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2024年10月の読書メーターまとめ

やすお
読んだ本
13
読んだページ
3244ページ
感想・レビュー
13
ナイス
221ナイス

2024年10月に読んだ本
13

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やすお
整備された登山道ではなく、自分で等高線を調べるなどして山を登るバリ山行。波多(はだ)は六甲山など近場で登山を楽しむ。会社の状況が危なくなってから、バリ山行を楽しんでいる同僚の妻鹿(めが)と登山する。藪を掻き分け前進する妻鹿、足跡をトレースしながら初めてのバリ山行をする波多。登山道が用意された人生(歩まされる道)であるなら、バリ山行は自分が切り開く人生である。厳しい道のりだが、そこには高揚と快楽がある。波多は妻鹿の道をトレースした。でも、最終的には自分の道は自分で見つけなければならない。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

やすお

いいペースで読書できました。印象に残った作品は「成瀬は天下を取りにいく」と「なれのはて」です。 →2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:3133ページ ナイス数:234ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/563205/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
13

やすお
整備された登山道ではなく、自分で等高線を調べるなどして山を登るバリ山行。波多(はだ)は六甲山など近場で登山を楽しむ。会社の状況が危なくなってから、バリ山行を楽しんでいる同僚の妻鹿(めが)と登山する。藪を掻き分け前進する妻鹿、足跡をトレースしながら初めてのバリ山行をする波多。登山道が用意された人生(歩まされる道)であるなら、バリ山行は自分が切り開く人生である。厳しい道のりだが、そこには高揚と快楽がある。波多は妻鹿の道をトレースした。でも、最終的には自分の道は自分で見つけなければならない。
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やすお
映画を観たことがあるのであらすじは覚えているが、小説は読んだことがなかった。「2001年~」を読んだ時と同じく、映画より小説の方が分かりやすい。クラークらしい、宇宙空間の静寂さの中に満ちる緊張感が読者をドキドキさせる。個人的にはディスカバリー号とレオーノフ号とのドッキングの場面がもっともドキドキした。木星から脱出するシーンもHAL9000との関係もありスリリングだ。それにしても、この時代のコンピュータはほぼ人間と同様の扱いをされているようで、この辺りは現在よりも少し遠い未来まで見据えているようだ。
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やすお
沿海州の国々たちが集まって、モンゴールにつくのかパロにつくのかを決める会議が行われる。同時にイシュトバーンは次の行動に出る。この巻も前巻と同様にこれからの展開のための準備のようだった。とはいえ、レムスは初陣を経験し、リンダの予言もあって、次への展開を楽しみにさせる。イシュトバーンの心の動きが忙しく、彼の次の行動がものすごく気になる。そしてグインは何をやっているのだろうか。まったく登場しなかった。
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やすお
お笑い芸人の高橋茂雄(サバンナ)さんが、観る方の将棋にはまり、その面白さを紹介している。私は子供のころに将棋をさしたことはあるが、現在は将棋との関りはない。将棋のニュースを見ると対戦をみたくなるが、これもなかなか時間がないのでなかなか見られない。本書は、観る将棋(いわゆる観る将)のススメである。著者の軽妙な語りは芸人らしくテンポが良く、一気に読んでしまった。最近は観る人のための環境が整っているので、難しそうな対戦も安心して観戦できそうだ。とりあえず著者のYouTubeを観るところから始めてみようかな。
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やすお
ネタバレ警察が龍機兵という二足歩行をするロボット(兵器といっていい)を導入して犯罪組織に立ち向かう。龍機兵に搭乗するのは警察と契約した傭兵である。武装した外人部隊(特捜部)を擁する警察という現実にはあり得ない世界設定であるが、物語では、特捜部と従来の警察組織との対立など、やけにリアルな組織の姿がある。物語は都内でテロを起こす組織に立ち向かう。今回は龍機兵の活躍が目立ったが、巨悪に迫るまではいかない。エンタメとしてアクションを楽しめた。
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やすお
この巻は平和を感じた。新たな展開を迎える前の、嵐の前の静けさといったところだろうか。今回はグインやイシュトバーンらとリンダやレムスとの別れもある(きっと再会するのだろうけど)。スカール黒太子が暴れ出す前の戦略もあり、これからどうなるのかの期待が否が応でも膨らむ。新しい展開に期待しながらも、というか、新しい展開に進むために、ぐっ、と力をためているような感じだった。
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やすお
ちょっと不思議な物語のSF短編集。その不思議な世界観にするっと入っていけるので、読んでいて気持ちが良い。収録作品数も多く、笑いあり涙ありのバラエティ豊かであるため、どの作品が好みなのかどうかは言いづらい。自分はSFの短篇作品はどちらかというと苦手意識があった。草上仁氏の作品は星新一氏のショートショートのように、一気に作品に引き込まれていくので楽しくすんなりと読める。
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やすお
小説が若い。登場人物が若い。そして当時の著者も若い。それが第一印象。偶然にもグリーンがよく似合う小説だと思った。内容的にはホラーと言ってもいいかもしれないが、暗い話ではないので恐怖はない。実際はしっかりとしたSFであり、初々しい二人が運命的に出会うボーイ・ミーツ・ガールのラブストーリーでもある。表題作以外では「週に一度のお食事を」と「宇宙魚顚末記」が収録されている。「宇宙魚顚末記」は背後にラブストーリーがあるらしいのだが、そんなことは読み取れず、新井素子らしい調子のコメディのようなSF作品である。
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やすお
ナリスとアムネリスの結婚式の前後だけで1巻になっている。時系列としては前巻「紅蓮の島」と同じ時期に、パロでの出来事で構成されている。ナリスの暗殺が予想される状況で行われる結婚の儀式であり、表の華やかさの裏に、真っ黒い陰謀がひそかに進む。もう陰謀に陰謀を重ねて、ストーリー的にはこうならないといけないのは分かるけど、それでもハラハラしながら読み進めた。これでひとつの山場を通過したような感じなので、次巻からの新たな展開に期待する。今回はグインが登場しなかったので、次はグインがメインになるのかな。
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やすお
「化人幻戯」と「堀越捜査一課長殿」の2作品を収録。「化人幻戯」は不可能犯罪物でかつ女の怖さがジワジワと効いてくるサスペンスがある。むしろ謎解きよりも女の不可解な行動のインパクトが大きい。女に翻弄される男たちであるが、どこか満足げなところが犯罪に結びついてしまうのはいたしかたないのだろうか。「堀越捜査一課長殿」は手紙で犯罪を告白する作品。推理小説と手紙での告白は相性が悪いような気がした。
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やすお
映画のために書かれた本作品であるが、ディスカバリー号の行き先が木星ではなく土星だったりなど、映画の進行との兼ね合い(おそらく予算とも)もあり、少しストーリーが異なる。といっても作品の本質が変わるほどのものではない。私は本作品をあらかた読んだところで映画を観てみた。すると、映像の意味するものがすんなりと入ってきて、映画の表現の素晴らしさを再認識できた。もちろん、小説も映画のシーンが頭に浮かんで、より生き生きとしたシーンを楽しめる。人類というか文明の始まりから次世代に交代するまでの壮大な物語だった。
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やすお
作家・ジョン・ディクスン・カーの特集。といっても作家にスポットをあてるのではなく、密室殺人などの不可能犯罪ミステリ作品を特集した感じである。“密室”というだけでドキドキしてしまう方も多いだろう。そんなトリックを扱った短篇などを紹介している。「昆虫絞首刑執行人」が面白く読めた。ジョン・ディクスン・カーの作品を読んだことがないので、「三つの棺」くらいは読みたいなと思う。連載では「機龍警察 漆黒社会」が開始。最初の事件の酸鼻さが頭に残った。
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やすお
マリウス(ナリスの弟)が正体を隠してモンゴールのミアエル公子と主従以上の関係となる。ナリスの命とはいえミアエルに対する仕打ちは冷酷である。それ以上に、今回はほぼ登場しないナリスが心の奥に持っているものが何か想像するだけで怖くなった。グイン一行は海賊船から脱出した島で海賊や未知の怪物と対峙する。島でのエピソードは古代のテクノロジーと絡んでいそう。いろいろ物語は動いたが、心に残ったのはマリウスとその周りにいる暖かな人々との交流だった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/30(3528日経過)
記録初日
2015/07/03(3433日経過)
読んだ本
1103冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
356793ページ(1日平均103ページ)
感想・レビュー
1103件(投稿率100.0%)
本棚
2棚
性別
職業
その他
現住所
神奈川県
外部サイト
URL/ブログ
http://netzakki.seesaa.net/
自己紹介

SFとミステリーが好きで、よく読んでいます。純文学の面白さが少し分かるようになってきたような気がしています。

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