娘が「推しが炎上したら読むわ」と買ってきた本をお先に読ませてもらった。主人公のように推しに生きる人が、文章からリアルに想像でき、とにかく表現がすごかった。読んでてしんどくなるほどうまい。 娘がもし主人公のあかりだったら私は理解してやれるだろうか、、、ちょっと自信がない。 芥川賞か、なぜか村田沙耶香さんのコンビニ人間を思い出した。

ソニーの平井さんに続き、元社長の本を読む。今回はサイゼリア元社長の堀さん、元味の素の社員だった方。私にとってのサイゼリアは安かろうまずかろうという完全な思い込みがあったが、とても良い意味で裏切られた。読んでよかった失礼しましたという感じ。製造業で働く自分にはサイゼリアの創業者や堀さんの価格の考え方や競合の考え方が斬新でびっくりだったけど、お客様に真摯に向き合っていることが伝わり、消費者としてはうれしい。とりあえずワインとサラダとミラノ風ドリアを食べに行こう。

日経新聞連載の「私の履歴書」、平井一夫さんの一カ月を毎日読んでいた。私にとってソニーは日本を代表する企業。ソニーにはさすがの存在であり続けてほしかった。それ故に赤字から事業再生させた平井さんの考え方や行動、信念を少しでも自分の行動のヒントにしたいと思って読んだ。私はただのいち社員だが、同僚との信頼関係作りや異見を尊重しあうこと、いいものを作るんだという熱い想いなどなど、やはりできることはありそうだ。上司にも一読をおすすめしたい

約10年ぶりに読んだ。10年前はおそらく話題の本として読んでいて、ふーんで終わっていたと思う。仕事で組織風土の変革について考える今、改めて読むとわかりあえないことがスタート地点であること、対話から得られることや対話でやることがとても理解できた。特に第7章がよかった。学校でのコミュニケーション教育、すごく意義がある。我が子の学校にもオリザ先生来てくれないかな、、いや我が子もだが自分自身が学びたくなる

娘が「推しが炎上したら読むわ」と買ってきた本をお先に読ませてもらった。主人公のように推しに生きる人が、文章からリアルに想像でき、とにかく表現がすごかった。読んでてしんどくなるほどうまい。 娘がもし主人公のあかりだったら私は理解してやれるだろうか、、、ちょっと自信がない。 芥川賞か、なぜか村田沙耶香さんのコンビニ人間を思い出した。

新聞で見つけたんだったか、きっかけは忘れたが心理学の本を読んでみた。これまで立証されてきたが胡散くさい神話のような話が取り上げられている。その中にはサブリミナル効果と呼ばれるものや、オオカミに育てられた少女の話、言葉や数がわかる馬の話など。筆者はそれらの心理実験に対してズバズバとメスを入れている。私が知っているのはサブリミナル効果ぐらいだったが、根も歯もないことらしい。それでもずっと私の記憶に残るのは今も昔もマスメディアの影響が大きいようだ。胡散くささを払拭するには論理的にものを考える力が大事ってことだ

休日の過ごし方、考え方がアップデートできる本だった。最近十何年ぶりかに再開した登山や月に5冊と決めた読書（→忙しいを言い訳にできてなかった）は、筆者の言う「土曜日はチャレンジデー、日曜日はリフレッシュデー」という考え方にハマってるなぁといううれしい気づきだった。「休日をより楽しむための平日」という考え方も、かつては逆になっていたなぁ。。せめて休日の過ごし方だけでも世界の一流に近づこう、自己効力感を大切にしようと思えました。色んな人に薦めたい本です。