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2024年12月の読書メーターまとめ

かおりん
読んだ本
18
読んだページ
4883ページ
感想・レビュー
18
ナイス
994ナイス

2024年12月に読んだ本
18

2024年12月のお気に入り登録
3

  • 凛
  • 修一朗
  • 昼寝猫

2024年12月のお気に入られ登録
2

  • 修一朗
  • ののみん

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かおりん
ネタバレ葬儀社「芥子実庵」にまつわる連作短編集。親友が自死し葬儀を担当する真奈。一緒に見送る楓子は夫に束縛されている。真奈の彼は仕事を辞めてほしいと言う。元夫の恋人の葬儀を手伝う花屋。何があっても故人様の最後の時間を見出してはだめ。苛められた男に再会した新人社員の話はきつかった。昔の恋人を見送りに来て彼の婚約者に会う。心の中に故人の思い出があれば話ができる。死を受け止めることや仕事に貴賤はないことなど、理屈ではわかっていても難しい。登場人物の気持ちの揺れや経験を追体験して心がざわざわした。社長のキャラがいい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月にナイスが最も多かったつぶやき

かおりん

神戸のドローンショーを見るために待機中。BE KOBEの人だかりと歓声すごい!

神戸のドローンショーを見るために待機中。BE KOBEの人だかりと歓声すごい!
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
18

かおりん
レビー小体型認知症の祖父、楓、岩田、四季に加えて、祖父のかつての教え子我妻が登場。岩田の父が消えた「サンタクロースを見た男」は切ない。楓は岩田と四季に守られトラウマ脱却しつつあったのに。。。四季が冷たくなった理由を知ってホッとした。今作も不可解な謎をすっきり解決してくれる。さすが名探偵。もしかしたら薬が効いたかも、と希望をもったけどそう甘くない現実と折り合う楓。恋も気になるけど、祖父やすずさんが幸せにいられることを願う。
イケメンつんちゃ
2024/12/30 21:50

ナイス☝️ ありがとうございます🙇‍♂️ たいへん嬉しいです🍉 今年もあとわずか📝 来年も宜しくお願いいたします🙇‍♂️

かおりん
2024/12/31 23:11

こちらこそよろしくお願いします!来年もいい本といい人にめぐりあえますように(•ө•)♡

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かおりん
レビー小体型認知症の元校長の祖父は幻視や記憶障害がある。27歳の孫の楓が身の回りにおきた謎を話してきかせると、祖父はさらりと謎解きをしてくれる。「煙草を一本くれないか」の言葉でシャキッとする祖父はなんだかかわいらしい。古典作品や作家も時折でてきて様々な本を読み込まれてきたのが分かる。同僚の岩田先生、変人の四季くんの存在がいい。祖父の病気、楓のトラウマやストーカー被害など重さもあるけど素敵な話だった。2023年『このミステリーがすごい!』大賞
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かおりん
トヨタ自動車の創業者・喜一郎と御曹司・章男の夢と苦難。タイムリープを何度も繰り返すアキオは様々な人に乗り移る。封印した木箱が鍵で奇想天外な話でもあるがトヨタの神髄を感じた。トヨタが自動織機の会社から車に軸を移したのは夢と熱意のなせる技。創業家の不条理さやつらさは大企業ならではか。戦争や合併、左遷などにもまけず夢を追い仲間を作った喜一郎と章男。トップになっても初心を忘れなければ様々な困難にも立ち向かえる!時代がよく変わり少々読みづらいけどおもしろかった。
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かおりん
「ワンダー」の絵本。見た目が違うオギー。ママは「あなたの代わりはいない、あなたはワンダー、奇跡の子よ」って言う。でも、そう思わない人たちもいる。見た目を変えることなんてできないけど、もしかしたら、もしかしたら人は、見かたをかえることが出来る。みんながやさしい心でいられるといいな。
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かおりん
ネタバレおなじみの昔話をモチーフに、複数の話を融合させて、なおかつミステリー要素満載でおもしろかった。死体が出てくるけれど怖さよりも、謎解きのおもしろさが勝る。こぶとりじいさんじいさん、陰陽師、耳なし芳一、舌切雀、笠地蔵、金太郎。若返りの水や雪女、姥捨て令。今の子どもらはどのくらいオリジナルを知っているかな?!
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かおりん
ネタバレ萩焼の伝説の土を探す元カメラマン。都会から移住した負け犬WEBデザイナー。犬とオオカミの違いや家畜化の話は頷けた。「祈りの破片」は空き家対策で被爆石や資料をみつける。表題作はウミガメに興味を持ち卵を盗み飼育しようとする少女の話。自らを子ガメに投影していたと気づく。自然保護の厳しい現実、ままならないことを理解し乗り越えていく。科学知識もほんの少し頭に残り、心揺さぶられる人間ドラマでもある。
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かおりん
ネタバレ死蝋とは死体が長時間、水中や地中などに置かれた場合、脂肪が分解してカルシウムやマグネシウムと結合して石鹸様になったもの。本当にあるのに吃驚。時折挟まれる「影」の話が気になった。様々な殺人事件がおこる。児童ポルノ、ジュニアアイドル、性搾取する大人と歪んでいく子ども。愛情を求めただけなのに。。。「他人のために泣けるのは、いい人だけだ」 屋根裏や狭い所を移り住む心情は闇しかない。和井田と白石と果子の日常にほっこりしながらも、実花の気持ち悪さがそれを勝る。
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かおりん
わらべうたのおおかみさんの絵本かと思ったけど、ちょっと違った。おおかみの1年を紹介していく。おとぎ話のキャラクター、三びきの子ぶた、赤ずきん、人魚姫とかでてきて絵がとってもかわいい。
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かおりん
ネタバレ行き場のない母子を守る「のばらのいえ」運営の夫婦の歪みが全般ににじむ。紘果も祐希も運が悪かったとしか思えない。まともな大人がいたら、支えてくれる人がいたらよかったのに。悪人の罪を一緒に背負うことはない。やり方はちがっても、幸せになるために自分や大切な人を守れたことは良かった。重苦しさがすごくて読後感は良くない。
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かおりん
ネタバレ報道局からイベント事業部に異動させられた守屋は、同僚の吾妻の企画に振り回され、その裏にあるモノに心動かされる。たった1枚の作者不詳の絵に隠された一族の生き方や非業に切なさと悲しみを感じた。隠したい過去を掘り起こしたことは様々な人の心を乱したが、猪俣勇、道生の生き方や背景がわかって良かった。土崎や日本の石油について知らなかった。「正しさは振りかざすだけの矛ではない。他者を守るための盾でもある」重厚な人間ドラマ、ミステリーだった。
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かおりん
ネタバレ高校の図書館に勤める学校司書の駒子と出入りの書店員が、本にまつわる様々な謎を解決していく。守秘義務はないのか?と思わないではなかったが、針谷の敏腕ぶりにびっくり。今まで読んできた本がいろいろ紹介されていて目を引いた。著者は元書店員。
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かおりん
ネタバレ分譲住宅に越してきた住人たちはそこがいわくつきだと知らなかった。前は往年のスターが建てたアパートがあり殺人事件があった。そして新居に来た人たちも次々に亡くなる。引っ越しの挨拶品がエルメスの付箋に高級オリーブオイルにハムにスポンジ。過去の事件をないことにした叔母、怪しい映画監督、記憶が戻った女優。住民たちのマウントや異臭騒ぎ、食中毒か狂犬病かといろんな要素がてんこ盛りでまさにノンストップイヤミス。おもしろかった。
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かおりん
ネタバレ離婚して1年、仕事はしていても荒んだ生活の幸彦。山の上の家事学校を勧められ行ってみる。料理や洗濯など生活全般を教えてくれる学校に行き、過去の自分を省みる幸彦とは反対に馴染めない人やセクハラもある。元妻の苦しみも知り、娘ともいい関係でいられそう。「男は外、女は内」からワンオペの現代、男にもっとしっかりしろ!と言いたい。世代的にすごく共感出来ておもしろかった。でも今の20代男性は家事育児ができる人もかなりいるし、高齢男性だと一蹴する人もいそう。
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かおりん
ほんと近うてもええトコ、いっぱい!ほぼ行ったことあるとこばかりだけど、写真やレイアウトがよすぎる。もっとディープだったり寂れてたりするけど、ええトコ載せすぎ。だからまた行ってみよ、こんな店あんねや、と思う。北野・元町、芦屋・岡本、中崎町はしばらくいってないから行きたい。多分1日でまわれる(●´ϖ`●)
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かおりん
東京モノレールに関連する連作短編集。総務部、運輸部・業務区乗務員、営業部・駅社員、技術部・施設区線路。小野寺さんらしいその土地と人を丁寧に描く人間ドラマ。近くに住んでいたら空港に行くためにモノレールにのって気分を上げるのはいいな。
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かおりん
まさに日記。小学生のグレッグの学校での話や友達、家族との日常がイラスト付きで書かれている。作者はデザイナーだけあってイラストがすごくかわいい。いろいろな事件が起こるけどグレッグの性格が分かるとにくめない。中井はるのさんの訳がうまい。
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かおりん
ネタバレ葬儀社「芥子実庵」にまつわる連作短編集。親友が自死し葬儀を担当する真奈。一緒に見送る楓子は夫に束縛されている。真奈の彼は仕事を辞めてほしいと言う。元夫の恋人の葬儀を手伝う花屋。何があっても故人様の最後の時間を見出してはだめ。苛められた男に再会した新人社員の話はきつかった。昔の恋人を見送りに来て彼の婚約者に会う。心の中に故人の思い出があれば話ができる。死を受け止めることや仕事に貴賤はないことなど、理屈ではわかっていても難しい。登場人物の気持ちの揺れや経験を追体験して心がざわざわした。社長のキャラがいい。
が「ナイス!」と言っています。
かおりん
ネタバレ過去に海外に住んでいたとき、番犬を飼っていた。ローデシアン・リッジバックかな?ガラス片や有刺鉄線の塀で囲まれたスクールや塀のある家。自由でいられるのは塀の中だけ。成長した虎は仲間も排除したり友達の家の犬を噛み殺してしまう。帰国してからもあの国に残してきた虎の事が傷になっている。まどかも大人になり虎以上に信じられる存在がいない。彼氏でさえも…。過去を話せても本音を言えないまどかに明るい未来は来るのだろうか。罪はきっと消えないけど、ずっと抱えていくべきもの。なんだか切ない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/11/19(3340日経過)
記録初日
2015/11/19(3340日経過)
読んだ本
2517冊(1日平均0.75冊)
読んだページ
648475ページ(1日平均194ページ)
感想・レビュー
2517件(投稿率100.0%)
本棚
10棚
性別
現住所
兵庫県
自己紹介

子どもの時から図書館に連れて行ってもらい、近くに街の本屋さんもあって本好きは昔から。好きな作家さんはその時々で変わるけれど、気に入ったら作家読みします。週一で図書館通い、軽いエッセイから勉強系、教育系、政治、旅、被服・暮らし、現代小説など何でも読みます。斜め読みも多く、忘れがちなので読書記録に役立ってます。平日夜は疲れてて読書中にうとうと(。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚) ハッ! もっと時間がほしい!

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