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2024年9月の読書メーターまとめ

assam2005
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感想・レビュー
22
ナイス
858ナイス

2024年9月に読んだ本
22

2024年9月のお気に入られ登録
3

  • 8番らーめんR
  • kinkin
  • 中原れい

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

assam2005
「認知症の母、ダウン症の姉、酔っぱらいの父」この設定だけでもうクラクラする。久しぶりに実家に帰った作者さん。実家がエライことになっているのに気づき、そこから家族を支えることを決意する。家族だから辛いんですよね。どうしても気持ちが入ってしまうから。家族だから見捨てられなくて。家族だから容赦ない。家族をサポートしている人たちは同じ思いをしているんじゃないだろうか。時々見える家族の優しさが、介助側の心を縛り付け、良心を攻めてくる。優しさだけでは限界があるよね。共倒れにならないことを祈ります。
ぱるむ
2024/09/02 12:29

ホントそれなんですよー。介護は他人にお任せがいいなあと思ってます。家族だと変に甘えが出ちゃいますしね。

assam2005
2024/09/02 19:56

対価を払って他人に頼んだとしても、虐待という形で返ってくることもあるんですよね。時々ニュースで報道されるのを見て、私達はどうしてこんなに余裕がないんだろうって思います。国民性が原因か、社会が忙しすぎるのか、寿命を引き伸ばし過ぎなのか。

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

assam2005

大阪だったら行けるやん!懐かしさも相まって、とうとう行ってしまいました。会場で見ず知らずの女性と「素敵ですよね〜♡こんな中学生いないですよ!」と会話したりと、初めての体験。ファン同士話するのって楽しい!原画は線がとても綺麗でうっとり。カラー原稿も色褪せず、素敵でした。プロってスゴイ。実は色んなところで夏休みに〇〇展が紹介されてて行ってみたかった私。楽しいですね、〇〇展って!その後、「なんばって言ったら〇〇」な物を探索し堪能。一部京都も混じってますが、念願のヤツでしたので出会いに歓喜。

大阪だったら行けるやん!懐かしさも相まって、とうとう行ってしまいました。会場で見ず知らずの女性と「素敵ですよね〜♡こんな中学生いないですよ!」と会話したりと、初めての体験。ファン同士話するのって楽しい!原画は線がとても綺麗でうっとり。カラー原稿も色褪せず、素敵でした。プロってスゴイ。実は色んなところで夏休みに〇〇展が紹介されてて行ってみたかった私。楽しいですね、〇〇展って!その後、「なんばって言ったら〇〇」な物を探索し堪能。一部京都も混じってますが、念願のヤツでしたので出会いに歓喜。
ツン
2024/09/20 11:19

これはりくろーおじさんですか?一度食べてみたくて

assam2005
2024/09/20 17:51

ツンさん、そうです。なんばには焼き立てが買えるお店があるのです!外国からの観光者さん達が店の近くで箱から取り出しかぶりついてました。催事で買って来るのよりフワフワ♪焼き立てが食べたくて並びましたよー。家に帰ってきたらちょっとしぼんでましたが、絶対にこっちの方が美味しい!!なんばに来られたら是非!!

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
22

assam2005
ブータンは約束をすっぽかされても怒らない。「まぁいいか。、もっと楽しいことがあったんだね」。こういうふうに考えられるのは、幸せ。日本との違いはこういう考え方だけでなく、料理、教育、衛生面等にもみられる。部屋には蜘蛛の巣に蚊が何匹も絡みつき、でっかいGが横切る中、ダニやノミに耐えながら眠る。…なんとも壮絶。クッキーの作り方をおしえて、生徒達が作れるようになったら、それを売って生活費に充てることができる。こんな生活であっても幸せを感じることはできる。幸せは物の豊かさだけでは測れない。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
長い時を経て使われた物達には霊が宿る、つくも神。風呂敷、煙管、根付(印籠の先についた小さな飾り)、それぞれに宿った霊が姿を現し、小学生のほのかの前に現れる。傘を直してくれたカエルの姿をした根付がなんとも可愛らしい。古くからある土蔵から飛び出し、土蔵の立ち退き要求から土蔵を、その主人を守る。いつかは破れたり、欠けたり、壊れたり、朽ち果ててしまう物達。その瞬間から魂は抜けてしまう。ものにも寿命がある。それが「魂が抜けてしまう」ということか。モノに対する優しさと、そのモノ(つくも神)からの優しさは同じもの。
assam2005
2024/09/30 00:46

週末に観客として参加したビブリオバトルのチャンプ本。カエルのつくも神が可愛い!と言っていたバトラー。うん、確かに可愛かった!

が「ナイス!」と言っています。
assam2005
「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」に出てくるこの本。働き出して仕事で忙しく、昔のように日常の余裕がなくなってしまった麦くん。昔のように本やゲームやちょっとした日常の喜びを楽しみたい絹ちゃん。恋人同士の二人はどんどんズレていく。本が読めないのは時間がないからではなく、精神的余裕がないからではないか。稼ぐために仕事に追い立てられる日々と、お金よりも楽しみながら働く日々。そこには大きな溝がある。どちらを取るかは本人次第。どちらも間違ってないのだけど、自分の選択を相手に強いると一緒にいられないよなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
「好き」という言葉の意味は一つじゃない。誰かを好き、何かを好き、皆どれ一つ取ってみても同じ「好き」なんてないのに、何故同じ物差しではかるのか。周りを気にして自分自身を出せないモヤモヤを抱える高校生達。皆が羨むクラスの一軍にいる人気者でさえ燻りを持っている。各話別の視点で見える高校生達の風景は、空回りやすれ違いのメリーゴーランド。各話タイトルに配色されたカラーが時々交差し、青春って青だけじゃないってわかる。そうして最終章を読んで、あれ?最初の章に思わず戻る。え?私、騙されてた?ああー、ヤラれたわ、君島さん。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
伝えたいことを人に伝える。ただそれだけが難しい。人は興味のない話は聞かない。身近でない人の話なんてなおさら。しかし、それを振り向かせるテンプレートは存在する。わかりやすく、記憶に残りやすく、共感しやすくするテンプレ。論理的な説明と共感を呼ぶ情熱。人が耳を傾ける、または、人を動かすのに必要なのは、その両方。上手い人のプレゼンは確かにこれらが全てできている。「人はストーリーに心惹かれる。」私にはエモさを掻き立てるストーリーを作るのが苦手かもしれない。そして、「やってはいけない3つの説明」に思わず吹いた。笑
さおり
2024/09/26 23:23

あー、やってないとは言い切れぬ。気をつけますー。

assam2005
2024/09/27 07:11

さおりさん、私も同じです。(笑)どうも…「感情>合理性」になりやすい性格のようです。あー、これでは憧れの理系女子にはなれないわっ。

が「ナイス!」と言っています。
assam2005
閉店が決まった喫茶マチカネ。確かにそこにあったと記憶に残しておきたくて「待兼山奇譚倶楽部」を立ち上げ、それぞれが待兼山で過ごした記憶を語る。なかったことにしたくない、風化する前に確かに記憶に刻みたい等、いろんな人によりいろんな思いで語られる。そして、ラストはこの企画の発案者であり、癌の宣告を受けた久志は、妻・妙子に、たくさんの思い出を伏線のように散りばめて、書籍「待兼山奇譚倶楽部」を読むことで全てが解き明かされる。人生とはきっとそういうもの。大切な人とのたくさんの思い出の中に、きっと意味は込められている。
konoha
2024/09/25 21:31

ありそうな設定ですが、一編ずつが味わい深く大好きな作品です☺️

assam2005
2024/09/25 22:37

konohaさん、最終話の話の展開と最後にこう持ってくるとは。←私の好きな展開でした。一編一編がとっても優しくて、ちょっと寂しさを感じるお話。ふと尼崎の小林書店を思い出しました。

が「ナイス!」と言っています。
assam2005
どうすればこの推しへの愛を伝えることができるのか。「良い」ただそれだけを伝えたいだけなのに、それがなかなか難しい。その伝え方のコツやヒントを提示してくれる一冊。一方的ではなく、相手の理解度に合わせて愛を語る。それだけでグンと受け入れ度の壁が低くなる。伝えたい対象=相手と、一番伝えたい内容=結論をブレずに死守すること。過不足なく、削るところはバッサリ削り、コンパクトにまとめられ、何度も修正された一つの文章=愛。自分だけの愛は、他人からもらうのではなく、自分の中でしか生まれないのだと、私も思います。
assam2005
2024/09/22 21:37

読メのレビュー、読書会の発表と、本のプレゼンを何度もやっているのですが、なかなか毎回安定したプレゼンができない。その差は何なのかと思い手に取りました。時々忘れるのが「相手が誰なのか」。不特定多数とはいえ、想定した内容でないのが、私の欠点。難しいなぁ。

が「ナイス!」と言っています。
assam2005
真夏の熱帯夜に野外での凍死。緊急外来に運び込まれた身元不明の男性を巡り、警察は事件性なしと判断。そんな訳あるか!と鷹央先生が謎の解明に乗り出す。遺体の視診から次々と推理する鷹央先生。医者とは観察力と考察力が必要なのか。いや、それって推理力?「普通の医者にはできないさ」←え?そうなの?医者は皆そうじゃないの?医者にしかわからないそのレベルに、何度も感心しながら読了。今回はタカノイケトリオとしての連携プレーがお見事。鴻ノ池、よく踏ん張ったねー。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
「読む順番で、世界が変わる。」そして、世界は繋がっているのだと気づく。6話の短編連作。それらは並行して時が流れており、どこが始まりで、どこが終わりなのかはわからない。1話ごとにそれぞれ結末をむかえるが、一冊としてはどうだろうか。Nの階乗、それだけのパターンの物語を組み換えられるらしい。が、それぞれの物語の色は似ており、順番を変えるだけでその色が変わるようには思えなかった。一章ごとに上下反転、色々工夫されているようですが私的には読みづらかったです。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
幽霊となった完全犯罪請負人・黒羽。両親を殺された小学6年生の少女・音葉。幽霊が見える音葉は黒羽と出会い、共通の犯人を追う。残された時間は、幽霊が消滅するまでの7日間。「全てを疑え」と教える黒羽。観察、思考、推理、身を守る方法等を教えていく黒羽。犯人らしき影が見えては、これが真の犯人か?と疑い、何度もひっくり返される。いや、もう何回ひっくり返されるやら。多重推理に頭がフル回転。同害復讐、凄まじい。「少女には向かない完全犯罪」、凡人には向かない完全犯罪。伏線回収、お見事!
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
すい臓がんで余命1年を宣告されたお母さん。なかなか気が強く、頑なで、感謝らしい言葉も全く無い。そんな母を介護する姉家族と、遠方の妹(作者)家族の葛藤がリアルに描かれる。「死にそうな人は機嫌よくする余裕なし」、どんなに頑張っても感謝されることなく文句言われる、「お母さんをこれ以上嫌いになりたくない」、「疲れすぎてうっかり自殺しそう」、もういいよ、ありがとうって言えない。実体験だからこそ、強烈で重い。どんなに尽くしても満足なんてできなくて。身内との別れって、皆そうなのだと思います。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
逃げても逃げても追いかけてきて、じっと私を見ている。それは決して消えない月のよう。地方から上京し、マッサージ師として働いていたさくら。常連客となった松原と交際するも、性格が合わず別れる。が、松原は別れを決して受け入れなかった。さくらに対し、異常な執着を見せる松原。一途という言葉にこれほど狂気を感じるとは。松原のそれが「愛じゃなかったら、何?」そう尋ねるさくら。弟の答え(226P)がストンと腑に落ちる。ストーカーは自分への愛が何よりも強い。これも一種のマニピュレーター。精神支配ってなんて怖い。
assam2005
2024/09/13 08:12

読書会のテーマが泥沼恋愛なので、合うかなと思い再び読んでみた。やっぱり最強。何かエグられる。このテーマはちょっとMだったかなぁ。

が「ナイス!」と言っています。
assam2005
「愛じゃないならこれは何」の東京グレーテル・赤羽瑠璃達の短編集。推しへの愛と恋人への愛は何が違うのか。「ばねるり」を推し続ける「めるすけ」とその彼女・冬美。彼の一番は自分(恋人)ではなく推し(ばねるり)。それを嫌だと思う冬美がワガママなのか。何をおいても推しを優先する彼に苛つくのは当然じゃないのか。たった一つの救いはファンは多数いて、その中から一人選ばれることはないということだけ、なのだが。ばねるり目線の話を読むと、また見方が変わる。好きな人の一番を得られずして何が幸せか。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
火村先生シリーズ長編。国名シリーズはどこから読んでも大丈夫。多分、いくつか読んでない私。扇だけを持った記憶喪失の男性が見つかった。扇から身元が判明し、実家に戻れた途端、密室殺人事件が。捜査依頼された火村&アリスの事情聴取と小出しされる推理の一片。これらをもとに読者は推理できるか。行方不明だった6年8ヶ月の間、彼はどこで何をしていたのか。そして、今回の殺人との関係は?二人の安楽椅子探偵的会話につい引き込まれる。もうちょっと脱線(日常会話)が欲しいところだけど、この物量(二段372頁)がベターかも。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
師匠、弟子に教わる。家事については師匠の諭吉。家事ができないアルバイト元バンド女子・仁科さんからふとしたことでギターの弾き方を教わる。音を奏でる楽しさを知る諭吉。そして、諭吉から見た弟子2号・仁科さんの成長ぶりに対しての諭吉の心の声が楽しい。成長していく2号と、いっこうに成長の兆しが見えない飼い主・幸来。舌打ちしながら世話を焼く。そんな姿が幸せそうに見える。そして、カバーをめくるとショートショートが!こりゃ、もうどっちが猫なのか分からんね。www世代を超えた推し活も楽しそうだったぞ!私もやりたい。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
日常を生きる人達がふとした瞬間に感じる疲れ。悪態をつく自分を嫌だと思いながらも止められない。なんか知らないけどモヤモヤする。そのモヤモヤを言葉に落とし込んだコミック。いろんな立場のいろんな人達。時には問い合わせをしたお客、時には対応した店員。交差した人達の、それぞれの視点とそのモヤモヤをスナックキズツキでポロリともらす。自分のテリトリーでないスナックキズツキだから話せるのか。言葉にした人達は皆、不思議と吹っ切った表情。これが言語化の魔力というのだろうか。羨ましいと思われる人達も悩んでる。それを忘れないで。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
図書館の本が傷つけられると、その本の世界が壊れる。本の世界を守るために、本を傷つけられるのを守ろうとするアン達。とある共通点に気づき、次に傷つけられそうな本を見つけ、犯人を待ち伏せる。読み方によっては、本によって傷つけらることもある。「人が偏った読み方をするときは、大抵(読み手が)問題を抱えている」「思考はクセだ」←この言葉が印象的。本の世界を創っているのは、読み手。十人十色の世界となる。同じ本を読んでも、同じ世界は見えない。レビューが誰一人同じにならないのは当然か。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
「屍人荘の殺人」の神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介。彼の大学時代での活躍を短編5編で紹介。助手となる葉村と初めて組んだ事件から始まり、探偵事務所に入って初めて現場で探偵として働く事件まで。もうこの人、「本当に名探偵の才能があるのか、ただのトラブルメーカーなのか」わからない。現実の探偵職と創作の探偵役をごっちゃにして生きている。「またやったよ、この人」と呆れがある一方で、「こう思えたら人生楽しいだろうな」という羨みが湧き上がる。シリーズ主人公を喰うほどの存在感はそこから来ているのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
恋愛に身を焦がすことは脅威なのか。お互い好きになって結婚したはずなのに、いつからかすれ違い、うまく行かなくなってしまった。それを元のサヤに戻そうとするのはやってはいけないことなのか。複数の愛人を持つ小説家・創路の愛人となった水無月。一人、また一人と去っていく愛人達と同じにはなりたくないと足掻く。どちらの生き方の方が苦しくないのだろうか。一途と執着の違いは何か。たった一人に愛を注ぐより、複数に愛をばら撒く方が健全?いつの間にか執着へと変貌した恋愛が禁忌の沼へと引きずり込む。
assam2005
2024/09/04 20:49

泥沼恋愛な本として教えてもらった一冊。途中まで「泥沼かぁ?」と疑っていたのですが…失礼しました、ガッツリ泥沼!教えていただき、ありがとうございました。

が「ナイス!」と言っています。
assam2005
蘭世の学生時代の仲間達、大人になったゆりえさん、日野くん、筒井くんの姿とその後が見られたのが嬉しい。さすが日野くん、ポンコツ過ぎ。(笑)後半は鈴世となるみのお話。懐かしのジョルジュ、サリ、そしてその子ども、ペックまで登場。ペック、あなたいつの間にどこに行っちゃってたのよ。(笑)うまーく俊の子どもに戻った時とリンクさせ、懐かしさ満載。今回はジョルジュの出番多。死神リストもタブレットに進化させ、アロン大王学生時代の人間界留学の成果を垣間見ました。ここまで浸透させるとは、アロンって意外と有能?(笑)
が「ナイス!」と言っています。
assam2005
「認知症の母、ダウン症の姉、酔っぱらいの父」この設定だけでもうクラクラする。久しぶりに実家に帰った作者さん。実家がエライことになっているのに気づき、そこから家族を支えることを決意する。家族だから辛いんですよね。どうしても気持ちが入ってしまうから。家族だから見捨てられなくて。家族だから容赦ない。家族をサポートしている人たちは同じ思いをしているんじゃないだろうか。時々見える家族の優しさが、介助側の心を縛り付け、良心を攻めてくる。優しさだけでは限界があるよね。共倒れにならないことを祈ります。
ぱるむ
2024/09/02 12:29

ホントそれなんですよー。介護は他人にお任せがいいなあと思ってます。家族だと変に甘えが出ちゃいますしね。

assam2005
2024/09/02 19:56

対価を払って他人に頼んだとしても、虐待という形で返ってくることもあるんですよね。時々ニュースで報道されるのを見て、私達はどうしてこんなに余裕がないんだろうって思います。国民性が原因か、社会が忙しすぎるのか、寿命を引き伸ばし過ぎなのか。

が「ナイス!」と言っています。
assam2005
短編5話収録。全て別々の、恋愛にメランコリックさを含んだ人達のお話。例えば、男女の双子、姉が選ぶ男はゲス男ばかり。毎回泣く姉に頼まれ、弟が姉の交際相手として白羽の矢を立てたのは職場で自分を助けてくれた上司。だが、段々と罪悪感に苛まれ…。ここにも病んだ姉が一人。いや、姉だけではなかったか。泥沼というよりはちょっと憂いを帯びた恋愛にハマる人達。長期戦ではこの憂いがしんどくなり、破綻する。恋愛が愛情に変わればよいのだが、憂いは苦しみに変える。しかし、こんなに浮気、不倫が多いとは。憂いがこれらを呼ぶのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/02/02(3670日経過)
記録初日
2014/04/14(3964日経過)
読んだ本
4141冊(1日平均1.04冊)
読んだページ
1089565ページ(1日平均274ページ)
感想・レビュー
3841件(投稿率92.8%)
本棚
26棚
性別
現住所
兵庫県
自己紹介

毎週図書館をはしごして読む本を確保しています。
最近は読書会企画と参加にチャレンジ中。
新しい本を探すために
皆さんのレビューを参考にさせてもらっています。
どうか今日も琴線に触れる本に出会えますように。

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