直木賞受賞作品。本好きにはたまらない読み応えが半端なく、重みもある1冊。読んでいると獣の匂いがしてきました。狩猟の時に主人公と一緒に息を殺したりしました。主人公が熊爪って名前な事もあり、めちゃくちゃ熊に引っ張られますが、生命を感じ弱肉強食を感じ、凄く力強い作品です。ちょっと描写がエグくて、吐きそうなりながらも、最後の落とし所に少しえっ？！っとなりながらも、読んでよかったです。犬だけが癒し。

小学生向けに書かれたとありますが、大人の私にも響く、優しく可愛い青春が詰まった作品。大人の方が大切な何かを忘れている、という事を忘れていますよね。純粋な登場人物が愛おしくなります。

前作が面白くて続きを借りました。が、なんだかパンチが薄くなっていて少しダラダラ感もありました。でも私はこのシリーズ好きなので、続編希望です。

この作品の内容としては、日本製紙石巻工場の東日本大震災からの復興なんだろうけど、あぁノンフィクションなんだなと思い知らさせました。数ページ読んでは胸が苦しくなり読むのをやめて、、感情を整えてまた読み出す。たくさんの本を読んできた私ですが、こんな読み方をしたのは初めてです。絶対みんなに読んでほしい。考えてほしい。読書好きなのに紙に思いを馳せておらず申し訳なかったです。知る事が出来てよかった。

罪と赦しを書かせたらピカイチの薬丸さん。今回はヒリヒリしながら、落として上げる！的な今までの薬丸さんとは少しテイストが違う作品でした。決着が気になり引き込まれました。が、最後だけハッキリさせてないのが少し消化不良。野依さんが全てを乗り越えた姿を見たかったな。

前作よりあまり響く言葉がなくて残念。そんなみんな1人って気にするものなのかな？お金の使い方や時間の使い方、価値観が違うので自分が楽しめる事が誰かと重なればラッキーくらいに思ってます。

恥ずかしながらコーダという言葉を初めてしりました。周りにろう者やコーダの方がいない事もありますし、著者が書かれていたように、手話はいのちなので、安易に関わることに気が引けます。ハンデ関係なく、困った人を助け合えるのがいいなと思う私は偽善者なのかな。

再読。このタイトルを自分に言い聞かせたくて(笑)5年前初めて読んだ時よりは、そう思えるようなったかな？ご機嫌で生きないともったいないですよね。今日続編借りたので、そちらも響く言葉があるといいな。

恋愛詐欺師からのBL作品でした。知らずに読んでびっくり。性描写もわりと細かく描かれていたり、あの凪良ゆうさんがほんとに書いた？と読了後も半信半疑なくらいです。同性愛やからとか関係なく、話がベタなのが残念。どうせなら万里さんと偽装結婚して、アットホームな展開がよかったな。。

佐々さんのエッセイとルポタージュ。これまで出された作品の側面を知れたり、佐々さんの想いが伝わってきました。エリートなイメージだったのですが、森の奥で瞑想する日々を送っていたり、彷徨っていたのが驚きでした。あとがきで自分の病気や寿命を分かって過ごされていたことを知り涙がでます。佐々さんのノンフィクションを通して、知らなかった事実を教えてもらっていたので、もうそれがないと思うと悲しくて仕方ない。

続編を先に読んでしまった作品。旅を通して人と触れ合い、地元の美味しい料理を堪能して、でも最後にはいつもの場所に戻ってくるとおかえりと迎えてくれる人がいる。語彙力ない私が感想書くとつまらない作品みたいになって申し訳ない、、ほんと優しくて温かい作品でした！温泉とか入りに旅行に行きたくなりました。オススメです！

今回も猫ンズに癒されました。この世界観がとても好きです。前作より深みがありました。ただ猫に癒されるだけではなく、保護猫の話だったり寿命を考えさせられたり。会話が出来ない分、より愛おしさが増しますよね。みんながどんな時も笑顔であってほしい。

直木賞受賞作品。本好きにはたまらない読み応えが半端なく、重みもある1冊。読んでいると獣の匂いがしてきました。狩猟の時に主人公と一緒に息を殺したりしました。主人公が熊爪って名前な事もあり、めちゃくちゃ熊に引っ張られますが、生命を感じ弱肉強食を感じ、凄く力強い作品です。ちょっと描写がエグくて、吐きそうなりながらも、最後の落とし所に少しえっ？！っとなりながらも、読んでよかったです。犬だけが癒し。