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2024年5月の読書メーターまとめ

遥かなる想い
読んだ本
10
読んだページ
3251ページ
感想・レビュー
10
ナイス
1346ナイス

2024年5月に読んだ本
10

2024年5月のお気に入られ登録
3

  • Toraji
  • だっぱら
  • Yasuhiro

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

遥かなる想い
『汝、星の如く』の続編である。 三編から成る作品だが、どの作品にも 繋がる愛のようなものを感じる。 櫂と暁海を支えた 教師・編集者・そして その後の暁海の人生が語られていく。 通り過ぎた櫂との日々を慈しむような、潔い語らいが好ましい。 櫂を愛した者たちの今を生きる心情を丹念に描いた三編だった。
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

遥かなる想い

2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3765ページ ナイス数:1680ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/63187/summary/monthly/2024/4

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2024年5月の感想・レビュー一覧
10

遥かなる想い
1989年に発生した4人の少年による女子高校生 コンクリート詰め殺人事件を追った作品である。4人の少年の生い立ちと 家庭環境が 丁寧に描かれるが、衝動的な殺人に至った 原因はよくわからない。 加害者の親たちの戸惑いと嘆きが切実に伝わる…そんなノンフィクションだった。
瑪瑙(サードニックス)
2024/05/31 11:54

あの事件は本当に衝撃的でした。女子高校生が可哀想すぎて辛かったです。加害者たちは今どうしているのか?とても気になります。

いつでも母さん
2024/05/31 16:39

あれは衝撃的な事件でした😱

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遥かなる想い
昭和の裏方たちの人物ノンフィクション短編集である。この本の主人公たちは どこか 演歌っぽくて 垢抜けないが、昭和の雰囲気満載で 懐かしく 共感を覚える。 特に 代打男 川藤幸三の話は 川藤選手らしく、良質である。
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遥かなる想い
『汝、星の如く』の続編である。 三編から成る作品だが、どの作品にも 繋がる愛のようなものを感じる。 櫂と暁海を支えた 教師・編集者・そして その後の暁海の人生が語られていく。 通り過ぎた櫂との日々を慈しむような、潔い語らいが好ましい。 櫂を愛した者たちの今を生きる心情を丹念に描いた三編だった。
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遥かなる想い
大阪を舞台にしたミステリー短編集である。 表題作は 計算症に苦しむ男の周辺で 発生した事件を描く。 著者お得意の大阪弁の会話により、 捜査状況が語られるが、 全編に流れる孤独な男の雰囲気が巧みで 上手い。 短編ゆえに 事件解決が簡単にも思えるが、 読みやすい大阪の雰囲気満載の短編集だった。
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遥かなる想い
第170回(2024年)直木賞。 明治後期 山中で ひとり狩猟をして生きる男 熊爪の物語である。 人里を嫌い、ひたすら 熊を追い続ける熊爪の執念が凄まじい。 人と熊との業のようなものを漂わせながら、 陽子との日々が熊爪らしい…ひどく 懐かしい思いがする 明治の狩人の物語だった。
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遥かなる想い
昭和55年川崎市で起きた事件を扱った作品である。幸せな一家の次男坊はなぜ狂気に走ったのか?改めて読んでも 真実の程はわからないが、マスコミを中心にした当時の大騒ぎぶりが蘇る。次男の人生を丹念に追いながら、 事件の闇を描いている…そんな作品だった。
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遥かなる想い
ネパール人と国際結婚をした男の物語である。 ネパールから農家に嫁に来た淑子の 圧倒的な不可解さが面白い。 夫 輝和の周りで続発する不幸と 淑子が 引き起こしたものなのか? 農業と国際結婚、そして怪しげな新興宗教… 転落していく様は著者ワールド全開だったが …最後の最後まで 淑子の内面が不可解で 神秘的な物語だった。
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遥かなる想い
髪結い伊三次の捕物帖である。 江戸の深川の人々の交流を丹念に描く。 直木賞の選評でこの作品には暗い艶がある、と書かれていたが、確かに 男女の不可思議さ・哀しみが全編に漂う。 昔ながらの心温まる江戸の捕物帖だった。
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遥かなる想い
自分の肉体に人面瘡ができた女性の物語である。人面瘡である古賀さんとの共同生活で 何を描こうとしたのだろうか? ひどく奔放で 軽い筆致で フランチェス子の 不思議な日々を描く…エロス満載だが、 なぜか投げやりなフランチェス子の潔さが 心地よい。まるで大人のお伽話を読むような、 男と女の風変わりな物語だった。
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遥かなる想い
ゾルゲ事件を扱った作品である。 日米開戦前夜の近衛文麿と東條秀樹の 確執が蘇り、興味深い。 ゾルゲ事件は 本当に 東條が仕掛けた謀略だったのか?伊藤律とゾルゲ事件は 無関係なのか? 真偽の程は不明だが、この本の主張は 陸軍開戦派にゾルゲ事件は利用されたという主張になる。不可解なのは なぜ この程度の情報漏洩で 死刑になったのか? そこには 検察の裏の意図があった…という 著者の主張が新鮮である。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/05/20(5310日経過)
記録初日
2004/01/01(7641日経過)
読んだ本
2703冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
982079ページ(1日平均128ページ)
感想・レビュー
2703件(投稿率100.0%)
本棚
11棚
自己紹介

映画・ドラマなどの感想は こちら↓です。

https://filmarks.com/users/icc25896

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