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2024年10月の読書メーターまとめ

taiko
読んだ本
9
読んだページ
2932ページ
感想・レビュー
9
ナイス
725ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月のお気に入り登録
9

  • mm
  • りんご
  • たかし
  • 大和桜289
  • くりきんとん99
  • あめ
  • びぃごろ
  • パトラッシュ
  • Mami

2024年10月のお気に入られ登録
4

  • りんご
  • 大和桜289
  • Mami
  • パトラッシュ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

taiko
再読。親の庇護下にある子供は、自分でその環境を選ぶことは難しく、その親が大人になった時にも自立阻む存在であった場合、その先の人生を不自由なものにしていくこともある。そんな立場にいた暁海と櫂は、心から求め合っていたはずなのに、運命は意地悪だ。些細な出来事、すれ違いが歯痒く、見ている側からは刹那くて辛い。その匙加減が絶妙で、上手いなと感心した。客観的に見ていたはずなのに、すぐその世界観に引き込まれ、物語の片隅にいさせてもらいながら、あっという間に読了。暁海が選んできたものは、かなり遠回りだったけど、→続く
taiko
2024/10/01 17:22

続き→ あの環境下での自立への道に確実に繋がっていた。瞳子さんと北原先生の存在があって本当に良かった。 図書館で順番待ちをしている「星を編む」がいよいよ回ってきそう。楽しみ。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

taiko

なんと! 8/15に発売されてた!!! 図書館にはまだ入荷されてない。 買うか?買う?

なんと!
8/15に発売されてた!!!
図書館にはまだ入荷されてない。
買うか?買う?
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

taiko
9年ぶりの再読、らしいという位失念していた作品。感受性の豊かなツマと、その夫ムコさん。一見平和な夫婦には、ムコの背中にある鳥の刺青に象徴される秘密があった。ツマの語りで表されるシーンと、それを捕捉するようなムコの日記。些細な日常でさえ、捉え方は違う。ムコの包容力で成り立っていた夫婦なのかも。後半に起こる出来事を乗り越えて、ツマとムコは夫婦の絆を深めた。夫婦ってそれぞれ。全部完璧でなくても、情で繋がっていくものもあったり、きっとそれでいいのかも、と思った。脇を固めるカタカナで表現される登場人物?達が魅力的。
が「ナイス!」と言っています。
taiko
ネタバレとあるお武家の若者が芝居小屋で2年前の仇討ちについて話を聞く。誰もが口を揃えて菊之助を褒め、見事な仇討ちだったと言うのだが、話を聞いていくうちに少しずつ仇討ちの真実が明かされていく。…めちゃくちゃ面白かった。時代物だし初めましての作家さんだし、手に取る事を悩んでいたけれど、さすが直木賞受賞作、侮れない。戯作者の金治とお妙の関係がわかった所で、そうだったらいいなという結末が見えた。役者は揃ってる、それしかない、そう望みながら読み進めた。見事に回収、無駄な人が1人もいない納得のエンディング。良い出会いだった。
が「ナイス!」と言っています。
taiko
東京モノレールで働く人たちの物語。総務部、乗務員、駅社員、施設点検担当。どんな仕事にも役割があり、その人達にも日常がある。日常を淡々と描く、著者らしい作品だった。 モノレール、しばらく乗っていないなー。羽田に向かう際に乗る時はワクワクするし、羽田から戻る時はホッとする。懐かしい気持ちになった。羽田空港に遊びにいくことなくなったけれど、久しぶりにモノレールに乗って、出掛けてみたくなった。 この作品を書くに至った著者のあとがきの後にある「おまけ」が良かった。思わずニヤけた。
が「ナイス!」と言っています。
taiko
ルイ15世が崩御しアントワネットは王妃となった。ポリニャック夫人との出会い、宮殿内での贅沢三昧。確かに歴史に残る悪女たるものとは言え、この時代誰が王妃であっても同じようなことは起こったのだろう。首飾り事件はまさにベルばらの絵を思い出した。ジャンヌの涙ぼくろ印象的だった。革命が始まり国外逃亡、幽閉、処刑と、王妃達の運命は一気に地の底へ。アントワネットが妻として母として過ごした時間が丁寧に描かれていて良かった。アントワネットもこのトワネットちゃんの様に、楽しかったと思っていたらいいのにと願わずにはいられない。
が「ナイス!」と言っています。
taiko
ベルばら世代、遠藤周作氏の王妃マリーアントワネットは既読。その前提で読む今作品はとても面白い。ギャル語?には驚くものの、実際14歳のお姫様の心内なんて、こんなものだったかもと思わせる設定が最高!政略結婚でフランス王室に嫁いだアントワネット。しきたりや様々な策略で人の心に付け入る人達に振り回される幼い王太子妃。この先の悲劇を思うと誰か正しい人がそばに居れば、と思ってしまう。フェルセンと出会い、ルイ15世の逝去で終わった。次巻では、アントワネットの最期まで描かれるのだろう。どんな風に?期待をしてしまう。
が「ナイス!」と言っています。
taiko
ネタバレ何度も読んだ大好きなシリーズの完結編。読み終わりたくないけど、先は知りたい。そのジレンマに陥りながら大切に読ませていただいた。耀子は38歳になり、浪人中の娘瀬里、単身渡米している夫龍治との関係性に悩んでいた。立海は34歳。改めてその年齢のリュウカくんを想像するとドキドキする。龍治が耀子のピンチを助けた時のように瀬里たちのピンチを救う立海。スマートに登場するたびに、私は龍治を思い出した。耀子だけは龍治の車を運転することを許され、助手席で寛いでいた、なんて話はたまらない。立海も龍治も魅力的過ぎる。→続く
が「ナイス!」と言っています。
taiko
「汝、星のごとく」から間をあけずに読めたことを幸せに思う。 3部からなる連作。まずは北原先生の過去が明かされる第1部。なるほど、あの掴みどころのなさはそれ故か、と納得。この設定は前作の段階であったのかを著者に聞いてみたい。第2部は櫂の担当編集者2人のその後。この2人が櫂にこだわってくれたことに感謝したい。こんな未来、前作の段階では想像をしていなかった。そしてラスト、暁海のその後。櫂への想いを胸に、そして公言しながら暮らす暁海。とは言え、北原先生と生きて暮らす中で、今までになかった気持ちは確実に→続く
taiko
2024/10/06 20:43

続き→ うまれていて、お互いにそれを自覚し認め合い、物語は展開していく。歳を重ね、普通とは違いながらも、人は人自分は自分と自分達の人生を生きていた2人。強いなと感心する。 暁海の枷となっていたお母さんが自立出来たのも良かった。時は流れるということか。 誰もが自分の人生を自分で選ぶ自由があるということを、常に語りかけて来た物語。続編だから当たり前だけど、これ単体で読むことはあまりおすすめしたくない。未読の方は是非、前作から読んで欲しいと思う。

が「ナイス!」と言っています。
taiko
インパクトの強いタイトル。夫がいる時には読むことが出来ず、図書館から借りてきてから背表紙を裏側にして置いておいた私。後ろめたさがある訳ではありません。著者の作品は「ワンダフル・ライフ」から2作品目。極端にイメージが違い驚いた。エンタメ色の強いミステリー。夫婦円満でも多少の不満はあるもので、同じ立場の女同士が集まれば、今作と同様愚痴大会はあって当たり前。でもそれは本音ではなく、軽い気持ちのブラックジョーク。でも夫達は聞きたくないだろうし、だから私も本を裏返していた訳で。主人公の麻矢夫婦は昔に戻れるのか→続く
taiko
2024/10/04 17:44

続き→ わだかまりは残らないか、はこの中では分からなかったけれど、最後に出てくる事件のようなことは実際にあるので、ヒヤリとしながら読み終えるが正解なのだろう。

が「ナイス!」と言っています。
taiko
再読。親の庇護下にある子供は、自分でその環境を選ぶことは難しく、その親が大人になった時にも自立阻む存在であった場合、その先の人生を不自由なものにしていくこともある。そんな立場にいた暁海と櫂は、心から求め合っていたはずなのに、運命は意地悪だ。些細な出来事、すれ違いが歯痒く、見ている側からは刹那くて辛い。その匙加減が絶妙で、上手いなと感心した。客観的に見ていたはずなのに、すぐその世界観に引き込まれ、物語の片隅にいさせてもらいながら、あっという間に読了。暁海が選んできたものは、かなり遠回りだったけど、→続く
taiko
2024/10/01 17:22

続き→ あの環境下での自立への道に確実に繋がっていた。瞳子さんと北原先生の存在があって本当に良かった。 図書館で順番待ちをしている「星を編む」がいよいよ回ってきそう。楽しみ。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/18(3507日経過)
記録初日
2014/10/04(3703日経過)
読んだ本
1552冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
459010ページ(1日平均123ページ)
感想・レビュー
1396件(投稿率89.9%)
本棚
10棚
性別
血液型
O型
職業
主婦
自己紹介

改めてまして、taikoです。
よろしくお願いします。

もっぱら図書館利用のため、最新刊には、なかなか縁がありません。
ベストセラーは、あまり手に取らない天邪鬼。
皆さまのお勧め本を、次々探しては、読み漁っています。

読書記録として始めた読書メーターでしたが、今ではすっかりはまり、お気に入りさんのレビューを見ながら、読みたい本が増え続ける毎日です。

ずら~っと、本の並ぶ姿が好きですが、大きな本棚を持つのは不可能なので、読書メーターが私の大切な本棚。
最近は、読みたい本が並ぶ率が高くなっているます。

図書館で選ぶ本は、主に、レビューを参考にさせてもらっています。

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