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2024年10月の読書メーターまとめ

北東
読んだ本
17
読んだページ
4445ページ
感想・レビュー
13
ナイス
71ナイス

2024年10月に読んだ本
17

2024年10月のお気に入り登録
1

  • イトミン

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • イトミン

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

北東
ネタバレ上巻読了。この著者の本は「火星の人」を読んだことがあったのですが、その作品同様主人公が孤独に苦難に立たされるという状況であるのに悲壮感はなく、明るくコミカルに謎が明かされていくのが楽しい。科学知識も大体は高校の授業で教わる程度の難易度なので小難しさがなく、エンタメ性が高いのでSF初心者の方も楽しめそうな気がします。固体キセノンやアストロファージの設定はワクワク。逆にハードSFファンの方にはちょっと物足りないかも…?(下巻まで読んだら感想が変わるかもしれません)
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
13

北東
表題作は一文一文がとてもシンプルで短く、特別な出来事が書かれているわけではないのですかなんだか不安になってくる…でも不思議と格好良い文体。戯曲という物をあまり読んだ事がなくて比較できないのですが、物語というよりも詩を読んでいるような気持ちになりました。読んで個人的にとても好きだなと思ったのですが、どう良いかと聞かれると名状しがたく…ノーベル賞受賞理由の(言葉に出せないものに声を与える)というものに納得のできる作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
北東
良いことも書いてありますがすでに実行しているなというものも多く、ちょっと文章が冗長で…限りある時間を無駄にしてしまった感じ。レビューの多さで気になって読み始めましたが時間管理のノウハウがほしいと思い読み始めた個人的には合いませんでした。
が「ナイス!」と言っています。
北東
翻訳エッセイだと思って読みはじめたら著者の方が日本在住の方でびっくり。同じ世代の日本で暮らす女性ではありますが、日本とは全く違うルーマニアという共産国での生い立ちについて多く語られており、こんなにも違う環境が同じ時代にあるのだという事が解っていたけれども解っていなかったなと…。リアルに、身近で読みやすい文章で書かれておりとても貴重なものだなと思いました。やさしく詩的な眼差しが感じられる文体で好きです。日本はよく貧しくなったと言われますがまだ恵まれているよな…という気持ちにもなりました。
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北東
脳の中の幽霊を以前読んで面白かったのでこちらも。脳の錯覚関連の話はやはり面白くて好きです。
北東
宇宙や物理について、知らなかったことが色々とゆるいイラスト入りで網羅的で解説されておりわかりやすかったです。現代の宇宙理論を勉強したい人の入門として良いものの一つだと思います。
が「ナイス!」と言っています。
北東
仕事の参考になるかしらと思い読んでみたのですが、秋本先生があまりにまじめな方で、如何に楽しんで漫画を描くか、スケジュールを守っていくかという徹底具合に40年間週間連載の偉業は伊達じゃない…と思い知らされる本でした。仕事に対するストイックな姿勢に関してはあまりにも本人の素質の賜だと感じ参考には出来ないなと思ったのですが、納得感は強かったです。
が「ナイス!」と言っています。
北東
“かわいい”という一見緩く感じる概念に対しても研究者の方は沢山の統計を取ったり似た言葉や他の国の言葉と比較したり… 見た目のかわいいと意識の持ち方としてのかわいいの違いなど、あらゆるアプローチからの研究をされている事が新鮮で面白かったです。かわいさに弱さや可哀想さが含まれているという考え方は自分も元から思っていた見解だったので納得感がありました。
北東
ネタバレ主人公はモノローグで淡々と物語ってくれるのに、重要な部分はなかなか明らかにならず想像しながら読み進めるのが楽しい。本当に悔いなくやりきれた思いなのか、実際は後悔があったのではないか…。 「品格とは公衆の面前で衣服を脱ぎ捨てない事に帰着する」とどこかで語っていたけれど、モノローグの中ですら執事としてのそれを徹底している様子を感じられるのがなんだかこの主人公らしさが出ていて好ましかったです。この方の本の夕暮れのような優しい悲しいような読後感が好きなのですが、この物語ではその中に前向きさを感じられて良かった。
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北東
😭😭😭 今まで読んだ小説の中でも最も好きなものの一つかもしれません。久しぶりに小説を読み進める興奮で胸が苦しくなりました。今後の人生も色々なものを体験し、苦しみ、探り、間違え、愛し、生きていこうと思える物語でした。
北東
2024/10/08 02:52

原始仏教ってなんとなくもっと虚無的な、生の謳歌に意味を見出さないようなものかなと勝手にイメージして敬遠していたのですが、シッダールタを読んだらもしかしたらそうではないのかなと思えました。少し勉強してみたいです。

が「ナイス!」と言っています。
北東
ネタバレ上巻読了。この著者の本は「火星の人」を読んだことがあったのですが、その作品同様主人公が孤独に苦難に立たされるという状況であるのに悲壮感はなく、明るくコミカルに謎が明かされていくのが楽しい。科学知識も大体は高校の授業で教わる程度の難易度なので小難しさがなく、エンタメ性が高いのでSF初心者の方も楽しめそうな気がします。固体キセノンやアストロファージの設定はワクワク。逆にハードSFファンの方にはちょっと物足りないかも…?(下巻まで読んだら感想が変わるかもしれません)
が「ナイス!」と言っています。
北東
方法序説を読む前にまず解説書から読んでみよう…と何冊か読んだ内の一つ。方法序説やデカルトについて比較的コンパクトに解説されている印象。 デカルトに影響を与えた哲学者や言及されている研究者についてなど、方法序説がどのように読まれてきたのか…という視点からの解説が多かったように思います。言及されている本にいくつか気になるものがあり読んでみたいものが増えました。
が「ナイス!」と言っています。
北東
スピノザに興味を持ったので導入として読んでみました。 スピノザ哲学での重要な概念などが100ページほどで簡単に解説されてわかりやすかったです。スピノザ、なんだか好きになれそうだったのでこれを機に関連する他の本も読んでいきたいなと思えました。スピノザ以外にも興味があるけれどとっつきにくいな…と思う難しそうな本を読む前の導入として100分de 名著テキストシリーズは活用していきたいです。
が「ナイス!」と言っています。
北東
私の知識では難しい部分が多かったのですが、科学と非科学(オカルト等)とのつながりについての話がとても楽しく興味深く読めました。科学者たちが各々の持つ信仰と論理とをうまく擦り合わせながら探究していく姿がなんとも魅力的に感じられた。 量子力学についても書かれていたのですが、知識のない人間からすれば書かれている事がまるで魔法のように不思議で面白く感ぜられ、素人なりに勉強してみたくなりました。 相対性理論と量子論、因果と非因果がうまく重なる未来にはいつか立ち会えるのでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/17(3539日経過)
記録初日
2015/03/17(3539日経過)
読んだ本
316冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
84065ページ(1日平均23ページ)
感想・レビュー
15件(投稿率4.7%)
本棚
0棚
年齢
93歳
職業
事務系
現住所
北海道
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