平均1.06冊)
読んだページ
1028269ページ(1日平均279ページ)
感想・レビュー
3614件(投稿率92.3%)
本棚
22棚
性別
現住所
兵庫県
自己紹介

毎週図書館をはしごして読む本を確保しています。
最近は一日一冊読んでいるため、
好きな作家さんの本はあらかた既読。
新しい本を探すために
皆さんのレビューを参考にさせてもらっています。
どうか今日も琴線に触れる本に出会えますように。

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