目を引く異質なサイズ感と薄さ、そしてこのタイトル。あまりにも気になりすぎて購入。肝試し体験談がなぜ口に関するアンケートになるのか。こんなに薄いのにしっかり驚かされました。夏にあの音を聞きながら読むのが1番効果が出ると思う。

館、密室、タイムリープ。もうこれだけで複雑怪奇。実際何が起きたのか最初は分からなかったー！図解があるのが有難いけれど、それでも最初は混乱。確かにこれは超連続だ。

曖昧な終わり方とも思えるけれど、妙にスッキリとした爽やかな読了感。なんだかすぐ隣を空色の胴乱の少女が駆け抜けて行ったような気がします。スキマワラシって言葉の響き、好きだなぁ。

目を引く異質なサイズ感と薄さ、そしてこのタイトル。あまりにも気になりすぎて購入。肝試し体験談がなぜ口に関するアンケートになるのか。こんなに薄いのにしっかり驚かされました。夏にあの音を聞きながら読むのが1番効果が出ると思う。

最新版なので正に『今』の言葉という感じがするエッセイの数々。ちょっとずつ読むつもりがあっという間に読み終わってしまいました。たなかみさきさんの『人生のバランスをとっている』っていう言葉が好き。

晩年の百介がかつての日々を想い出し語る物語。前作2作で描かれていなかったエピソードの数々は相変わらずお見事。あれから数十年。時代が変わってかつてのような仕掛け自体が困難になったとしても、彼らならまだ何かやってくれるような気がします。

これは凄い。正直、初めは何が起きたか分からなかったけど、じわじわ意味が浸透してくると、猛烈にページを戻りたくなってしまった。意外と広い意味で存在する『呪い』の数々。もし身近にあるのであれば早急に対処すべきなのかもですが、でも一方でソレに気づきたくないような気もする。複雑な心境です。