私たちは必ず自己の能力の限界にぶつかります、そうして自己の絶対的な無力に出会います、重要なのはその瞬間です、有限なる人間にはどうすることもできない次元が存在するそのことを深く認識した時他力が働くのです、そしてその瞬間私たちは大切なものと邂逅しあっと驚きます、これが偶然の瞬間です、重要なのは私たちが偶然を呼び込む器になることです、そしてこの器にやってくるものが利他です、器に盛られた不定形の利他はいずれ誰かの手に取られます、その受け手の潜在的な力が引き出された時、利他は姿を現し起動し始めます
飲み会の後、かつて白鳳時代に建てられていて今は公園になっている廃寺跡を通った、何故か東大寺の境内の裏側の方に雰囲気が似ているので結構気に入っているのだが、今は跡が残っているだけで、もし建物が残っていたら薬師寺ぐらいの国宝だったのにと思っている、冬の初めで雨も降り夜も更けていたので塔や金堂跡の礎石の辺りはスゴい雰囲気だ、空を見ると雨雲の間からたまたま冬の星空が見えた、久しぶりに星を見たなーと思いながら、その後1時間半かけて歩いて帰った
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