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2024年7月の読書メーターまとめ

しんたろー
読んだ本
8
読んだページ
2728ページ
感想・レビュー
8
ナイス
1263ナイス

2024年7月に読んだ本
8

2024年7月のお気に入られ登録
3

  • だいごろう艶麗
  • さゆ
  • 青乃108号

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しんたろー
下巻はいよいよレース開始!各区に素敵なドラマを配置していてワクワク感が止まらない。中継する側の裏側やドラマも描いているので重層的に楽しめた。中心人物・隼斗を始め、監督・甲斐やチームメイトに見せ場を与え、敵役さえも巧く使うのは流石の池井戸さんだと思った。中でも私が助演賞を贈りたいのはアナウンサー・辛島…俳優なら誰もが演じたくなる役どころで、彼の実況シーンで何度も胸が熱くなった。「御都合が多い」との批判もあるだろうが、小説ならではの爽快さと感動をくれる「王道スポーツもの」で、駅伝に興味がなくても読むべき作品。
菜穂子
2024/08/05 19:20

こんなにも楽しませてくれ、もうそれで十分ですよ!しんたろーさんならどう読んだかなぁって時々頭をよぎるのでした😆

しんたろー
2024/08/05 19:31

菜穂子さんの頭をよぎれるなんて光栄です!!👍😉池井戸さんらしい人間ドラマ満載でワクワク&感動でしたね?! 菜穂子さんのレビューにあるように甲斐の素敵な言動にも魅了され、確かに一気読みでした👍😉

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

しんたろー

6月も沢山のナイス&コメント有難うございます🙇苦手な暑さに早くもウォーキング&読書がペースダウン😥7月は盛り返したいです💪先月は当たりの良作ばかりで、中でも『鼓動』『山ぎは少し明かりて』『存在のすべてを』がオススメです👍今月も御一緒に楽しめますように🍀【2024年6月の読書メーター】本の数:6冊 ページ数:2648ページ ナイス数:1578ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/655439/summary/monthly/2024/6

6月も沢山のナイス&コメント有難うございます🙇苦手な暑さに早くもウォーキング&読書がペースダウン😥7月は盛り返したいです💪先月は当たりの良作ばかりで、中でも『鼓動』『山ぎは少し明かりて』『存在のすべてを』がオススメです👍今月も御一緒に楽しめますように🍀【2024年6月の読書メーター】本の数:6冊 ページ数:2648ページ ナイス数:1578ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/655439/summary/monthly/2024/6
いこ
2024/07/05 00:13

しんたろーさん、いつもナイスやコメントありがとうございます<(_ _)> しんたろーさんの読まれる本は、いつもみんな良さそう。「存在のすべてを」が読んでみたいです。でも、多分今からだと図書館は何百人待ちですよね。いつも出遅れてばっかりのわたしです。今月もどうぞよろしくお願いいたします。

しんたろー
2024/07/06 00:35

いこさん、こちらこそ、いつもコメントありがとうございます🙇皆さんのレビューのお蔭でハズレ本の確率がグッと下がって、好みの作家さんが増えたのが大きいです👍やはり、この場は貴重です✨今月も宜しくお願いします!!

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2024年7月の感想・レビュー一覧
8

しんたろー
下巻はいよいよレース開始!各区に素敵なドラマを配置していてワクワク感が止まらない。中継する側の裏側やドラマも描いているので重層的に楽しめた。中心人物・隼斗を始め、監督・甲斐やチームメイトに見せ場を与え、敵役さえも巧く使うのは流石の池井戸さんだと思った。中でも私が助演賞を贈りたいのはアナウンサー・辛島…俳優なら誰もが演じたくなる役どころで、彼の実況シーンで何度も胸が熱くなった。「御都合が多い」との批判もあるだろうが、小説ならではの爽快さと感動をくれる「王道スポーツもの」で、駅伝に興味がなくても読むべき作品。
菜穂子
2024/08/05 19:20

こんなにも楽しませてくれ、もうそれで十分ですよ!しんたろーさんならどう読んだかなぁって時々頭をよぎるのでした😆

しんたろー
2024/08/05 19:31

菜穂子さんの頭をよぎれるなんて光栄です!!👍😉池井戸さんらしい人間ドラマ満載でワクワク&感動でしたね?! 菜穂子さんのレビューにあるように甲斐の素敵な言動にも魅了され、確かに一気読みでした👍😉

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しんたろー
「池井戸さんが駅伝?」と意表を突かれ興味津々で購入… 学生連合チーム・隼斗の視点で描く選手側の物語と、テレビ中継をする大日テレビ・徳重の視点で描く放送側の物語が、程良いバランスで絡みながら展開する好みの群像劇。しかし登場人物が多いので、馴染むまで何度も人物表を見直した(苦笑)。主要人物たちが頭に入った中盤以降は、所々にある胸アツなシーンに頷きつつ、著者らしいドラマ性高い展開にワクワクする。選手側のみならず放送側の裏側や『箱根駅伝』独特の世界観も味わえた。スタートへの盛り上げも巧く、期待の下巻へGO!
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しんたろー
敗戦で日本が東西に分断されていたら?という設定の物語は、普通の青年・一条、一条の親友の自衛官・辺見、二人の視点で描かれるサスペンス。現実の日本でも同様である経済格差や人間の本質である闘争本能に言及して、社会派ではあるが「if」の面白さも加味して楽しませてくれた。一条の仲間・聖子、辺見の相棒・香坂、二人の女性のキャラが立っているのに対して、肝心の主役二人が魅力に乏しく感じたのが残念…二人の友情を描くシーンが少ないからだろう。著者らしく飽きさせずに読ませてはくれたが、風呂敷を広げた割には....?という印象。
ユザキ部長
2024/12/30 17:43

そうですね。風呂敷。同じ事思った。

しんたろー
2024/12/30 23:16

ユザキ部長、ですよね~😅

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しんたろー
信頼する読友さん絶賛なので久々の東山さん…5編の短編と表題作の中編が収められた作品集は、様々なジャンルを描き分ける幅広さと、読み易いのに文学感じる表現を兼ね備えた文章力を味わえた。特に女性が主役の2編は既読の作品には感じなかった男性作家とは思えない雰囲気に「巧いなぁ」と素直に思った。短編5作は甲乙つけがたい良作揃いだが、ゾッとする余韻が残る『モップと洗剤』は印象的だった。表題作は切ない中にも微かな希望がバランス良く、ファンタジックな要素やユーモアもまぶされていて「中編の見本!」と言える見事な作品だと思う。
mariri
2024/07/17 11:46

こんなに早く読んでくれたのね🥹✨表題作がめちゃくちゃユニークで文学で最高に好きなんです🥰感動する良い話はもちろん書けるけどそこで勝負しないというか。筆力と物語が最上級に噛み合ってると思うんですよね!だから東山先生は作家だなって思う。なんとなく伝わりますか言いたいこと🤪🤣?

しんたろー
2024/07/17 21:58

maririさん、良い作品をオススメしてくれて有難うです🙇なんとなくですが判る気がしてます😅感動を優先しない姿勢が、奥行ある作品を紡いでいるのかも知れませんね🤔

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しんたろー
久々の赤松さんは「人情酒場の闇堕ちミステリー」という帯に惹かれて....う~ん、正直言って、赤松さんに求めているのはこの手の作品ではない。主人公・和歌子の一人称で語られるストーリーは読み易いが、和歌子自身が大して描かれていないので感情移入できない。境界知能やパパ活など今日的な話題も盛り込んでいるが、あまり響かない。毒をウリにして数々の快作&怪作を産んだ著者なら、終盤サラッと済ませている事件の経過を禍々しく描けたと思うのだが....。人情ものとしてもミステリとしても中途半端に終わってしまった感が強くて残念!
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しんたろー
実際にあった医大入試の女子受験生一律減点事件をモチーフに新聞記者・檜葉菊乃と医大理事・神林晴海、二人の視点で描く社会派作品。性差別や様々なハラスメントに対する考察が主役二人によって語られるが、男性作家とは思えないほど女性の心情を汲み取った意見で、今まで気が付かなかった点も多くて色々と考えさせられた(女性がどう思うか知りたい)。事件の背景を知らなかったので、医療現場の実態を知れたし、菊乃と晴海の「対決」がサスペンス感をもたらしていてグイグイ読ませるのも著者の真骨頂。菊乃チームの結束も物語に厚みを加えていた。
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
久しぶりの染井さんはタイトル通り『芸能界』を舞台にした7つの短編集。自分が30年以上いた業界なので「変なところはないか?」と粗探しをするような嫌らしい視点を持ちつつ読んだが、間違った描写や引っかかるような表現は殆どなく「よく調べて書いているなぁ!」と感心した。どの話も似たような例を見聞きしたし、単なるフィクションには感じなかった。そして、この業界独特でありながら、どんな世界でも通じるような心情が描かれているのが良かった。「娘が命」の馬鹿父親なので『娘は女優』に一番感情移入したが、他6編も充分に楽しめた👍
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
得意ではない翻訳ものだが、読友さん絶賛なので挑戦した…世界的パンデミックで人類滅亡の危機になった近未来が舞台の連作短編SFで、ある話の主役が他の話で脇役で登場したり、関わったりする構成。なので、行きつ戻りつしながら読んで時間がかかったが、その効果による面白さも味わえた。海外もの独特の文学的言い回しは好みではなかったが、心情を丁寧に書き込んであるのは好印象。重い話が多くて楽しい雰囲気ではないが、強く心に残る作品もあり『笑いの街』『豚息子』は特に沁みた。著者は日系アメリカ人らしいが、的確に日本を捉えていて👍
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/02/16(3291日経過)
記録初日
2016/01/07(3331日経過)
読んだ本
1338冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
465066ページ(1日平均139ページ)
感想・レビュー
1338件(投稿率100.0%)
本棚
49棚
性別
血液型
A型
職業
その他
現住所
東京都
自己紹介

感覚派で何となく気になった本を乱読するタイプですが、好きになった作家は追いかける傾向もあります。2024年現在、(エッセイを除いて)森沢明夫さん、横山秀夫さん、恒川光太郎さん、今村翔吾さん、伊兼源太郎さん、彩瀬まるさん、芦沢央さん、月村了衛さん、町田その子さん、下村敦史さん、澤村伊智さん、葉真中顕さんは制覇中)ミステリ、サスペンス、ホラー、ファンタジーなどのエンタメを好んで読みますが、心情が伝わってくる人間ドラマが描かれていれば更に嬉しいです。ドラマ制作の仕事を長年していましたが、定年後は全く違う業種を選んでタクシードライバーになりました。火、木、土の15時から翌朝10時まで都内を走り回っています🚖

【ナイスについて】
同じ本を読んだ同志への敬意として、ポチッしています。お気に入りさんに関しては、未読の本でも参考にさせて頂く御礼を込めてポチッしています。ただし、ネガティブな感想に終始しているもの、点数だけ or 星印だけで感想がないもの、あらすじだけのものは、良し悪しを判断できないのでポチッしていません。ナイスを頂いた際は、見逃さない限り御礼ナイスを返すようにしています。つぶやきに関しても、同様の基準でポチッしています。自分ルールでお気に召さない方もいらっしゃるでしょうが、ご了承くださいますようお願いいたしますm(_ _)m

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