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2024年12月の読書メーターまとめ

まこみん
読んだ本
8
読んだページ
2407ページ
感想・レビュー
7
ナイス
453ナイス

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2024年12月に読んだ本
8

2024年12月のお気に入り登録
2

  • 中玉ケビン砂糖
  • Kircheis

2024年12月のお気に入られ登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まこみん
とある家族の異なった世代の女性達の、お金に纏わる連作。読みやすく話題も興味深かったが、自分自身に近い登場人物がいなかった事で単なるお話として読む。あえて定職に付かない安生とそんな男でも遺伝子が欲しいと離れないきなりや、親が借りた奨学金500万円の借財を持つ翔平と結婚する為に、祖母の申し出によって建替えて貰って祖母に低利息で返済する事になる美帆。人それぞれだけど私はどちらにも思い入れ出来ない。お祖母ちゃんの琴子さんだって、いつ纏まったお金がいる様になるか分からないのに。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月にナイスが最も多かったつぶやき

まこみん

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2024年12月の感想・レビュー一覧
7

まこみん
前々から気になっていた堂場さんの刑事シリーズ。戦中から戦後にかけての社会体制がガラリと変遷した中での刑事業。幼なじみの京橋署の高峰と特高の海老沢の、立場の違いを越えた信頼関係。戦後になって戦時中に解決出来なかった事件を執念で追い詰める高峰が、自宅待機になり妹を殺され抜け殻の様な日々を送る海老沢に、事件に関わって前を向いて欲しいと相談を持ち掛ける。作中の舞台台本は、そういう事だったと後で気付く。心に深く戦争を引き摺った人間の弱さは取返しが付かなく哀しい。
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まこみん
とある家族の異なった世代の女性達の、お金に纏わる連作。読みやすく話題も興味深かったが、自分自身に近い登場人物がいなかった事で単なるお話として読む。あえて定職に付かない安生とそんな男でも遺伝子が欲しいと離れないきなりや、親が借りた奨学金500万円の借財を持つ翔平と結婚する為に、祖母の申し出によって建替えて貰って祖母に低利息で返済する事になる美帆。人それぞれだけど私はどちらにも思い入れ出来ない。お祖母ちゃんの琴子さんだって、いつ纏まったお金がいる様になるか分からないのに。
が「ナイス!」と言っています。
まこみん
かなり以前に海外の小説で、似たような目覚めたら記憶喪失になっていた妻の話を読んだ事があった。やっぱり夫の慎也が怪しい気配、でも…。主人公の南がみる夢の「あの子を信じちゃ駄目」の正体にゾクッとなる。妹の小雪、義姉の祐未の思惑、認知症の義母。渚と晴哉のこの後のアナザーストーリーも読んでみたい。
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まこみん
6編の短編中、より一層表題に近いのが2作めのベイクショップだった。夢ばかり大きく行動は伴わない未怜に、オーブンをプレゼントしてしまった秀美は苛立ちからある行動に出る。未怜はこのまま浪費癖ばかりで怠惰な母親そっくりになっていきそう。ラーメン評論家の話は語り手が被害者加害者で反転していく面白さ。無性にラーメン食べたくなってしまう。トリアージ2020はコロナ禍の時、医療従事者も疲労困憊。坂の途中のマンション一階に住む妊婦と食材レシピを届けてくれる年配の婦人。これは良い話だった。
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まこみん
「ごんぎつねの夢を広めてくれ」この遺書の言葉の意味を追って話は進んでいく。クラス会に狐の面を付け散弾銃を発砲した男がSATに射殺され、その正体が恩師だった。ごんぎつねの話を紐解く為、作者の新美南吉の短い生涯を辿っていく。ごんぎつねの原稿が雑誌赤い鳥に載ったとき、主宰の鈴木三重吉に三百以上の直しを入れられ、文章は洗練されたが、南吉にとっては納得出来なかったのではないか。あまりにも救いのない終わり方以外に書き直しバージョンがあるのでは。他人に清書を頼んだ転写原稿の存在は。
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まこみん
63歳の売れない作家世津子が昔書いた小説「ウバステ」はドラマ化されたが、視聴率は悪かった。令和の現代になり、同年代の当時の仲間達とは今も交流がある。章ごとに織り込まれた昭和歌謡。年金の愚痴話、認知症、おひとり様の行旅死亡人、終の住処、折合いの悪い親族と遺産相続。還暦を過ぎると皆が気になる話題があちこちに。デスコーディネーターの存在必要度とは。百五歳の水口長老がまるで魔女の様。あと「まちぶせ」は女の私でも怖いと思っていた。色々刺さってやっぱりイヤミスな真梨さんでした。
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まこみん
一度は読んだ事のある作家さんばかりのアンソロジー。初めの青崎さんのは高校の卒業式に風邪で休んだクラスメイトの元へ学級委員の生徒が卒業証書とアルバムを持って家迄届けた状況の話で、こんな何気ない設定でも推理と驚きの場面があって嬉しい。次の秋吉さんの戦後の奇術師の話は、いつもの感じとは又違って、哀しいけどいい話。次の竹の話は以前に竹アンソロジーで読んでいて、竹林の妖しいあの雰囲気を思い出した。大山さんの話は犯人への導き方が流石だった。ラストの織守さんの遺産相続の話も良かったけど、想像が当たってしまった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/02/17(3627日経過)
記録初日
2013/02/22(4352日経過)
読んだ本
1221冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
425059ページ(1日平均97ページ)
感想・レビュー
956件(投稿率78.3%)
本棚
26棚
性別
職業
事務系
自己紹介

読書タイムは主に平日夜と休日にまとめ読みです。 まだまだ知らない作家さんも多いので、こちらを参考に視野を拡げたいと思っています。

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