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んりくき
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「ソラシリーズ」初読。現代日本の並行世界とも言える日本が舞台。ここでは、警察類似行為すなわち私立探偵としての活動が犯罪行為とされている。昨今の名探偵は警察に捜査協力を依頼され、各種情報も提供されるという上げ膳据え膳(?)の環境下にあるが、本作はそれらを排除することで、ガチガチのパズラー探偵小説を目指すのかと思いきや、そうでもなかった。前触れなく唐突に解き明かされるトリックに違和感。やや重いミステリ青春小説ということになるのか。本作はエピソード0的な感じなので、続編に期待したい。(3.5点/5点満点)
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んりくき
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ネタバレ薬丸作品は「虚夢」に続き2作目。13歳の少年3人に妻・祥子を殺害された桧山の行き場のない怒り、哀しみ、やるせなさが胸に響いた。もし、自分の大切な人が殺害されたら、犯人もしくはその大切な人へ復讐して同じ苦しみを与えてやりたいと思っていたが、そんな単純、短絡なものではないことを桧山から教わった。少年法という社会問題をテーマとしながらも、少年犯罪の加害者、遺族という関係性で実はつながっていた登場人物達、祥子の殺害という事件に至った原因、理由が紐解かれていく様子は謎解きとしても素晴らしい。(4.5点/5点満点)
H!deking

面白いですよね~!機会ありましたら、友罪もオススメです!

06/09 21:41
んりくき

コメントありがとうございます! 今薬丸さんは「闇の底」と「逃走」が積読状態なので、『読みたい本』に登録しておきます!

06/09 21:50
0255文字
んりくき
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「十字屋敷のピエロ」というタイトルから、スティーヴン・キング作品「IT」のような殺人鬼ピエロが登場するのかと思いきや、登場するのはピエロの人形。ならば、こたつで推理する?のかと思いきや、それでもなく、本作のピエロ人形は、事件・犯行の目撃者であり、読者のワトソン役を果たす。この試みは面白いと思ったが、せっかくのギミックなのだから、もっとホラー・オカルト色を出しても良かったかも。トリック等については、とりたてて論じるほどではない。全体を通して赤川次郎作品テイストで、サクサク読める。(3.5点/5点満点)
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んりくき
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ネタバレ問題作。(結果的に)事件とはあまり関連性のない情景描写等が冗長で、正直読み進めるのに苦労した。犯行を指摘された「犯人」がやたら物わかりよく犯行を認めてしまうことにやや違和感を覚えながらも、少女探偵のみかげのキャラは良く、第1部読了時点では、まあまあの評価だった。しかし、舞台が18年後の第2部が急展開。第1部の事件の真犯人について指摘があるのだが、そのトリックは、かの「六とん」と同じ世界観。バカミストリックは嫌いではありませんが、王道な中に、いきなり放り込むのは勘弁してください。(2.0点/5点満点)
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んりくき
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雫井作品は「犯人に告ぐ」以来2作目でしたが、勝るとも劣らない面白さでした。特に雫井さんは、主人公以外の脇役のキャラの立たせ方がすごく上手いと思う。「犯人〜」の植草や、本作の俊郎の感じの悪さときたら。本作は恐怖の隣人モノ。武内はもちろん過剰ではあるが、決して異常だとは思えなかった。誰でも多かれ少なかれ持っている感情の範疇かと。だからこそ、リアルで余計に怖く感じた。そして、武内がとても哀しい。小説よりもドラマ版の方がより強くそこを描きだそうとしているように感じる。(4.0点/5点満点)
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んりくき
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ネタバレ初の中山千里読み。個人的には下記二点が釈然としない。一つは(他のミステリにも見られるが)精神医学の知識を用い実行犯を操るという点(医学的には可能なのかもしれないが、これを認めると何でもアリにならないか?)。もう一つは、ナツオを男とミスリードさせる為の「自分のモノとは〜大きさも違う」という表現(これはフェアか?)。また、特にグロ描写が必要以上に多いし、特別な重要な伏線があると思えない警察署襲撃の件も冗長。最後真相が二転三転する展開は面白いと思うが、トータルでは上述の通り好みではない。(2.8点/5点満点)
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んりくき
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困った上司・部下への対処法を通し、勤め人としての心構えと、組織・人事とはかくあるべしを説いた本作。特に上と下の板挟みで悩み多き中間管理職(新任課長や次期課長候補)にぴったりという印象。内容はどれももっともでうなずけるものが多いが、登場する上司がややオールドファッションな感じは否めない。20年以上前の発刊なので、それは仕方ないか。本作の最後の警句として記されていた「よいことを言っているからといって、その人が、その通りしているとは限らない。」これは自分でも戒めたいと思う。 (3.0点/5点満点)
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んりくき
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ネタバレ刑事、検察官等により、無実の者が上司殺しの容疑者そして受刑者へと仕立て上げられていく手法が怖ろしい。朴訥な青年・江木は、人生初の恋人・由梨恵との幸せを満喫していた最中、この冤罪に見舞われる。結果論だが、この由梨恵と出会い、つきあったことが、この悲劇の発端となったとも言え、何とも皮肉で悲しい。復讐の為の殺人を重ね、警戒が強まる中、江木は目撃されることなく殺人を重ねていく。ミステリのジャンルは「見えない犯人」モノ(現代では違和感を覚えるが)。全体としては、江木に感情移入でき、面白かった。(3.5点/5点満点)
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読んだ本
36

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読書データ

プロフィール

登録日
2015/08/06(3542日経過)
記録初日
2016/03/01(3334日経過)
読んだ本
36冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
14057ページ(1日平均4ページ)
感想・レビュー
24件(投稿率66.7%)
本棚
4棚
性別
自己紹介

ミステリが大好物。その他では、スポーツ系のノンフィクションも結構好きです。

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