【ブックカルテ 選書】 誰もが知ってる遊びにちょっとルールを新しく追加すると、こんなにも斬新なゲームになるんだ。発想が凄い。そして、キャラクターもそれぞれ個性豊かでおもしろかった。

★★★★☆ 『夜の写本師』に心奪われ、このシリーズに足を踏み入れました。今回も濃厚なファンタジー。読後の余韻が深い。素晴らしい物語に触れられた。個人的にはタゼンがお気に入りキャラ。

【もくじ堂　選書】 正直言うと、序盤読むのがしんどかった。でも主人公がとあるきっかけで変わった瞬間から凄く面白くなった。そこまでは是非しんぼうして読んでほしい…。ラストは美しく、爽快。

★☆☆☆☆ 小川洋子さんの作品は好きなのに、本書は合わなかった…。楽しめなくて残念。

★★★☆☆ 「老人と海」を読んでヘミングウェイに興味を持った。こういうエッセイもあるよ、とおすすめされて。若き日のパリでの生活を書いた本書が事実上の遺作になるとは。小説の方も読んでみたい。

【ブックカルテ 選書】 民俗学とミステリーということだが、難しさは感じない。さらりと読める。ただ、行く先々で事件にあうなぁとは思ったけど。だいだらぼっちの話が好きかな。

【ブックカルテ 選書】 誰もが知ってる遊びにちょっとルールを新しく追加すると、こんなにも斬新なゲームになるんだ。発想が凄い。そして、キャラクターもそれぞれ個性豊かでおもしろかった。

【ブックカルテ 選書】 タイトルから想像していた内容とは違ったけど、いい意味で裏切られた。設楽了と貴水の関係も思えば歪だけど、魔女役の生徒達もなかなか歪。犯人…というわけじゃないけど、最後はこの子に行き着くんだ。でも、最初の一歩は貴水だった。

【ブックカルテ 選書】 昔テレビでやっていたキョンシーのドラマのテンテンを思い出した。懐かしい…。作品自体は賛否ありそうだなと思ったけど、私は楽しめた。ラストはやはりそうなっちゃうか…と悲しくなったり。それにしても、面倒くさい奴が独裁者になると、本当に面倒くさい。

【ブックカルテ 選書】 男子校のノリがおもしろいとおもしろくないのギリギリの絶妙なライン。ラストは切ない。

【もくじ堂　選書】 そういうラストになるのか！段々と明かされる謎にまたしても「予想と違った…」となりました。謎解きのセンスゼロ…。でも、上巻より読みやすかったのは、きっと世界観に慣れたから。おもしろい読書でした。

【もくじ堂 選書】 不思議な世界観。ありとあらゆるものが曖昧で、しかし確実に存在している。疑わしい人もそうでない人も怪しく見えてしまう。夏の間に読みたかったのにこの時期になってしまったけど、でもまあ、悪くない。気になるところで終わったので、引き続き下巻を読みます。

★★★★☆ どうしても宮中某重大事件のイメージが強く、黒幕、みたいな印象が強かったが、彼もまたこの国の為に生きた人だった。ロシアの危険性を常に感じ、動いていたところとか、軍人ゆえの着眼点かなと思った。幕末から大正まで生きた彼は骨太な政治家だった。今こそ存在してほしい。でも、彼の本質は武士だったんだろうな…と感じた。